真・恋姫†無双 魏伝アフター   作:凍傷(ぜろくろ)

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134:IF2/絆を紡ぐ人々②

 まあいろいろあったものの、布団を干しながらの団欒は続いた。

 いい天気ってこともあって、太陽光で充電している携帯電話も今はまだ動いている。

 いつ壊れてもおかしくはないが、その命尽きるまで、せめてともに生きてゆこう。

 さすがの真桜も映像データをコピーする絡繰までは作れない。

 俺が長い時間を生きていく中で、これらを残せなくなるのはとても悲しいけど……こればっかりは仕方のないことだろう。

 ともかくそうして会話は続いた。

 途中、祭さんが俺に一言文句を言いに訪れたりしたものの、丕が居ることに気づくと、大した愚痴もこぼさずに俺をいじり倒すだけに留め、去っていった。

 ……丕から冥琳に報告されるのを恐れたんだろうか。

 それ以前に勝負ごととはいえ、ちゃんと勝ったんだものなぁ。

 去る際、少し悔しそうにしていた理由は、そんなところだろう。

 

「しかしまあ、なんだ。邵がこぼすように、父の傍は居心地がいいな」

「そうか?」

 

 さて。いろいろと考えている俺の膝の上には、どういうわけか柄が居る。

 つい先ほど届けられた警備隊の報告書に目を通す傍ら、“ちょっと失礼して”なんて言いつつ登ってきたのだ。

 その際、丕がなんかもうすっごい顔になったんだが、喩えられる言葉が見つからない。

 えーと……いや、ほんとなんと言っていいのか。ともかく凄い顔になって固まった。

 口をぱくぱくさせて柄を指差して、何かを叫ぼうとして踏みとどまって、思案して、俺と柄を何度も見比べて……胸の前で指をこねこね。これが現在の状況である。

 

「んむ? おー、おーおーおー、なぁ父よ」

「ん? どしたー?」

「次は丕ぃ姉が膝に乗りたいと」

「ひぃぅっ!? い、言ってないわよ! だだだ誰がそんなっ!」

「……違うそうだが」

 

 言っておいて、ハッとして口を押さえている丕だが。え? 言ってないんだよな?

 

「む? おかしいな。私の目も衰えたか」

「その歳で衰えたとか言わない。なぁ丕? …………丕?」

 

 ちらりと、さっきまで指をこねこね、顔を赤くしていた丕に視線をやってみれば……なにやら頭を抱えて落ち込んでいる丕さん。

 ……この僅かな時間にいったいなにがあった。

 

「丕ぃ姉はいろいろと苦労しそうだな。もっと素直になれば良いものを」

「……私はその時の感情に立派に素直よ……。素直な結果で後悔しているのだから、悔いはあっても文句は口にしないのよ……!」

「……おお、なるほど。誤魔化すのも確かにその時の素直な反応と言えるのか。丕ぃ姉はいろいろな意味で博識で墓穴堀りだなぁ」

「ほうっておきなさいっ!」

 

 姉妹の会話の意味が微妙に解らず、首を傾げているうちに丕は勉強にとりかかった。……勉強だよな? 隣の円卓で一人、書物に目を通しているわけだし。

 

「丕はどんな本を読んでるんだ?」

 

 ちょっと気になったので訊いてみる。

 と、丁度開いていた部分を見せてくれた。

 てっきりびっしりと文字が書いてあるかと思われたそこには、絵と文字。つまり絵本だった。

 

「絵本か。丕ぃ姉でもそういうのを見るんだな」

「う……その。さ、様々を興じてこそ…………うぅ」

「思いついたことを素直に言うのは、素直っていうのか、丕ぃ姉」

 

 見せてくれたのは絵本。

 それは確かだが、懐かしさを覚える絵本だった。

 結構前、まだ俺が盛大に嫌われていた頃に、俺が丕に一緒に読まないかと言った絵本だ。

 

「懐かしいなぁそれ。なんだかんだで読んでてくれたのか?」

「…………い、いえ。これが、初めてです」

「あれ? そうなのか?」

 

 一緒に読まないかとは言った。ええ、もちろん断られましたさ。

 しかも俺が絵本を奨めたってだけで、丕は絵本から遠ざかりました。

 当時はもうショックでショックで……。けれどもそんな丕が絵本を……!

