リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:紀野感無
何が辛いかって、昼間に行動できないんですよ。
あ、どうでもいいですね。
今回はなんの変哲も無い日常系ばかりです。
それではどうぞ!
みんなで一緒の四日間のオフトレツアー。
水遊びに温泉に陸戦試合×3!
ピクニックやのんびりタイムも思いっきり満喫して
そんなこんなで四日間の日程も無事終了し
「じゃあみんな」「ご滞在ありがとうございました♪」
「こちらこそ」「「「ありがとうございましたー!!」」」
私たちはミッドチルダに帰ります。
~ミッドチルダ 首都次元港~
「ミッドチルダ到着ー♪」
「車回してくるから少し待っててね」
「「「「はーい!」」」」
あとはなのはさんに家まで送ってもらえばゆっくり休める。
アインハルトと殴り合ったやつがいまだに響いてるんだよね。
「でも、みんな明日からまた忙しくなるねぇ」
「インターミドルに向けてばっちり練習しなくちゃ」
「はいっ!でも大丈夫です!」
「うちのコーチがトレーニングメニュー作ってくれますから!」
おお、ヴィヴィオちゃんにコロナちゃん。威勢がいいね。
「ま、しっかり鍛えていこうぜ。そういやユタはどうすんだ?」
「私はたぶんですが練習に来る頻度は減ると思いますね。シグナム姉さんや母さんとの練習も増えますし」
「そうか。まあ来れるときだけこい」
「そうさせてもらいます」
ん?なんでコロナちゃんそんな緊張してんの?
『マスター、練習に付き合う際に条件を付けたってことお忘れで?』
「あ……」
(条件がある)
(条件…?)
(うん、とは言っても結構簡単だよ。私と練習するっていうのをちゃんとコーチ……ノーヴェさんに言うこと。それが条件)
(え!?な、なんでですか?)
(なんだって……それが師弟の関係みたいなものでしょ。ちゃんと、正式な師匠以外から教わるってことを師匠が把握しておかないと。それができないならこの話はなし)
(で、でも…)
(強くなりたくて私に頼むってのはわかる。けど、ノーヴェさんもノーヴェさんでしっかりとコロナちゃんと向き合ってる。それに……言っちゃ悪いけど今までのコロナちゃんの言い方だとノーヴェ師匠のことを信用してないっていう風にとれる)
(そんなこと……そんなことないです!ノーヴェさんは頼りにしてます!)
(なら、言えるよね?コーチのことを信用してるなら、ちゃんと頼めば受け入れてくれる。大丈夫。私もそのときはちゃんと援護してあげる)
忘れてたわ。三日目の地球のオタ…じゃなくて個性的な仲間との話し合いでつかれてたかな?
「コロナちゃん、ほら」
「は、はい…」
と、コロナちゃんが緊張しながらノーヴェさんのもとに行く。
「ん?どうしたコロナ」
「の、ノーヴェ師匠。実は私、ユタさんとも個人的に特訓をしてもらうことになりまして」
「……それはどうしてだ?あたしに不満でもあったか?あったなら言ってくれ」
うわー、ノーヴェさんの顔が超が付くほど不安な顔になってる。
「いえ、違うんです!ストライクアーツやゴーレム操作なんかじゃなくて…魔法中心の戦い方をユタさんからは教わるつもりです。なのでノーヴェさんに不満があるとかじゃないです!決して!」
「ええ、私が初めてコロナちゃんたちと会ったときに私たちが試合してたの覚えてます?」
「あ、ああ」
「その時に1発当てることができたらなんでも一つお願いを聞くって約束してて、そのお願いがこれです」
「しかし…」
「ご心配なく。あくまでノーヴェさんが教えることを軸にして教えていくつもりなので。というか、ストライクアーツとかゴーレム操作の応用なんかは私が教えれる範疇超えてますし」
「ならいいんだが…」
と、チラッとヴィヴィオちゃんやリオちゃんの方を見る。
ああ、不公平なんじゃないかっていうのも心配してるのね。
「あ、私をスパーリングの相手として使いたいときはいつでも呼んでください。それくらいなら相手になれます。……ヴィヴィオちゃんたちもそれでいい?」
「はいっ!」「大丈夫です!」
「…ならあたしはもう何も言わねーよ。その代わり、しっかりと教えてやってくれ」
「もちろんです」
『何かあったときは私が通報しておきますのでその点はご安心を』
おい、何かをやる前触れみたいに言うんじゃない
