リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:紀野感無
ミウラの年齢が13になっていました
12歳に戻しておきました。
中1は13のイメージがあったので勘違いしておりました。すいません
そういえば、お気に入りしてくれた方が60人超えてて驚きました……ありがとうございます!
目指せ!100人!w
それでは本編どうぞ
あれ?ここはどこだ。
私は何をしている?戦争?なんだ、目の前の虹彩異色の男が何か言っている。
ゆりかご?
自我すらなくなる?
私は何を言っている?
世界から戦火をなくすために命を使う?
おかしい。
なのになんで私は今世界を焼き尽くしている?
なんで私は泣いている?
あれ?別の光景になった。
(じゃあジークさんにとっては私は本気を出す価値すらない相手だったんですか!)
(違う!ウチはそんなこと……)
(ならなんで本気でやるなんて言っておいてあんな……)
(ユタ!よしなさい!傷口が……)
………2年前のだ。またこれか。
ていうことは、これは……
「………夢か」
『マスター?酷くうなされてましたが大丈夫ですか?』
気づくと私はいつもの部屋のベットにいた。
一人暮らし用の、グッズに溢れた。
それを見てとてつもなく安堵した。
………二つ目に見た夢はわかるが一つ目はなんだろう。
ゆりかご……?ゆりかごって確か……
『マスター、物思いにふけっているところ悪いのですが。今日も試験では?』
「あ!そうだった!」
時計を見ると学校まで30分しかない。
しくじった。復習とかする時間ないじゃん!
『あ、そういえばノーヴェさんと高町なのはさんからメールが来ておりますので試験後にでもご確認を』
「りょーかい。よし準備完了!あとはご飯食べてからダッシュするだけ!」
『怪我しないようお気をつけて』
「…………終わった。」
今日のテストは惨敗だ……。なんか夢のせいで体調悪いわ色々と忘れてるわで散々だった。
「こんなんだと学年主席とか取れるわけない……」
『ドンマイです、マスター。気を落とさず』
「あの…」
ん?誰だろ。声的に………
「アインハルト、どしたの?」
「いえ…お願いがありまして…」
「お願い?」
「私と……本気で戦ってくれませんか?」
え、はやっ。こないだのスパーで圧倒できたからしばらく来ないもんだと思ってたけど。
「あーいいけど、どこで?」
「それは、合宿先で、です」
「合宿?」
はて?合宿とは?
『マスター、メールみました?』
「あ……ちょっとアインハルト待ってて」
「はい」
慌ててメールを確認すると両方とも試験後の休みをフルに使って合宿をするから参加しないか、というものだった。
「うーん、試験休みは予定が…」
『ありませんよね?』
クソッ、先に念を押された。
「いや、でもー」
『あ、シグナムさんからもメールですよ。休みの四日間使って地獄の特訓会をー』
「よし、行くってなのはさんたちに返信して」
流石に自ら死地に飛び込む勇気はない。
「と、ごめんね。アインハルト。で、試合だっけ?」
「はい。魔法を含めた全力のあなたに、どれだけ私の力を通用させれるかを知りたいんです」
「うーん、私はそんな重いものを試合に持ち込むのは好きじゃないんだけど……まあいいか。いいよ。やる時間帯とかはそっちで決めて」
「わかりました」
「あ、あともう一つ」
「はい?」
「スパーした日、私の言ったことを謝ってなかったよね。ごめん。アインハルトも真剣に努力してたのに」
「あ、そのことでしたらもう気にしてませんので」
あー、よかった。そのことを謝る機会がなかったから心残りだったんだ。
ヴィヴィオちゃんとの再戦した日?忘れておりましたよ。
「で?どうやった?試験は」
「最終日にやった教科以外は満点に近かったよ。赤点もなし」
「おお、よかったなぁ。これで思い切って合宿に行けるなぁ」
「そうだね。シグナム姉さんとの地獄にならなくてよかったよ……」
今は母さんの家の方で試験の報告会をやってる。このあとすぐ一人暮らし用の家に戻って合宿の準備もするのだが。
「学年主席と都市本戦優勝以上をとってくれたら私も心配せんでいいんやけどな〜」
「ぐ…次こそはとるよ…。あ、それじゃあそろそろ戻るね。準備しないと」
「りょーかいや。怪我せえへんようになー」
「わかった。行ってきます。母さん」
「むむむ、ゲームは何を持って行こうか…」
『早くしてください…下でなのはさんたちが待ってるんですから』
「だって、みんなで楽しめそうなのって言ったらあんまりないんだもん」
いまは最後の準備物、ゲームを用意している。
「よし、これでいいか。私もクリアしないといけないし。この際みんなでやればクリアできるでしょ!」
と、選んだのは
バイオ◯ザード7(グロテスク版) VRつき
ちなみに、今はレッツ蟲ディナー!
