魔法少女リリカルなのは~新たな人生を送る転生者~   作:れお3

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第9話 「アースラ」

「はぁ…はぁ…」

『大丈夫ですか、マスター?』

「大丈夫だ。問題ない………と言いたいところだけど正直キツイな」

 

 佑樹と距離を取り、離れながら言う。

 

「……」

 

 無言の佑樹。あいつの額には綺麗な青色をジュエルシードがある。一目見て、暴走状態と分かるのにコイツの動きは鋭かった。俺が攻撃を避けている最中、フェイントを織り交ぜて佑樹を騙そうとしてもそれに全然引っかからない。

 

(もしかしたら意識があるのか?)

 

 ふとそんな考えが頭をよぎった。そうでなければ今までの行動の説明ができない。

 

「佑樹ッ! この声が聞こえるか!!」

 

 声を張り上げ佑樹に訊く。

 

「…ァァ」

 

 少しだけだが声が聞こえた。

 

「佑樹…」

「ァ……アアアアアアアアアアアアアアア!!」

 

 だが、奇声を上げこっちに突っ込んでくる。さっきは見えなかったが、今はもう慣れているから佑樹の動きもまるわかりだ。

 佑樹が右こぶしを俺の顔面に向かって放ってくる。俺はそれを手刀で弾き、風を使い、距離を作る。

 

「やっぱり暴走してるのか…?」

『マスター! 魔力を無駄遣いしちゃいけません!!』

「お前は俺の母ちゃんか! でもまぁ確かにそうだな」

 

 助ける方法がない以上、長期戦になりそうだからな。

 

「『!?」』

 

 それから佑樹と戦っているうちにとある所から円形の光が発生し、俺たちを包み込む。

 

(これは結界か……?)

 

 緑色の色から察するに発動したのは恐らくユーノ・スクライアだろう。俺たちの戦闘に感づいて駆けつけたのかもしれない。

 

「じゃあ、高町が来るのか…?」

『って事になりますね』

 

 俺は胸をほっとなでおろす。なら安心だ。あいつが来ればジュエルシードを封印してくれるだろう。あいつに会うのは少々厄介だが、佑樹を救えないよりはマシだ。

 

「ァアアアアアアアアアアアアアアアアア!!!」

 

 佑樹も何かを感じ取ったのだろう。苦しむように体をよじった後、こっちに突撃してきた。

 俺は別段驚く事もなく、紙一重で佑樹の蹴りを避ける。さらに佑樹はパンチをしてきたがバックステップで回避する。

 

「ァアアアアアアアア!!」

 

 悲鳴を上げると佑樹が伸ばしきった腕が伸び俺に向かってきた。忘れてた…! あいつも今は魔法まがいなものが撃てるんだった。

 

「くッ!」

 

 油断していたせいもあって回避が間に合わず、剣でガードするハメになる。腕が伸びるたびに一発殴られるような衝撃が体を突き抜け、どんどん吹っ飛んでいく。

 

「ガハッ…」

 

 この公園で一際大きい木にぶつかり、肺から空気が抜ける感覚と衝撃を体が襲う。それでもなお、佑樹のパンチは伸び続け、一定間隔の衝撃が訪れる。

 

「…剣が…!」

 

 ひたすら腕に力を入れ耐えていると剣にヒビが入り始める。次第にそれは広がっていき…

 

――――バリンッ!

 

割れた。無防備の俺の腹に拳がのめり込み、激痛が体を襲う。そのパンチは俺ごと木を貫くまで止まらなかった。

 そして俺は意識を失った。

 

 

◇◆◇

 

 

 目を開けると知らない天井だった…っていいよもうこの展開は!

 どうやら、俺はベットに寝ているようで、無骨な壁とひとつの窓から視える景色は異常と言っても良かった。

 体を起こそうとお腹に力を入れると、激痛が体を突き抜けた。

 

「あまり無理をしない方がいい。アバラ骨が何本かイってるようだからね」

 

 痛みをこらえてると、唯一あった扉が開き、黒い髪をした少年が入ってきた。

 

「おっと、悪い。説明がまだだったね。……ここは、アースラ。時空管理局、次元空間航行艦船さ」

 

 時空…なんだって? あまりに長かったんで聞き取れなかった。ホント、無駄に名前が長いやつはこれだから困る。

 

「君には事情を訊くために残ってもらったんだ。君は魔法を知ってるからね。あそこに居た二人は治療して家に返してるよ。心配しなくていい。……ところで顔を見せてくれないか?」

(…顔?)

