アドバイスを参考に出来ているか不安でたまりませんが、
何回も書き換えながら第4話を書きました。
今回も原作のあのキャラを登場させてみました。
どうぞご覧ください。
3日目
あれから3日目、今日は朝起きると、一色の方が先に起きていた。
「あっ、先輩、漸く起きたんですね。」ニコ
そこには、エプロン姿の一色が居た。
「おはよう、一色」
(エプロン姿、あざとくないな、うん、寧ろいい)
何て考えていると
「先輩、くだらない事考えてないで、早く着替えて、顔洗って来て下さい。もうすぐ朝御飯の準備が出来ますので。」
(先輩の考えはお見通しですよ)と、言わんばかりの笑顔で言われたので、俺は布団を片付け着替えて、顔を洗いに行った。
顔を洗い終わり部屋に戻ると
「先輩、おはようございます。さぁ、朝御飯出来ましたから食べましょう。」
一色に勧められ席に座った。
「どうですか?先輩」ドヤ
一色はこの朝御飯、どうだ?と聞いてきた。
「普通に旨そう。」
(つうか何でこんなに美味しそうなんだよ?)
一口食べて
「うん、普通にうまい」
(もしかしたら小町より美味しいかも)
正直小町より主婦力高いんじゃないかと思った俺に一色は
「そうですかー、よかったです。」
(そっか、小町ちゃんが作ったのより美味しいかぁよかった。)
そう言って一色は嬉しそうにしていたが俺はこの後予定を聞かないといけないと思い口を開こうとして
「なぁ、一色」
しかしその問は一色の急な提案に遮られた。
「あっ、先輩今日は、映画観に行きませんか?」
どうやら一色は今日は出かけたいらしいのか俺に提案をしてきた。
「映画?」
思わず聞き直してしまった。
「はい♪映画です。」
そう言って一色はチケットを見せてきた。は
「チケットが2枚ありまして、期限が今日迄なんですよ。」
一色が見せてきたチケットは確かに期限が今日までだった。
(まぁ話し合いはその後でいいか。まぁ時間次第ではその前に話し合えばいいか。)
「分かった。何時からだ?」
「13時半からですよ。」
一色は笑顔で言ってきた。
「分かった。それまでちょっと話し合おう。」
俺は真剣な顔で言ったのだが一色は嬉しそうに
(やった♪)
「はい!そうしましょう♪」
俺は話になるのかと不安になった。
朝ごはんを食べ終え片づけをしお互い席に着いた。
勿論片づけは俺がして一色にはテレビを見てお茶を飲みながらゆっくりしてもらっていた。
「早速、本題なんだけど、どっちが生き残るかだ。」
俺は真剣な顔でそう切り出した。
「そうですね。」
一色も真剣な面持ちでこちらを見ているが、感情は小悪魔的な何かを感じた。
「やっぱ私が生き残った方がこの先色々と良いと思うんですよ。」
やっぱり一色も生きたい気持ちは一緒らしい。
「いや、俺だって小町を残しては死ねない。」
でも俺も小町を残しては死ねないと思っているから負けたくないし
「でも先輩には小町ちゃんしか居ないじゃないですか?」
一色は真剣な顔から小悪魔的なあざとい顔に変わり人の心を思いっきり抉ってきた(;_;)
「小町以外にも、戸塚とか戸塚とか小町とか材?木座とか居るからね」
あれよく考えたら実質二人しか居ないようなそう考えたらなんだか涙が出てきそう。
「よかった。あの二人は入ってないや」ボソ
一色はなんかほっとした感情でボソっとつぶやいた気がしたが聞こえなかったので聞き返してみた。
「何か言ったか?」
「いえ、何も言ってません。
それより先輩が生き残って、社会に貢献出来るんですか?」
お前それ切り札だからね切り札
「バッカ、それは専業主夫になって世の女性を支えるっていう役目があるからね。」
だから俺も切り札を切ったが。
「それほとんど役にたってませんからね。」
一色に厭きられた顔で言われてしまった。
「そう言う一色はどうなんだよ?」
頭に来るまではいかなかったが多少むかついたので同じ質問で聞き返してやった。
「私ですか?
