リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生 作:紀野感無
己の頭の悪さを呪いたい……
えー、今回は二本立てです。
茶番とユタの復帰するまでの前半(?)を書いたものになります。
それではどうぞ
【地球にエルスさんとその他を連れて行ってみました】
『と、いう事情からユタを地球に向けて飛ばしました』
「意味わからんわ!」
え?何?なんで始まって早々に私……
「なんで私宇宙⁉︎しかもなぜに目的地が地球⁉︎」
「ま、まさか本当に行けるとは…」
「楽しみですー!」
「どういうところなんだろうな」
「楽しみやー。きっと強い人とかおるんやろうなー」
しかも、エルスさん、コロナちゃん、ハリーさん、ジークさんまでいるし。てか、ジークさん?なんでメイド服?
『で、地球の日本って国の東京やでー。二泊三日の旅楽しんでなー♪』
「あっ、ちょい待て!独身!」
『なんやー?貧乳』
「そもそもなんでこうなった!」
『………作者の勝手な妄想?』
「ふぁっ⁉︎」
おい作者!私にシリアス求めるなとは言ったけどここまでぶっ飛んだの求めてない!
「じゃあ何を?」
「それは、こう、ミッドでジークさんとかをいじり……って今の誰⁉︎」
突如見知らぬ人の声聞こえたぞ!なんでもありかコンチクショウ!
『バカマスター、そろそろ熱を冷ましてください。到着しますよ』
「あ、プライドいたのね…。はぁ、疲れた……」
『あ、そうそう。言い忘れてたわ。それ、ついたら勝手にあんたらをワープさせるようになってるから。気をつけえやー』
「へ?いったいなんのぉぉぉぉぉ⁉︎⁉︎」
「きゃあ!」「なんなんですかー⁉︎」「なんや⁉︎」「なんでオレまでー!」
ああ、こうして善良な市民は理不尽な力の前に屈して行くのか……。
〜東京 秋葉原〜
「なんで……なんでさ……」
『はい、なぜなのでしょう』
なんで、なんで。
なんで私たち着いたそばから離れ離れになってんの⁉︎
「とりあえず、みんなに連絡しようか…。エルスさんやハリーさんはともかく、コロナちゃんやジークさんは…なんか心配」
どっかから、なんでウチまで⁉︎、って言うツッコミが聞こえたのは気のせいだろう。
それにしても、昼過ぎなのが幸いした。夜だと色々と危ないからね。そこら辺はちゃんと考えてくれているのだろう。
「んじゃ、プライド。連絡よろしく」
『了解です』
〜二時間後〜
「た、助かりました…」「未開の地で1人とか…シャレにならねえよ…」「ユタさん、ありがとうございます」
「いやいや、これくらいはいいんですけど……なんでジークさんだけいないんだ…」
と、呟くとエルスさんが何かまずいことを聞かれたのようにギョッとした。
「ん?エルスさん、何か心当たりでも?」
「え、えーとですね……場所はわかるにはわかるんです。ただ……」
「「「ただ?」」」
「とりあえず、見てもらった方がいいです……こちらです」
と、エルスさんに促されみんながついて行く。
「え?」「こ、ここって…」「いわゆる、あれですよね?」
エルスさんに連れてこられたのは………
メイド喫茶だった。
……うん、すっごい予想できる。
大方、メイド服着てたからアルバイトか何かと勘違いされて連れてかれた。
そんなところでしょう。
「止めようと思ったのですが、お相手も、ものすごい忙しかったようで止める暇もなく連れていかれてしまいまして…」
「まあ、とりあえず連れ戻してきます」
コロナちゃん達に言って、私1人で行く。
なんでかって?