 

「絵本か。私も絵本は随分と読んだなぁ。というか、戦術書とかは読んでいると眠たくなってくる。絵本のようにわかり易いのがいいな、うん」

「お前はもうちょっと勉強しような……」

 

 苦笑をひとつ、ミニ黒板を柄の前に置いて、そこに軽い問題を書いてみせる。

 で、それを解いてみろ~と言ってみれば、

 

「はっはっは、任せろ父よ! 勉強は好まんが頭が悪いわけではないぞ! 姉妹の中で私だけがたわけであるなどとは思われたくないからな!」

 

 祭さんのように腰に手を当ててからからと笑ったのち、すらすらと解いてみせる。

 おお……さすが祭さんの娘……って、この言い方は比較の第一歩だからやめような。

 登や述はこれをされるととんでもなく落ち込む。

 褒めるのなら解いてみせた本人を褒めるべきだ。

 

「どうだ? 合っているだろう父。私はこれでも文武両道というものを目指しているのだ。丕ぃ姉に敵う気はしないが、いつか追いついて背中を預けられるほどの猛者になるのだ。格好いいだろう?」

「……星に、そんな状況を静かに、けれど熱く語られたりした?」

「何故わかった!?」

「いや……うん。人の言葉に乗せられやすいのは、もう仕方ないのかもしれないなぁ……」

 

 俺もそんな感じだから。

 と、賑やかにしつつも一問解かせては一問を出す。

 無駄話をしながらなら案外勉強も好きなようで、出す問いにもきちんと答えていった。

 ……なるほど、あの堅苦しい“勉強のみをしなければいけない空気”が嫌いなのか。

 言っちゃなんだけど、祭さんの娘らしい。

 …………はぁ。俺もすぐに親と比べる癖は直しておかないとな。

 口にしないからって、態度でわかることだって当然ある。

 なにより宅の娘たちは鋭すぎるから。

 

「~……父さまっ」

「ホ? どうした? 丕」

 

 考え事をしながら一問一答を繰り返す俺と柄を見て、丕がシュバッと挙手をする。

 左手で胸に絵本を抱き、右手でシュバッと。うむ元気だ。元気だけど最近顔が赤い日が多い気がする。

 やっぱり華琳のように頭痛持ちとかの遺伝で、微熱持ちとか……?

 

「い、いぃいいっ……い、いつかの約束通り、絵本を読んでくださいっ!」

 

 ……心配を余所に、言われた言葉は絵本に関してのこと。

 ハテ、約束? いつかの約束とは……。

 

「えーとだな、丕。あれは一応約束に入るのか?」

 

 あの時の会話を思い出してみる。

 丕に“一緒に絵本を読まないか”と訊ねて、丕が“ええいつかね。いつか”と言って去っていった。

 ───完。

 思い出しつつ訊ねてみれば、丕自身も無理があると思っているのか、不安そうな顔で俺を見上げるばかり。椅子にちょこんと座りつつ挙手していた手もいつしか本を抱いて、まあなんというか……純粋に絵本をおねだりする子供に見えて、なんだか妙に安心してしまった自分が居た。

 能力がズバ抜けた子供を前にすると、子供らしい一面があることにいちいち安堵してしまう俺は、やっぱりまだ天での癖みたいなのが残っているのだろうか。

 能力が高い子供を持つと、親って苦労するもんなぁ…………自覚とともにお届けする言葉がこんなに重いなんてことは、いろいろな方面で知っているつもりだ。これでもこの世界でいろいろと苦労しておりますから。

 しかしまあ。

 絵本を読んでほしいと乞われて断る理由なぞ、今の俺には無いわけで。

 当時にこんな風にお願いされていたら、それこそ断る理由なんて皆無だったろうに。

 

「よし、じゃあ一緒に読むか」

「ぁ……! はいっ!」

 

 で、OKしてみればこの笑顔だ。

 こんな笑顔が待っているかもしれないと想像した上で断るなんて、俺には無理だな。

 

「お? では丕ぃ姉はここに来るといい。父の膝の上は心地良いぞ~?」

「! ……こ、こほんっ。え、ええ、それは、一緒に読むのだから、とと当然……当然…………~……!」

「丕ぃ姉、俯いても顔が緩んでるのが丸わかりだぞ。妹の前だからって完璧であろうとするの、疲れはしないか? なんというか私はもう、丕ぃ姉がいろいろと失敗する姿は見ているから、気にせず父に甘えていいのだぞ?」

「なぁっ!? あ、あああああなた、いつから……!?」

「いや……いつからもなにも、父と仲直りしてから今日までだけで、十分すぎる気がするのだが……」

「───! はぅうっ……!」

「むしろ自分が案外抜けていると気づいていないのは、丕ぃ姉だけじゃないか?」

「……! ……!!」

 

 妹の言葉に突き刺さるものがあったのか、頭を抱える我が娘。

 拍子に胸に抱いていた絵本が落ちて、床に落ちる前に取ろうとしたのか……物凄い勢いで机に頭をぶつけて悶絶した。

 どごぉん、って凄い音が鳴った。

 痛いな……あれは痛い。「きゆぅぃいいいいゅぅぅぅぅぅ……っ!!」って、声にならない声が絞り出されてるし。

 

