リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生   作:紀野感無

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なにやら、感想にいろいろと皆さんの意見がありますが

ユタは殴り合いで言うなら総合的に見てミカヤさんレベルではないです。
よくて番長クラスです。

それがなぜ都市本選決勝に行けたかというのは…

また本編で書きますので


それではどうぞ!


3話

~アインハルト家~

 

「昨日の勝ち方はダメ…もっと特訓しないと…」

 

昨日の夜、いつもの通りストリートファイターまがいのことをしようとしていたアインハルトは途中で聖王のクローンを見つけ条件反射で勝負を挑んだのだが

勝ったとはいえ、内容はとても納得できるようなものではなかった。

 

格闘戦で後れを取ったにも関わらず、最終的に後ろからバインドを仕掛け動けない相手に必殺の拳を打ち込んで勝ったのだ。

覇王の名を継いでいる身としては余りにも、情けない勝ち方だった。

 

「次あったら正式に倒す…聖王オリヴィエのクローン…!」

 

 

 

 

 

~教会~

 

今ユタは保護してくれたノーヴェに付き合って聖王教会に来ていた。用事も終わり庭に戻っていた。

そこにはウェンディ、ノーヴェ、ヴィヴィオ、ノーヴェたちの兄妹であるディエチ、オットー、ディード、セインが勢ぞろいしていた。

 

「うーん、最近家族の団欒にお邪魔しまくってる気がするけどいいのかな?」

『いいんじゃないですか?』

 

ま、それもそうか

ふーん、ヴィヴィオちゃんここだと陛下なんて呼ばれてるんだ。

 

話も終わったのかノーヴェさんとヴィヴィオちゃん、ウェンディさんとセインさんが歩き出す。

 

「おーい、ユタ。行くぞ」

「了解ですー」

 

と、ノーヴェさんに呼ばれるのでそちらに向かう。そのついでにディエチさんやオットーさんたちに軽く挨拶をする。

 

「んじゃあたしは四人をおくってくるなー」

 

とセインさんが付き添ってくる。

 

「しかしいいのか?ヴィヴィオ。双子からの陛下呼ばわりは」

「え?」

「前は陛下って言うの禁止ーって言ってなかったか?」

「あー、。まあもう慣れちゃったし。あれもふたりなりの敬意と好意の表現だと思うし」

「あいつらなんかずれてるからなあ」

 

あーマズイ。いろいろとおいて行かれてる。

 

『マスター、オットーさんとディードさんのことですよ』

「あーって、あの二人双子なんだ⁉︎全然似てないなー」

 

 

「そういえば、ユタさんでしたっけ?その眼帯はなんでしてるんです?」

 

とセインさんが効いてくる。よし、未来予知を使用。答えた後あきれると

 

「かっこいいからです」

「あー、確かに。なんとなくわかるよ。そういう気持ち」

 

あれ?10人弱に言って全員あきれたのにこの人呆れなかった。

 

「と、いうのは本音の内7割くらいの理由でして」

「7割って半分以上じゃん!」

 

はい、そうですよ。こんな格好をやる理由なんて格好良さ以外に基本ないでしょ。

 

「まあ、残り三割はこれが理由です」

 

と、眼帯をとり聖王由来の虹彩異色を見せる。

 

「…うそ。陛下以外にもいたんだ」

 

「私はヴィヴィオちゃんの前に造られたらしいです。ゆりかごへの適正が低かったらしくて捨てられたらしいですけど」

 

「なんかゴメン…」

 

『セインさん、マスターに謝る必要は基本ないですよ。このひと、まったくと言っていいほど気にしてないですから』

 

「まあ、プライドのいう通りです。私は過去についてネチネチ言ってこなければ大丈夫ですよ。ただ、あんまり聖王の血を引いてることは知られたくないんで」

 

「そりゃまたなんで?」

 

「ヴィヴィオちゃんみたいになんの気兼ねもなくみんなと接せるわけじゃないですし。物珍しさで集まってくるのが嫌なんです」

 

