……まだ初戦……?
第百十六問
召喚野球大会1回戦。FクラスはEクラスと対戦し、現在2対3の1点差で迎えた最終回。科目は保健体育ということで――
「それじゃ、ピッチャーは任せたよムッツリーニ」
「…………了解した」
保健体育といえば康太。康太と言えば保健体育。教師をも凌駕する康太ならば、この回はビシッと三者凡退で締め括れるだろう。
「待て待て待て待てっ!」
が、しかしと言うべきかやはりと言うべきか、雄二から待ったがかかる。
「お前らさっきも言ったばかりだろ! 保健体育でムッツリーニに全力投球なんてさせてみろ。当たり所次第ではキャッチャーが消し飛ぶだろうが」
「そこはまぁ……ほら、上手く取れば大丈夫だよ。きちんとミットに収めたらダメージは受けないみたいだし」
「だからそれは一度でも取り損ねたらアウトだってことだろうが!」
それが分かっているから雄二は2回の守備で秀隆をマウンドに上げなかったのだ。200点近い美波の速球でさえバッティングセンターの130km/hの方が打ちやすく感じるレベルなのだ。500点を有に超える康太の球は、メジャーリーグどころか、初速だけで言ってもテニスやバドミントンのサーブ並みのスピードは出るだろう。そんなもの、いくら運動神経が良かろうとズブの素人が容易く捕球できるわけがない。
「やれやれ……。まったく雄二は根性ないなぁ。男だったら命をかけてそのくらい」
「分かった。キャッチャーは明久に譲る。男を見せてこい」
「ごめんなさい。心の底からごめんなさい」
熱い掌返しとはこのことである。
「ならば秀隆がキャッチャーをすれば」
「バカ言え秀吉。いくら捕れたところでフィードバックはくるんだぞ。お前は軍手で大砲の球を受けろっていうのか?」
「じ、冗談じゃ。冗談じゃからそんな顔で迫ってくるでない!」
秀隆に凄まれて、流石の秀吉も(色んな意味で)たじろいだ。
「つうわけだ。この回はムッツリーニはキャッチャーだ。ピッチャーは俺がやる」
「あ、そこは秀隆じゃないんだ」
「それでもいいが、次の試合からも俺が投げる時もあるかもしれないからな。今のうちに慣れておかねぇとな」
召喚獣の操作に慣れたといっても、雄二も明久や秀隆並に操作できるわけでもない。2回戦以降も状況によっては雄二が投げる場面が来るかもれないので、この機会に感覚を掴んでおくことにしたようだ。
「まぁ、相手はEクラスだからな。俺が投げても何とかなるはずだ。それより、守備のことよりも攻撃を心配しようぜ。なにせこっちはまだ1点負けてるんだからな」
「それもそうだな」
仮にここで康太や秀隆を投入して0点に抑えたとしても、裏の攻撃で逆転できなければ意味がない。表の攻撃は0点で押抑えることは前提として、考えるべきはどう裏で逆転するかだ。
Eクラス 湯浅弘文 保健体育 52点
VS
Fクラス 坂本雄二 保健体育 147点
ピッチャーとバッターの点数が表示される。流石は腐っても元神童。1学期の頃ならともかく、今の雄二ならEクラスに後れを取るようなことはない。
『バッターアウト! チェンジ!』
あっと言う間に3アウト。途中で康太がボールを2回程取り損なったものの、点数差でダメージもほとんどなく、3人でEクラスの最後の攻撃は終了した。
「さぁ逆転するぞお前ら! この回は誰からだ!」
「ワシからじゃな」
最終回は運良く一番の秀吉から。ここでヒットが出れば逆転のチャンスがグッと広がる。
「頼むぞ秀吉。絶対打ってくれ」
「秀吉ならできるよ。頑張って」
