リリカルなのはvivid もう1人の聖王のクローンの人生   作:紀野感無

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前に投稿したのいつだっけなぁ…と、見てみるとすでに1ヶ月ガたっていました。

時間経つの早すぎて怖い…
いや、ノロマ更新と言っていたから大丈夫なはず…(震え声)

描いてて思ったのは、1ヶ月以上も経ってると描き方忘れてますねw

すこし作品の雰囲気が違うかもしれませんがご了承を


それではどうぞ


36話

「ほいっと、聞いてきた限りは大丈夫やでー。MVPと言わず、ユタのチームが勝ったらいいって」

「ほんとっ⁉︎よっし!」

「なんか、ヴィヴィオの方もおんなじよーな事を言うてたらしいしな。予想はしてたって」

「へ…?」

「ヴィヴィオはミウラに勝てたらなのはちゃんと戦いたいゆーてたらしいし。考えることはおんなじやなー」

「へー…」

「広報部的には、めちゃくちゃ美味しいからむしろお願いする、とのことや。ユタ、負けられんくなったなぁ」

「ゔっ……」

 

自分から言いだしたこととはいえプレッシャーかかるなぁ……。

 

「あ……」「クロ?」

 

そこに現れたのは、いつかの事件(?)の首謀者のファビア・クロゼルクだった。

 

「クロもな、るー子と同じく局の民間協力者として登録してくれたんや」

「資格取得とかしながら魔女の森の知恵と技を未来にちゃんと残せるように、ってね」

「……」

 

あれ?睨まれた。

 

「アスティオンとプライドを預かるよ。私がメンテルームに届けてくる」

「ありがとうございます」「あ、どうも」

 

と、ファビアが言ってくるので、まぁ大丈夫だろうとプライドを渡した。ついでに言うと、睨まれたんじゃなく見つめられてた。

 

「元気そうで安心しました」「どーも、あの日はお世話になったね」

 

「……あなたたちとヴィヴィオにはもう一度会いに行こうと思ってた。もう一度謝って……それから、ちゃんとお話ししなきゃって」

 

「一度と言わず何度でも……歓迎しますよ。私もヴィヴィオさんもチームのみんなも」「チームは違うけどアインハルトとほとんど以下同文。歓迎できるかはわかんないけど」

 

「そ、そんないきなり仲良くする気とかはないから…!」

 

「いいじゃないですか。私は仲良くしたいですよ」

 

「私はねぇ…君とは戦って見たいなぁ。一度やったとはいえ互いに万全じゃなかった。次、インターミドルでもどこでもいい。君と全力で戦ってみたい」

 

「……その時は、負けない」

「私もユタさんにはリベンジを申し出たいです!」

 

 

 

 

「それにしてもアインハルトはよー笑うようになったなー」

「ですねー」

 

ウチは、3人で楽しそうにしてる子孫(こども)たちを見ながらそう呟いた。

 

「こんな可愛いお友達までできてウチもなんや嬉しいよー」

「あー、いえいえ、そんな」

 

と、連れてきてくれた友達のユミナちゃんを見る。

 

「支えてくれた皆さんとかチームのみんな…、それからやっぱりコーチたちのおかげって言ってます。特にコーチには感謝しても仕切れないって」

 

「街でフラついていた危険な不良少女を拾って育てたわけだもんねー」

「あ!その辺わたしはふんわりとしか聞いてないんで!今度内緒で詳しく聞きたいです〜」

「いいよー♪ナイショで教えてあげる!」

 

「あ……でも」

 

るー子と話してたユミナちゃんがこっちに振り返って言った。

 

「本当に恩返しはしたいって言ってましたよ。コーチにもチームメイトにも、もちろんユタさんにも。それとお世話になってる八神司令にも」

 

「ウチは好きでやってるだけやし…周りのみんなも同じとちゃうかな?それに……感謝してるのはウチも同じや。アインハルトの…みんなのおかげで、今、ユタは…あんなにも笑ってくれる。ユタはな……多分ウチにもプライドにも言うてへんけど、ずっと、心に枷をはめ込んでた」

 

「それはどういう……」

 

何か深刻そうな言い方をしたウチにユミナちゃんが恐る恐る訪ねてくる。るー子もこのことに関しては初耳なはずでこちらを神妙な面持ちで見ていた。

 

「ユタはな、多分今までずっと自分を責めてたんよ。ユタには最愛のお姉ちゃんがいてな。その人を亡くしてしまったのは自分のせい、自分がいなければ死ななかった。きっとずっとそう思ってたと思うんよ。一番辛いのはユタなはずなのにな。

けど、ユタはめっちゃ優しいからな。ウチらに迷惑をかけたくない、巻き込みたくない、心配をさせたくない、その一心でずっと自分を偽ってた。明るく振舞ってた。決して、そんなことを表面には出さなかったんよ。

