“ 運命の夜へ向け、歯車達は回り出す。 ”

彼女は、最後の神話の時代に生み出された。
彼女は、選定の剣を抜いて王になった。
彼女は……………〔ブリテンの赤き竜〕、〔竜騎士王〕と称された。
…………彼女は、民の為に理想を求め、民の為に命を燃やし、常にブリテンに勝利を確約し続けた、凄まじい力を持った理想の王だった。

彼女はカムランの丘には至らなかった。
何故なら、至らぬ様に初めから道を歩んでいたから。
王になる為に、そして悲しき結末を迎えない為に。
確かに凡人であった彼女は、それでも運命に抗う為に、神から与えられたと見紛うばかりの力をもって、歩み続けた。

総てを見通す千里眼と、神に愛されているかの如き幸運値。
それらを持って、彼女は更に歩み続ける。
…………その道の先にあるのは、一体なんなのだろうか。


「一言…………いや、何度でも言わせてくれ。なんでさ」


……これは、Fateシリーズの騎士王(青セイバー)の様なナニカとして生まれ変わってしまった、元凡人の紡ぐ物語。



※息抜き用なので続きを書くかは未定。
※2018/01/21、閑話を本編の下の章に纏めました。
第一章 <竜騎士王アルトリウスの始まり。>
  第零夜 <最後の神話の時代に産まれた。>()
  第一夜 <駆け抜ける幼年期。>2017年01月18日(水) 16:14()
  第二夜 <騎士になる為剣を振り、王になる為剣を抜く。>2018年01月02日(火) 23:25()
閑話系。
  閑話1 <もしも主人公が騎士王ではなく英雄王に転生していたら。設定>2017年01月18日(水) 01:03()
  閑話2 <もしも主人公が騎士王ではなく英雄王に転生していたら。1>2017年01月18日(水) 01:09()
  閑話3<もしも主人公が騎士王ではなく英雄王に転生していたら。2>2018年01月21日(日) 13:18
設定等。(必ず末尾)
  アルトリウス達の設定。(随時追加、ネタバレも有り)()
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