そうですねぇ、きっとなんかしら役に立ちますよ。先輩より」
それ何も結論出てないじゃん。
俺と同じだからね、むしろ俺よりひどいからね。
「お前も何もわかってないんじゃん」
「そうですねぇ、先の事まで考えてませんでしたから」
開き直ったようで何か悲しい感情が流れてきた。
俺には理解できなかったが、もしかしたら一色なりに落ち込んでのかと思いこの話を切り上げようと思った。
「このまま話していても、ラチが飽きそうにないな」
「そうですね。」
少し落ち着いたように一色は顔揚げたので俺はこの後どうるすか聞いてみた。
「どうする?」
「う~ん、、、そうだ少し早いですけど、もう出かけましょう。
お昼ご飯食べたりして、時間潰しましょうよ。」
「そうするか。」
こうして一色と俺は出かけることにした。
一色はと言うと嬉しそうに俺の腕に捕まって歩いてる。
そんなことされちゃうと八幡勘違いしちゃうからね、勘違いして告白して振られちゃうまである。
結局振られちゃうのかよ。そんなこと考えていると。
「で、先輩、何かオススメの所ないですか?」
もう昼なの?全然気づかなかったや。
「えっ?俺に聞いちゃう?」
俺この辺詳しくないから、聞いちゃわないで。
「はい。聞いちゃいます。」
だめだ~俺の願い届かずだよこの子。
じゃぁここしかないな。
「そうだな~、、、そこのなんてどうだ?」
いい笑顔で振り向いた一色が一気にガクってし表情になった。
何か高2のときに無理やり連れていかれたデートの時と同じような気がした。
「やっぱりラーメンですか?」
だってそれくらいしか俺に選択肢無いし。
「ラーメン旨いだろうが。」
「まぁ、そうなんですよね。特に先輩が教える所って。」
一色のあきらめたように少し残念のような嬉しいような感情が伝わってきた。
まぁその気持ちがわかって俺も少し嬉しくなったがこの気持ちも一色に伝わってると思うとちょっと恥ずかしくなった。
「じゃあここでいいか?」
「はい、いいですよ。」
俺と一色はその店に決め入ってみると、
店内は思ったより空いていて注文してから、やや5分強でラーメンが出てきた。
「「いただきす。」」
「ホフホフ、美味しいですね。」
一口食べ一色は嬉しそうに言ってきた。
「だろうな、何なら週一で来れるレベルだ。」
「そこまでですか?」
何なら毎日食べてもいいレベルだかさすがにそこまで言うとドン引きされかねないので少し控えめに言っといた。
「ああ。」
「「ごちそうさまでした。」」
「それじゃ、先輩、行きますか。」
「ああ。」
ラーメンが出て切って約20分、二人とも食べ終わったので店を出て映画館に向かうことにした。
一色はというとラーメンに満足したのか、これから観る映画が楽しみになのか
気持ちとしてはルンルン♪みたいな感じだった。
俺は時計をみて時間に余裕があるのを確認に一色と歩き出した。
映画館に着き俺はポップコーンと飲み物を買い、一色の元へ行った。
「ほらよ。」
「あっ、ありがとうございます。」
一色はおいしそうに食べながら
「やっぱ、ポップコーンはキャラメル味ですね。」
やっぱ女子って
「俺、普通の塩味がいいけど、一色が好きそうだからな。」
「そうですねぇ、好きですね。っはもしかして口説いてますか?お前の好きな物位知ってるからって口説いてますか?確かに好きな物知っててもらえるのは嬉しいですけど、もう少し私を知ってからにしてくださいごめんなさい。」
俺のたわいもない言葉に一色は早口で振ってきた。
俺はこいつに何回振られればいいんだよ。
でも早口で言ってる言葉が本気じゃなくからかっているのが伝わってきた。
俺はお決まりの「俺は何回お前に振られればいいんだよ」って言おうとした瞬間ジーと幕の降りてくる音がした。
「あっ、映画始まるので、静かにしてくださいね♪」
そこからは映画が始まったので俺も一色も無言で映画を見始めたが、
一色の喜怒哀楽が伝わってきて映画のの内容がほとんど頭に入ってこなかった。
記憶に残ったのが主人公がぼっちって言いながら全然ぼっちじゃ無いことしか覚えてないや。
映画館を出た俺たちは歩きながら話をしていた。
「いい映画でしたね。」
一色はとても満足したので楽しそうに言ってきたが
「そうか?何あれ?主人公、ぼっちとか言って全くぼっちじゃないじゃん。
プロぼっちなめんなよって話だよ。」
俺にはそうとしか思えなかった。
「えぇ、何言ってんですか?先輩だってぼっちって言ってこんな可愛い後輩と同棲してんですよ。」
一色はふてくされたように先輩何言ってんですか?と顔を膨らませたが俺には関係ない。
「それは仕方なくだろ。」
「それに、結衣先輩や雪ノ下先輩も居ますし。」
一色は少し落ち込んだように言ってきた。
落ち込むなら言うなよ。
でも俺には今あいつらと連絡とってはいるけど全く会ってないから。
「なんで、あいつらが出てくるんだよ?」
「だって、それは、先輩があんなこと言う相手ですし~」
こいつ人のトラウマを抉りやがって、俺にとっては人生最大の黒歴史なのに。
「それは関係ないだろう。」
「そうですか~?」
一色は小悪魔的な笑顔で言ってきた。
「そうだよ。」
全くこいつは、その顔あざと可愛いから、全部伝わっちゃうからやめて。
「それより、私、何か喉乾きましたので、あそこの喫茶店行きませんか?」
しゃべりすぎたのか少し喉が渇いたなと思っていると一色は察したかのように言ってきた。
断る理由は無いしどうせ断っても無駄なのもわかってるしそれすらも伝わっているだろうから。
「どうせ、断っても無駄なんだろ。」
「はい♪」
俺と一色は喫茶店に入ったが
そこにはあの二人がいた
「あれ?ヒッキーといろはちゃん。」
まさかここでこの二人と会うとは思わなかった。
二人とも東京の大学に進学したのは知ってけどまさか会うとは・・・
「あぁ~、結衣先輩、それと雪ノ下先輩。」
一色は少し気まずそうにでも笑顔で対応していた。
それにしてもこいつらもかわらないなぁと思った。
「こんにちは、一色さん。それに比企谷君」
雪ノ下は相変わらず物静かに言ってきたが俺は奉仕部に居た頃と変わらぬ挨拶をした
それに続き一色も二人に挨拶をし、せっかく会ったのだからと言うことで
同じテーブルに着き飲み物を注文し話始めた。
「お二人はどうしてここに居るんですか?」
「ゆきのんと映画観て来たんだよ。」
えっ映画?同じ映画じゃないよね?