「…………期待している」
「木下、石に齧りついても打つんだ!」
「気合いを入れてくれ木下! お前にかかってるんだ!」
「そうだ! 頑張ってくれ! そしてなんとしても打ってくれ!」
「う、うむ。努力はするが――」
「「「俺たちの、エロ本のためにー!」」」
「…………」
『ストライク! バッターアウッ!』
「どうしたのさ秀吉! スイングに力が入ってなかったよ!?」
「さっきの激励で力を奪われてしまっての……」
「よくやったよ。お前は」
「どうしましょう美波ちゃん。リリアちゃん。私、負けたくないのに負けても良いような気がします……」
「奇遇ね瑞希。ウチもよ……」
「私もです……」
疲れ切った表情で帰還する秀吉に秀隆たちが同情する。そもそも事の発端は明久たちがエロ本を没収されたからのだから、明久たちのエールも頷けると言えば頷けるのだが、それはそれとして納得のいかない瑞希たちであった。
「明久。まぁそう気を落とすな。次はムッツリーニの出番だ。必ず良い結果が出るさ」
秀吉はアウトになったが、2番手は保健体育では無類の強さを誇る康太だ。否が応でも皆の期待は高まる。
「…………行ってくる」
康太がバッターボックスに入る。その点数は――
Eクラス 古河あゆみ 保健体育 102点
VS
Fクラス 土屋康太 保健体育 589点
圧倒的な大差。これならばバットに当てれば芯を捉えていなくても場外までボールは飛んでいくだろう。
「やっぱり土屋君は凄いですね。これならきっとホームランを打ってくれますよ」
「そうですね。坂本君よりも大きなホームランが見られるかもしれないですね」
「あ、うん。打ったらきっとホームランだろうね」
瑞希とリリアが小さくガッツポーズを取り合っている。野球をよく知らない2人から見ても、2回での雄二のホームランも観ているので康太がホームランを打ってくれると確信できた。
「でも、たぶんダメなのよ2人とも。土屋は打てないわ」
そんな2人に美波が告げる。そう。この回康太は打てない。いや、
「え? どうしてですか?」
「土屋君なら三振もないと思いますけど?」
2人が頭にクエスチョンマークを浮かべる。
「この点数差じゃからの。間違いなくムッツリーニは敬遠されるじゃろ」
「だな。俺が相手でもそうする」
「敬遠って――。あ、わざとフォアボールを出して勝負を避けるってやつですね」
「うん。そういうこと」
この場面。ホームランが出たら同点。塁もまだ埋まっていない状況で、1点差とはいえ勝っているEクラスがそんなリスクを犯してまで康太と勝負する意味はない。
ピッチャーが中林のままなら、少し挑発すれば乗ってくれそうではあるが、
「そう言えば、ピッチャーは中林さんから変わってますね」
「召喚獣の操作は結構精神使うからな。おまけにほとんど試召戦争の経験もなしに、慣れない野球仕様での操作だ。流石の中林も体力だけじゃもたなかったんだろ」
明久たちが今はライトの守備についている中林に目を向けると、中林の表情は疲れから少し暗い。集中力を欠いた状態ではFクラスは打ち取れないと判断して、点数の高い古河に交代した、と言ったところだろう。
「ま、それでも4回まで投げ切っただけでも十分だな」
「ああ。流石は体育会系だな」
ウチの連中もその根性は見習って欲しいなと秀隆と雄二が話し合っていると、
『ボール。フォアボール』
『…………(コクリ)』
予想通り、康太は敬遠されて一塁へ進む。当然。これでは得点にならない。
