SAO~if《白の剣士》の物語   作:大牟田蓮斗

64 / 86
 それではOS編決着です。七千文字いってしまいました。どうぞ。


#59 決着

 第百層ボス《アン・インカーネーション・オブ・ラディウス》――マスコット状態の名前より、仮にアインとする――は斬りつけた僕へと襲いかかる。

 その動きは鋭敏であり、力強かった。独特の圧迫感を感じるその突撃を僕は剣で押し留める。

 一旦アインの動きを和らげ、その隙に脇へと避けて受け流す。ダメージを与えることも忘れずに。

 再びの突撃。今度は防御せずにこちらからも前進し後の先を取る。それをアインは飛びのくように躱し、三度突撃。まるでそれしか攻撃を知らないかのような猪突猛進ぶりだ。

 案の定僕の間合いに入る寸前で急停止し、急発進。タイミングを露骨にずらしてくる。それにしっかりと対応して剣を振るうも、アインも僕の剣を左手の槍で防ぐ。槍の中ほどを持ってその柄――途轍もなく硬い感触がする――を間に挟み込まれた。それで僕の剣、正確に言えばオーグマーと手持ちの専用スティックは動きを止める。

 OSにおいて剣戟というものは通常発生しえない。実体のない武器で戦うからだ。だがそれでは味気なさすぎるため、スティックにはバイブレーションのような実感を得られる機能が多数搭載されている。そしてその最たるものがオーグマーによる感覚の誤認だ。実際は当たっていないのに、武器が何かに遮られたという感覚を直接脳に送りつける。それを受けて脳は勝手にその感覚を再現、想像して体の動きを調節する。特にアインは百層ボスなだけあって与えられたリソースが大きく、そういったモンスターと対峙するとより強くオーグマーによる干渉を受ける。

 アインと僕は足を止めての剣戟に移る。僕が剣を袈裟に振るえば、アインは槍を僅かに傾け穂先の方で刃を止めて返す刀で右手の剣を斬り払う。それを僕はスウェーバックで避けつつ引き戻した剣で手元から急激に伸びる刺突を放つ。アインは槍を回し柄で下から打ち上げることで僕の突きの軌道を更に上へと持ち上げる。それに合わせて胴狙いから頭狙いに変えた突きも首を傾げて見切る。そのまま攻撃に移った奴の右手の剣の逆袈裟の斬り上げを、僕は前へと飛び込みその後方に回ることで回避する。

―――今の動き……。

 左手に持った得物で上方向に強くパリィ、そこから右手の剣で空いた腹を斬り上げる動き。それは槍と楯という武器の違いはあるものの、かつて目にした《神聖剣》のソードスキルと同じ動きだった。

 のそり、と緩慢な動きでこちらを振り向くアイン。その眼が赤紫に輝く。僕の脳裏にかつて確認したアインの行動パターンが浮かんだ。

 

「総員! 範囲攻撃!!」

 

 僕の声が響くのと、アインが眼から強力熱線を放ちターンするのはほぼ同時だった。僕の声に反応した僅かな人は助かる。そもそもスタジアムの底で戦っていたため被害は軽微だ。それでも数人がやられてしまった。そして被害よりも何より、範囲攻撃に会場がざわめく。それはそうだ、今まで競技場の底から観客席まで攻撃を届かせられるモンスターはいなかったのだから。だからこそ他のプレイヤーはアインを他人事のように思えていたのだから。

 僕は失策を嘆きつつアインを見やる。こちらの動揺のうちにアインは構えを変えていた。今までの槍を垂直に立てて剣を後方に引いたカウンターを中心とした構えではなく、右手の剣は水平に、左手の槍は短く持ってその穂先が地面につくほど前傾した攻撃的な構えだ。

―――キリト君の《二刀流》。

 《神聖剣》の次は《二刀流》か。流石はAI、神聖剣では僕に勝てないと早々に学習したのだろう。アインの神聖剣は確かに刻一刻と成長して合理的になっていくものだったが、それでも積み上げられた茅場の剣技には及ばない。であるならば、アインが僕に勝てる道理はなかった。

 二刀流とて同じ。そうかもしれないがそうでないかもしれない。神聖剣のときは楯がない状況だった。この二刀流もどきは一応武器を二本持っている。更に言えば本来の二刀流と異なる槍という武器はこちらのリーチの感覚を欺くだろう。

 そして何より、このアインは一度VR世界で敗れたものだ。それは誰に? 無論、キリト達だ。本物の二刀流を学習したアインの実力がどれほどかはまるで見当がつかない。

 最初の焼き直しのように突撃するアインだが、その突撃は迂闊にカウンターを挟めないものとなっていた。その成長度にこちらの反応が一瞬遅れる。その隙に体を回転させつつアインは両手の刃で僕を切り刻まんとする。

