さて。
「じゃあ確認するけど」
こんな風にして解決してくれるのは大変おかしなものだ。
笑って解決することほど安心できることはない。
ただ、この問題はこれで解決なんかしてくれやしない。
訊くことを訊かなければ、きっと一生逃げてばっかりなのだから、ほんのちょっと……いや、かな~り重苦しくも恥ずかしい勇気を。
「俺と、そういう関係になりたいって人」
『? …………、───!』
訊いた途端、誰よりも先に朱里と雛里が真っ赤になって俺から離れ、続いて全員が赤くなって離れる。……朱里、雛里ぃ……少しはそういう反応、隠したほうがいいぞ……?
「というわけで華琳! そういうのはまだ早いみたいだからグエッフ!?」
逃げようとしたら、今度は乗っかられたまま首を絞められた。
そう。困ったことに、華琳は顔を赤くしたものの、離れなかったのだ。
「あなたは一度逃げるといつまでもずるずると逃げ続けるから。ここで逃がしたら、どうせいくらでもはぐらかすに決まっているわ。そうでしょう?」
「イ、イヤー、必ずしもそうと決まったわけでは……!」
「かっかっか、そうかそうか。ならば───」
きしり、とみんなが離れた寝台に、祭さんが乗ってくる。
あ───アーッ! ダメ! 祭さんはダメ! いろいろと困った出来事が!
「いつかぬかしたのぉ北郷。もしもこんな状況になったら、俺なんかと子供が作りたいのかと」
「ぎっ……!」
言った。言ってしまったのだ。お陰で祭さんにはある意味言質みたいなのを取られていて、だから祭さんには出てきてほしくなかったのに……!
いや待て、そういうのを理解した上で祭さんは今こうして俺に近づいてきて……ってことは……!
「子供のような他人ならば育てた覚えは幾度もあるが、己の子供を育てた覚えはない。偉そうに指導なぞしてみても、やったこともないものの数など民にも勝る。ならば一度、そういうことを経験してみるのも……戦を離れた老兵には、案外似合っているとは思わんか?」
「うゎだぁああああーっ!? だだだだめだめだめっ! 早まっちゃだめだ祭さんっ! 前にも言ったけど俺みたいなひよっこじゃあ祭さんとつりあわないだろっ!」
「ほっ? …………ふぶっ! ふはははははは!! あっはははははは!!」
「へ、へぇっ!? なんで笑うんだよ祭さん!」
「かっははは……! お、おぬしは変わらんのぉ! よしっ、いいぞ、構わん! よい男に成長した褒美じゃ、どんと抱け!」
ウワーイ男らしいィイーッ!!
普通なら、男ならここで手放しで喜ぶ……んだろうか。
どうしても魏が気になってしまう俺としては、なんともうぎぐッ!?
「あなたね。そこで私を見るのがどれほど相手に失礼か、わかっていてやっているの?」
「そ、その割には顔が嬉しそアガガーッ!!」
くくく首がっ! 首が絞まる!
でもごめんなさい確かに失礼でした!
「なら、決まりね。最初に私、次に祭。その次が誰かは知らないけれど、きちんと愛し、愛されなさい」
部屋全体が、全員のごくりと喉を鳴らす音で揺れた気がした。
ワ、ワー……みんな、目が本気だ……!
おかっ……おかしいなぁっ……俺、いつの間にそんなに好かれるようなことを……!?
