マブラヴで楽していきたい~戦うなんてとんでもない転生者   作:ジャム入りあんパン

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遅くなってすみません。


18・絶望するにはまだ早い

 ハッチが開き戦術機部隊は次から次へと飛び出していく。

 普通ならば地獄の行軍。だが、彼らには希望があった。

 ガンダム、マジンガーZ、ゲッターロボ。シミュレーションのデータ上とはいえ、ハイヴ攻略を成し遂げた機体が一緒にいくのだ。

 アムロはその重い期待を背負いながらも、深い闇の中へと飛び出していく。

 突如、通信が繋がった

「うわっ」

『アムロ、緊張しているのか?』

 拓哉だ。これからは通信が繋がらなくなる。おそらくはこれが最後の通信となるだろう。

 だからかもしれない。親友の声にアムロの心が落ち着きを取り戻す。

「そう・・・かもしれない」

『そうか。良かった。俺もだ』

「えっ!?」

『お前は俺を何だと思っているんだ。俺だって緊張することは有る。まして、今度はシミュレーションじゃない実戦だ。万が一にもお前たちの中の誰かが帰ってこない可能性もある』

 そうだ。今までの実戦とは違い、深い暗い闇の中へと潜っていくのだ。そして、ここから先は全人類の希望をかけた戦いと言っても過言ではない。

『だから、無理だと思ったら帰ってこい』

「はっ!?」

『正直、俺はお前を、お前たちを失うのが怖い。安心しろ、逃げてきてもちゃんと居場所は作ってやる。そこから生きて帰るだけでも成果だ。誰も臆病者だなんて言わせねえよ。もし言うやつがいたら、強化装備だけでハイヴに叩き込んでやる。カシュガルあたりが良いか?』

「いや、でも、敵前逃亡は」

『知るか、そんなもん』

 あっさりと帰ってきた答えに、肩の力が抜ける。

 なんだか気負っていた自分が馬鹿らしく見えてきた。

『俺が今までどれだけ現実を捻じ曲げてきたと思う?レールガン、ヒートサーベル、ビーム兵器に空飛ぶ戦艦。隠れてピーピー囀るだけの連中なんぞ、簡単にひねってやる。だから、無理をするな。無理だと思ったら逃げてこい。主に篁大尉あたりに押し付けて』

『おいおい、私は守ってはくれないのかな?』

『逃げ場所を作ってあげただけ感謝してくださいよ。栴納さんにアメリカ留学中の彼女のことがバレて大変なんでしょ?ミラ・ブリッジスさんっていいましたっけ?』

『どこまで知っているんだ、君は!』

『待て、祐唯。その話は始めて聞いたぞ』

『隠し子については黙っててあげますけど、バレたときの言い訳は自分でしてくださいね』

『ちょっと待て!隠し子!?ミラに、子供が出来ていたのか!?』

『うわぁ~、すっごい話を聞いているんだけど、俺』

『やれやれ、鉄の篁大尉も、アメリカンボインちゃんの誘惑には勝てなかったかい?』

『聞いていません!自分は何も聞いていないであります!』

『待て、違う!誤解だ!』

『その話は帰ってからにしましょう』

『その話を今ここで持ち出したのは誰だー!』

『と、言うわけだ。アムロ。ヤバイと思ったら篁大尉を盾にしていいから』

「あ、えーと・・・」

 肩の力どころか緊張感も全部持っていかれたようだ。

 抜けすぎて、逆に困るのだが、今更それを言う気にもなれない。

『篁大尉』

『ほ、焔ちゃんかい?違うんだ、これは』

『最低』

『ぐはぁっ!』

『ほら、指揮をとるのは篁大尉なんですから、シャンとしてくださいよ』

『誰のせいだね?』

 もう既に、今から死地に突撃する空気ではなくなってしまった。

 だが、これでいいのかもしれない。何となく、そんな気のするアムロだった。

「拓哉、ありがとう」

『気にすんな。それこそ、ダチだろう?遠慮すんな』

 まだ通信機の向こうで言い訳をしている篁の声を聞きながら、アムロは自然な感覚で操縦桿に手をかけた。

 