 まず襲い来るのは右手の剣。それを体勢を低くしてすかす。回転の勢いを利用し左の槍で突いてくるが、それは自分の剣を間に挟みこみ受け流す。アインは受け流されたまま勢いを利用して二回転目。今度は僕も対応できる。剣での攻撃にカウンターを入れようとこちらも剣を挟み込み、無理矢理回転運動を止めたアインとの剣戟が始まる。

 アインの基本的な戦い方は左で突いてバランスを崩させ、右手の剣を上から振り下ろすものだ。だが槍はただ突くだけが真価ではない。そこからの薙ぎ払いをアインが続ける。それと同時に剣での袈裟斬りも行って挟み撃ちにする。

 

「くっ」

 

 バックステップで躱すも、瞬時に手を滑らせ槍の間合いを長くされて被弾する。浅く斬られただけでも相手はボスだ、かなりのダメージになる。

 地面に足が着くと同時に踏み切り、攻撃後の一瞬の隙を狙う。両方向からの斬撃によって前でクロスするような形になっていた両腕をアインが元の位置に戻したタイミングだ。再び体の前に持ってくるには時間が足りない。

 僕は水平に斬り抜くが、アインは後方宙返りで間合いの外に抜ける。後ろに流れる寸前のアインの眼が赤紫に輝いた気がした。

 

「攻撃、注意!」

 

 僕の言葉に今度は多くの人が反応する。

 アインは地面に着地すると同時に再び後方宙返りをする。熱線を放ちながら。

 アインの回転に合わせて縦回転で大きく放たれた熱線。先程とは違い攻撃範囲は狭い。更に多くのプレイヤーはアインに注意を払っていたため、その正中線の延長から飛びのいていた。視界の端ではユナとエイジが二人で対抗していた骸骨の死神が熱線に直撃し同士討ちになったようだ。二人は死神の陰にいて無傷だ。

 今回の範囲攻撃で敵戦力を一切削れていないことに、着地したアインは不機嫌そうに辺りを見回す。

 しかし戦力が削れていないとしても掲示板の数字はやや上がる。その理由はもちろんダメージもあるだろうが、それ以上にこのアインが問題だった。

 人は基本的に身の危険や理解の埒外のものに恐怖を抱く。アインは理解の埒外の存在だ。無論モンスターである時点で異常だが、今時その程度では――特にゲーマーには――恐怖を抱かせられない。アインの一番重要なポイントは人型であるのに人間の動きをしないところにある。

 基本的に人型モンスターはその動きも人に倣うものだ。だがアインは違う。何も知らない人でもその動きを見れば漠然とした違和を感じるだろう。そして筋肉や骨格を視られる僕からすればその動きはより異常に視える。

 オーグマーの視覚に対する干渉はほとんどVRと同レベルだ。だからこそ僕のVR適性が働く。そしてアインはSAOボス、つまりは茅場が設計している。その骨格は実によく作り込まれている。にもかかわらず、アインには筋肉が()()()()()()()。どうやら筋肉ではない何かを駆動に使用している設定なのだろう。

 加えて作り込まれている骨格すらもアインにとっては玩具に過ぎない。アインは動く度に全身の関節のどこかを()()()()()。それのせいで人型の骨格にもかかわらず、その動きは人から逸脱しているのだ。既知のはずなのに、人型のはずなのに異常な動きを見せる。それがアインが一般プレイヤーに恐怖を与えている理由だ――いわゆる不気味の谷現象とも言える――。

 掲示板の数字はもういつ一万になってもおかしくはなかった。アインをそれまでに倒せるかは分からない。最終的には倒せるだろうが……。

 

 

 

 

 

『―――~~』

 

 

 

 

 

 そのとき、競技場に一つの声が響き渡った。

 その声を聴き間違える者はここ(ライブ会場)にはいない。

 それは――ユナの歌声だった。

 ライブでは歌われなかった――いや、今まで聞いたことのない曲だった。恐らくは即興なのだろう。だが、アカペラのその声は自信に満ち溢れていた。

 歌詞のない曲。下手に言葉で繕わず、ただそのメロディラインだけでこちらに語りかけてくるような歌声に心が奮い立つ。戦士を癒し、勇気づけ、立ち直らせる歌だった。

 掲示板の数字の変動が収まる。更には急激に減少し始めた。戦っているプレイヤーの顔には笑顔が浮かんでいる。蹲っていたSAOサバイバーも立ち上がろうとしている。ユナの歌は競技場内の全ての人間に力を与えていた。

 アインは力を溜め、怒りを籠めて叫ぶ。だがその叫びは中断された。それは――マイクが提供されたのか――ユナの声が大きくなったからではない。単純にアインの動きが止まったのだ。

