ハチマンくんとアスナさん   作:大和昭

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2018/06/15 句読点や細かい部分を修正


第273話 東西で宴は続く

 詩乃が、『はちまんくんをてにいれたぞ!』と雄たけびを上げていた頃、

駒央は、眠りの森へと招かれていた。

実は清盛と知盛も一緒だった為、駒央はかなり緊張していたのだが、

清盛は、駒央が八幡のかつての仲間だったという事を知り、

駒央の事を気に入っていた為、とても好意的に、駒央に接していた。

知盛は、その後の理事長選挙で、満場一致で新理事長に選出され、仕事に追われていたので、

今日は久々にのんびり出来ると、喜んでいた。

 

「楓、ほら、お爺ちゃんからプレゼントじゃぞ」

「わぁ、お爺ちゃん、ありがとう!」

 

 楓は嬉しそうに、巨大なクマのぬいぐるみを受け取った。

そして駒央は、経子から渡された、事前に送られていた八幡からのプレゼントと、

自分からのプレゼントを、楓に手渡した。

 

「はい、楓ちゃん、この帽子は八幡お兄ちゃんから、この手袋は、僕からだよ。

楓ちゃんが元気になって、お外で遊べるようになった時、寒くないように使ってね」

「ありがとう、駒お兄ちゃん!楓、早くこれを着けて、お外で遊べるように、

いっぱいいっぱい頑張るね!」

「うん、そうなったら、僕とも一緒に遊んでね」

「うん!八幡お兄ちゃんも一緒なら良かったんだけどなぁ、八幡お兄ちゃん、元気かなあ?」

「大丈夫、八幡お兄ちゃんは、とっても元気だよ」

「そっか、また会えるといいな!」

「うん、またきっと会えるよ、楓ちゃん」

 

 駒央が、楓と目線の高さを合わせて話をしているのを見て、

清盛は、益々駒央の事を気に入った。要するに、楓の婿候補の一人にロックオンしたのだ。

そして家庭的ではあるが、幸せいっぱいなクリスマス会が終わった後、

駒央は、八幡から送られたトナカイの帽子を被り、アイとユウの部屋へと向かった。

 

「えっと……ごめん下さい」

「あら、あなたは確か……」

 

 アイは、一瞬警戒するような表情を見せたが、相手が駒央だと分かり、警戒を解いた。

アイは以前、駒央がここに来た時の事を覚えており、

駒央の事を、頭の中の、警戒しないでいい人リストに記載していたのだった。

 

「ユウ、この人は大丈夫よ」

「あ、そうなんだ?」

「ええ、この人は、八幡みたいなタイプの人だからね」

「そっか、それなら大丈夫だね!」

 

 駒央は、そのアイの言葉に、さすがは八幡さんだと、嬉しさを覚えた。

そして駒央は、二人に言った。

 

「僕は国友駒央だよ、今日は、その八幡さんの使いで来たんだ、

よろしくね、えっと、アイさん、ユウさん」

「あら、私達の事を知ってるのね、八幡の使い?そう、宜しくね、駒央さん、

私は八幡の愛人候補の一人、紺野藍子よ」

「ア、アイ?えっと、えっと……」

 

 ユウは驚き、アイの事を二度見すると、負けじと駒央に言った。

 

「ボクも八幡の愛人候補の一人、紺野木綿季だよ、宜しく!」

「あ……そ、そう……あはは……」

 

 その二人の言葉を聞いた駒央は、やっぱりさすがです、八幡さんと、

改めて八幡の、別の意味での凄さを実感した。

 

「で、今日は何の用事なのかしら、そのトナカイの帽子は何?」

「あ、うん、今日はね、八幡さんに頼まれて、

二人に八幡さんからのプレゼントを持ってきたんだ。

僕がトナカイの帽子を被ってきたのは、八幡さんがサンタで、僕はそのお使いだからかな」

「そういう事ね」

「わ、八幡から?やった!」

 

 二人は今日、園内の、他の患者達と一緒にクリスマスを祝ったのだが、

その時は何も聞かなかった為、経子がこのサプライズのために黙っていたのだなと、

改めて気が付いた。そして二人が見守る中、駒央は、タブレット型の端末を取り出し、

それを起動させると、二人に手渡した。

 

「はい、これ、二人にだって」

「……これは何?」

「何だろ?」

 

 そこには、家のようなものが表示されていた。

 

「二人がいずれ住む事になる、VRの家だってさ」

「あっ」

「そっか、これって……」

「さあ、画面をタップすれば、そっちに移動出来るから、好きな方向に行ってみて」

 

 そして二人は興味深そうに、画面をタップし、あちこちを探索した。

時々表示される、『!』マークをタップすると、その設備の説明が表示されるようだ。

二人は、そこに自分達が住んでいる光景を想像し、胸を躍らせた。

 

