リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:紀野感無
死にかけです。
ですが、投稿はできる限り続けます。
頑張ります
前書き、質素ですが許してください。書く内容が思いつかないんです(泣)
それではどうぞ
「さてと、本題からずれちゃった。えーと、アインハルトは何について聞きたいんだっけ?」
「え?えーと、オリヴィエについての記憶ですが」
「そうそう、そうだった。私の中にある記憶は、まず一つ、アインハルトと同じ虹彩異色の男と戦場の中で戦っているところ、そして、同じような場所で涙を流しているところ。あとは……ゆりかごに乗って周りを破壊しているところ。その三つを正確に覚えてる。
けど、……なんていうのかな。こう、3人で楽しくやっていたっていう記憶はあるんだ。誰かは……わからないけど」
「そう……ですか」
あ、ちょっと安堵した。
てことは一緒にいた2人がエレミアと覇王の2人なのかな?
「……」
「ヴィヴィオさん?」「ヴィヴィちゃんどないした?」
ヴィヴィオちゃんがなんか考え込んでいた。
「今までのお話と『エレミア』って名前で改めて思い出したんです。『エレミア』って名前が冠された武術家の手記を無限書庫で見かけたような気がして」
「それ、私も覚えがある!検索目録でタイトルを見ただけだったけど」
「確か、古代ベルカ項目だった『歴史上の人物の手記』のみだしで!」
え?ヴィヴィオちゃんもコロナちゃんもリオちゃんも無限書庫に入ったことあるの?私入ったことないのに。
「母さん、無限書庫での探索許可ってもらえるものなの?」
「そやね、ウチから許可を申請してもええんやけど…もっと手っ取り早い方法があるよ」
「?」
どういうことだろう。
「わたし、無限書庫の司書資格を持ってます!」
「「「「「ええええーーーーーッ!」」」」」
うそー、ヴィヴィオちゃんなんで持ってんの……羨ましい。
「あたしたちも立ち入りパスは持ってます!」「そうなんです」
「はーー……。君ら、どういう小学生なの」
まさか、リオちゃんとコロナちゃんも持ってるとは…。
「じゃあ、早速明日にでも」「私たちで調べて来ます!」「持ち出しできる資料なら持ち出し申請も!」
と、初等科トリオがいう。
元気いいねー。そういう子好きよ。
『またロリコンになってますよ……』
「ロリコンじゃないわい。あと、久々に言うけど心を読まない」
『それは無理な相談ですね』
「ですよねー」
「わたしも行きます」「ウチも…」
「それ、オレたちも行けねーか?」「わたしもですわ」
「いやいやいや!」「勝ち残ってるみなさんはまだ試合が!」
番長にヴィクターさんにジークさんにアインハルトも行くのか。
なら、わたしは行かなくてもいいかな。
「ここまで聞かせてもらった話の結末を子供達ばかりに任せるのもなんだか落ち着きませんわ」
「とくにウチはご先祖様のことなんやし」
「それに、試合前だからって練習以外は何もしてねーってわけでもねーんだ」
おおう、番長達は妙にやる気ですね。
「敗戦組はまあ、気兼ねなく行けるから付き合うとして」「わたしもチャンピオンのお供をしませんと」「な…ならボクも行きます!」
ミカヤさんにエルスさんにミウラまで行く気なのね。
「わたしはパス…「ほんなら、全員行くってことでええなー!」……母さん、私はパスって言ったんだけど」
私には断る権利すらないのか。理不尽を許すまじ!独身の神の理不尽を許すな!
「ユタ?いま何を思っとったか言ってみぃ」
「イエ、ナニモオモッテマセン」
「クラウソラス」
「急に魔力弾をぶつけようとしてこないで!」
「はぁ、やっぱアンタと一緒にいたら落ち着けれんわ」
「こっちのセリフだ!」
「んじゃ、本局の宿舎も押さえられたし皆で一泊して朝イチで行こか?」
母さんの問いに私を除く全員ではーいと言う。
はぁ…やる気が起きない。
「ずいぶん親切にして下さるんですね」
母さんにヴィクターさんが言う。
「私自身ベルカっ子やからね。同胞同士仲良くしたいんよ。それにユタのこともあるしなー」
「私はどっちかと言うと関わりたくないんだけど」
「できるなら、ジークの過去にはあまり触れて欲しくないと言うのも本音なんです。あの子は『エレミア』ですけど…中身は本当に普通の女の子ですから」
「わかってるよー。そやけど、そのジークリンデも自分の過去とアインハルトの過去に向き合って行くつもりなんやろ?私もそれを応援してあげたい…ゆーんはダメかな?」
「おう、お嬢!何ごちゃごちゃやってんだ!さっさと荷物まとめろよー」
「今行きますわ!