「(インターミドルねぇ。ヴィヴィオちゃんたちにとっては初めての『決定的な敗北』を知る場になりそうだねぇ)』
『(マスターも順調でしたが最後の最後にそれを叩き込まれましたもんね)』
うーん、未だに2年前のことを思い出すと頭が痛くなる。
「インターミドルってかなり沢山の子が出場するんでしょ?予選会とかあるんだっけ?」
「あ、ええと……確か地区選考会というのがあって」
「そーです!選考会では健康チェックと体力テスト、あとは簡単なスパーリング実技があって」
「選考会の結果で予選の組み合わせが決まるんです」
「普通の人は『ノービスクラス』。選考会で優秀だったり過去に入賞歴があったりするひとは『エリートクラス』から地区予選がスタートします」
「勝ち抜き戦で地区代表が決まるまで戦い続けてーーそうしてミッドチルダ中央17区から20人の代表と前回の都市本戦優勝者が集まってーー」
「その21人でいよいよ夢の舞台」
「「「都市本戦です!」」」
「ここでミッドチルダ中央部のナンバーワンが決まるんですよ」
「テレビ中継も入ります!」
ティアナさんが聞いたことに初等科トリオのみんながすごい生き生きと答えた。元気でいいことだ。
「まあ、さすがに私たちのレベルだと…」
「本戦入賞とかは夢のまた夢なので」
「『都市本戦出場』を最高目標にしてるんですけど」
あれ?一気に落ち込んだね。
「その…都市本戦で優勝したら終わりですか?」
あれ?アインハルト知らないの?夏の風物詩とまで言われるほどかなり有名な大会なのに。
「もちろんその上もありますよ。『都市選抜』で世界代表を決めて、選抜優勝者同士で『世界代表戦』です。ミッドだと選抜メンバーは3人ですね。ユタさんも一昨年ので本当は選ばれてたはずなんですが…」
「ま、私は怪我しちゃったからねえ」
「そこまで言って優勝できたら…文句なしに【次元世界最強の10代女子】だね」
まあ、正直そんなのはまだ夢のまた夢なんだけど。
「ノーヴェさん、ユタさん。率直な感想を伺いたいんですが。今の私たちはどこまでいけると思われますか?』
アインハルトに聞かれ思わずノーヴェさんと目を合わせる。
「ノーヴェさんからどうぞ」
「あ、ああ。もともとミッド中央は激戦区なんだ。DSAAルールの選手として能力以上にな先鋭化してる奴も多い。ユタと戦ったアインハルトやコロナたちもそれはわかってると思う。その上での話として聞けよ。
ヴィヴィオたち3人は地区予選前半まで。ノービスクラスならまだしも、エリートクラスじゃまず手も足もでねー。
アインハルトはいいとこ地区予選の真ん中あたりまで。エリートクラスで勝ち抜くのは難しいだろうな。そんじゃ次はユタ」
「はい、えーーと。いまのアインハルトたちの実力からして、ノーヴェさんとほぼ変わらないんですけど。
アインハルトは運が良ければ予選の準決勝にギリギリ届くかな、ってくらい。
ヴィヴィオちゃんたちは悪いけどノーヴェさんとほとんど同じ。エリートクラスだとボコボコにされるだろうね」
最近、真面目なことばかりな気がする。こんなの私じゃない。
まあ今はどうでもいいか。
「……でも!」
ん?ヴィヴィオちゃん反論でもある?
「まだ2ヶ月あるよね⁉︎その間全力で鍛えたら?」
「ま、どうなるかはわからねーな」
「ノーヴェさんに同じ」
「あたしも勝つための練習を用意する。頑張ってあたしとユタの予想なんかひっくり返してみせろ」
「「「「はいっ!」」」」
このこら、本当にいいこだね。
「基礎トレは今まで以上にしっかりやる。その上で…
コロナはゴーレム召喚と操作の精度向上」
「はいっ!」
「リオは春光拳と炎雷魔法の徹底強化。武器戦闘もやっていくぞ」
「はいっ!」
「ヴィヴィオは格闘戦技全体のスキルアップとカウンターブローの秘密特訓」
「はいっ!」
「(ノーヴェさん、すごいね。しっかりと3人のこと見てる)」
『(ですね。コーチとしては満点じゃないでしょうか?)」
「で、アインハルトは…あたしが辺に口を出して覇王流のスタイルを崩してもなんだ。かわりに公式試合経験のあるスパー相手を山ほど探してきてやろう。お前は戦いの中で必要なものを見つけて掴む。それが一番かとおもうんだが…どうだ?」
「ありがとうございます!」
「ーーで、あとユタ!」
「は、はいっ!?」
びっくりしたぁ。急に呼ばれるとは思ってなかった。
ん?てか私にも用意してくれたの?
