リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生   作:紀野感無

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祝!30話目!

だからと言って特に何か特別なことがあるわけでもないです。すいません。

1日1話投稿とかしてるわけでもないのに気づくと6ヶ月弱、そして、お気に入り登録者が250人を超えると。

嬉しいです。
これからも頑張ります。

それではどうぞ


30話

ねえ、みんな。突然だけどさ。死んだ人が向こう岸にいる川って見たことある?

私?私はもちろんあるよ。というか、今実際に、現在進行形で見てる。

 

なんか、川の向こうでマリナ姉さんが必死に渡ってくるなってジェスチャーで伝えてくれてるよ。

 

どうすべきなんだろ。行って抱きつきたい。

撫でてもらいたい。

けど、渡ろうとすると必死になって腕でバツを作ってくる。

 

 

ははは。そうか、これは夢だ。そうだ、きっと夢……

 

 

 

「さっさと起きぃや!」

「いたっ!」

 

あれ?なんで私こんなことに……

 

「ん?なのはちゃんの'お・は・な・し'でとうとう壊れてしもうたか?」

「あっ!そうだった!正攻法でやったらなのはさんに……」

「魔力を使ってもいいの意味の違いくらいわからんかったユタが全て悪い。擁護できないっていろんな人から言われとったで」

 

なんで、納得いかない。

 

「学校ってことは、まだ学院祭は終わってない感じかな?」

「そやで。というか、もう昼ごはんの時間や。外のとこでヴィヴィちゃん達食べとるし一緒にお邪魔してきたらどうや?」

「え?エリオとじゃないの?ていうか、エリオは?」

「仕事があるとかで帰ったで。伝言は【ユタ、今日は色々とごめん。急に仕事が入っちゃって。埋め合わせは必ずするから!】……なーんか、熱々カップルなのが腹立つわぁ」

「勝手にイラつかないで⁉︎ていうか、さらっとクラウソラスを打ち込もうとしないで!」

「なんでやー!なんでユタにできて私にできんのんやー……!」

 

日頃の行いの違い?

 

『んなことあるわけないです。バカマスター』

「相変わらずサラッと心読むよね?その読心術おしえてよ」

『丁重にお断りさせていただきます』

 

無駄に丁寧な言葉で拒絶しないで。愛機にそんことされたら傷つくよ…。

「それじゃ、ヴィヴィちゃん達のところに行ってくるね」

「ほいほいー。ウチはなのはちゃん達と先生方に挨拶に行っとくわ」

「わかった」

 

 

 

 

 

 

「あっ!ユタさん!こっちですよー!」

「はいよー」

 

ヴィヴィちゃん達のところに向かうと、こっちに気づいたコロナちゃんが手を振ってくる。

そこには、初等科トリオの3人、アインハルト、ユミナ、ミウラがいた。

 

「ユタさん、大丈夫だったんですか?ママに連れてかれてから意識飛んでたって…」

「あー、大丈夫大丈夫。ただ、死んだ人が向こう岸にいる川を見ただけだから」

 

「「「それ、大丈夫じゃないです!」」」

 

「うん、初等科トリオの元気なツッコミありがとう。あー、なんか癒されてる気分…」

『マスターってやっぱりロリコンの可能性がありますよね。女なのに』「ユタさんって、同性愛者……⁉︎やっぱりユタさん×アインハルトさんとかなのかな…!」

 

「うん、プライドもコロナちゃんも誤解を生むような発言やめて?ていうか、まわりのみんなもドン引きしないで!」

 

ひどい!みんなが私を変な人を見るような目で!

 

「「「「『自業自得です』」」」」

 

「最近、いろんな人に心を読まれる件について」

 

読心術とか流行ってんの?というか、それを会得して得をするのはドSな人か管理局の人くらいだと思うんだ。決して、初等科や中等科のみんなが会得しても得はないと思うんだ。

 

「まあまあ、それよりお昼食べましょうよ」

「そうですよー!やっとみんな集まったんですからー!」

「それじゃあみなさん〜」

「「「「「「「いただきま〜す!」」」」」」

 

リオちゃんに促され、ヴィヴィちゃんの掛け声によりみんなで合掌し食べ始める。

 

「……美味しっ!」「お野菜もいっぱいで栄養もしっかり取れていいですねー!」

 

