高校を卒業し、幼稚園の先生になるために専門学校を卒業した。
そんなμ'sの卒業後を語るifのお話。「小泉花陽編」
高校時代は「μ's」としてスクールアイドルをしていた。
私の幼い頃の夢は幼稚園の先生、引っ込み思案だった私を変えてくれたμ's。
でも…もうそれも過去の話
男児 女児「はなよせんせーさよーなら!」
花陽「さようなら!また明日ね!」
花陽「…ふーっ。今日も可愛かったなぁ」
プルルルルッ…プルルルルッ
花陽「ん?誰だろう…もしもし?」
???「あっ!かよちん!」
花陽「凛ちゃん!?」
凛「ぴーんぽーん♪今お仕事終わったかな?」
花陽「うん!でも今からお掃除しないといけないからもう少しかな」
凛「そっかー。今凛と真姫ちゃんで居酒屋に居るんだけどかよちんもどう?」
花陽「真姫ちゃんも一緒なの!?わかった!すぐ行くね!」
凛「気をつけてね〜」
花陽「ありがとう!」
ガチャッ…
電話の相手は星空凛、私の大切な幼馴染み。
いつも私のことを助けてくれて…本当に優しい女の子。
凛ちゃんは体育の先生になりたいってずっと言ってたなぁ
凛ちゃんお勉強苦手だったからちょっと心配かも…なーんてね
さてと、そろそろ仕事も片付いたし…向かおうかな
花陽「お疲れ様でした!お先に失礼します!」
園長「あら花陽ちゃん、今あがりかい?気をつけるんだよ〜」
花陽「ありがとうございます!」
晴れて幼稚園の先生になれた私、まだまだ新米の先生だけどなんとかやっていってると思っている。
いきなり泣き出しちゃったり、ちょっとスカートを捲られたり…する事もあったりするけど、笑顔を見たり、話しかけてくれたり、そういう些細な事でそんな疲れや悩みなんてすぐに吹っ飛んでしまう。
μ'sにいた頃は、ことりちゃんと一緒にステージ衣装をイラストで考えてたりしたこともあってか、絵には自信がある。
裁縫も少しずつだけど練習して子どもたちになにかマスコットでも作ってあげたいなぁ〜…
[酒処・貴方の家]
ん?凛ちゃんが言ってた居酒屋ってここかな?
真姫ちゃんも久々に会えるみたいだし色んなお話出来たらいいな〜
<イラッシャーイ!
凛「あっ!かよちんこっちこっち〜!」
真姫「んん!?花陽!!遅いじゃない!!」
花陽「真姫ちゃん!!久しぶり!!会いたかったよ〜!」
真姫「ちょっ!!いきなり抱きつかないでよぉ!」
凛「真姫ちゃんったら大変なんだ〜。愚痴こぼしながらお酒飲んじゃってできあがっちゃうし」
真姫「貴女が煽るからでしょ!!」
凛「なにをー!凛だって飲んでるもん!!真姫ちゃんみたいにカクテルくらいで真っ赤になるほど弱くないにゃ!!」
凛「あっ…」
真姫「やっぱり口癖になってるのね」
花陽「無理もないよ、小学校くらいだっけ?昔っからだもんね」
凛「凛…気をつけてるんだけどね…ふとした時に出ちゃう…」
真姫「まぁ顔馴染みなんだしいいんじゃない?たまには」
凛「真姫ちゃん…!!でもね!凛は仕事場ではちゃ〜んとわたし!って言ってるよ!」
真姫「それが普通よ」
凛「にゃっ…」
花陽「2人ともなにかお料理は頼んだの?」
真姫「空きっ腹には良くないから漬物程度ね」
凛「って言ってるけどタコワサと鳥刺し食べてたにゃ」
真姫「仕方ないじゃない!好きなんだから!」
花陽「しっ渋いね!」
凛「かよちんはどうする?」
花陽「私はね〜…梅酒とご飯かな!」
凛「相変わらずかよちんはお米大好きにゃー」
真姫「貴女ちゃんと食べてる?」
花陽「実はあまり…」
真姫「そう…若いうちは食べないともたないわよ?」
花陽「ありがとう真姫ちゃん!心配かけてごめんね?」
真姫「いいのよ」
凛「さーって!!かよちんも来たところだし…かんぱーいっ!」
花陽 真姫「乾杯!」
カチンッ!
