リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:紀野感無
ああいう系の日常系アニメ大好きです。
今回と次話あたりまではコロナvsアインハルトになると思います。
おそらく、ユタの戦い以外では初めて詳しく書くと思います。
それではどうぞ
「ねぇ、母さん。なんでこんな事をしているのかをご説明願いたいんですが」
「ウチの気分がええからや♪」
今は母さんの車で帰っているのだが、なぜか助手席で母さんの抱き枕状態になっております。
運転はシャマルさんがやってくれてるから大丈夫なんだけど。
恥ずかしいからやめてほしい。
「♪」
「はぁ、なんでそんなに上機嫌なの?」
「ふふーん、別に〜♪」
と、こんな感じで聞いてもはぐらかされる。
後ろの座席を見るとシグナム姉さんとミウラとザフィがいるがシグナム姉さんもなぜか気分がいい感じでミウラは母さんたちのテンションに困惑している。
うん、わかるよ。私ですら困惑してるから。
「あ、そういえば三回戦の組み合わせってどうなってんだっけ?」
『いまトーナメント表を出しますね』
すると、プライドがトーナメント表を表示してくれる。
「ありがと。えーと……私の相手は去年の予選2位か」
『学校の合間などに資料は集めておきますね』
「うん。そういえばミウラは?」
ふと気になってミウラに聞く。
「ボクはヴィヴィオさんとですよ!もう、今から楽しみでしょうがないです!」
おおう、元気な事で。
他の子はどうなってんだろ。
『リオさんは、ハリーさんかエルスさんで祝日のプライムマッチで勝った方ですね。コロナさんは………アインハルトさんとのようです』
「はい?本当に?」
『そして、コロナさんとアインハルトさんの試合で勝った方がジークさんとやるみたいですよ?』
「うわー」
うーん、どうしようかな。インターミドルが本格的に始まってからコロナちゃんとの練習はあまりできてないからな。
せめて試合当日までは練習をしに行こうか。
「プライドー、コロナちゃんにいつが空いてるかメールしておいて。練習をしないかっていうのもちゃんと書いてね」
『了解しました』
〜プライムマッチ開催日〜
『マスター、本当にいいんですか?プライムマッチを見に行かなくても』
「いいのいいの、録画を見るし。それよりはコロナちゃんとの練習」
『それは構わないんですが……1週間ずっとじゃないですか。もう少し自分の練習を入れるべきです』
「ご心配なく、私の相手はコロナちゃんほどじゃないけどゴーレムも使うし、操作系の魔法の使い手だから。コロナちゃんとならいい練習になる」
さて、録画はルーさんに頼んでおいたしコロナちゃんの練習場所に向かいますか。
「あ!ユタさん!今日も来てくれたんですか!」
「うん」
練習場所になっていた公園にいくとコロナちゃんとオットーさんが練習をしていた。
今はランニング終わりの休憩、らしい。
「ユタさん、ここのところ、毎日ありがとうございます」
「いえ、私も操作系の魔法の使い手が相手なので、ちょうどいいですし」
『と、いうのは建前でコロナさんが心配なだけです』
「おいコラ、速攻バラすな」
この愛機は……。
「ユタさんが……私を…」
「コロナお嬢様⁉︎」
ほら見ろ、赤面しちゃったじゃないか。
「落ち着いた?」
「は、はい…すいません」
「いやいや、悪いのは全てプライドだよ。謝る必要はない」
『なぜ私のせいなのかをご説明願いたいのですが』
自分の言動を振り返って見なよ。プライド。
「………オットー、ユタさん」
「はい?」「ん?」
「わたし、アインハルトさんに勝てると思う?」
……どうしたの。コロナちゃんらしくない質問。
「そ、それはもちろんー」「急にどうしたの」
「わかってるんです。ユタさんにも一度お話ししたことありますが、わたしは普通の初等科4年生で少し変わった魔法が使えるだけ。アインハルトさんは才能も実力もあって覇王流っていう正統派の技もあって
ものすごく努力してる。今も、きっと。
普通に戦ったら勝てっこないよね」
と、コロナちゃんは力なく笑っている。
「でもね?」
コロナちゃんがさらに続ける。
「私にしかできない魔法があるってヴィヴィオやリオが言ってくれるの。ノーヴェ師匠とオットー、それにユタさんも私のいいところをいっぱい伸ばしてくれてる。ルーちゃんが作ってくれたブランゼルもいる。
だから----勝つ、勝ちます!三回戦は私が勝つ---‼︎」
「---はい!」「うん……強いね、コロナちゃんは」
本当に強い子。私なんかより遥かに…
「さ、休憩終わりです!次のメニューに行こう!オットー」
「はいっ!」
「あ、じゃあ私もしばらくはそれに付き合いますね」
〜ミッドチルダ市内 魔法練習場〜
「ふーん、番長勝ったんだ」
