ダンジョンで出会ってしまったのは間違っていただろうか?   作:ハヤさん。

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短いなぁ...。


第一話[閃光双刀/救世頭角

ダンジョン編スタートです!!

 

 

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   [閃光双刀/救世頭角]

 

 

「···いつ来てもスゲー人だなここは···」

 

俺は、[ツクヨミファミリア]が居住している小さな一軒家から出て、メインストリートへと走っていた。色々と入り汲んだ複雑な居住区なので、メインストリートまで出るのは時間がかかるが、裏道を見つけたり、近道を見つけたりしながら中心地へと歩を進める。

 

んで、今メインストリートってわけである。天下の往来だなぁここは。様々な人達が店や家に出たり入ったり。中央道を歩ったり走ったり。そんなこんなで、人で溢れかえっていた。

新鮮な野菜や果物、肉や魚を売ってる市場では、店の店主や店員の声、そして「まけてー!!」と叫ぶお客さんの声が響き渡る。帰りにツキ様にお土産買ってこうかなぁ···あまり贅沢はできないが。

 

「さて···行きますか···」

 

そして、俺は漸く目的地、[バベル]へとやってきた。

 

[バベル]。迷宮から這い上がってくるモンスターを抑える蓋、の役割を担ってる天を衝く塔。最高階層50階で、確か、20階までがショッピングセンターや、ファミリアが出している店が連なる商店街地区、その上が神のプライベートルームと聞いている。羨ましや、神。···妬ましくなんて、ない···んだからね!!!

 

「おっしゃ!!いっちょ攻略しますかぁ!!!」

 

さぁて、俺の剣舞をご覧あrーー

 

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前言撤回、助けて。

違うんだ、これは罠だ、僕を陥れるために仕組んだ罠だ!!!

 

「くっそ···せあぁ!!!」

 

「ギィィ!!!」バシュン

 

俺は左手に握る片手刀[鉄小太刀]を大薙ぎし、飛びかかってきた異形の蟻[キラーアント]を吹き飛ばす。キラーアントの体は黒炭になって[魔石]を落として消える。···そこまではいい。

 

「せあぁ!!」「ギィィ!!」バシュン

 

「せあぁ!!」「ギィィ!!」バシュン

 

斬って、斬って。

 

「せあぁ!!」「ギィィ!!」バシュン

 

「せあぁ!!」「ギィィ!!」バシュン

 

斬って、斬って···あの

 

「せ、あぁ!!」「ギィィ!!」バシュン

 

「···あぁ···!!」「ギィィ!!」バシュン

 

斬って···斬って···あの、多すぎやしませんか···?キラーアントさん···?そのー、手加減とかあったら嬉しいなぁー···なんて···

 

「「「「「「「ギィィ!!!」」」」」」」

 

「ギィィ!!じゃねーよ馬鹿ぁぁぁ!!!」

 

さぁて···ドウシヨ?なんか、非常にまずい状況なんだけど···まぁ、

 

そんなもの、決まってる。"全部ぶった斬る"

俺は剣を一回納刀し、両手を前に重ねて詠唱を開始する。

 

『瞬く閃光の剣撃、[レクレールサヴェーション/閃光付与]!!!』

 

"詠唱魔法"最近覚えた新たな戦闘技能。この魔法は[付与魔法/サヴェーションスペル]。閃光の素早さを体現するため、筋肉に電流を流し、活性化させ通常の何倍ものスピードで動くことができ、何倍ものパワーを誇る。俺の体に閃光が走り、体が輝きだす。うっへぇ、バチバチくるなぁこれ···さぁ、耐えられるか?蟻ん子共!!!

 

「···はぁぁ!!!!!」

 

俺は、[右手と左手、両方に刀を握る。] そう、俺は二刀流。刹那、俺の体はぶれ、消えた···ように見えたであろう、キラーアント達は。俺からすれば···遅すぎる。

まずは、三体。一匹の顎を蹴りあげ、残りの二体を大薙ぎで斬り倒す。そして残ってるのは···七体。あぁもういいや、全部斬っちゃえ。

右手の刀を逆手に持ちかえ、回転しながら斬りかかる。通称[リ○ァイ斬り]。高速回転で斬りかかり、同時に四体を倒す。そして、残った奴等に向き直り、串刺しにする。そして、七体は同時に黒炭になり、散っていった。

 

その間、約10秒。そして、10個の魔石が同時に、ゴトン と地面に落ちた。

 

「···っはぁ、はぁっ···」

 

剣を納刀した瞬間、閃光付与の効果が切れたのか、突然体が重くなり、ガクリ と膝をついてしまう。閃光付与の効果は[一定時間の身体能力向上、引き換えに効果終了時、一定時間の身体能力の低下]だ。つまりは、限界を超えると、後の反動がヤバいっていうあるある能力。

 

「···今襲われたらやばいな···」

 

今は、動けないという程でもないが、とても戦える状態じゃない。レベルアップすれば、この低下もあまり気にしなくなる程度になるらしいが···今の俺のレベルは1だ。まだまだ先は長い。

取り敢えず、今は何処かに身を隠そう。魔石の回収も忘れませんよ?やったぁ、儲かった。

 

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「ふぅ~···そろそろ大丈夫かなぁ···?」

 

俺は大きな岩影の元に腰を下ろし、水筒に入った冷水を喉に流し、体を休めていた。体はかなり軽くなり、さっきよりは大丈夫そうだ。そろそろ攻略を再開しよう。

 

 

 

···おかしい···さっきからモンスターの姿が見えない。誰かが倒しまくってるのか···?いや、それにしても···

 

瞬間、その光景が、俺の目に飛び込んで来た。

 

「どうなってやがる···?」

 

俺の周りには、複数の魔石や、黒灰が散乱していた。それだけならまだ分かる。しかし···目の前には、巨大なキラーアントが、通常のキラーアントを食い散らかしている光景だった。

モンスターが共食い···?そんな馬鹿な。他のモンスターはどうか知らんが、モンスターっていうのは、基本群れを成し、協力して敵を仕留めるはずだ。なのにどうだ、目の前の光景は。巨大なキラーアントは、その大顎を使い、キラーアントを噛みちぎり、ぶん投げている。

 

そして、その爛々と光る眼は、俺に向いた。

 

「っ!!!!????」

 

瞬間、俺は宙に浮いていた。息ができない。喉が潰されたように空気が入ってこない。地面に転がり、大きく咳き込む。何だ?何が起こった···?

