ハチマンくんとアスナさん   作:大和昭

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第487話 初めての合コン

「ヒッキタッニく~ん!」

「戸部、今日はありがとな」

「戸部君、久しぶりだね」

「明日奈さんもご機嫌うるわしゅう、お久しぶりぶりぃ!」

「戸部君は相変わらず元気だよね」

「それだけが俺の取り柄っしょ、それにしても今回は、いきなり連絡が来て何かと思ったら、

まさかの合コンの誘いでひっくり返ったっしょ」

「だよなぁ、やっぱり俺が合コンなんて、イメージが合わないよな……」

「あ~、二人とも、もしかして合コンは初めて?」

 

 戸部のその質問に、八幡と明日奈は頷いた。

 

「まあそれも当然かぁ、扱いとしてはまだ高校生だしねぇ」

「戸部は合コンとかよく誘われるよな?」

「そりゃまあねぇ、基本は盛り上げ役って感じかな」

「その調子で今日も頼むわ、まあ今日の相手はちょっと特殊だけどな」

「そうそうそれそれ、さすがの俺も、

自衛隊のお姉さん方と何を話していいかはちょっと分からないっしょ、

一応それっぽい事は色々調べてきたけどね」

 

 さすがの戸部も、今回ばかりは勝手が違うようで、自信無さそうにそう言った。

 

「まあ例えば銃の話題でも、知らないなら知らないなりに、

質問をして答えてもらったら褒めるとか、色々やりようはあるんじゃないか」

「他の二人もそっち系は詳しいから、戸部君も気楽にね」

「となると、俺だけジャンル違いって事になるのか、まあでも何とかなるっしょ!」

「だな、なるなる」

「うんうん、なるなる」

 

 二人は戸部に同意し、それによって自身の不安をも打ち消そうとした。

さすがの二人も、合コンは初めてな為、やはり不安があるようだ。

 

「それよりも俺としては、どんな人が来るのか興味津々なんだよね」

 

 その戸部の疑問に、八幡は自信を持ってこう答えた。

 

「一人は分からないが、残り二人は間違いなく美人だから安心してくれていい」

「八幡君は、その中でも黒川さん押しなんだよね」

 

 明日奈が先日の中継の事を思い出してそう言った。

 

「いや、あの人はかなりの毒舌家らしいからなんとも……

って明日奈、まだ拗ねてるのか?もうそろそろ勘弁してくれ……」

 

 八幡は、明日奈がほほを膨らませているのを見てそう言った。

 

「つ~~~ん」

 

 だが明日奈はあえて口に出してそう言い、不満を表明した。

その行動を見るに、どうやら本気で怒っている訳では無さそうだ。

 

「おい……」

「え、なになに?ヒキタニ君何かやらかしたん?」

「ちょっと他の女の子の胸やおしりを触ったり、胸に顔を埋めたりしただけだよね~?」

 

 明日奈のその言葉を聞き、戸部はニヤニヤしながら八幡に言った。

 

「うわお、ヒキタニ君ったらだいた~ん!」

「ち、違う、あれはあくまで不可抗力だ、俺はそんな事まったく望んだりはしていない」

「ふふっ、まあ私と南のお願いを何か聞いてくれるって約束してもらったし、

これ以上蒸し返すのはやめておいてあげようかな」

「お、おう……そうしてくれると助かるわ」

 

 そして二人の話が落ち着いたのを見計らって、戸部が八幡にこう尋ねてきた。

 

「で、ヒキタニ君が、さっき言ってた黒川さんにそういう事をしたって事?」

「ち、違う、さっき言ったのは、全部ゲームの中での事故であり、

俺にはやましい気持ちはまったく無い。黒川さんの件については、実は先日ゲームの中で、

今日の参加者の安岐さんか黒川さん、どちらかだと思われる人物と遭遇してな」

「ふむふむ」

「で、その時こう言われたんだよ、二人のうち、美人な方が私よってな」

「うっわ、それって間違えたら死ぬパターンじゃね?」

「お、おう……だよな……」

「で、結果はどうだったん?」

「まあ何とか当てて、命拾いしたわ……」

「おおう、それはまさに奇跡の生還っしょ!」

 

 そんな雑談をしているうちに、二人の青年が、八幡達に声を掛けてきた。

 

「八幡、明日奈さん、待たせて申し訳ない」

「ふう、間に合ったわ……」

「いや、二人はバイトだったんだろ?一応余裕を持って時間設定してあるから大丈夫だ」

 

 それはもちろん闇風こと山田風太と、薄塩たらここと長崎大善であった。

 

「いやぁ、それなら良かったよ」

「女性を待たせる訳にはいかないもんなぁ」

 

 そんな二人に八幡は、戸部の事を紹介した。

 

「こちらは戸部翔、俺の高校の同級生だ、こちらは山田風太と長崎大善、まあ戦友かな」

「おおっと、戦友来たあ!戸部翔です、今日はヨロシクぅ!」

「山田風太だ、宜しく!」

「長崎大善です、宜しくお願いします」

「さて、そろそろ黒川さん達も来ると思うんだが……」

「ちょ、ちょっと緊張するな……俺、筋肉には自信無いし……」

 

 そう呟く風太の肩を叩きながら、八幡は笑顔で言った。

 

「心配するなって、そんな部分を気にするのは多分一人だけだと思うしな」

「一人はするのか」

「あ~……ほら、お前らも見ただろ?