え?本当に美味しいんだけど。確か、ルーフェンの料理だっけ?リオちゃん曰く、母親に作ってもらったらしい。

 

………こんど、教わりに行こうか。

 

『ほんと、そういうことに関しては意欲がわきますよね』

「そりゃあ、数少ない私の特技だもん」

 

数少ない以前にないだろって?いやいや。

 

オタ芸でしょ。料理でしょ。音ゲーでしょ。リフレクトでしょ。

ほら、こんなにもある。

 

『間にいくつか余計なものがあったのは気のせいでしょうか』

「気のせいだよ」

『ああ、話は変わるのですがマスター』

「なに?」

 

『いい加減、二階のものをお片づけ願います』

 

「断る」

 

『なんでですか!もう、踏み場すらなくなりかけているというのに!』

 

「うっさいうっさい!あれは私のアヴァロン(理想郷)なんだ!」

 

『カッコつけた言い方ですがただのオタク部屋でしょうが!』

 

「何を!愛機の分際で!」

 

『えーえ!そうですよ!愛機ですよ!だから、こう、シグナムさん達にマスターが何もしていなくても、やらかしたって事を伝えることもできるんですよ!』

 

「脅してくるな!ていうか、それは本気でやめて!」

 

ひどい…というか、最近はこういうのばっかり……。

 

「みんなして私をいじって楽しいか!」

「「「「楽しい〜!」」」」

『……だ、そうですよ』

 

 

 

………ねえ、泣いていい?

まさか、その場のノリで速攻でみんなが返してくれるとは誰が思うか。

 

 

 

 

閑話休題(話を昼食を食べた後に戻そう)

 

「ねえねえ、ミウラ選手。ちょっといいかな?30秒くらい!」

「 あ、はい!」

 

と、何かを思ったのかミウラにユミナが話しかける。

 

「余計なお世話かもしれないんだけど…ミウラ選手オーバーワークなのかな?すごく疲労が溜まってるみたい」

「ゔっっ!」

「だから私流のおまじない!」

「え…あの、えと…?」

 

と、ミウラがベンチにうつ伏せで寝そべり、その上にユミナさんが跨いで膝立ちになる。

 

「失礼しまぁす」

 

すると、魔力を指に集中させミウラの背中を指圧し始める。

要は、マッサージだった。

 

「ほいっ!」

「はわ…わわ…っ!」

「で、それから……」

「ふえええっ⁉︎」

「大丈夫?痛くないかな?」

「ちょっと痛いですが…それ以上に…気持ちいいです〜…」

「この辺、いい感じでしょ?」

「あっ!あう…ふええっ」

 

……はっきしいおう。

エロい!

 

特にミウラの顔!声!

 

あ、一応言っておくけどミウラがやってもらってるのは背中の指圧マッサージだからね?そこんとこ勘違いしないでね?

 

まあ、何はともあれ、面白………げふん。いい写真が撮れた。

 

「はい、おわったよー。ちょっと動いてみて。蹴り足をあげるのがだいぶ楽になってると思うよー」

 

と、言われるがままミウラが蹴り足をあげる。

 

「!ほんとだ…!すごい!下半身が軽くなってますッ!」

「えへへー、おまじないが効いてよかったです♪」

 

「ユミナって、整体師やってるの?」

「えへへ…整体施術の二級をこないだ取ったばかりです!」

「そういえば、クラスでもよく友達にマッサージをしてあげていましたね」「そうなんだ?」『いや、結構頻繁にしてましたよ。マスターが見ていないだけです』

 

「ほんとはねー!アインハルトさんやユタさんにもしてあげたかったんだよね。試合の後とか、ハードな特訓の後とか、2人とも辛そうにしてた時あったから。

でも、こないだまで資格もなかったし…なんか気軽に触っちゃいけない気もしてて…。だって、

 

アスリートの体って、その人が時間と思いをかけて一生懸命作り上げた作品だから。

 

だから、資格もなしに半端な気持ちで『触らせて』ってのは失礼かも〜って!ああっ!あの、ミウラ選手にも別に軽い気持ちでお願いしたわけじゃないんだよ⁉︎」

 

「だ、だいじょうぶです!わかります!ボクは嬉しかったです!」

 