 その光景を僕は一度見ている。あの四体のボスのようにアインは止まっていた。

 油断せずに構える僕の前でアインが再起動した。その瞳に光が灯る、がそこにはそれまでとは違う確かな理性が感じられた。

 アインは敢えて隙を見せるかのように直立し、左手の槍を放った。そして左手を天に伸ばす。その左手に――真紅の大楯が現れた。

 それを左手に、真紅の剣を右手に構えるアイン。ふわっとしてそれでいて重厚感を感じる構え。それは何度も見た、あの氷の理性の《聖騎士》の構えだった。

 

「――お久し振りです、茅……いえ、《ヒースクリフ》」

「…………」

 

 アインからまともな声は出ないが、肩を竦めつつ頭を揺らした。意味は『残念だが、このボスの言語機能を私は使えないんだ』だろうか。

 その理由を知っている僕は苦笑し、いつものように右手を大きく下げ左手を高く上げて構えた。

 僕とヒースクリフの間に無音の瞬間が流れていく。

 足元を蹴り飛ばしたのは同時だった。仮想のアバターを操るヒースクリフの方が速度は上で、慣れ親しんだ身体を使っている分僕の方が正確性は上だった。

 ヒースクリフの速度の乗った片手剣が頬を切る。僕の繰った一撃がヒースクリフの肩を浅く裂く。ヒースクリフはかつての質実剛健とした戦法をかなぐり捨てスペックをフル活用した高速の連撃を繰り出す。盾すら連撃に組み込み、範囲の広いシールドアタックが絶妙に隙をカバーしている。

 振るわれた盾に合わせてバックステップ。先程まで散々見せた急制動の突撃ではなく、旋回。ヒースクリフの左に回り込む。盾に隠れて彼が僕の姿を視認することはできない。

 ヒースクリフは盾を回し僕の接近を妨げ、その反動を用いてその場で回転して僕を追う。だがその動きはそもそもが無理をしているのだから長くはもたない。動きが止まった瞬間、ヒースクリフは今までとは逆方向に回転して水平斬りを繰り出す。

―――そこまでは、読み通り!

 行動限界で飛び込まず一拍間を置き、がら空きの聖騎士に接近し僕の間合いに収める。ヒースクリフは被弾を容認しつつボスのHPを頼りに押し潰すつもりであろう。そしてそれを僕が理解しており、何か打ち破る策を持っていると期待しているのだ。一度理解してしまえば彼の性格はむしろ分かり易い部類に入る。

 さて、その期待に応えて差し上げようか。

 僕はいつもよりもやや正中線よりに構えた剣を、勢いを殺さずに右上に振るった。そしてそれはヒースクリフが振り下ろしてきていた盾の動きを留める。無論、これだけでは終わらない。

 それは体に染みついた、いや、()()()()()()動き。左肩から右腰にかけてヒースクリフの身体に斜めに五つの剣創が並ぶ。

 ヒースクリフの剣と盾が届く前に! と歯を食い縛り、関節が悲鳴を上げるのを黙殺して無理矢理右手の剣を彼の右肩に打ち込む! そこから水の流れを意識して左腰に至るように鏡写しの五本の斬撃を斬り入れる!

 

「ぐぅうあああああ!!!!」

 

 口からは声とはおよそ呼べないような呻き声が漏れる。それを気にせずに連撃の最後の一撃、中央への全力の斬り下ろしを放つ! 刻まれた十一の軌跡に――ありえるはずもないのに――仄かに光が漂ったような気がした。

 そして最後の一撃は見事にヒースクリフの――盾に直撃した。

 流石は聖騎士。あの瞬間に盾を間に挟み込んできた。盾は衝撃で大きく後ろに流れるが、この体勢はSAOでのラストバトルと同じだ!

 ヒースクリフの顔が勝ち誇ったかのように感じる。あの動き(ソードスキル)は僕にとっての《シスターズ・メモリー》と同じようにヒースクリフに染みついていることだろう。ならばソードスキルのない、システムアシストのないOSでもあの動きは可能だ。

 だが、僕がそれを許さない。

 左手でヒースクリフの右手の剣を思い切り()()()

 オーグマーは電気信号を与えることで脳に感覚を誤認させる。ならばその逆もできるはずだ。脳からの電気信号でシステムに行為を認めさせ、接触できないはずの仮想体に干渉する。

 何よりオーグマーによるAR技術はVR技術の流用だ。その証拠にVR適性が働いている。ならば、この僕(VR適性S)はシステムに干渉できる!

 思い切り掴んだ剣身を引き、ヒースクリフの体勢を崩して手前に引き寄せる。そして僕に引き寄せられたヒースクリフの胴体に思いきり右手の剣を突き刺す!