 

 ハイヴの中は恐ろしく静かであった。

 音はまるでせず、ただ不気味に明滅する壁がここはまるで地球ではない何処かを思わせた。

『シミュレーションの時とは真逆だな・・・』

『でも不気味だぜ、ここまで何もないとよ』

 所々からBETAは姿を見せるが、規模は大した事がなかった。ヴォールクデータのハードモードや、おふざけデータをさんざんやらされた身からすれば拍子抜けもいいところだ。

 逆に過敏に反応しているのがA-01だ。必要以上に弾丸を消費しており、篁が何度か注意をうながすものの、A-01としての選民思想と、日本人に対する差別意識まである彼らはそれを中々聞き入れようとしない。

 こちらの言うことを聞いてくれるロシア人は、アントン中尉ぐらいだろう。彼は極めて理性的で理知的で、模範的な軍人だった。篁の指示に従い、無駄弾を回避しつつ、かつての同僚を露払いに使っている辺りなかなかいい神経をしている。

 

 敵の数が少ない。少なすぎることに違和感を覚えるロンド・ベルの面々。

 あっさりと中層部を抜けて、下層部へと向かう。

『おそらくだが、さっきのハイパーメガ粒子砲だったか。あれで崩れた建造物が落ちてきて、BETAは押しつぶされたんじゃないかな?』

『いや、押しつぶされるほどの瓦礫は発生しなかったはずだ。何しろ、地表構造物が跡形もなく消し飛んでいたからね』

 原因は分からない。だが、敵の数だけは減っている。

 しかし、アムロだけはそれを感じ取っていた。

「いますよ。最下層部に溜まっている。このざらついた感覚は・・・」

 アムロ自身の感覚もだが、ガンダムが教えてくれているような気もしていた。

『分かるのかい?』

「はい。BETAはメインホールで待ち構えています」

『馬鹿な!BETA共が戦術なんて練るのかよ!ふざけたこと言ってんじゃねーぞ、ジャップ!!』

「僕はアメリカ人ですよ。今となってはどちらでもいいですけど」

『とにかく、アムロくん、敵はメインホールに集まっているのだね?』

「はい。悪意でもない、この不愉快な感じはBETA以外にありえない」

『分かった。全機、ここで一度弾薬を補充しておけ。不具合の出ている機体はいないな』

 篁の呼びかけに、ロンド・ベルのメンバーは素早く機体のチェックを始める。

 だが、それで納得がいかないのはA-01だ。ただでさえ日本人が指揮をとるということに嫌気が差しているのに、わけの分からない、まだ子供のような衛士の言うことを信じて動くなど。

『腰抜けのジャップどもはそこでのんびりしているがいいさ。BETAが居ないなら今がチャンスだ!』

『ここまでほとんど遭遇しないことを、おかしいとは思わないのか!』

『はっ!どうせさっきのビーム砲で吹き飛んだに決まっている!行くぞ!俺達が最初のハイヴブレイカーだ!!』

 A-01の機体はそれに触発されて飛び出していく。

『待て!くっ!補給を急げ!すぐに追うぞ!』

 補給と言ってもアムロなどはエネルギーの補給ぐらいだった。実弾兵装はなるべく使用しないようにしていて、温存しながら戦うほうが有効であることをヴォールクデータで覚えたからだ。

 もう一つは、A-01の面々が盛大に無駄弾をばらまいてBETAを殺して回ってくれていたため、ロンド・ベルの突撃部隊は殆ど弾を使っていなかった。

 マジンガーZとゲッターロボに至っては、エネルギーを必要とする武器を使用する機会がなく、ほとんど戦わないままここまで来てしまったのだ。

 その為、予定より早くエネルギーと弾薬の補給を終えたロンド・ベルは、篁のガンダムを先頭にして、ハイヴのメインホールへと向かった。

 