あのクリンって人、自分より強い人が好みらしいからな」

「あ、ああ~!」

「あの人か!」

「あの人なら、凄い筋肉とかしてそうだけど……」

「そこは正直俺もまだ見た事が無いから分からないけどな」

「怖い人じゃなければいいけどなぁ」

「何?そんなに強い人が来るん?」

 

 その二人のビビリっぷりに、八幡と明日奈は苦笑し、

戸部は話が分からないので、そう尋ねてきた。

 

「そうだな、多分喧嘩ならこの中で一番強いだろうな、

いや、見える範囲にいる人の中で一番強いかもしれん」

「うっはぁ、格好いいじゃない」

「まあ楽しく話せればいいな」

「八幡く~ん!」

「ごめんなさい、お待たせ!」

 

 その時八幡に、そう声が掛けられた。そこには黒川茉莉と、安岐ナツキがおり、

その後ろにもう一人いたのだが、その女性は小さすぎて、八幡からはよく見えなかった。

 

「いえいえ、まあ今来た訳じゃないですが、全然待ってないですから気にしないで下さい」

「ごめんね、出る直前に、視察に来ていた閣下に捕まっちゃって、色々聞かれてたのよ」

「ああ、あの人らしいですね……」

 

 そして八幡は、二人の後ろにいた女性に目を向けた。

 

「ええと、それでそちらがもしかして……」

「ああ、ええそうよ、クリンこと栗林志乃」

 

 その言葉を合図に、茉莉の後ろからひょこっと志乃が顔を出した。

志乃は八幡の顔を見て、にひっと笑うと、獲物を見つけた獣のような目で八幡の手を握り、

ぶんぶんと上下に振った。

 

「いやぁ、やっと会えたね、まさか私が負けるなんて思ってもいなかったよ、

うんうん、いいねいいね、今日はとことん殺りあおうね」

「やりあおうの意味が分からない上に、発音が微妙に気になりますが、

楽しもうの間違いって事でいいですかね?」

「ああ、うん、楽しんで殺りあえればそれに越した事は無いよね」

「あ、ええと……そうですね」

 

 八幡は色々と突っ込みたいのを我慢した。そしてお互いのメンバーの事を紹介し、

最後に明日奈が挨拶をすると、茉莉達三人は、目を輝かせて明日奈を取り囲んだ。

 

「うわぁ、自衛隊にはいないタイプ、いいなぁ、私もこういう子に生まれたかったなぁ」

「何を言ってるんですか、志乃さんは凄くかわいいじゃないですか」

「私も昔はこんな感じだったんだけどなぁ」

「私がもう少し年をとって、眼鏡をかけたらナツキさんみたいになるんじゃないですかね」

「羨ましいわ、私はどうしてもきつい女だって思われがちだから……」

「そんな事無いです、茉莉さんのその艶やかな黒髪、凄く素敵です!」

 

 さすがというか、明日奈は三人に囲まれながらもそつなく対応し、

それで三人は笑顔になり、場の雰囲気も和やかさをキープしていた。

 

「それじゃあ予約した店に案内しますね」

 

 六人は歓談しながら八幡と明日奈の後に続き、

店に到着すると、そのまま個室に案内された。

 

「とりあえず適当に座っちゃいますか、席替えはいつでも出来ますしね」

 

 八幡の言葉で、適当に男女別に座ると、

その直後にいくつかの軽めの料理が運ばれてきた。

 

「口が寂しくならない程度に、あらかじめいくつか料理を注文しておきました。

まあ全然足りないと思うので、残りは好きな物を頼んで下さい、

そういうのをわいわい選ぶのも、楽しいと思うんで」

 

 その直後にとりあえずといった感じでビールが運ばれ、一同はそのまま乾杯をした。

八幡は明日奈にビールが飲めるのか気にしており、

もっと飲みやすいものを注文してもらおうとしたのだが、

明日奈がビールの味がどんなものか知りたいと主張したので、

そのまま乾杯という事になったのだった。

 

「「「「「「「「乾杯!」」」」」」」」

 

 そしてビールを一口飲んだ明日奈は、渋い顔で言った。

 