「アインハルトの試合をみてて私が思ったこと…お前はテクニックはあるが魔力が足りてない。だから……これからヴィヴィオ達とある特訓をしてもらいたいんだが…」
「私はいいですけど…一応シグナム姉さんやかあさんに許可を取ってもらえると」
「それならら昨日のうちにとってある」
「なら、大丈夫です。私なんかにもありがとうございます!」
〜二週間後〜
『マスター。生きてます?』
「ま、まだ辛うじて…」
辛い。予想以上に辛い。
ミッドに帰ってきて次の日にノーヴェさんにリストバンド4つ送られてきたんだが……これをつけるとあら不思議。
めちゃ体重くなり魔法も使いにくくなりました。
正確には魔力の運用がしにくくなった。
なんでも魔力負荷をかけるリストバンドだとか。
出力マックスで四個つけろとのこと。
それで本気のスパーや寝るとき以外はつけたらと言われてその通りにしてるが…
「これでシグナム姉さんとの練習を普段通りのノルマをこなさないといけないんだから余計辛い…」
『いちおう、治癒促進の魔法はかけてますが…疲れてるのは魔法の無理な酷使のせいなので。あまり効き目がないんですよ。なので今まで以上にしっかりと休んでください』
「はーい」
さて、授業も終わってるし…さっさと家に
『………マスター。家に帰りたいところを申し訳ないのですが。シグナムさんからメールです』
「………なんて?」
『'今から十分いないにこっちに来い。でないと……特訓力を倍にするぞ'とのことです…。
「あの人!私をなんだと思ってる!?」
『さすがに同情します…』
と、私は即座に荷物をまとめて疲れているにもかかわらず全力疾走する羽目になった……。
〜八神家の庭〜
「ミウラ。今からやる特訓は視界を遮られた時に耳なんかで距離を感じとるための特訓だ」
「はい!でも具体的に何をすれば?」
「今から大体十分後に【的】が通る。それを感じ取って抜剣で蹴り砕いてみろ」
「わかりました!」
庭ではシグナムとミウラが練習していた。
ミウラは目を閉じて集中し始めた。
「(しっかり…風や音を感じ取って…)」
ドドドドドド……
「(きてる?え?これ的?ま、まあ大丈夫……なのかな)」
ドドド…
「(近づいてきた……しっかり集中して……)」
ドド…
「着いたぁ!セー」
「【抜剣】!飛燕!」
「フぅぅっぅ!??あっぶなぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!」
え?ユタさんの声?
「ミウラ!なんで入った瞬間に頭を蹴り砕きにくるのさ!!!!」
「へ?へ?え、でも…シグナムさんが…」
ユタさんなのに驚いて慌ててシグナムさんを見ると
「チッ」
ええ⁉︎舌打ち⁉︎
「はぁっはぁっ……た、ただでさえリ、リストバンドのせい、で、体っ、重いのに全力疾走したから……疲労度ハンパない…」
『………今回は何も言わないでおいてあげます』
ベットに横になってると、治癒促進をかけてくれる愛機。やばい、久しぶりにプライドのガチな優しさを感じた気がする。
泣きそう。
「ユタさん、すいません…」
とベットの横ではミウラが申し訳なさそうにしょんぼりしている。
「いや、今回の元凶は全てシグナム姉さんだよ。ミウラは悪くない」
「残念だよ。蹴り砕かれてたら面白かったのにな」
「面白く無いわい!当たってたらどーしてたのさ!」
「その場合は証拠隠滅してやるから安心しろ」
「そーいうこと言ってるんじゃ無い!この人外!悪魔!」
あ、まって、勢いに任せて言ったけど死亡フラグだった気がする。
しかもすぐ回収できそうな。
「ユタ、動けない状態で言うとはいい度胸だな」
「え?ちょ、ちょっとまって…シグナム姉さん。ごめん、謝るから……謝るから許し…」
『ミウラさん、ここにいてはダメです。私を連れてはやてさんのところに』
「ちょ!プライド見捨てるの⁉︎」
『御愁傷様です…今までお世話になりました』
「ちょっ⁉︎」
「え、えーと、それじゃあユタさん。頑張ってください?」
あ……ミウラとプライドが部屋から出て言った…。
さようなら、私の人生。こんなことならエリオに告白しておけばよかったなぁ………
補足をしておきますと、ユタは死んで無いです。
ただ、死と生の間際を体験しただけです((((;゚Д゚)))))))
最近はISも読み返していて、ちゃんと細かいところまで読んでみています。すると色々と見落としてたところがあって面白いです。
まあ、書いてる二次小説は面白いかどうかは不明ですが…
読んでいただき有り難うございます。