「で、僕からは、それを立体にした模型をプレゼントするよ」

 

 そう言って駒央が差し出したのは、まさにその画面に映っているのとそっくりな、

素敵な家の模型だった。

 

「これ、こことここで、分かれるようになってるからね」

 

 その模型は、一階と二階の間取りが上から見れるように、分解出来るようになっていた。

さすがは国友家の息子という事であろう。

 

「ありがとう、駒央さん」

「こんな凄い模型、ボク初めて見たよ!ありがとう!」

「どういたしまして、それじゃ最後に、八幡さんからのメッセージを再生するね」

 

 次の瞬間に、端末から、八幡の声が流れてきた。

 

「アイ、ユウ、元気か?こっちの受け入れ準備は、順調に進んでいる。

早くこっちで会えるといいな。後、その端末の左下に、保存って場所があるだろ?

出来るだけ二人の希望に添えるように、その端末は、色々いじれるようになってるから、

二人で話し合って、よりいい家になるように、色々変えてくれ。

そして保存を押せば、その結果はこちらに送られ、すぐに実際の家に反映される。

二人で楽しみながら、色々やってみてくれ。

それじゃあ再会の時を楽しみにしている。メリークリスマス」

 

 そして駒央は、眠りの森を後にし、アイとユウは、消灯時間まで、

飽きもせず、その端末を、とても楽しそうに、二人でいじっていた。

 

 

 

「それではこれより、ヴァルハラ・リゾートの、クリスマスパーティーを開催する」

 

 次の日の夜、ヴァルハラ・ガーデンでは、クリスマスパーティーが行われていた。

このパーティーは、忘年会も兼ねてという事になっていた。

薔薇は、ALO内にはキャラを作っていなかった為、今日この場にはいない。

代わりにゲストとして、即席で作った静のキャラである、サイレントが参加していた。

他にもユージーンと、サクヤとアリシャと、フカ次郎が招かれていた。

ちなみにここにいない唯一のギルドのメンバーの、クリスハイトは、

先日の京都への旅行のせいで、缶詰状態になっている為、不参加だった。自業自得である。

南はいてもおかしくはなかったが、どうやら薔薇が一人なのを知ったらしく、

二人でどこかへ一緒に行っているようで、この場にはいない。

ゴドフリーこと相模自由は、年末は職務が忙しく、今は、相模不自由になっていた。

いずれ機会があったら、顔見知りのキリトと会わせようと、ハチマンは考えていた。

 

「これがハチマンの、そして、クラインの仲間達という訳だな」

 

 慣れない呼び方に戸惑いながらも、サイレントは、

事前にクラインに言われた通り、プレイヤーネームでの呼び捨てに、何とか対応していた。

 

「まさか先生と、ゲームの中でこうして会話する事になろうとは、

思ってもいませんでしたけどね」

「ああ、そしてこちらが、君とアスナ君の娘という……」

「ユイです、初めまして、先生!」

「ああ、宜しくな、ユイ君。くっ、かわいい……このまま家に連れて帰りたい……」

「やめて下さいよ先生、うちの娘を誘拐しないで下さい」

「も、もちろんだとも。しかし……くっ……我慢だ我慢」

 

 サイレントは、ユイの頭を撫でながら、何とか葛藤を克服し、話題を変え、こう言った。

 

「しかし何というか、体が軽い気がするな。随分と若返ったような、そんな気がする」

「そりゃあ、先生ももう、三……おっと」

 

 その瞬間に、恐るべきスピードで放たれたサイレントの拳を、

しかしハチマンは、あっさりと受け止めた。

 

「くっ……まさか受け止められるとは……」

「まあここは、俺のホームみたいなものですからね、

さすがにこっちじゃ、攻撃はくらいません」

「パパ、さすがです!」

 

 そしてサイレントは、悔しさを滲ませながらも、感心したように、ハチマンに言った。

 

「くっ、君は本当に強くなったな」

「初めて先生のパンチを止められましたね」

「まったく、君の成長には驚かされるよ。私もこっちで鍛え直したいくらいだが、

仕事の方が忙しくてな……ほら私、結婚秒読みで、仕事もデキる女だから!」

「あ……はい、そうですね、本当に残念です」

 

 その残念ですを、当然サイレントは、一緒に遊べなくて残念ですととらえたのだが、

ハチマンはその言葉に、別の意味を込めていた。そしてそんな二人を見つめる者がいた。

 

「なぁユキノ、あの二人、昔からいつもああだったのか?」

「そうね、いつもはハチマン君が、あの鉄拳制裁をくらって、悶絶していたのだけれど、

今日初めて、あのパンチを止める事に成功みたいね、クラインさん」

「俺、あのパンチを止められる自信がねーわ……」

「ふふっ、まあ、先生を怒らせないように、気を付ける事ね」

 