「なんだろうなぁ父よ……私は丕ぃ姉が文武両道でありながらも、妙に人間くさいところに安心するのだが……」

「ああ、それは俺も同じだ……」

 

 頭を押さえて痛がる娘を前に、ほっこりしながら言う言葉では断じてないだろう。

 しかし、まるで喧嘩でもしているかのように構うことも出来なかった頃を思うと、柄の言う通りなんというかこう……安心するのだ。

 自立を自覚しているからこそビシッとしている人、居るよね。けどそういう人って、ひとつでも寄りかかれる場所を見つけると、一気に気が抜けるらしい。それこそ自覚は無いそうで、心が自然と甘えてしまうんだそうだ。

 だからやったこともない甘えや愚痴を拠り所にぶつけてしまい……その拠り所が人であった場合、ぶつけ方にもよるのだろうけど多くの場合が破局……って、何を考えてる俺。破局とか…………あれ? この場合、ぶつけられてるのってもしかして俺?

 

「………」

 

 ア、アレー……? 普通は男がぎゃーぎゃーと愚痴こぼして、ってドラマ的な展開を想像するだろうに、自分がぶつけられている光景しか浮かんでこないヤー。

 そっかー。俺、この世界でドラマを作るとしたら女性側の立ち位置だったのかー。

 

「父?」

「あ、いや」

 

 ここで私が母ですよとか言って抱き締めたらどうなるのだろう。

 そんな馬鹿なおふざけが浮かんだものの、おふざけとして取られなかったら大惨事になるのでやめておいた。

 そういったヘンテコ思考を展開していると、柄がぴょいと俺の膝の上から降りて、痛がる丕をがしぃと捕獲。驚く丕をそのまま持ち上げて、俺の膝の上によいせと押し付けてきた。

 

「ぴぃっ!?」

 

 ……瞬間、痛みすら忘れたのか、コキーンと固まる丕。

 

「………」

 

 ええと。とりあえずそのー……押さえていたところに手を当てて、氣でもって癒してゆく。もはや当然みたいになったけど、不思議なもので。俺が氣なんてものを使えること、人を癒せること……努力の結晶ではあるけど、それも"御遣いだからこそ”だと思ってる。

 きっと天に戻ればこんな力も無くなるのだろう。

 それどころか、いろいろな人とお別れすることになって………………

 

「…………」

「ん? どうした、父」

 

 ふと感じた寂しさに、固まっている丕と、手招きすることで寄ってきた柄……を、抱き締めた。「ほゃぁあぃぇあひゃわぁあっ!?」……何故か片方がとんでもない声を出したが、どちらかは言わないで置こう。

 

「お、おぉお……? どうしたんだ父。私は別に褒められるようなことをした覚えはないが」

「褒めるって……あのなぁ、ご褒美なら抱き締める以外にもなにかあるだろ。お前は父さんをなんだと思ってるんだ」

「……ふむ、そういうものなのか? 丕ぃ姉を見ていると、そうは思えないんだ」

 

 ど……どちらかとは言わないが、片方が顔を真っ赤にして目を潤ませて、ふるふると震えていた。もしかして泣く寸前なのだろうか。

 さらにもしかしてを唱えるなら、仲直りはしたものの、俺なんぞに抱き締められるのは冗談ではないと思っていたとか───!?

 

「っ───あ、ああー! 急に抱き締めたりして悪かった! そりゃびっくりするよな! うん! ほ、ほら丕もっ、もう痛みは無くなったと思うから、そろそろ絵本読もうかー!」

 

 嫌われるのは怖い。

 またあの日々のように無視されたり突き放されたりを娘にされるのは、今の俺には相当なダメージだ。

 なので慌てて、抱き締めていた柄や丕をすとんと床に下ろすのだが───

 

「……父はあれだな。乙女心がわかってないと、よく言われるだろう」

「なんでわかった!?」

 

 娘にまで乙女心云々を唱えられる俺が居た。

 そこまでわかっておりませんか、俺……。

 

「ほら丕ぃ姉、絵本、読むのだろう?」

「……なんというか、あなた。随分と砕けたわね」

「王の娘だとか将の娘だとか、本来なら気にしなければならんことなのだろうがなぁ……丕ぃ姉や父、母を見ていると、なんというかもったいない気がする。私はもっと、父が話す“天の家族”みたいな関係でいたい。母は母、姉妹は姉妹で、もっと楽しくだ。堅苦しい肩書きよりも、家族を大事にしたいと思う」

「……、……そう。そうね。それは、とても眩しいことだわ」

 