けど、無限書庫でのあの出来事でな、いい意味でその枷が外れた。ウチはそう思ってる。実際に、インターミドルでの戦いも、無限書庫に行く前と後でだいぶ違ったやろ?」

 

「あ、そういえば……」

 

「ユタだけやったら、きっとこうならなかった。だから、感謝するのらウチなんや。アインハルトがいて、ヴィヴィオがいて、るー子がいて、ユミナちゃんがいて、ノーヴェがいて……みんなのおかげで、今のユタがいる。ほんまにありがとなー。ほんで、これからもユタをよろしゅーな」

 

そう笑いながら言うと、るー子もユミナちゃんも恥ずかしがりながらも、はい、と言ってくれた。

 

 

 

 

 

 

〜翌日〜

 

今、私ことユタはミウラと手合わせをしてる。

互いに、インターミドルの予選決勝に向けて調整をしている。

 

シグナム姉さんはと言うと、戦技披露会までは私とは練習をしないらしい。だから、ザフィとヴィータさん、時々シャマルさんに見てもらっている。

ザフィやフェイトさんに聞いたところ、どうやら本気で私を倒すためにも、フェアにするためにも私たちとは別で練習をするらしい。

 

「せやっ!」

「とっ!」

 

ミウラが上段蹴りをし、私は少し軌道をずらし最小限の動きで避ける。

ガラ空きになった胴体に向かってパンチを入れ、すぐさま距離を取る。

 

それをミウラが追いかけてくるが、ひたすら避けて避けて避けて避けまくる。

当たらなくて焦ってきたらこっちのもので単調な大振りの拳がきたところで顎にカウンターを決める。

そこでザフィに止められた。

 

「はぁっはぁっ……つ、疲れた……」

『お疲れ様です、マスター。ミウラさんも』

「は、はいぃ……。つ、疲れました…」

 

その場に二人で倒れこむ。

予想以上にミウラとの組手はしんどい…。

 

「ユタ、お前はもう少し近接になった時のペース配分を見直すべきだ。ミウラは、相手がヴィヴィオ以上のカウンター型と言うのを考慮して戦ってみろ。でないと、ユタにはまだ勝てんぞ」

「は、はぃぃ…」「了解しました〜」

 

「次は、魔法戦だ。ユタは『影』、ミウラは『抜剣』を使っていいぞ」

「「はい!」」

 

 

 

 

 

〜その日の深夜〜

 

「よーしっ、みんな寝たね?プライド、起きろー」

 

みんなが寝静まったのを確認して、私はプライドに声をかける。

 

『起きてますよ。なんですか?こんな深夜に』

 

「ちょっとねー、()()()()()()()をいまから色々と見せるからプライドなりの判断をして欲しくて」

 

『……?ザフィーラさんやヴィータさんではダメなのですか?』

 

「いや、いいんだけどやっぱり魔力のリソースの調整とかも考えるとなると愛機であるプライドが最初かな、と」

 

『はぁ、まあみなさんを起こさない程度によろしくお願いします』

 

「ありがと、んじゃあ、始めるね」

 

 

 

 

 

 

『………』

 

「どんな感じかな?」

 

技の一通りを見せてプライドに話しかける。

 

『そうですねぇ、以前マスターの言っていた言葉を借りると言うのなら、()()()()()()()()()()でしょうね』

 

「あ、もしかしてこれで終わりだと思ってる?」

 

『違うのですか?』

 

「うん、今はプライドにも秘密だけど。まあ、そこはお楽しみに。心配しなくても、無理はしない。あくまでもこの技の延長」

 

『私としては心配もしていませんよ』

 

「え、なんか妙に傷つくんだけど…」

 

()()()()()()んですよ、マスター』

 

「……うん、ありがと」

 

なぜか、無性に恥ずかしくなってしまった。

 

『……ああ、でも一つ…いえ、2つだけ伺ってもよろしいですか?』

 

「?」

 

『最初は、今された技について。マスターの『影』は応用力がコロナさんのゴーレム操作、ヴィクターさんの電撃などと同等、いえ、それらより高いことは存じています。ですが、なぜこのような形を?』

 

「うーん、そうだね…。まずは、やっぱりジークさんの『エレミアの神髄』。ジークさんに勝とうと思ったらアレから目を背けるわけにはいかないでしょ?でも、私の影操作だけだと無理がある。で、考えたんだ。

()()()()()()()()()()()()()()()()()()、って。

コロナちゃんとかのを見てて思ったんだ。

一人の力で無理なら、他で補ってやればいい。幸いにも、私の『影』は、決まった形を持たない。硬くするのも、柔らかくするのも、伸ばすのも、縮めるのも……()()()()()()()できる」

 

『それで、止められる自信はあるのですか?』

 