「えぁうっ……あ、そ、そうだっ、桃香? 桃香はっ───」
「わ、私はっ!」
「ひゃいっ!?」
さすがに反対だよな、と訊こうとした途端に叫ばれ、裏返った返事が出た。
しかもその突然の叫びに視線が一気に集中し、桃香はハッとすると真っ赤になって……しかし。くっと唇を噛むと、俺がそうするみたいに胸をノックして真っ直ぐに俺を見た。
「わっ……私はっ! 私は……、わ、わわわ……私はお兄さんのことが好きですっ!」
「えっ」
「はっ!?」
「なっ!?」
「えぇっ!?」
「うえぇえええーっ!?」
誰がどんな風に叫んだのかもわからないくらいの戸惑いが、自分の部屋に溢れた。
なのにそんな叫びも無視するように、いやむしろ聞こえていないようで、真っ赤で、真っ赤っかで、赤すぎている顔で、涙目になって目が渦巻状になっても彼女はその告白を続けた。
「だだだだだからそういうのはその初めてだけど怖くないっていうかううんやっぱりたぶん怖くていえあのそういうこと言いたいんじゃなくてええっとそのだだだだからあの」
“うわすげぇ! よくそこまで息続くな!”ってくらいに一気に早口で喋る桃香さん。
顔の赤さがヤバすぎてこっちの方が心配になるくらい、なんかもういろいろとヤバイ。しかし想いは真っ直ぐに伝わってきて、俺ももう視界が滲むくらい恥ずかしいやらなにやらで。
「だから私はっ! おぉおおおおおお兄さんとじゃないとそういうことしたくないから! そのっつまりっあのっ! ふふふふふふつつかものですがーっ!!」
突如、深々と頭を下げられてしまった。
深々といってもゆるりとしたものではなく、ゴヒャウと風を巻き込むくらいの速度の。
その速度に驚きと呆れと……大陸に不束者ですがって挨拶ってあったっけ、なんて馬鹿なことを考えつつ……さて。そんな王様の後ろで“恥をかかせたらどうなるか、わかっておりますよね”とばかりに武器を持つ愛紗さん、“はいと言え。言わなければ潰す”とばかりに金棒を持つ焔耶さん、“正真正銘お兄ちゃんになるのだ!”とばかりにわくわく笑顔の鈴々さん。
ああなんだろ、蜀のみんながすんごい笑顔でドス黒いオーラを放っている。
しかしそんな真っ赤っかさんの前にズイと出てくるお方が一人。
「おぉっとぉ、蜀が王様を出すなら、呉は元王様と祭で勝負ね。あ、もちろん年下がいいんだったら小蓮もつけるけど」
「おまけみたいに言わないでよぉ! 失礼しちゃうなぁもう! ……シャオはぁ、一刀の本妻なんだから。ね~一刀?」
「いえ違います」
「あーっ! 一刀否定したーっ! こぉんな美人に迫られて否定なんてぇ!!」
「いい加減背伸びはやめろ、小蓮。大体、一刀は私と、どちらがより国を良くしていけるかを競っているんだ。よくしていくならその、それなりの付き合いと、いうものが……」
あ……蓮華。今喋るのは地雷───
「ふっふーん? じゃあお姉ちゃん、今すぐ一刀と子作りできるのぉ?」
「こづっ!? なななにを言い出す! おまっ、お前は、少しは人の目をっ……!」
「国を良くするために子作りをって話じゃない。お姉ちゃんこそなに言ってるの~?」
「うぐっ……」
ああもう、あっさり踏んじゃったよ……。
やっぱり窓から逃げ、OH……。あの、だから。その絶、どっから出てきてるのほんと。
「一刀? 人の想いを“受け入れる”のと状況を“諦める”のとは越えられない壁があることを、きちんと自覚してから意味を噛み締めなさい。でなければ、たとえ愛したとしても許さないわよ」
「するもんか、そんなこと。受け入れるし、観念もするし、覚悟も決めたよ。ただ今すぐっていうのに抵抗があるってだけで、心の準備期間があればきっと」
「それでは無理ね。心の準備なんてものはね、一刀。どれだけ待っても永久に出来やしないものよ。自分は待てても状況は待ってはくれないのだから。戦をその目で見ておいて、知らなかったなんて言わせないわよ?」
「………」
無言で溜め息。
諦めるのは魏への貞操……とか、そんなんじゃないかなぁ。
捨てずに一緒に持ってって、全部を支えてしまえるくらいの柱を目指してみる。
一人じゃ無理だから“繋げる手”になりたいって願ったんだ、それでいい。
魏呉蜀全部を抱いて、貞操云々を抜かしたいなら……大陸への貞操を守ってしまえ。
「───……」
ふと、周囲からの音が消えた。
まるで、氣の集中のしすぎで自分の意識が埋没するような感覚。
そんな中で───いくつかの俺自身と向かい合った。
……これってハーレムかな。
男な俺がそんな質問を投げかけた。
……いや、そりゃ違うだろ。
かつて武を投げ出した俺が笑って言う。
……じゃあなんだっていうんだ。
一年を魏のために突っ走った俺が仏頂面で言って。
……絆でいいじゃん! 今だけじゃなくて、未来も支えられる柱と格好いい絆!