 

 どうやらリゼットが俺が気絶してもずっとセットアップをしてくれていたみたいだった。ここで意地を張っても仕方がないのでおとなしくバリアジャケットを解除する。

 

「改めて…僕の名前はクロノ・ハラオウン。時空管理局で執務官をやっている。…君の名前は?」

「……橘 和也」

 

 しゃべると、腹が痛むので、出来るだけ最小限で話す。

 

「そうか。じゃああの状況を訊こうか。大体はある少女から聞いている。今から説明するから、付け加えたい部分があったら言ってくれ」

 

 

―――10分後

 

「とまぁ、こんなところかな。何かおかしな点は?」

「……特にない」

「そうか」

 

 ハラオウンから聞いた話は俺が気絶した後の話だった。高町とテスタロッサが来て、ジュエルシードを封印した…という話だった。

 

「橘くん!?」

 

 急に驚いた声が部屋中に鳴り響いた。声の主の方を向くと右手で俺を指して、動揺している高町がいた。それと隣に緑色の髪をした女性も。

 

 

「この人はリンディ・ハラオウン。アースラの提督だ。ところで、二人共知り合いかい?」

「何で、橘くんが! えっと、あっ…ええぇえええ~~!!」

「…うるさい」

 

 ギャーギャー騒ぐんじゃねーよ…傷口に響くだろうが!!

 

「これはちょうど良い。君もここへ来てくれ。話がある」

 

 ハラオウンがそう言うと、高町はオドオドしつつも俺の隣にある椅子に座る。今気づいたが、肩にスクライアがいるな。

 

「君たちに話があるのは一つだ。これ以降ジュエルシードに関わるかどうかだ。悪いがこの件は時空管理局が全権を持つ。これから続けるなら管理局の監視が付くだろう」

 

 あっ、このセリフ、聞き覚えがあるぞ。

 

「…僕は……こんなことになったのは僕の責任だから…やらせてください」

「ユーノ君がそう言うならわたしも」

 

 スクライアと高町は続けるようだ。

 

「「「……」」」

 

 無言で三人共、俺を見てくる。

 

「橘くんもどうかな…?」

 

 高町なりに勇気を出したのだろう。頬を赤らめて上目遣いでそう言ってきた。

 

「…じゃあ俺も」

 

 俺がそう言うと、高町は笑顔になり、ハラオウンも表情を和らげた。スクライアはフェレット状態なので表情が分からない。あえて言っておくが高町の上目遣いで決めたんじゃないぞ! 断じて違うからな!!

 

「じゃあ、決まりだな。ようこそ、アースラへ」

 

 

◇◆◇

 

 

 あれから数日が経ち、その間に色々なことがあった。アースラの人たちと仲良くなったり、ジュエルシードの封印の協力をしたりと。あー、そうそう、アースラの人たちにミッド式の魔法を色々と教えてもらったが、結局どれも出来なかった。悲しいことに俺には魔力系の才能は皆無なのかもしれない。

 

「なぁ、ユーノ…あの件についてなんだが…」

「わかってるよ…あの件だね…」

 

 俺とユーノは食堂のテーブルで互いに向かい合って座り、手を組みながら会話していた。ちなみにユーノとはもう友達と言えるほど仲良くなった。男同士は仲良くなるのは早いからな。クロノも同様だ。…と前置きは置いといて、俺はユーノと大事な事を話し合わなければいけない。

 

「そう、あれだ…」

「高町の誤射が多い…!」

「なのはの誤射がひどい…!」

 

 二人同時に静かに言う。今の俺たちは高町とユーノと俺でチームを作っている。魔力が少ない俺は基本接近戦。そして高町が遠距離砲台、ユーノがその二人のバックアップ…といった感じだ。

 で、誤射が多いというのはね、俺が接近して戦っていると、急に後ろから衝撃が襲ってきてね…後ろを見るとあたふたしている高町がいるわけですよ。一度や二度ならまだ分かります。俺も動き回っているから、そりゃあ当たりもするだろう。ですが、一回の戦闘で高町が誤射する回数は平均五回以上…もうね、なんの罰ゲームだよ!って思っちゃいます。しかも、当たるのは大抵ディバインバスター。何度意識が飛びそうになったことか…。

 

「この件についてどう思いますか? レイジングハートさん」

 

 レイジングハートさんも高町の許可を取り、ここに持ってきている。

 

『そうですね。マスターは才能はあるんですが…』

 

 レイジングハートが話し始めたと同時に艦内でアラームが響いた。俺たちは急いで提督であるリンディさんの所へ行った。

 

「どうやらロストロギア反応が同時に2つ出現したようです。至急、高町さんとユーノさんはジュエルシードを。橘さんはジュエルシードではないですがロストロギアを。各個回収、もしくは破壊してください」

「「はい!!」」

「えっ…俺一人ですか?」

 

 いくら2つ同時出現とはいえ、俺単体での出撃はおかしいと思い、リンディさんに問う。単体なら高町の方が適任だろうに。

 

「ええ。お願いします」

「は、はい」

 

