北見サイクルで、フェアレディーZ(S30Z)通称「悪魔のZ」に乗り、再び、湾岸線に向かった。
芝浦ICから入り、湾岸線へ向かって走行した。
「すごい。この車、まるで感情を持っているようだ。アクセルやエンジン音から自分の場所に早く向かってくれと言わんばかりに加速していく、」
無意識のうちに、アクセルから足が離れなり、加速を増していった。
キンジは、FC3Sに乗り、湾岸線を走行していた。
「アリアからは、何とか逃げれたけど、どうしよう…」
キンジは、アリアが寮室に来るのを読み、空き部屋の札を掛け、誰も見つからないように、車に乗り、逃げたところであった。
その一方、男子寮のキンジの部屋の前では、
「おかしいな、バカキンジの部屋、此処のはずなのに…」
キンジの隣の部屋から剛気が出てきたのである。
「あれ、どうしんだ?」
「キンジって、此処の部屋だよね。」
「ああ、キンジのばあちゃんが倒れたから、実家から通うようになって、部屋を出たよ」
「な…なんだってー」
アリアは、キンジの部屋を後にした。
「(作戦成功、今度バトル、してもらうからなキンジ)」
キンジは、SAで休憩をしていた。
「メールか、」
携帯にメールが来ていた。
「作戦成功、今度、バトルしろよ」っか、わかったよ
携帯電話をしまうと、近くに、ミッドナイトブルーの車が止まっていた。
「よう、キンジ、どうしたんだ?」
「なんだ、涼かよ。どうしたんだこの車?」
「親父の知り合いから借りたんだフェアレディZのS30Zだ。相変わらず、FCの手を入れていないな」
「しょうがないだろ、金ないんだから」
「そりゃそうか…」
「うっ(なんだ、この高揚感、俺のHSSが、発動しかかっている)」
「どうしたんだ。」
「いや、なんでもない。(この感覚、この前も)」
「キンジ、こいつに乗ってみるか」
「乗ってみるよ」
キンジは、S30Zに、涼はFCに乗り湾岸線に向けて出発した。
キンジは、加速車線から本線車道に入ったとき、ヒステリアモードが発動した。
「さあ、行こうか」
「悪魔のZ」の動きが変わった。
「何だ。瞬間移動したような動きは、まさか、キンジ、あれを発動したのか?」
涼は、「悪魔のZ」を追うのに、必死であった。
「すごい、これは、最高だ。」
キンジは、走りに魅了されていった。
その後、走り屋・武偵校の生徒・先生舘にも目撃され、「悪魔のZ」の復活の情報は、瞬く間に広まっていった。
そして、新たなる超高速バトルの幕が上がろうとしていた。