どうも! トーレです! EDF! EDF! なトーレです!
ホントに申し訳ありませんでした!!
まさか自分でも、一週間も遅れるとは思いもしてませんでした……
ごめんなさいです!
ここから、なんとか挽回していこうとは思っています。
……が、すこし僕の生活が今不安定でして…
一週間に一回は、なるべく目指しますが……難しい時もあるかもしれません。
ごめんなさい。こんな僕でも、見守ってくれると嬉しいです
さて今回ですが…
とうとうあの伏線が――おっとこれ以上はいけないな。
お楽しみに!
ではどうぞ! 温かい目で見ていってね!
「今日はホントにありがとなぁ」
「こちらこそ。にとりさんと話ができて嬉しかったよ」
「やめろよぉ。そんなこと言われると照れるじゃないかぁ」
幻想入りしたものを説明していたら、いつの間にか夕方になってしまっていたのだった。変えることにしたのだが、にとりさんが「危ないから送っていくぞ?」というお誘いを受けたので、森の中を一緒に歩いている今の至るのだ。あぁ…美少女と二人で歩くとは…至福極まりない。それに今の反応を見ると、なかなか仲良くなれたようだ。
「白滝、これからも顔だしなよ。なんだかお前とは気が合いそうだ」
「えっ!? いいの?」
にとりさんが俺の顔を見上げそう提案してくれた。なんとも良い話だ!
俺の反応に一瞬ビクッとなったにとり。
「なっなんでそんなに嬉しそうなんだよぉ……ごほん。まぁ椛にも言っておくさ。お前は危険はないから通せって」
「おおっ! 願ってもいない話だよ! ありがとう!」
よっしゃ、妖怪の山への顔パスができたぜ。犬走さん限定だけど。あっもう自己紹介済みだからね? 盟友呼びは、なんというか……他の人間にも当てはまる名称だから、なんか嫌だった。
ふと顔を上げると、茂みがどんどん薄くなっていることに気付いた。ふむ…こんなところだな。
「OK。ここまででいいよ」
「え? いいのか?」
「うん。地図もレミリア様からもらってるし、ここまできたら大丈夫だよ」
「そっか、わかったよ。それじゃなー」
「こちらこそ、ありがとねー!」
そう俺が言うと、にとりさんが可愛い笑顔を見せてくれて、森の奥に走って行った。……めっちゃ名残惜しいが仕方がない。俺の事情で付き合すわけにはいかないからな。また会いに行こう。
さ、早く帰らないとレミリア様に怒られる。夜までには帰りたいからな、よし。
「さてさて、十六夜さんのご飯が待ってるぞぉ~っと……あれ?」
……ポケットに手を突っ込んで気付いた……無い。髪が…無い。…間違えた! 紙が無い!
「あれ? あれ? 紙が…地図が無い!! どこだよ! ……まさか…」
あの逃走劇の時に…落とした? それしか思いつかない。やばい!
「どうしよう……いまさらにとりさんを呼びもどすわけにもいかんし……こうなったら…記憶と勘を頼りに行くしかねぇ!!」
そうなったら即行動! 一度は来た道なんだ、なんとかなる!
俺はそう覚悟を決め、夕日に向かって歩み出した――
「まぁ予想通り道に迷いましたがね!!」
ある意味、勘が的中したよ! 悪い方のね!
今俺は再び森の中をさまよっている。妖怪の山ではないから少々は安心できるが…
「おかしいなぁ……人里に来たまではよかったはずなんだけどなぁ……」
俺はあてもなく歩き続けた。正直もう満身創痍である。昼間あれだけ走りまわりながら山登りをしていたわけだし……もう、夕焼けさえも終わりに近付いている。やばいやばい。
そんなことを考えながら歩いていると、ふと踏みしめた地面が、土ではなく平らな石に変っていることに気付いた。
「あれ……?」
見上げると、そこには神社があった……見覚えがある…えっと…つまりそれは…
俺はあたりを見回してみる。そして予想通り……鳥居付近で箒で地面をはいている女性を見つけた。
女性は、俺のことに気づき声をかけてきた。
「あら。久しぶりね」
「霊夢……どうしてお前がここに…」
「それは私が聞きたいわよ」
霊夢はため息を1つつき、歩み寄ってきた。
「どうしてここに? なんでボロボロなのよ。それに、この神社の入り口はあっちなんだけど? それに、その珍妙な格好はなに? それに名前も聞いてなかったわね」
「OK分かった。1つずつ説明していこう」
俺は、本日二回目となる身の上話を霊夢にすることにした。名前言ってなかったか……
あと霊夢、珍妙言うなし!