これに関しては本当だ。実際、よくわからないときにテレビ関係の人が急に話しかけてきたリ写真を撮られたりしてるから嫌なんだ。

 

「ふーん。わかった。まあこれからも陛下やノーヴェと仲良くしてやってくれよ」

「わかりました」

 

「そーいや、この後はいつもの()()か。ん?ウェンディもやるんだっけ?」

「ま、二人におつきあいっス」

「アレ…?」

 

ウェンディさんはピースしながら答えている。

にしてもアレとはいったい…

 

ハッ、もしかしてヴィヴィオちゃんを愛でる会とかそんな感じのかな!?

 

『……』

「え?プライドさん?どちらに電話をおかけになっているんですか?」

『警察です。ここにロリコンの変態がいるって報告しないと』

「バカ!まじめにやめて!母さんやシグナム姉さんに殺される!」

『ロリコンとかは否定しないんですか…』

 

 

 

~ミッドチルダ中央市街地~

 

「あ!来た!」

「リオ!コロナ!おまたせー!」

 

と、活発そうで八重歯が特徴の子と、長めのツインテールでおとなしそうな子がいた。

 

「リオは三人とも初対面でコロナはユタさんと初対面だよね」

「うん」

 

「はじめまして!去年の学期末にヴィヴィオさんとお友達になりました。リオ・ウェズリーです!」

「同じく二人のお友達でコロナ・ティミルです。ヴィヴィオからユタさんが練習してくださるって聞いて楽しみでした!」

 

「ああ、ノーヴェ・ナカジマと」「その妹のウェンディっス♪」

「こちらこそよろしく。八神ユタです。色々とあって練習に参加することになりました」

 

「ウェンディさんは私の友達でノーヴェは私たちの先生!」

「「よ!お師匠様!」」

 

と、私とウェンディさんの声がきれいにハモる。

意外とウェンディさんと気が合うかも

 

「ヴィヴィオ!先生じゃないって!」

「先生だよねー?」「教えてもらってるもん」「先生ってうかがってます!」

 

あ、ノーヴェさん赤くなってる。ついでだから写真撮ってみました

 

「ちょ、ユタ!写真撮るな!」

「かわいいですよー♪お師匠様♪」

「あ!あとであたしにもくださいっス!」

「やめろーー!」

 

 

 

 

「でもやっぱり意外~。ヴィヴィオもコロナも文系のイメージだったんだけどなぁ。初めて会ったのも無限書庫だし」「文系だけどこっちも好きなの」「私は全然初心者(エクササイズ)レベルだしね」「ほんとー?」

 

「プライド、この二次元にしかないような光景の写真を撮ったら私ってどう見える?」

『変態、ロリコン、人間の屑などでしょうか』

 

ぐ、自分から聞いたとはいえなかなかダメージ大きい。

と、迷惑をかけるわけにもいかないので着替える。がなぜかヴィヴィオちゃんたち。特にリオって子からの視線が痛い。

 

「えーと、どうしたの?」

 

「あ、いえ。何でもないです」

 

『皆さん、この人めったなことでは傷つかないので思い切ってどうぞ』

「そーそー、練習する中になるんだから遠慮なく」

 

「そ、それでは…」

 

 

 

「「ユタさんってもしかして男ですか?」」

 

 

・ ・ ・

 

 

なんて?へ?私が男?なんで?

 

「リオっ!コロナ!ユタさんは女の子だよ!」

「え?でも顔立ちとか胸板とかいろいろ…」「リオ!聞こえるよ!」

 

ああ、そういうこと、顔とか胸とかむねとかムネとか胸当たりの脂肪の量とかから判断されたのかな?