最後に、子供の俺がニカッと笑って言った。
「………」
いろいろなものを学ぶたびにいろいろなものを忘れた子供の頃の自分。
無謀だった自分は怖さを知って、怖さが常識ってものを子供に教えて、子供は教えた人たちのように大人になってゆく。
望めば大抵のものは貰えた時間は終わって、泣けば許された甘えられる時間は過ぎて、でも……笑えば笑い合える今は、まだこの掌に。
たなごころ。
繋げば人の温かさを知れる、当たり前だけど、常に自分と繋がっているもの。
繋ぐ手になりたいって思ったんだ。
俺が言う。言葉にはせず。
急に現れて、随分勝手だなって思う。
最初、愛紗に嫌われた時、自分でも仕方ないって思ったし。
過去を語る自分は、それぞれの自分から見てどんな存在なのか。
とても情けないのか、とても身勝手なのか。
……きっと、両方。
一年頑張って鍛えてみても、自分が役立つ未来なんて見えなかった。
当然だ、だって鍛えたところで戦は終わっていたんだから。
今さら鍛えたよって言ったところで、俺も桃香と一緒だったんだ。
最初から鍛えて、少しでも戦えたのなら……死ななくて済んだ兵が一人でも居たかもしれない。桃香だって華琳に勝てたかもしれない。
なにをやっても役立つのは俺じゃなくて、きっと“知識”だけだろうから、さ。
だから。そんな知識ででもいい、繋ぐ手になりたかった。
それこそ自分の利用価値がそれしかないことを受け止めて。
そんな考えが心のどこかにあったからなんだろう、刺されても自分が許せば全てが治まってくれるなんて夢を描いた。
けれど当然処罰はあって、それがプラスに働いてくれたからこそ自分は多少は認められて……でもそれは結局、決定を下した王の判断が良かっただけだ。俺はただ親父やお袋にたまったものをぶちまけさせただけで、きっと全てを避けて大事になんてしなければ、もっと丸く治まっていたんじゃ、なんてことを思うんだ。
……じゃあ、知識でも足りなかったら、俺の利用価値ってなんだろう。
だからそんなことを考えてしまった。
いつしか俺じゃなくて及川だったら、なんてことをよく考えるようになって、その度に頑張ろう頑張ろうと自分を励まし続けた。
誰だってきっと、一度や二度は考えることだ。
自分は誰かの役に立ててるのか、本当に自分でよかったのかって。
もっと上手く出来る人が居たんじゃないのか、どうして自分の時に限ってこんなことが起こってしまうんだ。
そんなことを何度も思いながら、その度に胸に叩き込んだ覚悟。
その度に思う。
“未知”を知るのはとっても怖いが、それが過去って“道”になると……案外どうってことないものだった、なんて。過去よりも、現在に訪れる未知のほうがよっぽど怖いのだと。
不安を通りすぎたあとには安心があって、その先にある未知に突き当たるまではその安心に浸っていられる。不安がなんなのかがわかるまでは、せいぜい笑っていられますように。願うことなんてそれだけで、そのためにやることは───不安も後悔も、まして絶望なんてものを生み出さないようなやり方で、未知を踏み潰して道にしてしまえばいい。
出来るかな。
出来るさ。
自問自答。
一人でじいちゃんの指示の下で動いていた頃とは違う。
自分なんかより頭がいい人が居て、自分なんかより自分の知識を活かせる人が居て。
自分なんかよりやさしい王が居て、自分なんかより立派な志を抱く王が居る。
俺は飽きるほど知識を提供すればいい。
あとは───俺なんかより、よっぽど俺を活かせる覇王と一緒に歩けば……きっと、この未知を踏み抜く足は、間違いになんて到達しないのだから。
支柱っていうか、ヒモだなぁこれ。
苦笑する。
ヒモ結構、なんて言わない。ただ、言い訳には“需要と供給”を。
いつかみんなの前で誓ったように、俺はひたすら繋ぐ手になるだけだ。
そうやっていつまでも、崩れない絆を作っていけばいい。
俺じゃなくても出来ることじゃないか。
そうかもな。
けど、じゃあ今、自分以外に誰が支柱になって、誰がみんなを受け止められる?