 有無を言わさない口調で言われたので、思わずはいといってしまった。

 

「では、皆さん各自、その場所に転送するので、準備を」

 

 

◇◆◇

 

 

「いいんですか。彼を一人で行かせて」

 

 和也、なのは、ユーノが行ったあと、クロノは一人リンディ―母さんに訊いた。

 

「ええ。彼の実力を計るいいチャンスだわ。ほら彼の使う魔法ってちょっと特殊だから、実力が分からないのよね」

「……」

「…まぁ、彼なら大丈夫だって、心配ないわよ。ほら、あなたも行った行った!」

「はっ!」

 

 

◇◆◇

 

 

「どこだ…ここ?」

 

 セットアップを終え、転送された場所は木が生い茂る自然豊かな場所だった。恐らくどこかの世界だろう。

 次にロストロギアの反応を探そうとあたりを見渡した。が他の景色には似つかわしくないものがあり、それがロストロギアとわかるまでそう時間はかからなかった。

 

「じゃあ行くか」

『はい』

 

 リゼットの返事を聞き、俺はロストロギアの元に飛ぶ。飛んでいる最中、ロストロギアの形がだんだんわかってきた。

 姿は人型。だがそのデカさは異常で俺の百倍はあるだろう。簡単に言うと巨人だ。どうやら、まだあっちはこっちに気づいておらず、静かに佇んでいる。これは先制攻撃のチャンスだ。

 俺は背後に回り、超大技を放つため集中し始める。俺は封印しようにも封印魔法が使えないので、リンディさんから出撃する前、破壊許可は得ていた。

 

「……」

 

 息を潜め、静かに剣を巨人に向ける。俺が意識を集中させるとその剣の先端に炎が集まり始める。さらに練り上げ、そして圧縮する。技の準備から約30秒後、直径2メートルくらいの超高密度の炎球が完成する。

 

『マスター、今です』

「……アトミック―――ショット!!」

 

 技の起動キーを叫び、剣の先端にあった炎球から熱線がリゼットのシステムに誘導され、自動的に放射される。その軌跡は鮮やかな物で、綺麗な赤色をしていた。

 その熱線は巨人の腹を突き抜け、雲の彼方へ消えていった。

 

「良し…!」

 

 俺は技が当たった事に内心喜ぶ。

 このアトミックショットは俺が知る限り、技の中で一番威力は高いが、撃つまでに時間がかかる。理由はいくらリゼットのシステムでもこの技の全ての作業をを行うのは不可能らしく、放射と撃ったあとの制御ぐらいしかできないからだ。そのため、収束、圧縮は俺がしなくちゃならない。つまり、戦闘に不向きなのだ。技の発動シークエンスの間は無防備になるからな。自分の収束スピードを早くすればいいのだが、俺は生憎、高町程の収束才能は無い。恐らくこの先、この技を極めても撃つには10秒ぐらいかかるのではないだろうか。

 

『マスター、安心するにはまだ早いですよ…!』

 

 リゼットの声色が若干厳しくなった事で俺の意識も研ぎ澄まされていく。巨人の方を見ると、腹の穴は塞がりかけていた。さらに臨戦態勢でこちらを見ていた。

 

「あれ全体がロストロギアじゃないって事か…?」

 

 巨人の攻撃を避けながら考える。

 

「接近して調べるか」

 

 俺は接近してロストロギアのコアらしきものがないか探す。俺の勘は当たっていたようですぐコアが見つかった。

 俺はそのコアを剣で突き刺し、破壊した。

 

「むやみやたらに魔力を使うよりもちゃんと考えて戦わないといけないな…俺の場合は」

 

 あのまま考えずに戦っていたら、すぐガス欠になっていただろう。

 

〈お疲れ様。ゲートを開くから、少し待ってくれ〉

 

 クロノから念話が飛んできた。しばらくすると目の前にワープゲートが出現する。

 

「戻るか」

『はい』

 

 

◇◆◇

 

 

 アースラへ戻ると、高町とユーノがいた。ジュエルシードを封印して戻ってきたようだった。そして高町達と話していると本日二回目のアラームが鳴った。

 メインルームへ行くと、そこには、テスタロッサと使い魔―――えっとアルフって言うんだっけあいつ。とにかくその二人が映っていた。どうやらジュエルシードを一気に6つも封印しようとしているらしく、苦戦しているように見えた。

 

「私、現場に向かいます!」

 

 高町が切迫した口調でみんなに伝える。

 

「その必要はないよ。放っておいたら自滅するから。それに自滅しなくても、疲弊してるだろうからそこをついて捕まえればいい」

 

 クロノが高町の言葉を遮り、否定する。

 

「私たちは最善の策は選ばなくてはいけないの。……悪いけど、これが現実よ」

「そんな…」

「……ざけんな」

「えっ?」

 