 他にもあちこちで、様々な会話が繰り広げられていた。

 

「ねぇリーファちゃん、妹的なキャラって、やっぱり色々恋愛には不利なのかな……」

「私も最近、たまにそう思う時があるんだよね……ねぇイロハ、実際どうなの?」

「先輩には、確かに妹属性は有効かも。でもそれは、恋愛感情には結びつかないっていうか、

まあ私がそれで、玉砕してるからなんだけど、世間一般だと、ん~、やっぱり不利かもね」

「あ、やっぱりそうなんですね……」

「シリカ、こうなったら私達も、大人の女を目指すしかないね!」

 

「ねぇメビウス、いつこっちに帰ってくるの?」

「もうすぐそっちに戻る予定ですよ、ソレイユ先輩」

「あ、そうなの?それじゃそのまま、うちに就職する?」

「う~ん、でも、私が専攻してる薬学関係って、あそこの業務と関係無くないですか?」

「それがそうでも無いのよねぇ、アルゴちゃん、説明宜しく」

「あいよ、ボス。それじゃオレっちから説明するゾ」

 

「キリト、今度はいつ勝負する?」

「お前は会うと、いつもそればっかりだな、ユージーン」

「サラマンダーストライクという、必殺技を考えついたのでな、一度試したい」

「実験台かよ!まあいいぜ、いつにする?」

 

「サクヤちゃん、私達、もうすっかりヴァルハラの一員みたいになってるね」

「そうだなアリシャ、まあここの連中は楽しいから、それもまた良しだ」

「いっそ、後任に領主の座を譲っちゃう?」

「そうだな、まあ、いずれな」

 

「エギルさん、僕に是非、恋の成就のさせ方を教えて下さい……」

「おい、何で俺に聞くんだよ、レコン……」

「だってエギルさん、妻帯者じゃないですか」

「確かにそうだがな、う~ん、ハチマンみたいになれば、どんな恋も楽勝なんじゃないか?」

「それはハードルが高すぎです!」

 

「ユイユイ、あーし思ったんだけど、今年のお正月、たまには昔の三人で集まってみるし」

「あ、そうだね、たまには三人で集まろっか!」

「そういえば姫菜のあの病気、昔より悪化してるけど、ユイユイは平気?」

「うん、あたしもそういうの、かなり分かるようになったから大丈夫。

まあ分かるだけで、その道に足を踏み込む気は無いけどね」

 

「アスナさん、私、こんな所にいて、場違いじゃないですかね?」

「フカちゃん、大丈夫だよ、ハチマン君に呼ばれたんでしょ?

だったら、もっと自信を持っていいと思うな」

「確かにハチマンさんに声を掛けられた時は、天にも昇る心地で、

そのせいでアミュスフィアのセーフティが働いて、落とされましたけど……」

「あはははは、フカちゃん、最近どんどん強くなってるじゃない、

だから今は気にせず、後の加入に備えて、この雰囲気を楽しめばいいんじゃないかな」

 

「リズ、ちょっと頼みがあるのだが、聞いてもらえるだろうか」

「ん、キズメル、どうしたの?私に何か用?」

「実は、私もそろそろ、自分に合った武器が欲しいと思ってな」

「あ、そういう事!それならこの私に任せなさい!」

 

 そして、皆が会話と料理とケーキを楽しんだ後、

このパーティーも滞りなく終わり、八幡の締めの言葉によって、

この年のギルドの活動は、少し早いが、一応終わりという事になったのだった。

 

 

 

 その日の夜は、詩乃達も、詩乃の家に集まり、クリスマスパーティーを行っていた。

要するにそれは、今日集まった、詩乃、映子、美衣、椎奈の誰にも、

特定の相手がいない事を意味するのだが、

今は四人で遊ぶのが楽しかった為、その話題については、一言も出る事は無かった。

その代わりに話題とされたのは、やはり八幡と詩乃の事であった。

 

「詩乃っち、王子とは、最近どうなの?」

「あ、うん、まあ、ぼちぼちかなぁ」

「何その煮え切らない言葉、何かいい事とか無かったの?」

「いい事……」

 

 詩乃はそう言われ、つい、はちまんくんの方を見てしまった。

それに目聡く気付いた椎奈が、枕の隣に何気なく置かれていた、はちまんくんに気が付いた。

 

「ねぇ詩乃、これってもしかして、王子?」

「あっ……う、ううん、この間たまたま見つけて、似てるなって思って、

何となく買ってみたの」

「おうおう、乙女してるねぇ。って、このスイッチは何?」

「あっ、駄目!」

 

 その詩乃の制止も間に合わず、椎奈は、はちまんくんのスイッチを入れた。

その瞬間に、はちまんくんが動き出し、ぴょこぴょこと歩き始めた。

 

