基本的にクロスオーバーになります。
「~♪~~♪~~~♪」
太陽の光が降り注ぐ日中に1人の少女が1本の道を鼻歌交じりで歩いていた。聞けば微笑ましい光景に思えるが、少女の姿を見れば誰もが違和感に気づくだろう。水色の服とスカート、緑の帽子、これだけなら小学生か中学生に見えるが、背負っているバッグが異様だった。少女が背負っているバッグは少女自身がまるっと入りそうな大きさまで膨れており、それを軽々と軽い足取りで歩いている。普通ならバッグの重さに大の大人さえ動けないはずだ。それもそのはず、その少女は人間ではなく妖怪という存在であり、しかも種族は日本なら誰でも1度は聞いたことがある
そうここは現代日本のどこかに存在している、妖怪達の最後の楽園『幻想郷』である。博麗結界と言われる存在が『外の世界』と幻想郷を隔てており、そこには現代の常識が通用しない過去の神秘であふれている。この河童の少女、『
「きょうは~どんな~きかいに~会えるかな~♪」
幻想郷にある妖怪図鑑的なものには非常に危険な妖怪と書かれているが、今の彼女は虫とりなどを楽しみにしている人間の子供に見えるから不思議である。機械いじりが好きと言ったが、これは彼女だけでなく彼女達河童全体を指していると言ってもいい。幻想郷の人の文化圏は明治初期頃なのだが、彼女たちはなんとそこに似合わい『光学迷彩スーツ』などを開発している。天狗が発行している新聞やカメラなども彼女達の作品だろう。
「さあ、着いた着いた!」
どうやら目的地の無縁塚に到着したようだ。そとの物体が流れ着くといってあるが落ちているといったほうが正解であり、しかも落ちている物は現代では使われなくなった古いタイプの機会で壊れた物が殆どである。また、無縁塚は墓地でもあるので墓石が無数設置してあり、モノ探しには正直向いているとは言えない。しかし、彼女的には宝探しにちかいのか見つからない日があってもそこまで落胆していない。そこは寿命が100年が限界であろう人と基本的に寿命が長い妖怪との価値観の差なのかもしれない。
「この前はこっちを探したから、今日は反対方向を重点的に探してみようかな?」
そういいながら河童のにとりは大きいバッグを墓石に当てないように器用に歩き、あたりを注意深く観察していく。
「・・・・う~ん。今日はここまでかな?今回も空振りかな・・・。」
無縁塚でに捜索開始から既に1時間が経過しており、収穫は小さいバッジのような物が1つであった。
「まあ、ボウズよりはましかな?この飾りだって一目で分からないけど、結構な技術を使っている見たいだし解体が楽しみだな~!」
にとりは拾ったバッジを上に掲げてマジマジと見ている。そのバッジは赤い球体に羽が付いた形で、ここに落ちいていた物の中では珍しく綺麗なままである。それにご機嫌になっているにとりだったので、足元の注意が疎かになっていたのか何かに躓いて転んでしまった。
「ひゅいっ!?」
あのバカデカイ荷物に押しつぶされた形になっており、普通の人間では潰れたカエルになっていただろう。だが、そこは妖怪である為に彼女は何事も無かったように立ち上がった。
「び、びっくりしたなぁ。周りの墓石とか壊されていないかな?・・・よかったぁ、もし壊していやら閻魔様に説教だよ・・・。」
ここ無縁塚の近くには三途の川が流れており、1人の死神のさぼりスポットとなっておりその死神の上司の閻魔がよく見回りに来ている。人より何倍も規律や正義感が強い閻魔の説教は幻想郷で聞きたくない人物の話ランキング1位となっている。それはにとりも例外ではない。
「おお、バッチも無事だ。しかし、何に躓いたのかな?倒れている墓石かな?」
自分が躓いた場所の周辺を探しているとそれは簡単に見つかった。それは躓いたモノが多きかったからだ。
「ひゅい?人?」
それは倒れている人に見えたが、機械いじりが好きなにとりにはその正体がすぐに分かった。
「ま、まさか、これって・・・ロボット?」
そう、にとりが躓いたのは全身が黒いロボットだった。身長は成人男性くらいあり、そんな物が外の世界から落ちてくるなど滅多にないことなので彼女はこれまでにないくらい喜んだ。
「おおぉ!すごい!すごいよっ!私が見たこともないようなロボットが落ちているなんて!」
にとりは思わず荷物をその場において倒れていたロボットの色んな部分を触って観察し始めた。
「すごい斬新なデザインだカッコいい!頭が体に比べておっきいい!おお、腕や足は関節部分がないのか疑うレベルに曲がるじゃないか!材質はなにかな?」
ロボットの体を一段落触り終え、賢者タイムに入ったにとりが冷静に分析を始める。