 

ズブゥッ

 

 重い音と共にヒースクリフの体を剣が貫通した。ヒースクリフのHPバーは尽き、赤い瞳は光を失う。

 最後に感じた雰囲気は驚愕から困惑、そして納得し感嘆を示していたように感じた。それは恐らく間違いないことだろう。今頃茅場晶彦はどこかで手を叩いているに違いなかった。

 そう、少し感傷に浸ろうとしたとき、競技場内が花火のような色鮮やかなライトエフェクトで埋め尽くされた。

 その根源を探れば、見覚えしかない黒い剣士が、実物は見たことのない巨大な剣を振り抜いていた。たしか最強武器だったか。設定資料を確認した僕からするととんだチートだが、あれも恐らくは茅場の仕業だという確信が僕にはあった。

 光の波が収まると競技場内のボスモンスターは一切が駆逐されていて、一瞬の静寂の後に大歓声が巻き起こった。

 リザルト画面が全員に表示される。それによると莫大な量の報酬を得たらしい。僕ほどではないにせよ他のプレイヤー達もそうだったのだろう。

 喜びに浸るプレイヤー達の耳朶を優しい声が揺らした。

 

『みんな、お疲れ! このゲリラボスラッシュをもって今日のライブは終わり! 楽しんでもらえたかな? それじゃあ、今日はありがとう!』

 

 いつものユナよりも幾分か跳ねている悠那の声にプレイヤーは首を一瞬傾げるも、無事に全て終わったからだろうと見当をつけて納得していた。

 興奮冷めやらぬ様子のプレイヤーの間をエイジ達がいた方へと歩く。エリヴァらに片手を挙げて挨拶をしつつ辿り着くと、そこにはキリト達も揃っていた。

 

「……久し振り。みんな」

「翔!」「翔さん!」

「取りあえず、無事で良かったよ」

 

 彼らの意識が僕に集中していることが分かる。だが少しだけ待っていてもらおう。

 

「悠那さん」

「――レント君。ありがとう。最終的にはこうなっちゃったけど、私は目覚めた。本当にありがとう」

「……いえ。――と、《アン・インカーネーション・オブ・ラディウス》は倒れました。《ユナ》は?」

「《ユナ》は、……私に塗りつぶされてしまったみたい。お陰で彼女が持っていたデータを私は閲覧できたんだけどね。それでこの体ももう少しでなくなる。あ、安心してね。もう塞ぎ込んだりはしないから」

 

 悠那は笑って言った。その言葉の通り、ユナのアバターは既に透け始めていた。ユナは百層ボスの一部を利用して構成されていたからだ。本体が消えればそこからの枝葉が朽ち落ちるのも必然だった。

 

「それでは、鋭二さん、病院の方に行ってください」

「っしかし」

「少なくとも、今はまだ大丈夫です。再会するくらいは大目に見てもらえますよ」

「……そう、ですか。分かりました。それでは」

 

 その場から走り去る鋭二。彼を止めようとした和人を僕は牽制する。

 

「さて、――ごめん」

「…………」

「詳しい説明はここではしないけれど、みんなには謝ることしかできない。何も知らせず、相談もせず、危害を加えるような真似をした。それはどれを取っても非難されてしかるべきことだと思う」

「……そう言う割には随分な表情だな」

 

 僕は朗らか、とは言えないがさっぱりとした笑顔を浮かべていた。これは今の僕の偽らざる本心からの表情だ。それを示すことが一つの彼らへの決意表明だと信じて。

 怒られて当然、非難されて当然。こちらの非も認める、罰を望むならば甘んじてそれを受けよう。反省もしている。だが、――後悔だけはしていない。

 

「僕の望みは果たされた。そしてこの事件で永久的な障害を負った人は存在しない。僕は、僕は今度こそ誰かを救えたんだ。その結果に後悔はないよ」

「――はあ。皆はどう思う?」

 

 和人が深く息を吐いた。

 

「私は、記憶が戻るなら構わないけど! 何も相談してくれなくて怒ってるけどね! ――でも、」

 

 語尾に怒りを滲ませた里香。

 

「わ、私だってそうです! 仲間なんだから相談はするべきだと思いますっ! ――ですけど……」

 

 その童顔でふんすと怒りを表現する珪子。

 

「ああ、そうだな。これは後でしっかり説明してもらわないとな。だが、その前に」

 

 重く告げるアンドリュー。

 

「……記憶は、戻るんだよね? ――それでも後でちゃんと話は聴きます。けどまずは」

 

 不安気ながら気丈に振舞う明日奈。

 

「「「「おかえり!」」」」

 

 皆の顔には呆れたような、それでも確かな笑顔が浮かんでいた。

 それを見て僕の笑顔の質も柔らかいものになる。そして満面の笑みで返した。

 

「うん。――ただいま!」




 ARなのにVR適性で圧しきる主人公ェ。
 明日、次話投稿します。それでは。

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。