『リオさんの次の相手はハリーさんですか。なかなか厳しいですね』
まあ、私はエルスさんよりは番長の方がやりやすいから番長勝ち上がってくれると私的にはラッキー。
「おーい、ユタ。再開するぞ!」
「はーい!今行きます」
ノーヴェさんに呼ばれてコロナちゃんのところまで行く。
いまは最後の調整をやってるところ。
「お前たちの試合、いよいよ明日だな」
「はいっ」
お前たちとは、もちろんコロナちゃんとアインハルトの試合のことだ。
「お前のセコンドは私とオットー。ユタは試合があるからできないけど」
「でも、時間が合えば応援には行きますよ」
「ありがとうございますっ!」
「で、アインハルトにはディエチもウェンディ。まぁセコンド対決にはならねーな。あいつらは単に保護者役だから」
「はい!」
と話しながらも私を交えた最後の調整をノーヴェさんとコロナちゃんとやっていく。
「さて、このへんにしとこう。今日までお前に教えたことでアインハルトとは十分に戦えるよ」
「『戦える』だけじゃ嫌ですよ。勝ちたいです」
「そりゃもちろん」
「勝つための作戦……ちゃんとあるんですよ」
「コロナ、お前……?」
何のことだ?ノーヴェさんにもこっちを見てくるが、わからない、という意味を込めて首を横に降る。
「構えてください!ちょっとだけお見せします!」
と、コロナちゃんが構える。
---ドギュン!---
「は………?」
「コロナ…お前……‼︎」
「今のは一瞬だけでしたが後先考えなければもう少しやれます」
「こんな技を教えた覚えはねえぞ⁉︎身体への負担がでかすぎる!」
「コロナちゃん……私も同意見だよ。その技はやるべきじゃない」
「今のもゴーレム操作の応用ですよ。ちゃんとノーヴェ師匠、それとユタさんにも教わった技の延長です」
確かに…操作系の魔法を少し教えた記憶はあるけど…
「これくらいやらないとアインハルトさんには勝てませんから」
「だとしても身体に危険があるような技はコーチとして容認できねーよ」
「うまくやります」
「それでも……」
「まあまあ、とりあえずコロナちゃんの言い分を聞きましょうよ」
と、ノーヴェさんを落ち着かせる。
コロナちゃんは何か決意している感じがしたから。
「チームナカジマの4人の中で-------私1人が色んな能力で劣っていること。自分が一番わかってます。
でも、だからってアインハルトさんやヴィヴィオやリオ、ユタさんやノーヴェ師匠にも、気を遣われたりしたくないんです。
みんなのこと大好きだから、がっかりされたくないんです。
証明したいんです----わたしだってチームナカジマの一員でアインハルトさんとだってちゃんと戦えるんだって」
あー、ダメ、わたしこういうのには弱い。
『でも、だからと言って身体に負担のある危険な技を好きに使っていいというわけには行きませんよ?』
「プライドの言う通りだ。コロナ」
「プライドもノーヴェさんも……まぁ、そこはわたしも同じ立場ですけど」
「あう……」
「つーわけで練習時間延長だ。明日に疲れを残さねーギリギリまでその技の使いどころを詰める。
証明しようぜ。お前らしい戦い方でアインハルトに勝ってやれ」
「わたしも全力で手伝います〜」
「はいっ!ありがとうございます!」
〜三回戦開催日 予選第1会場〜
『マスター、本当に次の相手は見なくても大丈夫なんですか?』
「いーの、対策なら映像だけで十分」
『まあ構いませんが、その代わりキチッと勝ってくださいね?』
「もちろん」
いまはコロナちゃんの応援に来ている。
試合?2ラウンドKO勝利です。超急いで第2会場からきたよ。
なかなか危なかったよ。
まあそれはさておき、コロナちゃんの試合がもう始まる頃かな。
昨日までの練習を見る限りアインハルトには、もしかしたら勝てるかもしれない。
『いつからマスターはロリコンになられたんですかね……』
「コラ、まだなってないよ」
『まだってことはなる気はあるんですね。わかりました。はやてさんに伝えておきます』
「ちょっと待てやコラァ!なりません!なりません!なるつもりもありません!コロナちゃんに対してだけです!」
『え⁉︎コロナさんが好きなんですか⁉︎』
「なんでそうなる⁉︎」
『冗談ですよ。わかっていますからご心配なく』
「この……クソ愛機が」
まあ、ロリコンでないとわかってるならいい。
「お、始まるね」
『そうですね』
コロナちゃんとアインハルトが入場し互いに向かい合っている。
「コロナちゃん……頑張れ」
『マスター、なんでそんなにコロナさんを応援するんですか?』
プライドが聞いてくる。うーん、なんでだろうな。
「あー、うん。なんか昔のわたしを見ている気分になって応援してあげたくなる」
そう言っている間にもコロナちゃんとアインハルトの試合は始まる。
「うん、
『あれだけマスターと練習してましたもんね」