「こんなしっかりと作るロボットって早苗さんから聞いた話じゃ介護ロボットだっけ?でも見たところ介護に必要なものが何もないし、武器もない。誰かが趣味で作ったけど廃棄された?でも、この壊れ方って外からっていうより中から破壊された感じだし。・・・くやしいけど私より高度な技術が使われている。外の世界の技術はそこまで進歩していないって聞いたのに・・・。顔が半分壊れているのは何でだ?修理した形跡もあるから、顔だけそのままっていうのも変だ。それに・・・・ぶつぶつ」
にとりが言うとおりに違和感が多いこのロボット。見た目は人の形をしているが顔が異様に大きく作られている。体も腰やおしりといった部分が変わらい構造になっていおり、腕や足はこれで体を支えることが出来るのかと疑うくらい細い。足と手はまるでブーツと手袋を付けているようになっている。顔は彼女が言った通りに半分がそのままとないっている。目に値する部分は本当は大きい赤いレンズで覆われているはずが右目はカメラがそのまま出て、よく見れば違和感が多い。作られた経緯や目的を推測するにとりだが、所詮はその場における彼女の妄想にとどまるだけである。
「う~ん、ここでどんなに考え込んでもしようがないか・・・。とりあえず、私のラボまで運んでじっくり調べてみよう。メモリが見られれば何か分かるかもしれないしね。」
そう言って彼女はバッグからなんとどこぞの黒いアンパンの敵が使うアームのような物を起動させて、倒れていたロボットを抱きかかえるように掴んできた道を戻りだした。しかし、その時の彼女はまさかこの出会いが幻想郷で騒がれる異変の始まりだとは思いもしなかっただろう。
「・・・ここはどこだ?僕はたしか・・・。」
「おお、気が付いた!さすが私だね!」
にとりの頑張りもあって起動して喋り出すロボット。
「キミが僕を直してくれたのかい?」
「そうだよ!でも君すごいね、そこまで流暢に話せるってすごい会話プログラムだね。」
にとりから幻想郷の話を聞き、少しショックを感じるもそこまで傷ついていないように見えるロボット。その名は・・・
「とりあえず、いつまでも君って言い合うのなんだし自己紹介でもしようよ!え~と、大丈夫?メモリ壊れていない?自分の名前分かる?」
「あ、ああ、そこまで壊れていなかったみたいだ。ちゃんと覚えているよ、ボクの名前は・・・・・・そうだね『
その名は『ゼロ』、かつてボンバー星で伝説となったボンバーマンの記憶と人格をコピーしてしまい悲しい運命を背負うことになった1つの存在。1人の幼きボンバーマンの少年に救われ、1人のボンバーマンの最後を看取り約束を守った存在であった。そんな彼が幻想郷の住人と様々な出会いを経て1つの異変へ立ち向かっていく、これはそんな物語のある。
「すごいわね。ここまで人のように動く機械人形とはね・・・。人形にその技術使えないかしら?」
ある時は人形使いの魔女に興味を持たれ・・・
「今日から私たちは
初めての人間の友を持ち・・・
「ここまで私のスペルカードを避けるってすごいわ。・・・・ねぇ、私に雇われてみない?あんたって食事も必要ないのでしょ?」
初めて会う個性豊かな人物たちとの出会いがゼロも待っている。そこから芽生える、前の世界では考えもしなかった自分という存在の意義・・・
そして起こり始める異変・・・
「助けてください、ゼロさん!あれはチルノちゃんなんです!」
「なんだって!?あれがチルノだって!どう見てもあれはボンバーマンだ!?」
変わりゆく見知った顔が彼や幻想郷で暴れることのショック・・・
「さあ、貴方も私のボムの前に凍りなさい!フリーズボム!」
疑われるゼロ・・・
「しかし私は見ました!彼が天狗の里で暴れるところをっ!」
さらに会うことがないはずの存在・・・
「お、お前はまさかっ!?」
「どうやら
「そ、そんな、ゼロとうり二つ・・?」
断ち切ることが出来ない過去の運命、彼は1人の存在として戦えるのか!?
爆発の力で異変に立ち向かえ!『傷ついたボンバーマンが幻想入り』、気が向かえば投稿開始!無駄に期待するなよ諸君!
ということでボンバーマンジェッターズのゼロが幻想入りでした。ゼロは自分的に好きなキャラでした!
この短編の由来は、久しぶりにボンバーマンジェッターズを見たら泣きながら考えついたので書き留めてみました。終盤では皆に涙腺破壊にかかってきますよねこれ?
こんな感じで突如、思いついてしまった幻想入りを1話で書いていってみようと思いますので、過度な期待はなしでお願いします。(切実
まあ、こんなどこの馬の骨か沸分からい人の小説なんて誰がみるのかな?
では、またご縁があれば会いましょう!