時子「この駄豚ああぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!!!!!!!」
ドアを蹴破らんばかりの勢いで担当アイドルの財前時子がずかずかとプロデューサールームに入ってきた
手には鞭を持っている、かなり機嫌が悪いようだ
P「おう時子、仕事終わったのか?お疲れ様」
時子「お疲れ様じゃないわよこの駄豚!!!!」ヒュパンッ
P「お、危ねっ」ヒョイッ
時子「避けるんじゃないわよ!!!!」ガルルル
P「どうした?いつもに増して機嫌が悪いじゃないか?カムチャッカインフェルノか?」ハハハッ
時子「どうした?じゃないわよ!!!あんたに言われて行ってあげたスタジオでの写真撮影!!」ヒュパパンッ
P「写真撮影?ああ、グラビアか。あれがどうした?」ヒョヒョイッ
時子「あんた言ったわよね!?この私に相応しい衣装だって!!!!!」ヒュパパパンッ
P「ああ、あの衣装のことか?女王様の衣装なんだから時子に合ってたろ?」ヒョヒョヒョイッ
時子「女王は女王でも!!ゴスロリメルヘン女王って何よ!!頭沸いてるんじゃない!!?」ドパパンッ
P「お陰さまでファンも増えてるぞ?ほら、こんなにファンレターが来てる。後で読んどけよ」ヒョイヒョイヒョ-イッ
時子「そのファンレターの中に!!『ゴスロリメルヘン時子様に甘えたい』なんて書いてあったときにはあんたを殺してあたしも死んでやるわー!!!!!」シュピピピピピッ
P「あ~、『ゴスロリメルヘン時子様に甘えたい』とはかいてなかったけどブログの感想覧に『ゴスロリメルヘン時子様ペロペロ』はあったかもな」ケラケラケラ
時子「こ・ろ・す!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!」ビュボボボボボボッ
数刻後
ちひろ「ただいま戻りまし………なにこの惨状?」
事務所の中は、あらゆる場所に鞭の跡が残り、その中央に息を切らした時子が転がり、プロデューサーは机に座って仕事をしていた
時子「ぜぇ……ぜぇ……」
P「あ、ちひろさんお帰りなさい」
ちひろ「あ、はい……えっと、どうしたんです?この状況?」
P「ああ、時子がカムチャッカインフェルノしまして」
ちひろ「またですか……今度は何やらかしたんです?」
P「いや~、時子に女王様の衣装の仕事を渡したらいたく気に入らなかったようで」
ちひろ「あ、あの仕事ですか!?あのメルヘンゴスロリがどうとかって!!」
P「時子に行かせましたら、かなり可愛く仕上がりましたよ?ほら」つ写真
ちひろ「いや、そういう問題じゃ……あら?素敵ですね」
P「でしょ!!いや~前から時子はこういう路線もありなんじゃないかと思ってまして、わざわざスタッフ(時子様の下僕)全員変えてやってみたかいがありましたよ」
ちひろ「いや、これほんとありですよ!!可愛いし」
P「実際ファンも増えましたし、今後はこんな路線も」
時子「この駄豚ぁ…」ゴゴゴゴ
ちひろ「あ、ヤバい。どうすんですかプロデュー…」
P「営業行って来まーす」ピュー
ちひろ「あ!?ちょっ!?プロデューサー!?私をこの状況に置いてかないで」ダダダッ
時子「待ちなさい」ガシッ
ちひろ「ひっ!!?」
時子「あなたにはちょっとだけ私に付き合ってもらうわ、私がどんな恥辱を受けたかを、たっぷりと聞かせてあげるわ。あの駄豚が帰ってくるまでね」
ちひろ「は、はい~」ガタガタ
ちひろ(プロデューサー、早く帰ってきて~)
ピロリン♪
ちひろ「す、すいません…メールが…」
時子「ちっ、出なさい」
ちひろ「は、はい」カチャカチャ
発信者 プロデューサー
営業が長引きそうなので、このまま直帰します。
戸締まりはお願いします
その日、事務所からは悲痛な叫びが聞こえたという
その夜 プロデューサー宅
P「あははは!!!!ちひろさん大絶叫って、あはははははは!!!」
P「まあ、普段の時子はあれだから絶叫ですんだのは御の字だよ。くるみなら爆泣きだよあはははははは!!!!」
P「あ~あ、さて、笑うだけ笑ったしそろそろ始めよっか」
P「今日はよく頑張ったね」ナデナデ
P「好きなだけ甘えていいよ」
P「時子」
言葉を投げかけると、隣にいた時子はポフッと頭を胸元へ預けてきた。
時子「ふふふ、やっぱりあなたの胸の中は落ち着くわ」スリスリ
P「普段のSっ気たっぷりな時子からは皆想像できないだろうな」ナデナデ
時子「ほんとは事務所でも甘えたいけど、どこに人の目があるか分からないから」ギュー
P「確かにな」ポンポン
時子「けど、こうしてPの家でゆっくり甘えられるのは最高に幸せよ、んっ」チュッ
P「んっ……ふふっ、じゃあオレからも」チュッ
時子「んっ………はあぁ、幸せ」ウットリ
P「凄く甘々な表情してるぞ?そんなに良かった?」ナデナデ
時子「ええ、とっても……あ、そうだったわP、ちょっと相談というか、お願いがあるんだけど」
P「ん?どうした?」ナデナデ
時子「今日のゴスロリメルヘンのお仕事の事なんだけど」
P「ああ、あれか。あれがどうした?」
時子「あれ、これからも続けるの?」
P「ん?いや?」
時子「いや、って訳じゃないんだけど……」
P「けど?」
時子「ああいうのは、その………Pとするときだけ、Pだけに見てほしいな……なんて………ダメかしら?」
P「…時子」グイッ
時子「え?P………んむっ、ちゅっ、ちゅぱっ、れろっ………」
時子「ぷはっ………ど、どうしたの?急に?」ハア…ハア…
P「あ~、ごめん、あんまりにも愛しくなってつい……」
時子「……」
P「苦しかったか?すまん、つい理性が……」
時子「P!!」ガバッ
P「んむっ!?ちゅぱっ、ちゃるっ、くちゅっ、れろっ……」
P「ちゅぱっ、ちゅっ………ふうっ……時子……」
時子「ふふっ、お返しよ」ニコッ
P「時子…」ドキドキ
時子「ねえ、P……まだ夜は長いわよ?」スッ
P「……ああ、そうだな」ギュッ
時子「いっぱい……あなたを感じさせて」チュッ
P「……ああ」
次の日
時子「この駄豚あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!!」ドアバーン
P「ドアを蹴るなよ破れたらどうすんだ」
時子「あんた言ったわよね!?今日は大丈夫だからって!!!!!」ヒュパパパンッ
P「大丈夫だったろ?女王様との写真だし」ヒョイッヒョイッヒョイッ
時子「女王様は女王様でも!!!!!なんでイギリスのエリザベス女王がいるのよ!!!!」シュピピピピピッ
P「いや~なんか昨日乗せた時子のゴスロリメルヘンの写真をいたく気に入ったらしくてな、一緒に写真を撮りたいとか言って緊急お忍び来日してきたんだわ。断れねーだろ?」スカッスカッスカッスカッ
時子「お陰でまた着せられたわよこの駄豚!!!!」パーンッ
P「何事も経験さ」ハハハッ
事務所はきょうも賑やかです
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