「由比ヶ浜さんがどうしてもと言うから。」
やっぱ雪ノ下は由比ヶ浜に甘いと思ってると由比ヶ浜が口を開いた。
「ははは、ヒッキーといろはちゃんはどうして?」
由比ヶ浜はいつもの笑い声をあげながら俺たちに訪ねて来たので一色が答えた。
「私たちも映画観て来たんですよ。」
「へぇ~、何の映画?」
由比ヶ浜の興味津々な質問に一色は答えたがここで一つ納得したことがあった。
やっぱり雪ノ下と由比ヶ浜の気持ちや感情は全く伝わってこない。
神様もどきの言ってる事は本当なんだと小町が来た時も思ったが改めて実感した。
「----です。」
「あっそれ、私とゆきのんが観てたのと一緒だ。」
あっ同じのですか?そうですか?嫌な予感って当たるのですね。
「そうなんですか?」
「ええ、そうよ。由比ヶ浜さんがいい映画と言うから観てたのよ。」
「うん♪いい映画だったね。」
由比ヶ浜が一色と同じ感想を言うので思わず一色に言ったのと同じ事を言ってしまった。
「そうか?あれ主人公、ぼっちじゃなかったろう?」
「あら、あなたがそれを言うの?こんなに女の子に囲まれて?」
あぁ~やっぱそれ言われちゃいますよね。
誰だよこんなリア充みたな状況与えたのは。神様怨んじゃうよ。あっもう怨んでました。
まあこれは成り行きだからそのままの事を言っても無駄だと思ったがとりあえず言っといた。
「それは成り行きだろう。」
「でも、ヒッキー、私にゆきのん、いろはちゃんや彩ちゃん居るのにまだぼっちって言うの?」
何そんなに友達いるの何処のヒッキーだよ?俺かよ、それなら小町忘れてるから、小町。
「それしか居ないだろ。それに小町を忘れてる。」
「あら?あなたにそんなに居たら十分ではないかしら。」
すみません火に油でした。雪ノ下はある意味とびっきりの笑顔で言ってきたがそれに続いて由比ヶ浜と一色まで
追い打ちをかけてきた。
「そうだよ、ヒッキー、それだけいればいいでしょ。」
「ですです。」
雪ノ下と由比ヶ浜は分からないが一色だけは攻めているのは冗談ですけど、私達が居るって事は本当ですよって
気持ちは伝わってきた。
「えっなにこれ?何で俺三方向から攻められてるの?泣いちゃうよ。」
まぁ一色からの気持ちがわかったので、俺は冗談を言ったのだが
「やめてもらっていいですか?あなたの泣き顔なんてとても直視出来るものではないから。」
「そうだよ、ヒッキー泣いたらキモイもん。」
やはり二人のコンボ攻撃が飛んできた。
「本当に泣いちゃうよ?」
「やめてくださいね、先輩」
(泣くなら私の胸を貸しますよ♪後輩のわがままボディですよ♪)
「はぁ、、、」
(男心いじるのやめてくれよ)
雪ノ下、由比ヶ浜とのお茶会も終わり、
二人分かれて俺たちは帰路についた。
思いのほか二人との会話は面白かったし俺と一色には少しではあるがいい気晴らしになった。
4日後どちらかが死なないといけない、そんなことを忘れさせてくれた。
「楽しかったですね。」
「まぁ、そうだな。久しぶりにあいつらにも会えたし。」
正直楽しかった。
「そうですねぇ。夕ご飯何にしますか?」
一色に言われて初めて時間に気づいた。
こんなにのんびりあいつらと話していたなんて俺も一色も3日目とわいえ相当参ってるのかもしれない。
時間は遅かったがそんなにお腹は空いてない軽めでいいと思った。
「そうだなぁ、結構飲み食いしたから今日は軽めでいいんじゃないか?」
「そうですね。ならそうめんなんてどうですか?」
一色の提案は魅力的だったの直ぐに俺も返事をした。
「それでいいな。」
「じゃぁ、買い物して帰りましょう。」
こうして俺と一色は買い物へ行き、
今日はお互いどちらかが生き残るかを話さず3日目は幕を閉じた。
いかがでしたでしょうか。
アドバイスは上手く活かせてたでしょうか?
書いていてまだまだ納得のいく出来にさせれないのでしすが、
何処が悪いのかわかりません。
よろしければアドバイスいただけたらありがたいです。
よろしくお願いします。