のところです
1人でやるには怖すぎるから大勢の方がいいんだよね。
『はぁ………なのはさん達に念を押しておきますね
大丈夫、念のためパーティ系のゲームも入れてるから
「おそいよー。ユタちゃん」
「すいません、色々と迷ってまして」
『ゲームに、です』
プライドってなんで私の弱いところをこんなにも晒すのかな?ドS?
「アインハルトさんにユタさんまで来ていただけるなんて!」
「合宿本当に楽しみだね!」
「私、ユタさんに教わりたいことあるの!」
と、ヴィヴィオちゃん、リオちゃん、コロナちゃんが喜んでる。
私みたいなので喜んでくれるならいくらでも参加してあげようと心に誓った。
合宿先は無人世界カルナージというところで首都のクラナガンから臨行次元船で約4時間かかり、標準時差は7時間らしい。
私はその4時間の間は………
「あー、肩凝った」
『4時間もアニメ見てたらそうなりますよ』
「試験があったから溜まってたのを消化しないといけなかったんだからしょうがない」
『二次元卒業というのは………』
「んなことありえるとでも?」
『デスヨネ』
「「みんないらっしゃ〜い♪」」
「こんにちはー」「お世話になりまーすっ」
と、紫髪の親子が出迎えてくれた。
親の方はメガーヌ・アルピーノ、子供の方がルーテシア・アルピーノというらしい。
今回の合宿メンバーは、
なのはさん、フェイトさん、スバルさん、ティアナさん、ノーヴェさん、ヴィヴィオちゃん、リオちゃん、コロナちゃん、アインハルト、私。
あとはフェイトさんのご家族が2人いるとか。
まあ想像はつくが。
今はヴィヴィオちゃんたちがルーテシアさんと、なのはさんたちがメガーヌさんに挨拶している。
「でね、ルールー。こちらがユタさん」
おっと、私の番か。
「初めまして、ルーテシア・アルピーノさん。八神ユタです。今回はお世話になります」
「こちらこそ、八神司令からは親バカ自慢をされてるので一方的に知ってますが。ルーテシア・アルピーノです。ここの住人で14歳です。ユタのことは魔法戦が強いって聞いてたから私もワクワクしてるわ」
「それはどうも」
「敬語じゃなくても大丈夫よ。私のことはルーとでも呼んでね。ユタ」
「わかった。ルーさん、よろしくです」
「あれ?エリオとキャロはまだでしたか?」
「ああ、2人は今ねぇ」
「「お疲れ様でーすっ!」」
「エリオ♪キャロ♪」
「わーお!エリオまた背伸びてる!」「そ、そうですか?」
「私もちょっと伸びましたよ⁉︎1.5センチ!」
スバルさんがフェイトさんの家族のことを聞くと同時にその2人が帰ってきた。
1人は少し背の高めの赤髪の男の子。もう1人は小さいピンク髪の女の子。
男の子の方はエリオ・モンディアル、女の子の方はキャロ・ル・ルシエ。
フェイトさんの家族だ。
「久しぶり、キャロ、エリオ」
「お、ユタ。久しぶり。怪我はもう大丈夫?」
「ユタちゃん!久しぶりだね!去年はごめんね。仕事が忙しくてお見舞い行けなくて」
「全然大丈夫。仕事忙しかったんでしょ?あと怪我はもう完全に治ってるからまた手合わせできたらお願いね」
「「オッケー!」」
「ちなみに、1人ちびっこいるけど3人とも同い年」
「なんですと⁉︎1.5センチも伸びたのに!」
と、ルーさんが言うとキャロさんが反論してる……が
キャロさん。1.5ってそんな伸びてないですよ。
ちなみに、ルーさんの召喚獣で家族のガリューを見たときは私もアインハルトも驚いて戦闘態勢に入りかけたよ。
「さて、お昼前に大人のみんなはトレーニングでしょ。子供達はどこに遊びに行く?」
「やっぱりまずは川遊びかなと。お嬢も来るだろ?」
「うん!」
「アインハルトとユタもこっち来いな」
「「はい」」
と、ノーヴェさんに川遊びに誘われる。
……胸がアレだからあんまり行きたくないんだよなぁ。
「あーーー、気持ちイイーーーー」
やっばい、この時期の川なめてた。すっげえ気持ちいい。
泳ぐのは苦手だからラッコみたいに浮いてる。
プライドはなのはさんに渡しておいてトレーニングの様子を撮ってもらってる。
後で参考にできそうなところを探したいからね。
ヴィヴィオちゃんたちは競争したり鬼ごっこしたりと遊んでいる。
うん?ていうかみんなヤケに動きなめらかだね?