そっちの方がやりやすい。
「おかえりなさいませ♪お嬢様」
入ると同時に、そんなことを言われる。
「あ、ユタ!助けてや!」
「こらっ!逃げないで!」
「やからー、ウチはここのアルバイトじゃないんよー!しんじてーな!」
「あー、えーと、そこのめいど……じゃなくてジークさんを引き取りに来ました」
「ん?君は?」
「その人の連れです。じつは-------というわけでして」
「ふむ、そういうことか。すまなかった。私たちの勘違いだったようで」
と、ジークさんが店長らしき人から解放される。
「あーよかったわぁ。やっと自由や」
「そんな服を着てくるからですよ…」
そして、ジークさんを連れてメイド喫茶を出……
ガシッ
る直前に、店長に肩を掴まれる。
「でもですね?ユタさん。こちらのジークさんが割ったお皿7枚、壁一箇所の損害賠償は払っていただけますか?」
「へ?」
ん?なんかすっごい不吉な単語が聞こえた気がする。
「すいません、今なんと?」
「ですから、ジークさんが割られた皿7枚と壁一箇所の……」
「あ、すいません。どうやら人違いだったようです」「ユタ⁉︎酷い!」
うん、どうやら人違いだったらしい。さっさと帰ろう。うん、そうしよう。
「では、さようなラァゲブァ⁉︎」
「頼むからウチを見捨てんとって!」
と、速攻で出ようとしたら今度はジークさんに怪力で服を引っ張られた。
こら、思わず変な声出ちゃったじゃないですか。
「嫌ですよ!ジークさんの自業自得!私を巻き込まないで!」
「ま、お話はあちらでやりましょうか」
「え?いや、だから私は関係……あっ!あの外の人たちも私たちの関係者です!」
「「「はい⁉︎」」」
と、外で笑っていたハリーさんにエルスさんにコロナちゃんを指差す。
すると、声が聞こえていたのか3人とも驚いた声をあげる。
って、おいこら、逃げようとしない。
この3人を影で速攻でバインドした私は悪くない。
「うう…なんでこんなことに…」「恥ずかしい…」「2回目だからまあ慣れたけど……周りからの視線は慣れねえな…」「ジークさんのせいジークさんのせいジークさんのせい………いつか影で切り刻んでやる…」
「1人だけ物騒とちゃう⁉︎」
もう、地球に来てから前途多難すぎて酷い。
なんで地球に来ていきなりメイドコスプレしないといけないんだよ。
しかもバイト代なしとかボランティア活動じゃん!
「ほんじゃあ、ウチがリーダーや!しっかりとやるでー!」
やけにジークさん張り切ってる。
こうなった原因はあなただってこと分かってます?
「よし、拭き終わった」「次行きましょうか」「そうやなー。んじゃ次は…」
ドバシャア!
と、コロナちゃんとハリーさん、ジークさんの掃除組の3人。
頭を抱えております。
その理由としては、拭いたそばからジークさんがバケツの水をぶちまけたから。
これがお客さんの前とかだったら更に仕事が増えていただろう。
「あああ⁉︎ご、ごめん!」
「い、いえ、いいですよ」「次気をつけろよな」
「は、はいー」
「ハリーさん、こんな感じでどうでしょう」
「うん、いい感じだな!これなら文句も言われないだ……」
「おー、すごいなぁ。どれどれっ⁉︎」
ズゴォン!
「「………」」
今は壁の修復作業。
「ご、ごめん!」
が、これもなぜか終わった瞬間にジークがつまづき壁に体当たり。またもや大穴が開いた。
「おい、ジーク。お前に頼みたいことがある」
「は、はいー」
「いらっしゃいませ、お嬢様、ご主人様、2名ですか?こちらへどうぞ」
「はい、二番テーブルと七番テーブルのものできました!」
エルスは接待を、ユタは料理作りをしていた。
2人とも、なかなかいいと店長に折り紙つきをもらい、なぜか仕事が正規アルバイトよりおおい。
「ユーター、いいんちょ」
「あら?チャンピオン、どうされたので?」「?」
「番長とコロナちゃんにこっちを手伝ってくれって…」
「「はぁ?」」
と、そこにジークさんが来た。
「ああ、なんとなく察しました。またヴィクトーリア選手の屋敷のようになったと?」
「うう、面目無い…」
「ジークさんにメイドさせる時点でおかしいと思うけど…。まあ、人出は多いだけマシですから。それじゃ、ジークさん。注文とかお願いしていいです?」
「了解やー!」
「お水ですぅ⁉︎」
「きゃっ⁉︎冷たい!」
水運びは転んで水をお客さんにぶちまけてしまう。
「あああ、すいません!今拭き……きゃあ!」
ベチャッ!