うわ、すげぇ自惚れ……。
武を捨てた俺の声。
笑い飛ばしてやった。
……自惚れなんかじゃなくてさ、俺自身の話だ。
誰だったら、みんなを託せるというのか。
誰だったら、代わりにどうぞと言えたのか。
俺は、嫌だ。
ようやく自分に笑顔を見せてくれた人や、嫌っていたのに笑ってくれた人の信頼を誰かに投げるなんて、絶対に。
知識だけだったかもしれない。上手く状況が乗ってくれただけかもしれない。
それでも……歩んだ道は嘘には出来ない。したくもない。
……そうだ。“居てくれて良かった”って言ってくれたんだ。
散々と“俺なんか”を使ってきた自分って存在に、喜びを感じてくれた王が居た。
そんな王が自分を好きだと言ってくれた。
……嬉しかった。
俺を信頼してくれたから友達になってくれた人が居た。
……嬉しかった。
手と拳を合わせて、国を良くしていこうと頷いてくれた人が居た。
……嬉しかった……!
誰でもよかったかもしれない。
もっと上手くやれた人だって居たかもしれない。
でもさ。
じゃあ、俺がやってきたことが無駄だったなんて、誰が言ったら俺は許せるんだ。
必死じゃなかったって言えば嘘だ。
頑張らなかったなんてもっと嘘だ。
夢を見た。夢を語った。夢を目指して夢に走っていた。みんなでだ。
だったら───
俺でも、よかったんだ。
俺で、よかったんだ。
少なくとも、この外史では。
だから精々笑っていこう。
泣くのだって構わない。
怒ったって驚いたって、悔しがったって嘆いたって、それが人間、それが人生。
“人を生きる”っていうのはそういうもので……だからこその人間だ。
この外史に下りたのが俺でよかったなら、俺が見つけられるこの世界での“楽しい”をずっと求めて生きればいい。
……たとえ、いつか貂蝉の言う“彼”がここに来るのだとしても、その時まで。
……諦める気がないのなら───
そう。諦める気がないのなら。
そんな、いつか来る脅威から、この外史を……華琳が手にした覇道の世界を守るんだ。
それが俺に出来ることであり……みんなを守ることであり、みんなの支柱でいられることに違いないのだから。
よしっ、新しい目標、見つかった。
それじゃあ、今度は走ろうか。
のんびりしすぎた頭の回転をもっともっと限界まで早めて。
遅れた所為で逃した“楽しい”を、今からでも拾えるように、前も後ろも天も地も、見ては振り向き俯いては見上げて。
見える景色から得られる、拾える限りの“楽しい”を求めて。
「でもまあっ、そのっ! いろいろあって今日は疲れたからっ……ま、また後日とかいうのはっ! ……だめ?」
『却下!!』
「でででですよねぇええっ!?」
今はどうにかして、この状況から逃げ───もとい、楽しいを拾えますようにぃい!!
いやいやいやいやどうして今すぐ脱がすんだ華琳!
まさかここでこのまま!? ななななに考えてんだ出来るわけないだろそんなこと!
にんまり笑ってじっと見てないで助けてよ祭さん!
朱里に雛里!? 目を隠してるつもりでも指の間から見てるのバレてるから!