元気というか、元気すぎるというか。
あのアインハルトが泳ぎで追いつけてないよ。
「水中で瞬発力を出すのは陸上とは違った力の運用がいるんだよ。あいつら、なんだかんだで週2くらいでプールで遊びながらトレーニングしてっから、柔らかくて持久力のある筋肉が自然に出来てるんだ」
と、ノーヴェさんが解説してくれる。
たしかに、水中みたいな不安定な場所でも瞬発力出せるようになれば陸上でも使えそうだな。また後で聞いてみようかな。
「んじゃ、せっかくだから面白いもんを見せてやろう。ヴィヴィオ、リオ、コロナ!ちょっと『水斬り』やってみせてくれよ!」
「「「はぁーーいッ!」
「「水斬り…?」」
と、私とアインハルトが目を合わせる。
「ちょっとしたお遊びさ。おまけで打撃のチェックもできるんだけどな」
「えいっ!」
「やっ!」
「いきますっ!」
と、コロナ、リオ、ヴィヴィオの順で水斬りをやってくれた。
……なるほど、打撃の威力を前に打ち出して水を割ることね。
「アインハルトも格闘技強いんでしょ?試しにやってみる?」
「₋₋₋₋はい」
「ユタは?」
「遠慮しとく。私はこういったタイプの打撃はできないから」
と、アインハルトが構える
そして、拳を打ち出すと
「あはは…!すごい天然シャワー!」
「水柱5メートルくらい上がりましたよ!」
と、ヴィヴィオちゃん達とは少し違うがなかなか凄いことになった。
「……あれ?」
だが、覇王サマは納得できなかったらしい。
「お前のはちょいと初速が速すぎるんだな」
「お、師匠のお手本だー」
「ユタ、茶化すなよ」
あ、はい。ごめんなさいです。
つい言ってしまいました。
「初めはゆるっと脱力して途中はゆっくり、インパクトに向けて鋭く加速。これを素早くパワーを入れてやると―――こうなる」
……は?この人の蹴りでいま川の底見えましたよ?何この人。
それを聞いたアインハルトも再度水斬りを試している。
お、少し進んだね。
まだ練習するらしい。熱心だねぇ……
「アインハルトちゃんやユタちゃん楽しんでくれてるかな?」
「ヴィヴィオ達が一緒ですしきっと大丈夫です」
「ノーヴェ師匠もついててくれてるしね」
「ありがとうございます」
練習場では大人チームの基礎トレが行われていた。
なのはさんとスバルさんはなんともない感じで話しているが……
「ところでみんなは大丈夫ー?休憩時間伸ばそうかー?」
「だ……だいじょーぶでーーーす!!」「バ……バテてなんか………いないよ…?」
あのティアナさんやフェイトさんなんかですら肩で息をしている。
『なのはさん、ありがとうございます。マスターの無理なお願いを聞き入れてくださって』
「いいよいいよー。全然大丈夫。ちゃんと撮れてる?」
『はい、しっかりと』
「それはよかった♪しっかり参考にしてね」
今回から合宿編です!
そろそろユタの魔法戦が見れるかも……です
すこし番外編も書いてみようかなと思ってたりします。
ユタは六課のみんなとは面識があるとお考えください。
感想も書いてくださると嬉しいです!
読んでくださりありがとうございます