拭こうと思い雑巾を持って走ってると急ぎすぎて仕切りにぶつかり雑巾が吹っ飛んで見事お客さんの顔面にシュート。
「ジークさん。塩とってください!」
「はいよー!」
「ありが……ってこれ砂糖!」
調理場では、砂糖と塩を間違える。
とかいって料理をさせると炭が出来上がるし、馬鹿力で調理器具が壊れる。
「「………」」
そして、その尻拭いは当然のようにユタ達に来るわけで
「(あれ?なんで?なんで仕事がさらに増えた?)」
「(チャンピオンが動くたびに仕事が増えていく…)」
「か、堪忍やー」
「ジークさん」
「はいっ!」
「あなたに頼みたい仕事があります」
「へ?ま、またか…。今度はなんや!」
「それは……」
「はぁい!お疲れ様!……って、もう1人の子は?」
店長に収集をかけられ、私たちは集まる。が、ジークさんだけいない。
「ああ…-別の仕事をしてもらってます」
「別の仕事?」
「はい、あちらに…」
と、外を指差す。そこには…
ミニスカートに猫耳アクセ、上半身水着というもう、痴女と言われそうな状態で客寄せをしてるジークさんがいた。
「……あの子が大変なのわかった?」
「はい、とても。店長、色々とすいません…」
「いーのよ、もう終わったことだし。それより、はいこれ給料。少ないけど観光費用の足しにしてね」
と、私たち全員に封筒を渡される。
ちなみに、ジークさんのだけなかったりする。
当たり前っちゃ当たり前か。
にしても。この店長めちゃくちゃいい人じゃん。よかったわ〜。面倒な人とかいるらしいし。
「あ、その服はプレゼント。上手に使ってね♪それじゃまたね♪」
と、私たちは来ていたメイド服を手に外へ出る。
てかさ、メイド服もらったからってどうすればいいの⁉︎
その後は、母さんが用意してくれていたホテルに泊まり、2日目はエルスさんと私とコロナちゃんによる秋葉原探索を一日中。番長とジークさんはジムへ行ったらしい。
3日目は、私の強い希望(というか無理やり)によりラブ○イブの聖地巡礼。
すっごい楽しかったよ
さくsy……じゃなくて、とある誰かが羨ましい!とか言ってそうだった。
その後は、母さんの迎えが来てみんなちゃんと家に帰れました。
私は、ジークさんのせいで散々な目にあったからジークさんの色々な写真をばらまいてやった。主にヴィクターさんに。
【16.5話 ユタのその後】
「これからもあのことは仲良くしてやってあげてね。また前みたいに、一緒にご飯でも食べてあげてもらえるかしら?あの子、放っておいたらジャンクフードばかり食べてしまうのよ」
「…はい!もちろん。ってその前にジークさんにさっきのこと謝らないと……すいません。自分ジークさんを探してきます」
「ええ、でも無理しないのよ?」
「はい!」
「車椅子って、結構大変なんだな…………」
私は、魔力で動かせるタイプの車椅子であちこち探しているのだが、いかんせん、消耗が大きい。特に階段とか上がる時。
「いそうな場所……屋上かな?」
必死に、魔力を運用しながら屋上へ向かっていく。
「………は本当なんですか!」
「ん?」
叫び声?てか、今のジークさんの声じゃ。
曲がり角に近づくと話している内容が鮮明に聞こえた。
「(何話してんだろ…………)」
「残念ながら、本当です。八神ユタさんの左目と右腕は、今後機能しない可能性がとても高いです。選手としても、やっていけないと思います」
「そんな………ウチのせいで……」
『ジークさんのせいじゃないですよ……。ですが、これは…流石に…』
「………え?」
思わず、声を上げて、2人と一機の前に出てしまう。
「ゆ、ユタ……」『マスター…』
「え?ど、どういう…こと……なんですか?先生。私……もう選手として、やっていけない……って」
多分、絶望した顔をしていたんだろう。
先生とジークさんは深刻そうな顔して言葉に詰まってしまっている。多分、私が聞いているなんて思ってもいなかったんだろう。
「……本当です。ユタさんの右腕と左目は…」
「…っ!」
「ユタ⁉︎」『マスター!』
けど。返答を聞く前に私はその場を逃げ出してしまった。
「(嘘だ嘘だ、もう戦えないなんて…………母さんを喜ばせれないなんて…………シグナム姉さんやヴィータさんの期待に答えれないなんて…)」
夢なら覚めてほしい、そんなことを思いながら、トイレの中に入り鏡の前に立つ。
恐る恐る…………どうか嘘であってほしいと眼帯を撮ってみる。
「(そうだ、きっと冗談だ。これを取ればいつものように見え…)」
が、それはより現実を突きつけることとなった。
左目は、全くと言っていいほど見えなかった。
「は、はは……」
もう、笑うしかなかった。
ドサッと車椅子に座り込み、力無く車椅子を動かし外へ出る。
泣きたい衝動を抑え、病室に戻る。
そこには、まだヴィクターさんがいた。
リンゴを切ってくれていた。が、いまはそんな気分じゃなかった。
「あら、ユタ。ちゃんと話せ……ってどうしたの?」
「すいません、ヴィクターさん。今日は……もう帰ってください…」
「?わかったわ。それじゃあ体に気をつけてね」
「はい…」
ヴィクターさんがすっごい心配そうな顔をするがそんなのを気にする余裕なんてない。