 俺が急に出した声にみんな振り向く。

 

「これが現実? ふざけんじゃねーよ…! お前らが持ってる魔法はなんのためにあるんだよ。こんな現実を変えるために…人を助けるために存在してるんじゃないのか?」

「でもあいつは犯罪者だ。そんな奴まで救う道理はない」

「クロノ……!」

 

クロノの冷徹な言葉が艦内に響き渡る。

 

《良く言ったよ。和也》

 

 突然頭の中に響いた声により、体が思わず震えた。高町も同様のようで、俺たちは後ろにいるユーノを見る。

 

《僕がゲートを開くから、二人共行って。僕も後で追いつくから》

《…わかった》

 

 俺はすぐさま高町の手を取り、ゲートへ入る。途端にユーノは魔法を発動させ始めた。

 

「あの子の結界内へ転送!」

 

 

◇◆◇

 

 

 ワープした場所は海だった。太陽が照りついており光を放っている。

 

「行くよ橘くん…」

「ああ」

「リゼット!」

「レイジングハート!」

 

 俺と高町は手を繋いでたこともあり、俺は左手を、高町は右手を突き出す。手の中には各々のデバイス。

 

「「セットアップ!!」」

『『スタンバイレディ』』

 

 二人高らかに叫び、バリアジャケットへの換装とデバイスの起動をする。

 

「待っててね、フェイトちゃん!!」

『フライアーフィン』

 

 高町はそう言うと、飛行魔法を使い、すぐさま黒雲を突き抜けた。俺は魔力の無駄遣いを避けるため、自由落下をする。

 自由落下している途中に俺たちがさっきまでいた場所に光が集まり始めるのが見えた。恐らくユーノが来たのだろう。

 

「凄まじいなこれは…!」

 

 黒雲を抜けて見えた景色は凄かった。嵐がいくつも有り、青い電流みたいなのがあたりを飛び交っていた。

 高町がその電流を避けながら、テスタロッサの下にたどり着いた。

 

「さて、俺も手伝いますか」

『ですね』

「『ツイストフィールド!」』

 

 剣を持っていない左手を前に突き出し、ツイストフィールドを発動させる。

 今回は俺を中心にでは無く嵐を中心に風の結界を広めていく。数秒経って、結界は全ての嵐を飲み込んだ。それに伴い、今まで飛び交っていた電流が喪失する。

 

「ユーノ!!」

「うん!!」

 

 俺の目の前を飛び、結界の前にユーノが飛んでいき、両手を突き出す。

 今度はユーノがチェーンバインドを発動した。その鎖の先は俺の結界。そしてその鎖は結界に絡みつくと、締める力を強くして、結界を縮小させ始めた。

 

「くッ…! うぅ!」

「こらえろよ、ユーノ……!」

 

 ユーノひとりでは小さくするのには無理があるらしく、だんだん結界が大きくなり始めた。俺が小さくすればいい話なのだが、俺も結界の維持だけでも一苦労しているので、ユーノに小さくしてもらうことにしたのだが、どうやらひとりでは難しいようだ。

 

「ああ、もう見ちゃいらんないね!!」

 

 その声ともにアルフがチェーンバインドを使い、ユーノ同様、結界を締め上げた。

 

「高町! テスタロッサ! 狙いは絞ってやったぞ! 後は頼んだ!!」

「うん、任せて!!」

「……」

 

 高町は自身ありげに答え、テスタロッサは動揺しながらも魔法の発動を始めていた。

 

「ディバイィィィン……ッ!」

「サンダー……」

「バスタァァァアアア!!」

「レイジッ!!」

 

 高町のデバイスからは常識破りなまでの魔力砲が、テスタロッサからはさっきの電流よりもはるかに強い雷を天から落とす。

 その凄まじい攻撃はジュエルシードに直撃すると、大きな爆発を起こした。

 

「「……」」

 

 どうやら全て封印できたらしく、二人の間で煌々と輝いているジュエルシードがあった。

 

「友達になりたいんだ」

 

 何を思ったのかは分からないが、急に高町がそう呟いた。

 だが返事を待つ前に、空に異変が起き始める。

 

「母さん…?」

 

 テスタロッサが疑問形な声でそう漏らした。

 

「風よッ!」

 

 何故、体が動いたのかは分からない。だが、動かなければいけないと思った。

 気づいたら俺は二人の間に移動し、その二人を押しのけていた。

ドォォォオオオオオオン!!

 さっきまで高町達がいた場所―――俺がいる場所に紫色の雷が落ち、体に電流が迸る。

 

「がはッ……」

 

 体に脱力感が訪れ、風の飛行も解除され、海に落下し始める。

 最後に見えたのは目の前で泣きそうになりながら手を伸ばしている高町、俺の意識はそこで途絶えた。

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