「Eクラスの作戦じゃと、次の明久を打ち取って雄二と姫路を敬遠。塁を埋めて島田で勝負、という感じじゃろうな」
「それが確実だからな。満塁策は諸刃の剣だが、俺たち相手なら問題ないってことだろ」
EクラスもFクラスの点数については少しは調べているはずだし、4回までで大体の抑えどころは掴んでいるはずだ。となると、Fクラスとしては、ここで明久がヒットかフォアボールで塁に出るのが理想的なのだが、
「ちなみに明久。お前の保健体育の点数は何点だ?」
「たしか、23点だったかな」
「酷いもんじゃな」
「だって、それは、その……。
「アンタは何を使って勉強してんのよバカ」
「普通にスポーツのルール答える問題もあっただろうが」
流石の点数に美波と秀隆が呆れかえる。
「む。そういう美波はどうなのさ」
「ふふん。これでも少しは日本語を理解できるようになったから、前みたいにはいかないわよ」
唇を尖らせる明久に、美波は勝ち誇ったような笑みを浮かべる。
「ほう。それは期待できそうだな」
「だな。向こうが満塁策に出るなら、ワンチャン逆転の可能性も」
「46点よ」
どうしてその点で胸を張れるのか、と雄二と秀隆は頭をかかえた。
「そ、そんな……!」
「ふふっ。どう、アキ? 少しはウチのことを見習」
「美波そんな点数を……。いったいどんな
「待ちなさいアキ。アンタは今物凄い誤解をしてるわ」
「美波ちゃん。その、私たちにもまだそういうのは早いかと……」
「瑞希には言われたくないんだけど!?」
「なんでですかっ!?」
明久たちがやいのやいの騒いでいると、
『Fクラス。次のバッターを』
「あ、はい。 すみません」
寺井教諭から催促が飛んできた。明久は慌ててバッターボックスに走る。
「明久。気楽に行ってこい。なんとかなる」
「なんとかなるってそんな暢気な。何か作戦でもあるの?」
「いや。特に作戦があるわけじゃないが……。それより早く行け。また審判に怒鳴られるぞ」
「う、うん。行ってくる」
「明久君。頑張ってください」
「吉井君。ファイトです!」
「ありがと2人とも」
「アキ。後でお話があるから」
「さあ頑張るぞー!」
瑞希たちに見送られて、明久がバッターボックスに入る。召喚獣にバッティングの構をとらせると、ピッチャーの古河は康太の位置を確認してから投球モーションに入った。
『で、坂本、神崎。アキも言ってたけど、本当に何の作戦もないの?』
『ない――が、状況を見たらわかるだろ。この勝負、俺たちの負けはない』
『負けはないって、今の状況は私たちの方が苦しいように思えますが?』
『普通ならな。だが、今苦しいのは向こうの方だ』
『何故ですか?』
『いいか? 今は5回の裏。1点ビハインドで科目は保健体育』
『? そんなの分かってるわよ。でも、土屋は敬遠されて』
『そしてランナーは――
『盗塁だ!』
Eクラスの誰かがそんな叫び声を上げる。
康太はピッチャーからの牽制球がないことを確認すると、即座に地面を蹴って二塁を目指して駆け出した。盗塁のタイミングとしては完璧だ。
「そう言うことかっ」
投球モーションに入った召喚獣のボールは、そのままキャッチャーに向かって投げられる。明久は康太の盗塁をアシストするために、あえて高めにバットをスイングしてキャッチャーの視線を遮った。
「く……っ!」
キャッチャーが球を受けて二塁に送球。康太の召喚獣は今一塁と二塁のちょうど中間を走り抜けたところ。このタイミングでは、セーフかアウトかギリギリだ。
「……え……?