「紅魔館の執事ねぇ。紫のやつも、よくわからない所に落としたものね」
「でも、俺は紅魔館に落とされて良かったと思う」
「あんた、どんな精神してるのよ。吸血鬼の館よ?」
「住めば都ってやつさ」
「ふーん」と相変わらず興味なさそうに頷く霊夢はお茶をすする。あっちなみに長話になりそうなので、縁側で夕日が沈むのを見ながら語りました。おおぅロマンチック。
「あんまりいい噂聞かないけど、大丈夫なの?」
「やっぱり……悪い印象なのか? 紅魔館って」
「悪いとは言わないわよ。でも、いいとは言えないわね」
そういって霊夢はお茶をゆっくりすする。……射命丸さんが新聞に書いていたことは嘘ではないわけだ……すごくいい場所なのに……残念だ。
そんな俺を横目に見ながらもう一度お茶に口を付ける。
「まぁ…あんたの様子を見る限りじゃ、そんなに悪いところじゃなさそうね」
「! …ありがとう」
やっぱり霊夢はいいやつだ。自分の概念だけで頭ごなしに否定しない。そういう冷静な判断ができるわけだ。さすが博麗の巫女。まぁただ単に興味が無いだけなのかもしれないけどな……
俺が礼をいっても、霊夢はいつもの興味がなさそうな表情を変えないが……けれども、俺を嫌っているような気配はない。……ほっ。
「よかったよ」
「なにがかしら?」
「霊夢が俺のことを嫌いになってなさそうだから」
「はぁ? なんで私があんたを嫌いになるのよ」
初めて霊夢が怪訝そうに変な顔を俺に向ける。……うん、その言葉で十分だ。
「いや、なに。初めて会った時、あんたなんか泊めたくないって言ってたからさ。会ってすぐ嫌われたのかと思ったよ」
「そんなにすぐに嫌いになるわけないでしょ? まぁ好きでもないけど」
「そっか、残念」
霊夢はお茶を飲み干した。さっきの表情は無くなり、いつもの顔になっていた。好きじゃないって付け加えるあたり、なんとも霊夢らしい。
気づけばもうすぐ夜になりかけている……帰らないとやばいな。別に、門限があるわけじゃないと思うけど……それでも、そろそろ帰ることにしよう。
「お茶、ありがとう。俺はお暇させてもらうよ」
「えっ? あんたどうやって帰るつもりよ。地図無くしたんでしょう? 紅魔館まで遠いわよ?」
「なんとかするさ」
「あんた……その無計画さは何とかした方がいいわよ?」
「またルーミアに喰われるわよ」と霊夢はため息をついた。
ふむ…霊夢の言った事はもっともなんだよなぁ。でも、俺ってそんなに無計画か? まぁルーミアに食べられるのは嫌だけどさ。
「そう言われてもなぁ。俺、帰る場所あそこにしかないんだよな」
自分で言ってて悲しくなってくるが、それが事実。
ふと横を見ると、霊夢が手をあてて考え込んでいる様子だ。どうしたんだろう、それにしてもきれいな顔をしている、さすが世界一さん!
俺が見惚れていると、霊夢は顔を上げ俺に方を見た。
「なら、今晩だけうちに泊っていきなさいよ」
「……はぁ?」
「一晩だけなら問題ないわ、うん。あいにく時間的にご飯とかは出せないけど、素泊まりなら、大丈夫よ」
「……今…なんと?」
「どうして聞き取れないわけ? だから――」
「今晩、この博麗神社に泊っていきなさいって言ってるのよ」
「HAHAHAHA……リアリィ?」
ついつい英語になってしまったよ!!