「いやぁ、正直わかんないんだよね」

 

と、言うとプライドが機械のくせにため息をつく。

 

「いや、エレミアの神髄に関しては情報が少なすぎるんだよ。だからわかんないの。で、この技にしたもう1つの理由なんだけど……私、無限書庫での出来事とヴィヴィちゃんとアインハルトの試合を見て思ったんだ。

 

『私が魔法戦技を始めようと思ったきっかけはなんだったか』って、それで思い出して行ったら()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()ってことを思い出したんだ。で、私の得意技に関しても考えてみた。

 

影操作、カウンター、リフレクトなどなど……。

今よく思うと、全部()()()()()()()()()()なんだよね。

カウンターは、確か名前忘れちゃったけど結構昔にインターミドルで勝ち上がってたカウンターヒッターの人のだし、リフレクトに関しては母さんから。影に至っては二次元からだし。

それで、1つの結論に至ってね。

私の得意技は、()()()()()()()()()。これに行き着いたわけ。そこまでの考えに至ってからは結構早かった。

私は、他人を真似る天才。だって、あのシグナム姉さんに()()()()()()()()()()()()()()()()()()()()んだから。だから、こんな形をとった。はい、納得した?」

 

『はい。大丈夫です。では、2つ目。今まで触れずにいましたが戦技披露会での勝利した時に貰える報酬。なぜシグナムさんとにしたのですか?』

 

「言ったじゃん。シグナム姉さんは私にとって『強さ』の象徴であって私の『師匠』であって私の『目標』であって私の『憧れ』でもある。いつもは特訓だからシグナム姉さんは手を抜いてる。そのシグナムさんとルール付きとはいえ全力を引き出させれる機会なんだよ?」

 

『…すいません、少し言葉が足りませんでした。私が言いたいのは、勝てる見込みがあるのか、と言いたかったのです』

 

「まあ、……正直に言うと十中八九()()()()()だろうね」

 

『なら、なぜ…』

 

「そうだねぇ……1つは、恩返し、かな」

 

『恩返し、ですか?』

 

「うん、シグナム姉さんには、今まで沢山助けてもらった。もちろん理不尽なことは多々あったけど…母さん、シグナム姉さん、ザフィ、ヴィータさん、シャマルさん、アギト、リインさん。……もちろん、プライドもね。八神家のみんながいてくれたから、今の私がいる。

だから、『私は、シグナム姉さんとも対等に戦える』ってことを示して、私は成長したってことを、八神家の……私の家族に見てもらいたい。私は、みんなのおかげで成長できたってことを、全力で伝えたい。……やっばい、自分で言ってて恥ずかしくなってきた……」

 

『心配せずとも録音してありますので』

 

「いやなんで⁉︎ちょっ、消してよ⁉︎」

 

『後ろ向きに検討しておきます』

 

「なに後ろ向きって⁉︎前向きの反対の言葉のつもり⁉︎」

 

『はいはい、くだらない話は置いておきまして、それで、他に理由はあるのですか?』

 

「ひどっ⁉︎……えーとね、さっきは十中八九負けるって言ったよね?けど……別に()()()()()()()()()()()

 

『ほう?』

 

「今はまだ言わないけどね、とりあえず勝算はわずかとはいえある。それだけは言っておくね。あとは……マリナ姉さんに、あのシグナム姉さんとも戦えるんだゾッ!って見せてあげたい、かな。マリナ姉さん、記憶はおぼろげだけどシグナム姉さんにはすっごい可愛いがられてたから。…マリナ姉さんを……お姉ちゃんを、安心させてあげたいから、かな?天国から見えるのかわかんないけどね

 

まあ、結構色んな理由があるんだけど、私なりの恩返し、って思ってくれてたらいいよ」

 

『わかりました。……それでですね、マスター』

 

「ん?」

 

『後ろをご覧ください』

 

プライドにそう言われ、後ろを振り返…る。

 

「やってー、シグナム。よかったなぁ」

「生意気ですね」

「またまた、本当は嬉しいんだろ〜」

「ユタちゃん!私は感動なのですよ!」

「あのユタがここまで成長しているとは……」

 

「なんでみんないるの⁉︎」

 

しかも母さんに至ってはニヤニヤしながらこっち見てるし⁉︎

ちょっと待って、さっきまでの告白全部聞かれてた⁉︎

 

『いえ呼び出したのはついさっきです』

 

「ほんt『ですが、マスターに質問をし始めたあたりからはリアルタイムでみなさんに伝わっていたので』……こんのクソ愛機がぁぁ!」




すこーしだけシリアスな雰囲気をひっさびさに入れてみました。

たまには……いいよね?

さて、次の投稿はいつになるのか……
ノロマ更新ですがおゆるしを

読んでくださりありがとうございます
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