「……………苦い」

「あんまり無理するなよ、別にどうしても飲まないといけないものでもないからな」

「そうそう明日奈さん、好きな物を飲めばいいんだって」

「うん、ありがとう、そうさせてもらうね」

 

 その半端なビールは、八幡が飲む事になった。

そして始まった会は、思ったより順調であった。

GGOの話題など、一般的ではない話題が混じるのは、これはもう仕方ないと思われたが、

そっち方面に詳しくない戸部も、さすがは場数を踏んでいるだけの事はあり、

上手くその話に合わせ、場が盛り下がらないように上手に調整してくれていた。

 

「で、栗林さんは、最初は嫌々やってたけど、やってるうちに楽しくなってきちゃったと」

「そうなの、最初は正直、こんなの所詮ゲームでしょって馬鹿にしてたんだけど、

やってるうちに、やりすぎてもここじゃ怒られないんだって分かって、

それから楽しくなっちゃったんだよね、にひっ」

「俺達もあの大会は見てたけど、栗林さん、すごい活躍してたもんなぁ」

「結局八幡君に負けちゃったけど、あの戦いは本当に楽しかったなぁ」

 

 志乃が八幡の方を見ながらそう言い、それを見ていた戸部がこう尋ねてきた。

 

「ヒキタニ君が強いのは知ってるけど、栗林さんはどのぐらいの強さなん?」

「この子は格闘徽章持ちだから、かなり強いわよ」

「それって免許みたいなもん?」

「そうね、柔道の黒帯みたいな物かしらね」

「なるほど、分かりやすいっしょ!」

 

 その時風太が、志乃をじっと見ながらこう言った。 

 

「でも栗林さんって、体格は小柄だし、

こうして見てると、とてもそこまで強そうには見えないんだけどなぁ」

「明るくてかわいいしね、ね?八幡君」

「ん?ああ、そうだな」

 

 明日奈にそう褒められた志乃は、もじもじしながら言った。

 

「またまたぁ、お世辞ばっかり」

「お世辞じゃないさ、お前らもそう思うよな?」

「うん、思う思う」

「間違いないね」

「スタイル良すぎでしょう!」

「まあ確かに、この子の胸はもはや凶器よね」

「ちょ、ちょっとナツキちゃん」

 

 突然ナツキが志乃の胸を揉みだし、男性陣は思わず目を背けた。

 

「あなた達もそう思うわよね?ね、八幡君?」

「お、俺に振らないで下さいよ、おい明日奈、何とか言ってやってくれ」

 

 そう話を振られた明日奈は、目を輝かせながら志乃に言った。

 

「うわぁ、うわぁ、私も触ってもいいですか?」

「もちろんいいわよ」

「ちょ、ちょっと、何で茉莉ちゃんが許可するのよ!」

「やった!」

 

 明日奈は許可を得て、志乃の胸をもみ始めた。

 

「うわぁ、うわぁ、姉さんや優里奈ちゃんクラスかなぁ」

「あら、明日奈ちゃんの周りにこのクラスの胸の持ち主がいるの?」

「うん、まあ何人かは」

「やっぱり羨ましい?」

「う~ん、確かにちょっと前までは羨ましかったけど、

私の胸ですら、八幡君はあまり見てこないし、

他の子に聞いても視線を感じないって言うから、

八幡君は胸の大きさにあまり拘りが無さそうだなって思って、

そう考えたら、今の私くらいでいいかなって思うようになったかも。

胸の大きい仲間を見てると、やっぱり肩こりとかしんどそうだし」

「え、八幡君ってもう枯れてるの?」

「悩みがあるなら私が相談に乗るわよ?」

 

 ナツキと茉莉は、驚いた様子で八幡に尋ねた。八幡はその申し出を慌てて断った。

 

「いやいや、全然問題ないですから、俺は大丈夫ですから」

「本当に?隠さなくてもいいのよ?」

「本当にです、大丈夫です」

 

 その頃やっと解放された志乃も、その会話に加わってきた。

 

「確かに八幡君からは、そういった視線をあまり感じなかったわね」

「他の人からは?」

「あ、明日奈さん、その質問はNGだから!」

 

 だが時既に遅し、志乃はニヤニヤしながら明日奈にこう答えた。

 

「一番視線を感じるのは風太君、次が大善君、最後に戸部君の順番ね」

「うわああああああ」

「どれくらいの差なんだろう……」

「よっしゃ、俺、紳士っしょ!」

「ナツキちゃんと茉莉ちゃんはどう?」

「私も順番で言えばその順番だけど、まあそんなに気にならないかな、

何ていうの、たまに街で感じるような、不愉快な視線じゃないしね」

「私は顔を見られている事の方が多く感じるわね、ほら、私って志乃よりも美人だから」

「うわ、そういう事自分で言う?」

「仕方ないわね、事実なんだから。あなた達もそう思うでしょ?」

 