 

「グルルル···」

 

まさか···今の一瞬で、俺を吹き飛ばしたっていうのか···?だとしたら···速すぎる。

 

「くっ···!!!」

 

俺は、両腰に下げている二本の刀を抜刀し、構える。落ち着け、見える。呼吸を整えろ、冷静になれ。ツキ様が言ってたじゃないか。"あなたは死なない"って。信じろ、ツキ様を、信じろ、俺自身を。

 

「こいつを、倒す···!!!!」

 

さぁ、冒険の始まりだ。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」

 

「グギャアアアアアアア!!!」

 

俺の双刀と、大蟻の大顎が、火花を散らし、交錯した。

やはり、こいつの力は半端ない。腕がもぎ取られるかと思った。そのくらいの衝撃が、刀を伝って腕響いてきた。こいつは···ヤバい!!!

 

「やあぁっ!!!」

 

俺は左手と右手を重ねるようにして刀を繰り出す。こいつ、でかい攻撃の後は遅い。顎が重いのか、地面に顎を着いたまま、動かない。刀はキラーアントの骨格を抉り、黒い粘着質の表格が地面に飛び散る。このまま、もういっちょ!!

 

「せあぁっ!!!」

 

「グギャアアアアアアアア!!!」

 

キラーアントと正面に向き直り、刀二本を頭に叩き落とし、頭部を両断する。そして下に落とした刀を再び上に持ち上げ後ろ向きになり、顎を斬る。そしてその勢いのまま、踵で顎を蹴りあげる。しかし、吹き飛んだ気配は、無い。

キラーアントは俺を正眼に捉え、突進してくる。空中に浮いたままの俺は、呆気なく諸に突進をくらい、大きく吹き飛ばされる。硬い岩肌に当たり、胴体がじんじんと痛む。

 

「くっそ···がぁ···!!!」

 

今の連続攻撃を喰らわして、びくともしないとは···恐れいった。だけど、まだ終わってない。

 

『···瞬く閃光の剣撃[レクレールサヴェーション/閃光付与]!!!!』

 

俺は、まだ戦える!!!!閃光が、俺の身体を包んだ。

 

 

しかし、運命というのは、残酷なものだ。

 

 

「グギャアアアアアアアアァァァァァァァァァァ!!!!!!!!!!!」

 

突如、キラーアントが咆哮した。すると、至る所から、地面が盛り上がり、黒い物体が浮き出てくる。それが何なのか、容易に理解できた。

 

「···はぁ···?なんだよ、それ···!!!」

 

しかし、その現象を理解することは、難しかった。

キラーアントは、通常のキラーアントを自分の咆哮により、呼び寄せたのだ。そんな芸当ができるとは···しかし、この状況···非常にまずい。

 

周りには、眼爛々と光らせたキラーアントが、うようよと蠢いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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この度は、第1話を読んでいただき、ありがとうございます。結構閲覧数が増えていて、嬉しい限りです。誠にありがとうございます!!!これからも、よろしくお願いいたします!!

 

今回は、一応のルミナ君のステイタスを紹介したいと思います。これから何回かステイタスが更新されるので随時書きたいと思いますが、今のところのステータスをば。

 

・[ルミナ·トゥルーレコード] 職業:冒険者 / 人種:ヒューマン / 性別:男 / 年齢:17歳 / 武器:〔鉄小太刀×2〕/ 装備:〔ブラックコート〕〔チェストプレート〕〔ガントレット〕〔三日月の石護り(耐久、敏捷に補正あり)〕

 

基本アビリティ:力《138:H》耐久《123+50:H》器用《172:H》敏捷《153+50+35:G》魔力《201:G》

 

発展アビリティ:【閃光(アビリティ向上毎に敏捷補正、応用敏捷を付与)】【耐異常(状態異常に大幅な耐性を付与)】

 

スキル:【???】

 

魔法:【閃光付与/レクレールサヴェーション(敏捷に大幅な補正を付与。使用時、一定時間の身体能力向上、使用後、一定時間の身体能力低下)】

 

です!!プロフィールは、次の機会に。

 

では、次回予告

 

ダンジョン攻略中、"突然変異"のキラーアントと遭遇したルミナ。強大な力の敏捷に圧倒されるも、耐え凌いでいたが、通常のキラーアントの群れに囲まれてしまう。

ツクヨミの為、絶対に生きて帰ると、吼えたルミナを、黄金の光が包み込む。それは、発現されたルミナのスキル【限界解放/オーバーロード】。

全てを超える閃光は、全ての闇を斬り裂く

 

次回、ダンジョンで出会ってしまったのは間違っていただろうか? 第2話[限界解放/オーバーロード]

 

 

 

 

 

 

 




短い。後書きっぽいのが最後に入っているのは、書き溜めておいたのが本編に混ざっちゃったからです...。
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