「えっ?何これ?動くの?」

「うわ、凄い!でもこれ、高かったんじゃない?」

「うん、見るからに高そう」

「あ……えと……」

 

 言い淀む詩乃を見て、怪しいと思ったのか、三人は、詩乃に詰め寄った。

 

「何?何か秘密でもあるの?」

「うりうり、私達に白状してごらん?」

「もしかして、いつもこの人形の事を、王子の名前で呼んでたり?」

 

 幸い、その三人の言葉は、はちまんくんに対する呼びかけではなかった為、

自分が話し掛けられたのではないと判断したはちまんくんは、何も喋る事は無かった。

詩乃はほっとしつつも、三人に詰め寄られ、うっかりその名前を口にしてしまった。

 

「べ、別に私は、はちまんくんに話し掛けてなんか……あっ」

 

 その詩乃の言葉を聞き、三人は、ニヤリと笑った。

 

「今、はちまんくんって言った?」

「この子の名前ははちまんくんか、そっかぁ」

「はちまんくん、宜しくね!」

『おう、宜しくな』

 

 突然部屋に、八幡の声が響き渡り、場はシンと静まった。

三人が、驚いた顔ではちまんくんの方を見ると、

はちまんくんは、椎奈の方に、ふりふりと手を振っていた。

三人は、ぎぎぎぎぎと音を立てながら、ゆっくり詩乃の方に振り向いた。

詩乃は、冷や汗をだらだらとたらしながら、どう言い訳しようか必死に考えていた。

 

「そ、その……これはそう、腹話術、腹話術なの、上手だったでしょ?」

「詩乃っち、それは無いわぁ……」

「うん、その言い訳は、さすがにどうかと……」

「まあ、試してみればいいよね、はちまんくん、元気?」

『おう、まあ、元気と言えない事もないな』

「「「やっぱり」」」

「あ……う……」

 

 そして詩乃は、羞恥にもだえながらも、三人とはちまんくんとのやり取りを、

ただ聞いている事しか出来なかった。

 

「はちまんくん、私達の中で、誰が一番好き?」

『そんなの詩乃に決まってるだろ』

「はちまんくん、詩乃の事、どう思ってるの?」

『もちろん大切に決まってる』

「はちまんくん、もしかして、詩乃と一緒に寝てるの?」

『ああ、ここに来たのは昨日だが、昨日は確かに一緒に寝たぞ』

 

 その次々と繰り出される恥ずかしい質問と、その答えの数々を受け、

詩乃はぷるぷると、耐える事しか出来なかった。

そんな詩乃を見て、さすがにやりすぎたと思ったのか、三人は、詩乃に謝り始めた。

 

「ごめん詩乃っち、楽しすぎて、ちょっとやりすぎたかも……」

「ごめん詩乃、明日スイーツ奢るからさ、ごめんね?ね?」

「この事は、もちろん誰にも言わないから、ごめん!」

 

 詩乃はまだ、顔を真っ赤にして、ぷるぷると震えていたが、その詩乃の状態を、

状態異常だと判断したのか、はちまんくんが、とことこと、詩乃の方へと歩き出した。

詩乃は、そんなはちまんくんを見るのは初めてだったので、

少し驚きながら、はちまんくんの方を見た。

はちまんくんは、そんな詩乃の膝をぽんぽんと叩いた後、こう言った。

 

「俺は高校の時、同性の友達ってほとんどいなかったから、お前が羨ましいよ、詩乃。

いい友達を持ったな、友達は大切にしろよ」

 

 詩乃だけではなく、他の三人も、その言葉にぽかんとした。

 

「ちょ、ちょっとこの子、頭が良すぎじゃない?」

「噂に聞く、高性能AIって奴?しかも動くし……」

「詩乃、本当にこれ、どうしたの?」

「う、うん……実は昨日、内輪でクリスマスパーティーをやったんだけど、

その時に、ビンゴの景品だって言って、ソレイユの社長さんがくれた物みたい」

「社長自ら?まさかこれ、マジもんのハイテクの塊って奴?」

「本当にいくらするのよこれ」

「これを、もらったとか……あんたの周りは一体どうなってんのよ!」

「う、うん……私も今、改めてそう思った……」

 

 そして三人は、詩乃が困るような事を聞くのはやめ、

はちまんくんと、色々な会話を楽しみ始めた。詩乃もそれで調子を取り戻したのか、

一緒になって、はちまんくんに、色々な質問をした。

はちまんくんは、恐ろしく博学であり、四人の知らない事を、たくさん知っていた。

そして四人は、飽きる事無くはちまんくんと一緒に朝まで遊んでしまい、

次の日は、昼まで爆睡する事になってしまったのだった。

雑魚寝する四人の真ん中に、はちまんくんがいた事は、言うまでもない。

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