『マスター、まな板レベルですもんね』

 

「あーはいはい、そうですよ。私はどうせ女の子らしさもないただのオタク系女子ですよ。顔立ちとかに関しては私を作った人に言ってほしいし。でも男の子と間違えるのはひどいよ…」

「あー、ユタさんごめんなさい!謝ります!謝りますから元気出してください!」

「そ、そーですよ。きっと大人になれば大きくなれますよ!…たぶん」

 

「今たぶんて言ったよね?!てことは希望はあんまりないってことだよね?!」

「あ!いやそういうわけじゃなくて!」

 

 

「お前らさっさと準備しろよ…」

 

と、ノーヴェの一言で(無理やり)立ち直ったユタだった。

 

 

 

 

「へー、なかなかやりますね。この子達」「すごいっス!」

「だろ?」

 

と、リオちゃんやコロナちゃんを見ながらノーヴェに感想を言う。

 

多分同じころの純粋なストライクアーツだったらこの子達のほうが上だったよ。

私のストライクアーツの型は避けて避けて受け流して相手の威力を利用してやり返すタイプだし。

多分純粋な打ち合いとかだったら負けるんじゃないかな?

 

と、そんなことを考えていると三人が笑いながら話している。

 

うん、もう今日の三次元のエネルギーはチャージできました。一週間はもつね

 

「さて、ヴィヴィオ。ぼちぼちやっか?」

「うん。さー出番だよ。クリス!」

 

と、ヴィヴィオちゃんがセットアップをする。

そして、二人が中央のスパーリング練習用のリングに向かう。すると人混みができてきた。

 

 

「やけに注目されてるね」「すっごい注目浴びてる!」

「二人の組手すごいからねー。リオやユタさんもびっくりしますよ!」

 

と、ノーヴェの左足での蹴りから始まったスパーは確かに小学生と救助隊の人がするとは思えないスパーが繰り広げられていた。

 

『マスター、体動かしたくなってすよね?』

「お、よくお分かりで。そうだねー、コロナちゃん、リオちゃん。もし二人のスパーを見なくても大丈夫ならこっちで私と簡単なゲームしようよ」

 

「「ゲーム?」」

 

「そ、ヴィヴィオちゃんともやったんだけどね。私に一発どこにでも入れることができたら可能な範囲でいうことを一つ聞いてあげよう♪もちろん二人がかりでOK」

 

お、目が輝いた。やっぱりなんでも一つ好きなお願いができるっていうのは魅力的なんだね。

 

「やるかい?」

「「やりますっ!」

 

「オーケイ、プライド。セットアップ」

 

と、光に包まれると例のハ〇レンのグリードみたいな外装になる

 

「…ユタさんってホントに女なんですか?」「リオっ!」

 

「あー、もういいよ。コロナちゃん。これでリオちゃんには手加減する必要がなくなったね」

 

 

 

 

「あれ?リオとコロナ、ユタとやってたんだ」

「ユタさん、すごい…二人がかりなのに全部避けるか受け流してる」

 

「うーん、だいぶカン戻ってきたかな。スタミナ消費も昨日とかと比べたらだいぶ落ち着いたし。って、二人とも大丈夫?」

「大丈夫です!」「まだまだやれます!」

 

ああー、いいこや。妹あたりにどっちかほしい。

 

「ほらほら、ヴィヴィオちゃんは一人であててくれたよ♪」

「ぐっ、がんばります!」「私も!」

 

『お二人とも、あくまで治療終わった直後のカンも戻っていない。しかもペース配分めちゃくちゃな状態のマスターにあてたってことなんです。そんな悔しがったりする必要あんまりないですよ」

「こら、なにばらしてるの」

 

と、プライドと話していた時も遠慮なく打ち込んでくる。

コロナちゃんは申し訳ないが非常に避けやすくそんなに神経を使うこともない。まあ集中しないとすぐあてられそうなのは確かだが。

一方リオちゃんは独特な拳法からか非常にやりづらい。片目だと厳しいかな?