ゴーレムを腕の部分だけを創成し腕に纏い、格闘戦技をつかいアインハルトを殴った。
感覚的には私の腕の硬化魔法と似ている。
「お、アインハルトはコロナちゃんを見失ったかな?」
『ゴーレム創成できますね』
そうだ、とにかく自分の土俵に引き摺り込め。
ゴーレム創成をさせまいとアインハルトはコロナちゃんにラッシュをする。
みるみるうちにライフが削られていく。
そして、殴り飛ばされる。が、その間にも詠唱は終わっていた。
「叩いて砕け-----【ゴライアス】ッ!」
コロナちゃんは飛ばされながらもゴーレム創成をした。
『Rock Bind』
そして、ブランゼルがアインハルトにバインドをする。
「ギガントナックル!」
そしてゴーレムを操作してアインハルトにゴーレムの腕をぶつける。
『ダウン コロナ選手及びゴーレム ニュートラルコーナーへ』
「はいっ」
ライフ
アインハルト 5200
コロナ 3500
「うん、完璧だ。あとはどれだけ優位を保てるか」
『
「うん、そうだね」
あの技はつかわないに越したことはない。
そして、試合再開すると
アインハルトはゴーレムの攻撃をかいくぐりコロナちゃんに空破断を繰り出す。
ライフ
コロナ 1300
「覇王流、破城槌!」
「うおっ、あのゴーレム壊すか」
『流石の攻撃力ですね』
アインハルトはゴーレムを粉砕した。すっごい攻撃力。
「でも……まだ終わりじゃないよね?」
そうだ、コロナちゃんはまだ終わりじゃない。
筋力 体力 魔力量だとチームナカジマの中だと一番目立たないかもしれない。
でも冷静さや知性、発想力は4人の中でナンバーワンだ。
「でも……身体操作は負担が大きすぎるんだよなぁ」
『マスターも一度体験しましたもんね』
ダウンから立ち上がり試合再開するとコロナちゃんは棒立ちになっている。
「(1ラウンド残り20秒。インターバルで回復させたら何があるかわからない。コロナさんにはヴィヴィオさんのようなカウンターはない。接近戦で押し切る!)」
【ファイト】
「(
格闘技をやってるって聞いて随分びっくりしたっけ。
一緒に居たいから一緒に練習するようになって。格闘技が好きとか嫌いとかよくわからなかったけど。
わたしが格闘技や魔法戦技をやめちゃったら
ヴィヴィオと友達でいられなくなる気がして。
でもホントは、ヴィヴィオみたいに上手くできなくて楽しくなくて。
そんな時はノーヴェ師匠がいつも励ましてくれたしみちびいてくれた。
格闘戦技が大好きでいつかママを守れるくらい強くなりたいって話すヴィヴィオはいつも素敵で。
春光拳と炎雷魔法をもっとマスターしたいって頑張っているリオは格好良くて頼もしくて。
ご先祖様の遺志を継いで本当の強さを手に入れたいって一生懸命なアインハルトさんはすごく立派で。
ご先祖様に恥じないように、そして家族のみんなに喜んでもらいたくて自分の体質のことも顧みず強くなりたいと思ってたり、好きな人に振り向いて欲しくて頑張るユタさんはとてもすごくて、憧れて。
わたしはそんなみんなに恥ずかしくない選手でいたくって。
あともう少し…みんなと同じ目線で、同じ速度で歩いて行きたくて
だから----痛くても使うんだ!)」
そして、アインハルトとコロナの距離が縮まる。
「ネフィリムフィスト!」
そして、コロナちゃんのカウンターが綺麗にアインハルトの顎に直撃した。そして、コロナは回し蹴りをする。
『ダウン』
ライフ
アインハルト 970 クラッシュエミュレート 中度脳震盪 視界混濁
コロナ 1100
カウント8でアインハルトはふらつきながらも立ち上がる。
「(格闘戦での反撃はないとコロナさんを侮った----こんな形では終われない----)」
「(残り10秒……創成している時間はない。ネフィリムフィストで押し切ろう!)」
そして、互いに距離をつめ格闘戦が繰り広げられる。
「ネフィリムフィスト《虎咆》!」
そして、強烈な打撃がアインハルトに命中した。
それと同時にゴングが鳴った。
「コロナちゃんのあの技、練習の時にも思ったけどヴィヴィオちゃんとリオちゃんの技だよね。あの調子だと他の人の技もあるかな」
『いまは作動も安定していますね。あのまま押し切れたらよかったんですが』
まあ、あれはしょうがない。最初のネフィリムフィストでアインハルトが警戒しちゃったしね。
コロナちゃんのあれは最初だからこそ意味がある。
「まあ、落ち着いていけば勝てるとは思うけどな」
『本当にそこですね。あの技はコロナさんの持ち味を殺してしまうのですが…まあ大丈夫だとは思います』
頑張れ…コロナちゃん。
どうでしょうか?
次でコロナとアインハルトは決着ですかね。
気づいたら原作6あたりまで来ていました。
オリジナルのストーリーなんかも組み込んで行きたいですね。
頑張ります(`・∀・´)
読んでくださりありがとうございました