というわけで、今日一晩博麗神社にお世話になることになった。
なぜ泊めてくれるのかと聞いたら「無理に帰らせて妖怪にでも喰われたら、寝覚めが悪いから」だそうだ。なんとも淡白な霊夢らしい。だがしかし俺は見抜いているぞ! その言葉に、俺を心配してくれている気持ちがこもっていることを!! ぐへへ。
レミリア様には明日全力で謝っておくことにしよう。ここでクビになったらたまったもんじゃない。
今は霊夢が夕ご飯を作ってくれている。俺も手伝うと提案したが、「じっとしてろ」と睨まれたので、俺は一人居間で正座しながら茶をすすっている。
……そわそわ、そわそわ。どうしよう、ここにいつも霊夢が座っているのだと思うと、すごくそわそわしてしまう。しかも手料理が食べれるのだから尚更だ。……女の子の部屋……何だろう、そう思っただけで、霊夢のぬくもりというか香りというのが感じられるような気がする……ぐへへ、クンカクンカ、げへへ。
「何してるのよ白滝」
「いや、鼻の調子が悪くてね」
「そう」
あぶねぇー! あと少しで変態になるとこだった! 霊夢さんも来たなら言ってくださいよぉ。
俺は気持ちを抑えて、目の前に並べられていく料理に視線を移す。……おおっ! 意外としっかりした料理だ!
「意外ってなによ」
「心読まないでくれよ」
さとり様かあなたは。
しかし……ご飯に味噌汁に魚の甘露煮、大根の煮物に漬けもの……なんとも日本らしい食事じゃないか。あっ、この世界日本じゃないや。まぁなんでもいい。俺は昼ごはんを抜いているんだ!
霊夢が座るのを確認してから、俺たちは手を合わせた。
「いただきます!!」
「いただきます」
「うわっ魚うま! うわっ大根やわらけぇ!」
「ありがとう。でも、もう少し静かにできないかしら?」
「あっごめんごめん。ついテンションあがっちゃって」
「紅魔館でもそんな感じなの? よく殺されないわね?」
「んー……ただ本心を言ってるだけだからな。うほっ、味噌汁いいだし」
「……そう」
「しかし…少し意外だったよ。普通に料理作るんだな」
「なに? いつも外食とでも?」
「そういう意味じゃなくてさ……なんていうかさ、霊夢ってめんどくさがりって感じじゃんか?」
「まぁそうね。でも、さすがに食事くらい自分で作るわよ」
「そかそか。あとさ……気分悪くしたらごめん。そのさ…お金ってあるの?」
「どれだけ貧乏だと思ってるのよ…。一人で生活するくらいはあるわ。多くはないけどね」
「そっか……貧乏巫女設定じゃないんだな」
「なによぅ」
「なんでもないよ。あっおかわり!」
「はぁ? まだ食べるの?」
「こんなおいしい甘露煮は初めて食べたからな! 霊夢の料理はうまい!」
「っ……そう。ちょっと待ってなさい」
「はーい!」
……まぁそんな感じで、夕食も終わり就寝することにした。あっちなみに風呂はさすがに入らないでおいた。霊夢が嫌がるだろうしな……女の子が嫌なことは極力したくないからな。
就寝している部屋としては……となりの部屋に霊夢が寝ている。おやすみと言い合ってから、30分はたっているだろうか。俺は寝れずにいたのだった……うるせー! 一緒の部屋で寝れるかよ!
耳を澄ませば、霊夢のすぅすぅという寝息が微かに聞こえてくる、もう寝ているようだ……やべぇめっちゃドキドキする。よく考えると、女の子と二人きり、一つ屋根の下で寝ているんだよな。すげぇ幸せだな!!
まぁこのまま鼻息を荒くしていても仕方がない。さっ寝よう寝よう。すごい心臓バクバクしてるけど寝よう寝よう。
俺はゆっくりと瞼を下した……
俺は目を覚ました。それは心臓がバクバクしているからとかじゃなく……ひどい寒気を感じたのだ。強烈な寒気だ。全身の鳥肌がたって、冷や汗が出る。どうした…俺の体。何をそんなに怯えている…? なにをそんなに恐れている…?
