ガンダムSEED×00~異世界にイノベイターは何を思う?~<完結> 作:MS-Type-GUNDAM_Frame
あばばばばば・・・・
え、まじで?
ありがとうございます!がんばります!
番外編を書いてみました。話がいい感じに進んだところで更新していきたいなーと思います。
タイトルは
SEED×00:Extra_Contents~ヒロインは誰だ~
です。
一話では時系列の問題でヒリングがヒロインですが、無事アークエンジェルが出航すればマリュー版、救命ポッドを回収すればラクス版と、アンケートに要望のあった話も書けるかと思います。
では本編、クルーゼ視点からどうぞ。
ZAFT所属ナスカ級艦艇、ヴェサリウスは、クルーゼ隊所属だ。
つまり、艦長はアデスでも、最高指揮官は特務隊FAITHのクルーゼとなる。
基本的な指揮などはアデスが行うが、作戦の決定などはクルーゼが行っている。
またクルーゼはZAFTでも指折りのエースパイロットでもあるため、戦場で直接指揮を執ることもある。
先ほどの、ジンが瞬く間に3機落とされるという緊急事態に、クルーゼは無表情を貫いていた。
しかし、内心では口元を歪ませて笑っていた。
(あれは
クルーゼの知る限り、プラントのZAFTレッド、軍のアカデミー成績優秀者や、ZAFT所属のエースパイロットにもあれほどの動きができるパイロットが存在するかは怪しい。ならば、あれは非常に高度なコーディネートが施されたコーディネーターだと推論ができる。
(もしかしすると見つけたかもしれんな)
本当にクルーゼが探している
「アデス、艦の指揮は任せるぞ」
「隊長自ら出られるので?」
「ああ。MSの指揮は私が執る。帰る舟を無くしてくれるなよ?」
「了解しました!」
「・・・ふっ」
手早くノーマルスーツに着替えたクルーゼは、シグーのコクピットからMSパイロットに指示を飛ばしながら、カタパルトへと運ばれていく。
「ミゲル、出られるな?」
「は!他二名とすぐにでも!」
「よし、ラウ・ル・クルーゼ、シグー、出るぞ」
カタパルトのレールを照らす赤い光が青く変わり、電気の加速力で白いシグーが戦場に向けて射出される。
後からすぐに、アサルトライフルを装備した三機のジンが続いた。
「私が接近戦を行う。お前たちはアサルトライフルで圧力をかけろ」
「「「了解!」」」
敵のジンが、こちらに気づいた。センサーよりも全身に感じる殺気が、有弁に狙いをつけられていることを語っている。
これほどの緊張感はいつ振りかと口角を薄く釣り上げながら、右手に重斬刀を抜き放ち、相手に向けて構える。
「この裏切りモンがよぉ!」
後詰めのうち一人が叫びながら、他の二名は回線を開きはしているものの粛々と、アサルトライフルの引き金を引いた。
ここまでの連携は上々だ。対する相手の反応は・・・
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
(なかなかに練度が高いな)
三機のジンが放った銃弾を、あえて隊長機が接近しやすいように弾幕の内側へと避ける。
単純な釣りだが、ここでの刹那の役目は敵の目を引き付けること。相手がどう応じてこようと、ここからはなるべく敵を倒しすぎないように相手をする必要がある。
すると相手の隊長機は、左手に装備したアサルトライフルで単射を行い、攻めかかっては来ない。
(こちらの戦力を測っているのか?)
だが、刹那には時間制限があり、あまりにも長々と相手に距離を取られて戦うわけにもいかない。
そこで、刹那はの採った作戦は・・・
(アサルトライフルを破壊する)
決断してからの動きはさすがに早く、今度は銃弾を際どく躱しながら、隊長機を中心に散開して射撃を散発的に行っている三機のジンのうち、二機に狙いを定めてアーマーシュナイダーの投擲を行う。
これで残り二機も武器を破壊すれば、相手を補給に行かせて時間を稼ぎ、そろそろ加速の最終段階に入って離脱するアークエンジェルのために、敵艦の注意を引き付ける必要がある。
腰に佩いた残る二本のアーマーシュナイダーを投擲するが、残り一機のジンはアサルトライフルを破壊できたものの、隊長機にはすれすれで躱された。
(ならば!)