 

 その光景を評するならばただ一言、地獄に尽きるだろう。

「う、あぁ・・・!!」

 アムロの喉から声にならない悲鳴が漏れる。

 メインホールはほんの僅かな時間で地獄へと変貌していた。縦横無尽に暴れ回るBETA。そして倒れ伏した戦術機に群がる戦車級。その口元から細い腕が見えているのは、もう既に食後だということだ。

『そ、そんな・・・そんなのってありかよ!』

 この場にいる誰もが初めて見る惨劇に、体が硬直する。甲児、リョウでさえも機体の操縦を忘れるほどに。

 そして、

『ジャ、ジャップども!は、早く俺を助け、ヒィ、く、来るなーーー-!!!』

 通信機から聞こえてきたのは、あのA-01の部隊長の声だった。その声がどこから聞こえているのかは分からない。果たして人は、あのような声を出すことが出来るのだろうか、断末魔の悲鳴を残してその男は、おそらくだがBETAの腹に収まった。

 いち早く正気を取り戻したのは、豊富な実戦経験を持っているアントンだった。

『・・・っ!!正気に戻れ!お前たちもBETAに食われたいのか!』

 ガンッと突きつけられた現実に、全員が正気に戻る。

『総員、戦闘用意!目標、敵集団!』

『アムロ、甲児、リョウ、戦えるな!』

『あ、ああ!!』

『すまない、士郎さん!』

 だが、アムロからだけは返事が帰ってこない。

 アムロは目の前の惨劇に目を奪われていた。そして・・・。

『アムロ!返事をするんだ!正気に戻れ!!』

「は、はい!!」

『よし、戦えるな?無理なら下がれ』

「いけます!大丈夫です!」

『なら、君たちは小隊を編成してBETAの遊撃をするんだ』

「りょ、了解!」

 すぐさまアムロはマジンガー、ゲッターの方に機体を走らせる。

『大丈夫か、アムロ』

「ああ、大丈夫だ。大丈夫だ・・・」

『ようし、行くぞ!奴らに味わわせてやる、ゲッターの恐ろしさをな!』

『ああ!ぶちのめしてやるぜ!!』

 

 そこから先のことはあまりに必死過ぎて、アムロもあまり良く覚えていない。

 死に物狂いというのはこういうことを言うのだろう。難易度で言えば、ハードモードのヴォールクデータとそれほど変わらないはずなのに、実際の死が迫ると今まで出来ていたことが頭から抜ける。

 それはアムロだけではなく、他の衛士たちも同じようだった。それでも死者が出なかったのは幸いだろう。機体が大破してもベイルアウトすることが出来たため、幸いにも死者が出ていない。それだけが救いと言っても過言ではない。

 ベイルアウトして生き延びることが出来たのは、何もロンド・ベルの面々だけではない。A-01も数名だが生き延びることができたものがいる。ただ、それは本当に奇跡と言ってもいい幸運の中を生き延びたと言ってもいい。