八神司令、ジークに変わってご厚意に感謝いたします」
「うん♪これからも仲良くしてくれたら嬉しいよ」
そして、ヴィクターさんはヴィヴィオちゃんに手を引かれて離れていった。
「ユタ」
「何?」
「今回のはアンタも関わるべきやと思うてる。しっかりと……自分のご先祖様と向き合うチャンスや」
「別に…私は聖王女には恥ずかしくないようにって思ってるけど…それ以上にその人がどんなことをしてた人とか興味がない…」
「はぁ、ユタ。一つだけ言うとくわ」
「?」
「いい加減、そうやって逃げるのはやめぇや」
「……逃げてない」
「いいや、逃げとる。それは断言してやるわ。ユタは、興味ないって言うのは、自分と聖王女を比べられるのが嫌やからなんやろ?ただ、自分が弱いって思われるのが嫌で言っとるだけや」
「……違う」
「違わへんよ。マリナも言ってくれたやろ。聖王女の血を引いていようが関係ない。あんたはふつうの女の子や。けど、だからと言って自分のことから目を背けるのは、ちと違わんか?」
「……」
「別に、今のユタのことを悪いとは言わん。けど……後悔するのはユタなんやで?」
「……わかった。私もちゃんと行くよ…」
「うん、そうしたほうがええよ」
はぁ、こうも言われると何も反論できないのが悔しい。
〜翌日 管理局本局内部〜
「はい、みなさんこちらですー」
ヴィヴィオちゃんに案内され無限書庫へ案内される。
今は一般解放区画だ。
「目的地はこの先ですよー」
と、今度はゲートの前まで案内された。
「では、こちらのゲートから入ります!書庫の中は無重力なので慣れていないと気分が悪くなる方もいらっしゃいます。そう言う時はすぐにお伝えくださいね!」
はーーい、と一同で答える。
あれ?いつから遠足になった?
「それでは古代ベルカ区画に……ゲート・オープン!」
その言葉の直後、私たちはなんとも言い難い不思議な空間に出た。
「「「「おおーーーー!!!」」」」
周りには本棚が大量、いや、大量の域を超えている。
それが無限に続いている。
そして、何と言っても無重力だ。
初めて来る人……とくにミウラや番長、ジークさんは戸惑っている様子だ。
私、私は……
『マスター、器用なのか影が便利なのかよくわかりませんね』
「影が便利があってると思う」
私特有の魔力変換で影を作ってそれで体を支えてます。
「それでは目的のエリアに向かいまーす!…………あれです!ここが今回の目的の場所!」
「どこかの王家が所蔵していた書物庫らしいですよ」
「一時調査は行われているんですがとくに危険物は確認されてないそうです」
ヴィヴィオちゃんたちが元気に説明してくれる。
うん?危険物?そんなものあるの?
『前は守護用のゴーレムや迷宮なんかがあったらしいですよ』
「へー、そうなんだ」
「それじゃあ扉を開きますねー」
ゴゴゴゴと、いかにもな音を立てて扉は開いていった。
中には……
「ご覧の通り迷宮型です!」
文字通り、迷宮がそこにはあった。
「とりあえず10箇所くらいまでありそうな場所を絞り込んだので」
「手分けして探しませんか?」
うん、いいね。その案でいこう。というか、私は初めての土地には弱いから1人だと死ぬ。
ちなみに班分けは
ヴィヴィオ&ミウラ
ハリーさん一味&エルスさん
ヴィクターさん&コロナちゃん
ミカヤさん&リオちゃん
アインハルト&ジークさん&私
「さー!それでは調査に入りましょう!」
「「「「「「「おーーー!!!」」」」」」」」
「はぁ、ユタのそれほんまに便利やな」
「便利ですけど、魔力の消費を最小限にしないとすぐガス欠になっちゃいますよ」
「けど、いつ見ても……珍しいって思います。その魔力変換資質は」
うん、だろうね。私も未だになんでこうなってるのが不思議だし。
『………マスター、皆さん』「………?」
「?」「どうしました?」
『…いえ、なんでもありません。すいません』
なに、どうしたのさ。
「うーん、にしてもあたりはなさそう。アインハルトたちは?」
「ウチはまだ見つけてへん」
「目的の本はないようですが…この本棚はクラウスたちが生きていた時代とかなり近いもののようです」
「それはキツイな……。ああ……そういえば
「「・・・」」
「あの…」「ジークさん、それってアインハルトのこと?」
「あああ!そや!言ってへんかった!『アインハルト』やから『ハルにゃん』って呼んでええ?って聞こうと思ってたんよー!そしたらいきなりこっちで呼んでもーたーーー!」
……なんだ、この面白い光景は。ジークさんが頭ブンブン振り回してるしアインハルトは赤面してるし。
とりあえず、写真は確保した。
「アインハルト・ストラトス。ジークリンデ・エレミア。ユタ・ヤガミ」
そんな、楽しい本探しは突如あらわれた乱入者によって止められた。
声のした方向を見ると、魔女がいた。金髪で、いかにも、な魔女が。
けど、見たことがある。
「……ファビア・クロゼルグ選手?なんでこんなとこに」
『真名認識・水晶体認証終了』
「「「⁉︎」」」
突然、魔女の周りにいた悪魔のようなものが巨大化し口を大きく開けてきた。
『
そして、私たちはそれに食べられた。
私たちは、小型の瓶に詰められた。
小さくされて。
けど、私とジークさんだけ別の瓶に入っていた。
「ジークリンデ・エレミア。ユタ・ヤガミ。あなたたちには後で聞きたいことがあるから…他の子達とは別の瓶。今はエレミアの手記を----」
ダメだ…こいつの言葉を聞いてると……頭が……いた……。
「ガイスト・ナーゲル!」
そんな中、外から私の瓶は破壊された。
いや、正確にはジークさんの『エレミアの神髄』が発動して壊した余波で私のも壊れただけだった。
けど、未だに頭の痛さは治らない、
むしろ酷くなっていっている。
立っているのも辛い。
私は地面に突っ伏すしかなかった。
そのまま、眠るように意識が消えていった……。
どうでしょうか?
次からは……少しユタが荒れます。
ご注意を…
読んでくださりありがとうございます