最後の一機のジンのアサルトライフルを破壊したアーマーシュナイダーは、ジンの装甲板に深々と刺さっている。
ワイヤーとスラスターで、奇襲をかけた時同様に加速し、隊長機にチャージをかける、が、こちらも重斬刀によって防がれる。
そのとき、接触回線で音声通信が入った。
「素晴らしい腕だ、連合のパイロットくん。君とはぜひ話がしたい」
見れば、重斬刀を構えていた腕を、逃すまいとマニピュレーターでつかまれている。
だが、
「残念だが、俺はコーディネーターではない!」
相手と自分の機体の内側に足を入れ込み、腕をつかんでいる方の胸部を強かに蹴りつけ、一気にスラスターで加速をつけ、かなりの速度で戦場に突っ込んできたアークエンジェルに掴まり、ナスカ級の対艦ミサイルやCIWS、ビームを打ち落とし、よけながら、戦場から急速に離脱していった。
「囮は成功だな」
作戦成功への安堵を、先ほどの戦場を振り返りながら、刹那は少しだけ口から漏らしたのだった。
◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇
「コーディネーターではない・・・か」
武器を破壊された部下たちをヴェザリウスへ誘導しながら、クルーゼもまたコクピット内で独り言ちていた。
クルーゼは非常に勘が良い。相手の言うことを聞けば、嘘かどうかは大抵わかってしまう。
本人としては忌まわしい力でもあるのだが。
だが、先ほど戦った連合のパイロットの言葉は、判断がつかなかった。
なまじ相手のウソが普段わかるだけに、クルーゼには判断がつかないでいたのだ。
(あのパイロットがコーディネーターと知らされずに育った可能性もあるか?)
確かに、パイロットの技量は並みのコーディネートを凌駕してはいたが、クルーゼはその出自ゆえに、そのことを決定的な判断材料とすることができずにいた。
なにせ、
(まあ、私を作った輩の最高傑作だ。私よりも強くあってもらわなくてはな)
スーパーコーディネーター「キラ・ヤマト」。
クルーゼはそれを作るための資金活動として作られた。
だが、当時の技術では細胞の寿命を司るテロメアを基になった人物以上に戻すことができず、クルーゼの寿命は赤ん坊の時点でクローン元の人物と同じしかなかった。
だから捨てられた。
自分は世界から爪弾きにされたのだ。
それでもクルーゼは迷っていた。
自分が世界を終わらせるべきか否かを。
(私の存在意義の間接的な証明、キラ・ヤマトを見つければあるいは・・・)
少なくとも、クルーゼは世界の全てを恨み切っているわけではなかった。
少なくとも、
アークエンジェルすれ違いで敵陣中央突破離脱作戦は、
関ケ原:島津の退き口
鉄血のオルフェンズ一期の火星上空戦バルバトス撤退シーン
を参考にして考えました。
ドリフターズとゴールデンカムイのせいで鹿児島が魔境にしか思えません。避ける以外の選択肢では死亡する(避けるのは非常に高い技能が必要)ってなんなんだ自顕流・・・
刹那さんが自顕流体得とかのフラグではないですからね?
(ロウ・ギュール、人間やめるの章はあるかもしれませんが)
薩摩隼人≒戦闘民族(隼人は差別用語として用いているわけではありません)
ラスボス候補が登場いたしました。候補ですが。
自分は、クルーゼはキラが割と完璧な人間でも世界を恨んでた気がしなくもないです。
つまり
キラが予想よりしょぼい⇒よし、世界滅ぼそう
キラが予想より強い ⇒よし、世界滅ぼそう
なんだこのネガティブ野郎
実際、現在のキラは完璧な人間には程遠いモヤシですが、もしかしするとアークエンジェル搭乗中に鍛えられたりして・・・
ちなみに、今のキラが刹那さんと同じ機動をするとGで気絶します。
キラはあくまで限界点まで鍛えることが「可能な」「ただの人間」ですから。
まあ多少一般人よりは頑丈で、既知の病気には罹りませんが。
SEED最高の敵キャラは確実にクルーゼさんだと僕は思っています。
ドラグーンでビーム撃たせて網張ってミサイル弾幕防ぐってアンタ、ほんとに人間か?
まあ、ZAFTにエースとして所属しているクルーゼさんがコーディネーター(笑)と思ってるであろうことはかなり皮肉な設定だと思いますが。
STARGAZERを見ましたが・・・
神作やでぇ・・・
是非番外編とかにキャラを登場させたい。
3/27 追記
クルーゼノ乗機がジンハイマニューバ→シグー
ZAFTの艦長の名前はアデク→アデス
誤字報告ほんと助かります
9/8追記
ヴェザリウス→ヴェサリウス