 当初は連隊規模もあったA-01は、わずか数名、ギリギリ中隊規模の数しか生き残っていなかった。

『終わった・・・のか?』

『ああ。俺達は無事にだがな。ソ連の皆さんはそれどころじゃなさそうだぜ』

 隼人の皮肉にも切れ味がない。さすがの彼も死人に鞭打つような真似はしないのだ。

 一方、アムロはまだ戦闘態勢を解かずにいた。

 精神をヤスリで擦り上げるような、ざらついた感覚がなくならないのだ。

「まだいる」

『何!?』

「まだ、BETAがいる!」

 普段のアムロではないような強い言葉遣いに、ロンド・ベルの機体は一気に警戒態勢を取る。

 アムロが神経を集中させる。その時だった。ガンダムから赤い光が漏れ出し始めたのは。

 コクピットブロックを中心にその光が溢れ、メインホール全体を照らし出す。

『お、おい、アムロ』

「黙ってくれ!」

 神経を集中させるその瞬間、アムロは自分が世界の中心に立っているような感覚に囚われた。まるで、宇宙の中心に立つような。

 そうして目を閉じていても、どこに誰がいるのかがすぐ分かる。

 力強さを感じるのは甲児のマジンガーZだ。そして3つの力が合わさり、より大きな力を持っているのはゲッターロボ。そして親しみを感じる気配が3つ。巌谷、篁、士郎だろう。そしてそれ以外にもたくさんの力が星のように自分の周りで明滅している。