「ヴィクター!」
「あら、ジーク」
「ユタは…」
「ほら、あそこに…」
ドアの外ではジークさんが来たのかヴィクターさんと鉢合わせしてる。
「どうしたの?」
「実は…ウチのせいで…」
『えー、こう言ってますがジークさんのせいではないことを先に言っておきますね。実は…………』
『と、言うわけでして』
「…っ、そう…ですの」
『ですが、まああのマスターがこんな程度で格闘技をやめる、なんてことは言い出さないと思います』
「プライド、わたくしも出来る限りのことはしますわ」「う、ウチもや!」
『ありがとうございます。お二人とも』
〜5日後〜
『現在、インターミドルを10歳、初出場にして都市本戦2位まで上り詰めた八神ユタ選手。決勝戦での怪我により引退かと騒がれております』『初出場であれだけ勝ち進めて、最後に完璧に任されちゃったんで心が折れたんでしょうね。なんせまだ10歳ですし』『だいたい、あんな消極的な戦い方ばかりしてたんですからこうなるのも当然でしょう』
テレビをつけてみてはいるが、ニュースではこの前終わった都市本戦、その決勝で起こった私の怪我について色々と言われていた。
その内容にイラつき、乱暴にリモコンを操作し消す。
「何も…何も知らないくせに…」
『マスター』
「何…」
『少しは外へ出てみては?』
「いい…」
もう、何もやる気が起きない。
先生とか、ハリーさんとかエルスさんとか、色々来て何か言ってたけど、何もやる気が起きない。
そもそも、動かない右腕と見えない左目をかかえて何が出来ると言うのか。
「ユター。ちょい遅くなったわー」
「邪魔するぞ」
「元気かー?」
「失礼する」
と、病室に入って来たのは、母さん、シグナム姉さん、ヴィータさん、ザフィだった。
「なんや、まだこんな調子なんか」
『はい、ひたすらベットの上にいるだけです。アニメすら見ないんですよ』
「あのユタが⁉︎それはほんまか!」
「主、きっとすぐに身始めますよ」
「そーそー、それに、こいつのことだしこっそり魔法の練習とか------」
「もう、選手としてやっていくつもりは、ない」
「「「「え?」」」」『……』
「だから…もう、練習も、何もしない」
「な、なんで」
「なんでって……ヴィータさん。腕も、目ももう使えないのに、なんで魔法戦競技を続けないといけないんですか…」
「けどよ…」「まだ、治らないと決まったわけではないだろう?」「そ、そーやで。いま、お医者さんやシャマルも治す方法をって……」
「自分の体のことは、自分がよくわかってる。もう、動かないっていうのが、直感でわかる」
あたりが静寂に包まれる。
『マスター』
そんな静寂を破ったのは、愛機のプライドだった。
「何…」
『マスターは、いつからそんな風になられたんです』
「は…?」
『ですから、マスターは、いつから、そんな
「…なに、何が言いたいの」「ちょっ、プライド」
『はやてさんは少し、黙ってください。言わないのなら、私が言います。
マスター、あなたは、とんだ腑抜けになりましたね。
たかが、怪我をした程度で、今までやっていたことをやめるなど。そんなことだからジークさんにも負けるんですよ』
「……」
『それとも何か?悲しみの感情を抱いていれば周りが優しくしてくれるとでも?自分が悲しいから周りが何かしてくれるのが当たり前とでも思ってるんですか?』
「……るさい」
『ああ、もしくはテレビなどで批判されていることから逃げたいと?ああ、それだと本当の弱虫ですね。すいません、既に言ったことと重複してしまいましたね』
「うるさいっ…うるさいっ!プライドに……私の、私の何がわかるの!当事者でもないのに!私だって……私だってまだ動けるなら、戦える可能性があるならこんなことは言わないよ!」
『それが本音でしょう?』
「っ…!でも、治らないのに何をどう…」
『失礼ですがマスター?確かに、医者にも、シャマルさんにも、治らない可能性が高い、とは言われましたよ?しかし、治らないとは
「っ、でも…」
『はぁ、まだ腑抜けになっているんですか。少なくとも、初等科2年の頃から付き合ってきた私としては、マスターはそんな腑抜けではなかったはずですが?』
プライドの言葉、一語一句が心に刺さってくる。
「〜〜〜……!少し…外で頭を冷やしてくる」
『お気をつけて』
車椅子に乗り、外へ出る。
もう、いろいろな感情がごちゃ混ぜになって自分でも分からなくなってきた。
『……すいません、みなさん。せっかく看病に来てくださったのに』
「いいんよ。すまんなぁプライド。本来は私の役目のはずなのに…」
『いえ、私ははやてさんほどではないとはいえマスターのそばにいたので…。ああ、シグナムさん』
「なんだ?」
『万が一、マスターがあのままだったら…………
「フッ…任せておけ」
『あ、もちろんヴィータさんも』
「お、おう!」
えー、ユタ復帰までの道のりは、少しずつ書いていこうかなーと思ってたりしてます。
とりあえずルーフェンを書いて、vivid strikeを書こうかなーと思ってたりしてます。
その合間にかけたら…と。
読んでくださりありがとうございます