そんなことはありえない。保健体育の時の康太の召喚獣のスピードは並ではない。、Aクラスや教師ならともかく、100点前後の相手にギリギリになるはずがない。
「…………かかった」
キャッチャーが二塁に送球した瞬間、康太の目がギラリと光る。そして、康太の召喚獣が突如として加速。目にも留まらぬ速さで二塁ベースを踏み、そのまま止まることなく蹴る。
「は、速ぇっ!」
康太が二塁を蹴ったところで、やっとキャッチャーからのボールが二塁に到達。
さっきまでの走塁は、わざと手を抜いていたのだ。でないとキャッチャーは二塁を諦めて直ぐに三塁に送球しただろう。そうなれば康太は二塁止まり。状況は好転しなかった。これは康太の機転が活きた。
「サードっ!」
「分かってらぁ!」
キャッチャーが鋭く指示を出す。指示を受けたセカンドは受けたボールをすぐさま三塁に送球。またしてもギリギリのタイミングだ。
「…………加速」
が、それすら康太の予想の範疇。康太がキーワードを口にすると、康太の召喚獣が更に加速した。
康太が口にしたキーワードは、単教科で400点を超えた召喚獣にのみ与えられる召喚獣の特殊能力を起動するための合図。その能力は、文字通り召喚獣の動きを加速させるというもの。何度もFクラスの窮地を救ってきた救世主。
「んだとぉっ!?」
Eクラス陣営から悲鳴が上がる。
康太の召喚獣は霞むほどの速さで三塁を蹴ってホームへ。ボールは未だに宙にある。
「ふざけんなぁっ!?」
三塁手がようやくボールを受け取りホームに投げる。が、
「…………加速、終了」
それよりもはるかに速く、康太の召喚獣はホームベースの上を駆けて生還していた。
「「「おっしゃあーーっ!!」」」
Fクラスベンチ大きな歓声が上がる。からまさかまさかの一塁から本塁までの盗塁で3対3の同点。一気に逆転気運が高まる。
「よしっ! このままの流で一気に勝つぞっ!」
明久が再び召喚獣にバットを構えさせる。康太の盗塁でピッチャーが動揺している今なら、明久にもヒッティングのチャンスがある。
――ゴスッ
『デッドボール。一塁へ』
『ご、ごめんなさいっ!』
動揺からかピッチャーのボールはスッポ抜けて、吸い込まれるように明久の召喚獣の頭部に命中した。
「だから……っ! どうして僕にはデッドボールばかり……っ!」
古河がペコペコと謝っているからわざとではないのは分かるが、せめてフォアボールにして欲しかったと、痛みに耐えながら明久は心の中で訴えた。
Eクラス 古河あゆみ 保健体育 102点
VS
Fクラス 吉井明久 保健体育 0点(行動不能)
『吉井明久、戦死!』
そして不運にも、それが止めとなった。
「え!? ちょっと待って!? まだ試合中なのに保健体育の点数が0になったんだけど!?」
野球と言えどこれは召喚獣勝負。つまり――
「補充試験を受けてこい明久。野球の方は代走で近藤を入れる」
「チクショー! 最悪だぁーっ!」
折角の体育祭の活躍できるかもしない場面でまさかの戦死。ルールとは言え体育祭中にテストを受けなければいけないシステムに明久は疑念を抱いた。
「なぁに、試合のことは心配するな。ここまでやったならきっちり勝ってやるさ」
「お前は安心してテストを受けてこい」
「うぅ……。あんまりだ……」
「明久君。私頑張りますから!」
「アキもしっかりテスト受けてきなさい」
「吉井君。ファイトです!」
トボトボと職員室に向かう明久を見送り、秀隆たちは野球に戻る。
「それじゃ次は坂本からね」
「ああ。とは言っても、おそらく向こうの作戦は変わらないだろうがな」
「そうじゃな」
「…………けど、予定とは違う」
「ああ。康太が1点取って、運良く1塁も埋まった。これで島田がアウトになっても終わりじゃねぇ」
その後は予想通り。雄二、瑞希が敬遠されて進塁し1アウト満塁で美波の打席。
「タイム!」
二塁の雄二がタイムを申告。審判に何かを進言する。
「島田。ちょっとこい」
「ん? どうしたの神崎?」
そのタイミングで、秀隆も美波をベンチに戻す。
「この打席。お前はバットを振るな」
「? どういうこと? それだと三振になっちゃうじゃない」