 そんな中にただ一つ、禍々しい輝きを放つ星が。

「そこか。さっきから僕たちを観察しているやつ!」

 ガンダムの、アムロの視線の向いた先にあるのは遥か奥、台座の上に建てられた、光る巨大な物体だった。

 それはデータ上では何度も見ていたが、実物を見るとその異様さは際立つ。

 BETAを初めて見てときにも思ったが、それ以上の異様さとグロテスクさをもって屹立していた。

『これは、反応炉か・・・』

『うぅ・・・オイラ、トカゲとかこういう気色悪いのは苦手だ・・・』

『得意なやつが居てたまるか』

 周囲の警戒をしながら、反応炉へ近づく。この距離まで来てもまだ何のリアクションも返ってこない。

『なあ、見てるやつって、これのことか?』

「ああ。僕達を観察している」

 アムロはまだ自分の機体が赤い光を放っていることに気づいていないのか、ゆっくりとした挙動で反応炉に近づく。

 その時だった。

『避けろ、アムロ!!』

 突如として触手が伸びて、ガンダムに迫ったのだ。

 隼人の注意が間に合ったのか、ギリギリのところでアムロは機体を回避させる。

 一撃ではすまないそれは、周囲に向かって無数の触手を解き放つ。だが、それをアムロは今まで見せたことがないような、俊敏な動きで回避する。

『まさか反応炉に攻撃能力があったとはな』

『そうも言っていられませんよ!それに、攻撃がガンダムに、アムロに集中している』

『させるか!ゲッタァァァビィィィム!!』

 ゲッターロボから放たれたビームは、ガンダムに迫っていた触手を薙ぎ払う。

 続けてゲッタービームを連射し、触手を薙ぎ払おうとしたその時だった。

 ガンダムに迫っていた触手がピタリと動きを止め、その矛先をゲッターへと向けたのは。

『何っ、こっちに向いた!?』

『リョウ、オープン・ゲットだ!!』

『ああ!オープン・ゲット!!』

 緊急分離し、触手を撹乱するゲッターチーム。縦横無尽に迫る触手を、不規則なようで、それでいてお互いにどう動くかわかっているからこそ出来る芸当だろう。

 とはいえ、この猛攻にゲッターチームは再合体しかねている。

『援護する!今のうちに再合体しろ!』

 アントンの放ったビームライフルが触手の先端を狙い撃つ。触手を消し飛ばした一瞬の間隙に、ゲッターロボは再合体を果たす。

『助かったぜ、アントン中尉』

『気を抜くな、まだだぞ』

 言い終わるやいなや、触手が再び飛んで来る。今度はゲッターだけではない。アムロのガンダムにも、マジンガーZにもお構いなしに攻撃を仕掛けてくる。

『見境なしかよ!』

『何があるか分からん!攻撃を受けるなよ!!』

 あまりに猛攻に誰も反撃に移ることが出来ない。そんな状況はやがて衛士の疲弊を促す。

『う、うわぁぁっ!』

 ジムの一機が捕まったのだ。だが、恐るべきはそこからだった。張り付いた触手はそこからさらに枝を伸ばし、まるで同化するかのように触手を伸ばし始めたのだ。

『動かない!?システムが乗っ取られた!?』

『いいか、そこを一歩も動くなよ!!』

 篁の反応は早かった。もうだめだと分かると、ジムの腕と正面装甲を切り裂いたのだ。

『うわっ!?』

『こっちに飛び乗れ!』

 ジムの衛士はしばし逡巡した後、すぐに篁の機体の手に飛び乗った。篁はハッチを開けるとなかば強引にその衛士を放り込んだ。

『祐唯、その衛士は!?』

『無事だ!狭いだろうが、じっとしていろよ!』

『は、はい!!』

 一気に緊張感が漂う。いや、今までもあったが触れただけでアウトなど、

『リアル鬼ごっこかよ!』

『面白い!ゲッターを捉えられるものならばな!!』

『おう!隼人、武蔵!もう一度オープン・ゲットだ!!』

 だが、諦めない少年たちはここに居た。再びゲットマシンに分離すると、縦横無尽に飛び回り触手を翻弄する。

 触手は必死にゲットマシンを追いかけるがそれもかなわない。なぜなら、

『ブレストファイヤー!』

 放たれた熱線によって全て薙ぎ払われた。

『俺の相手もしてくれないと寂しいぜ。もう一発食らっとけよ!ブレストファイヤー!』

 再び放たれる熱線は、容赦なく触手を薙ぎ払う。

『チェェェンジ、ゲッター1!スイッチ・オン!!』

『よし、一斉に本体に攻撃を仕掛けるぞ!総員、最大火力だ!!』

 次に触手が再生されたら勝ち目がないかもしれない。そう思った瞬間に、誰もが同時に行動を開始した。手持ちの火力を最大限に放つべく引きを構え、

『撃てぇぇぇぇぇっ!!』

『ブレストファイヤー!!』

『ゲッタービーム、フルパワーだ!!』

『受けろ、倍返しだぁぁぁっ!!』

 爆音と閃光が飛び交う中、誰もが全力でトリガーを引き続ける。大火力を持たないジムの衛士は、頭部バルカンとビームライフルも同時に放って、少しでもダメージを稼ごうとする。

 効いているのかいないのか、それはわからないまま必死になってトリガーを引き、そしてレバーを押し込む。

 どれほど時間が立っただろう。撃つべきものをすべて打ち尽くした向こうはまだもうもうと煙が立ち込める。あの恐るべき敵が、自分たちを取り込まんとまた触手を伸ばしてくるかもしれない。そう思うと、気を抜く者など誰も居なかった。

 やがて、煙が晴れた向こうに見えたのは、台座のみを残して全てが消滅した反応炉の無残な姿だった。

 しばらくは誰もその状況を理解できない。呆然とする中、誰かが口を開いた。

『や、やったのか・・・』

やがて、その言葉は漣のように伝搬し、

『ぃやったぁぁぁぁぁぁっ!!!』

 甲児の叫びを引き金に、ついには大爆発を起こした。

 ある者はコクピットハッチを空けて叫び、ある者は器用に機体同士で抱き合って喜んだ。

 普段ならば統制する立場にいるだろう篁と巌谷の二人も、そのわき上がる歓喜を隠すことはできなかった。

『やったな、やったな、榮二!!』

『ああ、ついに、ついに人類は勝ったのだ!』

 そんな光景をアムロはコクピットの中でどこか遠くを見つめるように、現実感など無いかのように眺めていた。

 すると、突如機体がガコンッと激しく揺れた。

『おい、アムロ!何ぼーっとしてんだよ!やったんだよ、俺達は!』

「あ、ああ。そうか、やったんだ、僕たちは・・・やったんだ・・・」

 ガンダムの肩を掴んで揺するという器用な真似をする甲児に、機体ごと揺られながらアムロはつぶやいた。

 喜びはある。だが同時にアムロは思う。自分にはあれ以上何もできなかったのかと。流されるままに戦って、気がついたら終わっていた現状に、アムロは虚脱感を覚えていた。

 

 

 

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