凛「うんめぇーにゃー!!」
真姫「うんめぇーって貴女…」
花陽「あっ!凛ちゃん!ラーメンサラダっていうのあるよ!」
凛「にゃにゃ!頼んでみるにゃ〜!!」
<〜〜♪ ♬
真姫「ん…?」
花陽「この歌…」
凛「懐かしいにゃ」
花陽「みんなで行ったね〜ニューヨーク…」
真姫「ええ…」
凛「あの時は指すっごく熱かったんだよ!」
真姫「なんで手を突っ込んだのよ」
凛「いや〜…行けるかなって?」
真姫「イミワカンナイ!」
店員「お待たせしましたー!」
凛「来たにゃ来たにゃ」
真姫「花陽のはなに?」
花陽「お腹減っちゃったから、唐揚げ頼んじゃったんだ〜」
真姫「いや…そっちじゃなくて…」
凛「相変わらずでっかいご飯にゃ〜!」
花陽「お米を食べると元気が出ますよ!!炭水化物ダイエット〜だなんて言うけど、エネルギーは大事です!!!」
真姫「(プニッ)」
花陽「はうう!!ぷ…ぷにぷにしないでぇ〜…」
凛「でもちょーっとふくよかな方が凛は好きだよ?」
花陽「でも凛ちゃんは身体動かすの好きだから羨ましいよ…」
凛「じゃあさ!今度の土曜日一緒に走ろうよ!!」
花陽「えっ…うーん…うん…」
真姫「テンション下がりすぎよ」
凛「へ〜。」
真姫「なんでそんな興味なさそうなのよ!」
凛「凛、難しい話わかんない…」
花陽「まぁまぁ2人とも、これでも食べて落ち着いて」
凛「?」
真姫「これは?」
花陽「食べてみて」
凛「う〜ん…普通のクッキー?」
真姫「美味しいわね」
花陽「これね、入ってるのほとんど野菜なんだ」
凛「何の野菜が入ってるの?」
花陽「ピーマンとか、にんじんとか」
真姫「なるほどねぇ」
凛「へ〜!さっすがかよちん!」
真姫「これなら苦手な子でも食べられるわね」
花陽「どうやったら嫌な苦さとか消えるかなーって」
真姫「すんなり食べてくれるといいわね」
花陽「そうだね。でもこういう食べ方もあるよ〜って教えてあげるだけでも、みんなにはいいと思うんだ」
花陽「私はね、不器用だし引っ込み思案だけどμ'sに入って、何がしたいか、何が出来るかを考えたんだ」
真姫「クスッ…花陽らしいわね」
凛「かよちんはいいお嫁さんになるにゃ〜」
<アリガトウゴザイマシター!
凛「いや〜美味しかったにゃ〜!」
花陽「たまにはこういうのもいいね」
真姫「そうね…貴女たち明日も仕事?」
凛「うん!明日は体育があるから楽しみなんだ〜」
花陽「私はお遊戯会の練習があるからすっごく楽しみ!」
真姫「いいわね…羨ましいわ」
凛「何かあったの?」
真姫「ううん。何でもないの」
真姫「貴女たちの顔、久々に見たら元気出たわ(ボソッ)」
凛「ふ〜ん?」
花陽「真姫ちゃんも凛ちゃんも、何かあったらいつでも言ってね?」
凛「うん!かよちんもね!」
真姫「ありがとう花陽、凛もありがとう。楽しかったわ」
凛「ばいばーい!」
花陽「おやすみなさい!」
真姫「おやすみなさい」
花陽「…」
凛「かよちん」
花陽「なぁに?凛ちゃん」
凛「凛…がんばるね」
花陽「うん!私も頑張るからまた3人で遊ぼう?」
凛「うん!かよちんだーいすき!」
花陽「わわっ!危ないよ〜…ありがとう凛ちゃん」
凛「元気…出た?」
花陽「凛ちゃん…うん!頑張るよ凛ちゃん」
ガチャッ…
花陽「…ただいま」
花陽「グスッ……ヒック…」
ピロロン!♪
花陽「…」
りん☆「真姫ちゃん!かよちん!今日はありがと!凛明日からまたが〜んばるにゃ〜!」
花陽「…落ち込んでばかりじゃ…ダメだよね」
真姫「凛…」
凛「2人とも少しは元気でたかな?えへへ」
ピロロロ♪
花陽「んっ…んんー…ふう…」
花陽「…よしっ!」
花陽「おはようございます!!」
園長「あら?花陽ちゃん今日は元気ね、おはよう!」
花陽「そ…そうですか?」
園長「最近元気無かったから心配してたのよ〜」
花陽「…ごめんなs」
園長「花陽ちゃん?」
花陽「は…はい!」
園長「花陽ちゃんは謝らなくていいのよ、自分のペースで頑張ってね!期待してるわ」
花陽「園長先生…私!頑張ります!!」
園長「それでいいのよ、可愛いんだからもっと笑いなさい!」
花陽「はい!」
花陽「(さてと、今日はお遊戯会の練習がお昼ご飯の前、今日はやる事多いなあ…頑張ろう!)」
女児「はなよせんせー!」
花陽「何かあったの?」
女児「これあげる!」
花陽「これって…」
女児「がんばってつくったんだ〜!」
花陽「…ありがとう…」
女児「はなよせんせーないてるの?どこかいたいの?」
花陽「ううん…嬉しいよ…凄く嬉しいよ」
女児「どういたしまして!はなよせんせーきょうもよろしくおねがいします!」
花陽「うん!こちらこそよろしくね!」
花陽「みなさーん聞いてくださーい!」
花陽「今日はお遊戯会の練習があります!頑張りましょう!」
男児 女児「はぁ〜い!」
私の名前は小泉花陽。
今は昔からの夢だった幼稚園の先生を仕事に毎日暮らしています。
体育教師になった凛ちゃん、病院を受け継いだ真姫ちゃん、2人ともそれぞれの道でいろんな困難にぶつかって、苦しいこと、辛いこと、楽しいこと、嬉しいこと…誰だって通る道なんだって…
私は高校時代はμ'sというグループでスクールアイドルをやっていた。
もう過去の話…でも人生の中で一番大切な記憶。
私は大好きな友達に囲まれて、大好きな子どもたちに囲まれて…
いまが最高です!
______________________________________________
初めての短編小説ということで投稿させていただきました。
今回のお話はμ's卒業後、ありきたりなお話かもしれませんが、読んでいただければ嬉しいです。
話の構成はまだまだかもしれませんが、思いついたら真姫ちゃんや凛ちゃん、他のメンバーも投稿して行きたいと思います。