 そう言われて素直に頷けるはずもなく、三人は顔を引きつらせながらも何とか誤魔化した。

八幡は、自分に火の粉が飛ぶのを恐れ、目を合わせないようにメニューで顔を隠していた。

そして八幡は、そのまま助けを求めるかのように、明日奈の腰をちょんちょんとつつき、

それを受けて明日奈は、話題を変える為にこう言った。

 

「こ、この中だとナツキさんが一番戦ってるイメージが沸かないんですけど、

やっぱり後方勤務がメインなんですか?」

「そうねぇ、私はそんな感じかな、でも二人には悪いけど、まあ茉莉と志乃よりは、

私の方が男性との出会いの機会は多いと思うわ」

「私もどちらかというと後方勤務の方が多いと思うけど、

ナツキほどじゃないのは確かね。だからこういう機会は本当に貴重なのよね」

「私はそういうのはまったく無いから、今日誘ってくれた茉莉ちゃんには感謝しかないよ」

「あなたはそれなりに、男連中と飲みに行ったりしてるじゃない」

「それはそうなんだけど……みんな私より弱いんだもん」

 

 その志乃の言葉に、男性陣は頬をひくつかせ、茉莉は呆れた顔でこう言った。

 

「あなたは人一倍恋愛に憧れている癖に、毎回その相手に腕試しを申し込んで、

そのまま勝っちゃって、いい相手がいないいないって騒いでるだけじゃない……」

「だって、私を守ってくれるような人が好きなんだもん」

「富田君とか、いくらでも強そうな相手はいるじゃない」

「ああいうのは好みじゃないの、私はもっと精悍で、

それでいてこうスラッとした細面な人がいいの!」

「ほらね、こういう子なのよ」

 

 茉莉は苦笑しながら肩を竦め、他の者達も困ったような顔をした。

 

「とにかく筋肉ダルマは嫌なの!」

 

 そうじたばたする志乃に苦笑しながら、

それでも何とかしてやりたいと思ったのか、八幡がこう言った。

 

「栗林さん、その強さって、何ていうか、肉体的な強さだけが基準でいいんですかね?」

「というと?」

「例えば今、ありえないけどここでゾンビパニックが起こったとするじゃないですか」

「ふむふむ」

「そうすると、戦う手段ってのは、例えばその辺りに転がってる鉄パイプとか、

交番の警官が持ってる銃とか、そのくらいですよね」

「うんうん、確かに間違っても格闘は出来ないよね、触るのは気持ち悪いし」

「その状況だと、格闘技術って必ずしも重視すべき要素じゃないですよね?」

「で、でも弱いよりは強い方が……」

 

 その反論に、八幡は頷きながら言った。

 

「俺が言いたいのは、ケースによって求められる強さが変わるって事です、

例えば平和な時には経済力、戦争時には銃の扱いの上手さ、

ゾンビが相手なら的確な判断力とサバイバル能力、それに勇気、

だから栗林さんも、直接的な強さだけじゃなく色々な面から相手の強さを見るようにすれば、

その中にはきっと、栗林さんの事を心から大切に思い、守ってくれた上で、

幸せにしてくれるいい男が混じってるかもしれませんよ」

「お、おお…………」

 

 志乃はその言葉に感動したように呟いた。

茉莉とナツキは、そんな八幡を感心したように見つめていた。

 

「それは確かにそうかもしれない!」

「まあそういうピンチの時に発揮される能力は、普段は表に出てきませんから、

探すのはちょっと苦労するかもしれませんけどね」

「あは、確かにね、まあそれでも、

私とそれなりに腕相撲とかで張り合えるくらいの腕力は欲しいかなぁ」

「まあそれはそうですよね、もしあれなら、こいつらで試してみます?」

「お、いいねいいね、私は誰の挑戦も受けるわ!」

 

 こうして志乃と、風太、大善、翔の三人が腕相撲をする事になった。

そんな四人を見ながら、八幡は茉莉とナツキに言った。

 

「それじゃあ俺達は、それを肴にちょっとのんびりしますか」

「そうね、少しは粘ってくれると盛り上がるのだけれど」

「どうですかね、銃での戦いなら、

風太と大膳はそう簡単には栗林さんには負けないはずなんですけどね」

「あの二人ってそれなりに有名なプレイヤーだったりするの?」

「ああ、お二人はBoBの時に見たんじゃないですかね」

「風太君が闇風で、大善君が薄塩たらこだよ」

「あら、凄いじゃない、GGOではベストテンに入るプレイヤーだったのね」

「そういう事ですね、お、始まりますよ」

「あ、今のうちに次のお酒の注文しよ、茉莉」

「そうね、食べ物も追加しておきましょう」

 

 そして四人は、のんびりとその様子を観戦し始めた。


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