ていうか雪蓮さん!? どうして武器抜き出してるんでしょうか!? え!? 戦いのあとのほうが興奮するから今すぐ戦いましょう!? 無茶言うなこの馬鹿ぁっ!!
だだだだから脱がそうとするなどこ触ってやめてちょっとやめっ! やめろってば! わかった! 脱ぐ! 脱ぐから───ごくり、じゃなくて全員出て行けぇええーっ!!
───え? 却下!?
だったら俺は脱がなヒギャアアア脱がすな脱がすな脱がすなぁああああ!!
つかさっきから煽ってるの誰だ!? こっちは必死で───蒲公英ォオオオオッ!!
煽る以前に自分もそういうことをするかもしれないって自覚を……してる!? え、や、ちょっ……その返答は予想外すぎてっ……!
ってだから脱がすなったら! あ、あーあーそっちがその気ならこっちだってゴメンナサイ嘘です!! 本気の目で武器構えないで!! むしろ何処から出したその武器ぃいいいいっ!!
「わぁあああわわわわかったから! ちゃんとするから! 自分の気持ちで向き合うから! 無理矢理だけはやめてくれってば! そんなことされたらきちんと向き合えなくなるだろぉおおっ!?」
「……ふふっ、ええ結構、良い心掛けね。あなたの決意を心から歓迎するわ」
「へ? …………あ、……アーッ!!」
人の夢は儚いといいます。
お爺様、お元気ですか?
どうやらあなたの孫、一刀は……大人の階段を何段も……それこそ天まで届けとばかりに昇ることになりそうです。
いつか、もし帰ることが出来たなら……その時は、またあなたの下で座禅から始めたいと思います。
それでは……どうかお体にお気をつけて。
……その日から数十日後。
取られた言質とは関係無しに三国と結ばれ、真実、支柱になった。
当然誰とでもというわけもなく、“そういう関係になりたい”と言った人とだけ。
好きになる努力をして、好きになり、静かに、やさしく。
たぶん、そういった関係になるまでに一緒に出かけた数を唱えるなら、蓮華が一番多いだろう。なにせ雪蓮が無理矢理つれてきて、これまた無理矢理“でーと”とかいうのをやりなさいなどと言ってくる。
俺と蓮華の気分転換の買い物(周囲はデートと言って譲らない)は長く続くものではなく、少し出かけて少し店先で話し合って、少し適当なものを買うと終わる、そんな些細なもの。
仕事は……この人数で分担するから少ないけれど、やることがないわけでもない。
とはいえ、たびたびにくる誘いに乗る俺も、結局はそんな小さな買い物を楽しみにしていた。見たこともないような、いやむしろ、年相応の笑顔を見せた時なんて、少しばかり見蕩れていた。
……調子に乗って服をプレゼントした時は、どこからどう漏れたのかその夜に華琳に呼び出され、なんかいろいろと訊かれた。サイズのこととか、どうしてそれをあなたが知っているのかとか、贈ったものはそれだけなのかとか、なにやらちらちらと見られながら訊かれた。
「……もしかして華琳も欲しいのか?」
「!」
ちら見の意味を探るように言ってみれば、ぺかーと頭の上に想像の華でも咲いたかのような……ほんの一瞬の笑顔。直後にキリッと真顔になって、そういう話ではないのよといつもの強がり。
後日、覇王に服を献上……したら、蜀の王に羨ましそうにじっと見つめられた。
金が……と落ち込む俺が各地で見られるようになったのは、このあたりからだった。
ゆるキャンが終わってしまった……!
今日からなにを癒しに過ごせば……!
あ、4月6日に孤独のグルメシーズ7が始まります。
食べ物関連といえばなでしこさん。そんな美味しそうに食べる姿で思い出しましてござい。
さてさて、次回からはお子様誕生編、IF2になるわけですが……自由です。自由に書いてます。
相変わらず悩みすぎなかずピーですが、のんびり見守ってやってください。
途中途中で更新がやたらと遅くなると思いますが。
ではではまた次回で。