俺の体は異様な気に包まれていた。殺気ともとれない…これが『妖気』というものか。
射命丸さんが言ったことを思い出した。「博麗神社付近で妙な妖気を感じる」。きっと言っていたのはこれのことだろう。……それと同時に…気付いたことがある。
「確かに……レミリア様のと…似てる、気がする。」
初めて会ったとき感じたカリスマのような……レミリア様から感じる妖気と似ている。
隣からは寝息が寝ている。……よく起きないな。さすが博麗の巫女といったところか。どうする? 起こす? いや止めておこう。きっと起こしたらめっちゃ不機嫌になるだろうな。
俺は布団からでて執事服に着替える。なぜ着替えたかといわれても難しいが何となくだ。この頃ずっと着ているから、こっちの方が慣れてる。今俺が着ているのは、霊夢が蔵から引っ張り出してくれた浴衣? なんていうんだこれ? まぁいいや。…あれだよ、おばあちゃんの家の匂いがしたよ。文句は言わないよ。
俺は……身の危険を感じていた。この妖気は……いままで感じたことのない妖気だ。まぁそこまで多くの妖怪にあったわけでわけではないが、なにか異様に感じられた。危ない! とは感じているのだが…俺はなかなかバカなようで。好奇心が勝ってしまったのだ。首のタイをきゅっと締める。
「これはどこから来てるんだろう……よし! 探してみるか!」
この気を発している対象に近づけば、どんどん強くなっていくはずだ。明かりなんて無いが頑張ってみよう。
俺は深夜の博麗神社周辺の森を、月明かりを頼りに捜索しだした。
「おおう、ここが一番強い……というか…あからさまに怪しい蔓」
探った結果。博麗神社を背中に、真っ直ぐ進んで行ったところに崖があったのだが、そこの一部が…妙に蔓が伸びている。なんだろう、他の所も伸びているんだが……ここだけ妙に生い茂っているのだ。
怪しいと思った俺はそこに手を伸ばし、左右に蔓を分けてみた。
「おっ! ビンゴ!」
なんと奥には洞窟があった!! ゼ○ダの伝説で扉が開いた音がした気がする。
まぁ、洞窟があったんだけど……それに伴ってより一層強い妖気が来た。
心は拒否している。「入るな!」と言っている。だが俺は心とは関係なく、中に入る決心をしていた。まるで誰かに導かれるように、洞窟の中に足を踏み入れたのだった。
なぜか洞窟の中は妙に明るかった。いや、明るいは語弊があるな。暗いには暗い、でも真っ暗ではない、そんな感じだ。地面はうっすらと見ることができる。
妖気はどんどん強くなっている。心のアラートも鳴りっぱなしだ。だが足は止まらなかった。どうしたんだ? 俺の体。自分でもよく分からない……
体がすくんでしまうほどの妖気を感じた時、俺は開けたように感じる場所に出た。
今まで物音一つしなかったこの洞窟の奥から、ジャラリ…と金属を引きずる音がした。
……誰かがいる。
汗なんか止まるところを知らない。鳥肌も立ちっぱなしだ。
足を進める。恐怖なんかもういろいろどこかに飛んで行ってしまっている。もう自分がどうしたのか分からない。止まりたい、引き返したいのに……それでも足が進むのだ。なにかの能力に操られているかのように。
ふと気付くと、目の前に鉄の棒が立っていることに気付いた。よく見るとその隣にも立っていて、まるで誰かを拒むような……まさかこれは……檻? 何のために? そこにいる誰かを閉じ込めているとでもいうのだろうか。
俺はその檻に手を伸ばした。触れる――そう思った時に、閃光が走って、俺の手を弾き返した。なんだ、今の!? もう一度触れようとする。だが結果は同じだった。バチッ! と言って弾かれる。……まるでそう、結界が張られているかのように。
「なんだよ……これ」
「誰か……いるの?」
……声が聞こえた。ひどくか細く、だがどこか幼く可愛らしい声だ。とても…閉じ込められているとは思えない声である。
ジャラリジャラリ…と、さっきの金属音が聞こえる。…だんだん近づいてきているのが分かる。「危険だ! 逃げろよ!」心が叫ぶ。だが体は動かない。
音が止んだ。声の主の姿が見えた。
俺は……驚愕で、目を大きく見開いた。
「……フラン……ドール…」
……そこには…この世界では否定されたはずの存在が立っていた。
それに気付いたのと同時に、俺は思い出した。
自分が見た夢の事を――
お疲れ様でした! そして見てくださりありがとうございます!
今回、とうとうあのお方が登場しましたね!
さてさて、これから白滝はどうなってしまうんでしょうか!
このままではまた死んでしまうぞ、白滝!! という感じですね。
感想待ってます! 頂ければ、そのエネルギーが僕のえさとなり、更新スピードが速くなるかもです!
では次回は……不安定ゆえ、期日は作らないでおきます。ご了承ください。
でも、最低二週間は間を開けないので! 気長に待っていてください!
それでは次回お会いしましょう! グッバー!