「それでいい。理想はフォアボールだが、最悪三振しても構わない」
「でも、折角の満塁なのに」
「それにそれだと2アウトで後がなくなってしまいますよ?」
「大丈夫だ。下手にバットに当てられてダブルプレーになるよりかはマシだ」
「それはそうですけど」
「本当に大丈夫なの?」
「ああ。後は俺に任せろ」
「……分かったわ」
秀隆は自信ありげにそう言った。美波は半信半疑ながらも、策があるのならと頷いた。
『Fクラス。姫路瑞希に代わり、代走福村幸平一塁へ』
主審の寺井教諭からFクラスのメンバーチェンジが告げられる。この交代に、Eクラスからもどよめきが起こる。
『どういうことだ?』
『ここで姫路を交代?』
『何かの作戦か?』
『けど、ここで替える意味あるか?』
「福村。任せたぞ」
「ああ。神崎こそしくじるなよ」
「当たり前だ」
そんな中でも、意気揚々と福村は小走りで一塁に向かう。
「神崎君。私何かマズイことしましたか?」
福村と入れ替わりでベンチ戻ってきた瑞希が不安そうに秀隆に尋ねる。
「いや? 姫路は慣れない野球でもよくやってるよ」
「それは良かったです。けど、それならなぜ?」
「今は姫路の点数よりも野球経験の方が重要だからな」
「それも作戦ですか?」
「ああ。ま、後は俺たちに任せてゆっくりしてな」
ここでの瑞希の交代も作戦のうちだと言う。瑞希たちは少し不安を覚えながらもバッターボックスの美波を見つめる。
『ストライッ! バッターアウトッ!』
が、秀隆の指示通り、美波は一球もバットを振らず三振に倒れた。これで2アウト満塁。ヒット1本で逆転。アウト1つで試合終了という緊迫した場面。
「んじゃ、やりますか」
だというのに、秀隆は余裕の表情を崩さない。これにはEクラスも訝しがり、警戒心を強める。
「木下君。土屋君。神崎君は大丈夫なのでしょうか?」
「心配するでない。ランナーに雄二もおろし、それにバッターはあの秀隆じゃぞ?」
「…………何もないわけがない」
「それは、そうですけど」
「ウチの活躍の場面を奪っといて、凡退したら許さないんだから」
『ボール』
一球目。高めを見送ってボール。
『ファール!』
二球目はファーストの横をライナーが通り過ぎファール。
そして三球目――
『エンドラン!?』
ピッチャーが投球モーションに入ると同時にランナー全員が一斉に次の塁に向けてダッシュ。
これは『ヒットエンドラン』と呼ばれる野球の戦術のひとつ。投球と同時にランナーが走り、バッターはどんな球でも必ずバットに当てて打つというものだ。必ず進塁でき、得点のチャンスも広がる戦術だが、もし空振りした場合、ランナーは盗塁扱いとなり、次の塁に送球されたらタイミングによってはアウトとなる。特に今のような2アウト満塁の場面、どこに投げても試合終了となる。逆に言えばこの場面ではそれ以外戦略がないのだが。
「そう思うよなぁっ!」
が、秀隆はバットを振るのではなく、顔の前に横向きに持っていった。
『スクイズ!?』
『スクイズ』。これも野球の戦術のひとつで、三塁にランナーがいる状態でバントして1アウトと引き換えに1点をもぎ取る戦略。だが、2アウトの今する時ではない。その心理を逆手に取った満塁スクイズだ。秀隆のバットに当たったボールは、勢いを殺されてテンテンと三塁線を転がる。
『くそーっ!』
エンドランを意識して身構えていた内野手のバントへの対応が遅れた。三塁手がボールを拾い上げた瞬間には、バッターもランナーも一塁ずつ進塁していた。
『セーフ! ゲームセッ!! 勝者Fクラス!』
「「「うぉおおーーっ!!」」」
最終回。康太の盗塁、秀隆のセーフティスクイズにより逆転。Fクラスは召喚野球大会の初戦を辛くも突破した。
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1話分の長さは?
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10000字程度(約20分)は欲しい
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