けど、なぜこんなにも避けれるかというと

 

攻撃が単調すぎるんだよね。練習すれば強くなるとは思うんだけど

 

「うーん、おいユタ」

「なんですか?いまいろいろ分析してるのに」

「ちょっとだけこいつらにアドバイスいいか?」

「…いいですよ。どうぞどうぞ」

 

と、ノーヴェさんがリオとコロナをよび何かを言っている。

 

お、戻ってきた。

二人とも'やってやる!'って顔してるね。思わず写真撮っちゃいそう。

 

「さて、準備はOK?」

「「はい!」」

 

と、コロナちゃんが突撃して顔を狙――

 

「いっ!あぶなー」

 

うフリで足払いをしてくる。これをバックステップで避けるといつの間にか後ろに回り込んでいたリオちゃんが背中目がけて蹴りを入れてくる。

これを少し蹴りの軌道をずらして避ける。するとコロナちゃんが懐に潜り込んできており、ヴィヴィオちゃんほどではないが正確なラッシュをしてくる。

よけつつ、半分以上は受け流す。

 

「(リオちゃんはどこからくる!?)」

 

さりげなくまわりを見るも視界にはリオちゃんは入ってこない。

ここで、一度コロナちゃんを突き放し距離をとる。

すると、背中に気配を感じた。

思わずふりむくと既にリオちゃんが振りかぶった後だ。

 

けどこの間合いで大きく振りかぶっているなら受け流せる!

 

 

と、この時の私は思っていた。そうだよ、これ2on1だよ。コロナちゃんがいるよ。

 

 

「いっ」

 

はい、くらいましたよ。調子に乗ってましたよ。

注意力が散漫になっちゃった私はリオちゃんに腹に叩き込まれてコロナちゃんに背中を蹴られる形で中央に止まった。

 

 

 

 

「ノーヴェ、二人になんていったの?」

 

「ん、ああ。結構単純だよ。フェイントをガンガン混ぜて、味方、この場合はリオはコロナに、コロナはリオに打たせてやれるように考えながらやってみなって。もちろん自分で打ち取る気でいきながらね。あとは相手に合わさず自分たちのペースに巻き込んでやれって」

 

「ほえー」

 

と、感心していると、すっごい悔しそうなユタさんが戻ってきた。

 

「だぁぁ!やられた!」

「うちのチビども、なかなかやるだろ?」

「はい、まいりました。まさかアドバイス一つでこんなにも変わってくるとは」

 

「「ユタさん!」」

「あーはいはい。覚えてるよ。二人とも何をご希望ですか?」

 

「私は今度家にお邪魔させてください!ユタさんの家見てみたいです!」

「わ、私はサインを…」

 

うん、コロナちゃん?そんなことでいいの?サインならいくらでもあげるよ?

 

「ていうか、なんでリオちゃんはそんなに私の家に興味深々なの?」

「ユタさんの愛機が着替え室でこっそり教えてくれたからです!ユタさんの家の2階はすごいって!」

 

オイコラ、プライドさん?なに人の楽園を面白い場所って言いふらしちゃってんですか?

 

『これを機にマスターが片づけをしてくれないかと』

「絶対にしないよ!、あ、コロナちゃん。これでいいかな?」

「あ、はい!ありがとうございます!」

 

 

 

 

 

「今日も楽しかったねー」「てゆーか、ビックリの連続だよ!」

「ウェンディ、悪ィ、チビ達送って行ってもらっていいか?」

「あ、了解っス。何か用事?」

「いや、救助隊。装備調整だって。じゃ、またな」

 

「「「「お疲れ様でしたー」」」」

 

 

 

「んで?リオちゃんはこの後直で私の家にくると?」

「はい!」

「言っとくけど荒したらその八重歯引っこ抜くからね?」

『大丈夫です、マスターにそんなことできません。いえ、リオさん。むしろ派手に』

「プライド?本気でお説教しようか?」

 

そんなこんなでヴィヴィオたちと別れた




原作があるからか
こっちのほうがめちゃ書きやすいっす

と、感想にもあったのですが
ユタとアインハルトに関してはもちろん決着なんかじゃないです。

アインハルトは勝ち方が納得いかずユタはアニメを見逃した恨みがあります(笑)


と、なんかまた変なこと言いそうなのでここらへんで

読んでいただきありがとうございました
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