「失礼なことなんてないですよ。今度私にもしていただけたら嬉しいです」

『ユミナさん、この人にそんな気遣いは無用ですので。何かあれば遠慮なく』

「だからさ、プライド。それって私のいうセリフだよね?……まあ、プライドのいうとおり。プライド曰く、私って結構無理しがちらしいからそういうの見たらやってもらえると嬉しいかな」

 

「それはもちろんっ!」

 

ていうかさ、ノーヴェさん。この人チームナカジマに引き入れなよ。絶対に役に立つよ。

 

「そういや、リオ」

「はいっ。師匠、どうしました?」

「師匠はやめい。ミカヤちゃんに例の話しなくていいのか?」

 

「そうでしたっ!ミカヤさん!来週の連休ってお時間ありますか?うちのじーちゃんが連休にはお友達を連れて実家に遊びにおいでって言うんです!だからチームのみんなで行って田舎の山で練習したり…」「武術や剣術の秘伝書を探したり」「自然の中で心身を鍛錬できたらいいなーって!」

 

と、途中からリオちゃんの説明にヴィヴィちゃんとコロナちゃんが加わる。

ほんと、仲良しだね。

 

「名付けて『ルーフェン紀行・春光拳の秘伝書を探せ!ツアー』です!」

「おお……!」

 

わお、ミカヤさんが可愛い服とかを見つけた時の興奮した女子のようなまなざしになってらっしゃる。

こんな顔もするのね。

 

「それはすばらしいあ!是非とも参加させてもらおう!……それと、ユタちゃん。いま、何か失礼なことを思わなかったかい?」

「イエ、キノセイデス」

 

あ、どうやらちっこいイクスさんとミウラ、ユミナも行くらしい。

 

「あ、ユタさんは…」

「多分、いけるんじゃないかな?だよね。プライド」

『はい、準決勝に勝てば休養日なので』

「だそうです」

 

「よかったですー!」

「じゃ、決定〜!」「「おー!」」

「連休に思いを馳せつつ!まずは今日の学院祭フィナーレまでがんばろ〜!」

「「「「「おーー!」」」」」

 

 

「『みんな(みなさん).、元気だね(ですね)』」

 

 

 

 

〜3日後 インターミドル地区予選 準決勝会場〜

 

『予選6組ヴィクトーリア選手は圧巻の1ラウンドKO勝利!トップシードの実力を見せつけました!』

 

ヴィクトーリア・ダールグリュン(予選6組)

準決勝 1R0分49秒 KO勝利

 

 

『予選3組 ハリー・トライベッカ選手もライバルに負けじと強烈なKO試合を展開!』

 

ハリー・トライベッカ(予選3組)

準決勝1R3分12秒 KO勝利

 

 

『予選10組 ルーテシア・アルピーノ選手は対戦相手ファビア・クロゼルグ選手の出場辞退によりリザーバーマッチとなりましたが初参加とは思えない多彩な技を駆使してのKO勝利!』

 

ルーテシア・アルピーノ(予選10組)

準決勝 3R1分25秒 KO勝利

 

 

『予選1組ジークリンデ・エレミア選手は王者にふさわしい堂々の展開!見事に決勝に駒を進めました!』

 

ジークリンデ・エレミア(予選1組)

準決勝 2R2分15秒 KO勝利

 

 

『奇跡のルーキー、ミウラ・リナルディ選手!追い詰められていたところを突撃からの1ラッシュでの決着!』

 

ミウラ・リナルディ(予選4組)

3ラウンド 0分57秒 KO勝利

 

 

 

 

 

『さぁ!残るは予選8組!2年前に初出場で都市本線2位を勝ち取った、八神ユタ選手!対するはこちらも初出場!しかし、シューターも格闘術も使いこなす、ロゼ・レイリー選手!』

 

「はぁ、みんな勝ち進んじゃってるし…なんか無駄に緊張する」

「がんばりーや。ユタ」「そうだよ!ファイト!」

 

うん、ありがたいんだけど、なんで、なんで

 

「なんでエリオが私のセコンドに⁉︎」

「え、ルールーにもこっちに行ってあげろって」

「ルーさん⁉︎いや、いろんな意味で嬉しいけども!」

「うっさいからさっさと行ってこい」

「うん……それじゃあ、行ってくる」

「「行ってらっしゃい」」

 




どうでしょうか?
次はユタの予選準決勝です。

上手く描けるかは不安ですが…頑張ります



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