 以前の私では、決して、考えることさえなかったことね。

 そう言って、丕は寂しそうに笑った。

 が、だ。

 どれだけそうであろうとしようが、国というものはそういう馴れ合いを良く見ようとはしないものだ。

 王の娘に気安く接するな~なんて、誰かが言いそうな言葉だろう。

 歪んでいる部分もあるだろけど、そういった関係もあるからこそ、今の状況があるといってもいいのだから。

 たとえば春蘭や秋蘭が華琳相手にタメ口を利くようだったら。華琳の言うことをてんで聞かなかったら。

 それを考えてしまえば、こういう関係は“良くも悪くも”といった無難な位置に落ち着いてしまう。

 じゃあどうすればいいのか。考えながらも、躊躇している丕を抱き上げて膝の上へ招く。とすんと座らせれば、あとは机に向かって座り直すだけだ。

 抱き上げた瞬間にコキーンと固まってしまった丕が、なんだか本当に動かなくなってしまったんだが……いろいろと考えることがあるのだろう。だ、大丈夫。抱き締めなければ嫌われないさ、きっと。

 俺の膝へ座ることへのあれほどのまでの驚愕が、嫌悪からきていなければきっと……!

 

「べつに父さんは、二人が姉妹らしくあったって何も言わないぞ? むしろ嬉しい。だからな、丕、柄。俺の部屋に来た時くらい、姉妹でいなさい。外に出れば王の娘と将の娘。そんな関係だっていい。成長すれば、周囲はもっと厳しくなるだろうからさ」

「父……それはやはり、母が言う“策さまや権さま、尚香さまには失礼のないように”というあれなのだな?」

「そゆこと。母と近しい者だからって、気安くしていい時代じゃない。や、天でもそこはきちっとしてた方がいいけど」

 

 堅苦しいよりは仲良く居たい。

 そう思うのは、どの世界でも一緒だろう。気安すぎるのもアレだけど。

 俺としては、おやじの店みたいな気安さが心地良い。

 御遣いとか民だとかじゃなくて、一人の男として、親として話せる場……最高です。

 

「なんというか……父は、父だなぁ。うん、是非そのままの父で居てほしい」

「そのままって。どういう意味でだ?」

「はっはっは、そうやって訊き返してくるくらいの父が丁度良いという意味でだ。あと、もっと姉妹が欲しい」

「オイ」

 

 さっき種馬がどうとか言ってたじゃないか。

 ズビシとツッコんでみると、それはそれ、これはこれと笑われた。

 

「私はもっと、気安く“家族”で居られる先を目指したい。堅苦しいのは好きではないのだ。そうすれば、街中でも堂々と父に飛びつき甘える丕ぃ姉が見られるだろう。というか、平気か丕ぃ姉。さっきから黙りっぱなしだが」

「べっ!? …………べっ……べつにっ、どうも……しないわよ? こほん。えぇえ……え、絵本に……集中していただけなの、だから」

「……その割には、一頁目からてんで進んでいないんだが?」

「あっ……! ~……あたっ、当たり前、じゃない。絵本に集中していたのだから」

「………」

「………」

「絵に集中していたのか?」

「お願いだからそっとしておいて頂戴!!」

 

 なんだかいろいろあるらしい。

 もはや懇願とさえ思える丕の叫びには、いったいどういった意味が含まれていたのか。

 苦笑どころかやがて普通に笑い始めた柄は、実に楽しそうだった。

 

「はっはっは、家族というものはいいな。やはり私は気安いものがいい」

「柄はそういうところ、祭さんじゃなくて星に似てる気がするよ」

「おや、そうか? ……しかし、こういった場合、あの方の場合は“そうですかな?”と返すな」

「言っても敬語、やめてくれないしね」

 

 メンマの友なら普通に話してくれって言っても聞きやしない。

 偉大なるメンマ神がどうたら~って熱く語られて、結局は敬語だ。

 

「で、今さらだけど……膝を降りて、柄はどうするんだ?」

「ふっふっふ……忘れたか父よ! 時も良き頃合! ほんわり干された父の布団で、思う様眠るのだ!」

「あ、悪いけどそれ、もうちょっと干しておいてくれ」

「え、なっ……そ、その方がいいのか? むう……ならば仕方無い……」

 

 時々無茶だけど、結構素直な子です。

 冗談だと言いつつ丕を促して立ち上がり、一緒に布団の回収に移る。

 柄は「父はいじわるだ! いじわるだー!」と言いつつも、程よく太陽の熱を吸収した布団を抱えると、ほやー……とまったり顔に。

 丕はおそるおそる掛け布団を持ち上げると、ちらりとこちらを見上げてから……パスッ、と布団に顔を押し付けた。

 …………そして、少ししてから顔をあげると、なんだかとても悲しそうな顔で溜め息を吐いていた。やっぱり陽の香り、嫌いなんじゃなかろうか。

 そんな些細な団欒を経つつも、少し賑やかな時間はまったりと過ぎていった。


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