阿良々木月火は完璧な妹を目指したい   作:月日火

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どうも、恐らくこれを見ている人はいないでしょう
大変申し訳ない、遅れた事に関しては反省しかありません
これからも大分遅くなりますが、もしよろしければどうかお付き合い頂きたいです

さて、では猫の気まぐれな物語をご覧下さい
サイドは月火から


つばさファミリーその1

あの事件があってから、私達は学年を上がり私は中2に我等がお兄ちゃんは何やかんやで高校最後の生活を歩み始めた

1つ問題があるとするなら・・あの事件以降私とお兄ちゃんとの距離は少し遠のいたと思う、理由は不明、別段何かおかしな事が・・あったとも言えないけど、どうも私を警戒しているようなそんな気がしてならない

まぁ、別にあのお兄ちゃんの事だし直ぐに元に戻るだろう、そんなお兄ちゃんの事なんて放っておいて、この中学で付き合いたい女子ナンバーワンの可憐な月火ちゃんが気になるのは羽川さんの事、あれからはそんなに会う事も無かったが大丈夫なのかなと思う『知識』によれば、この後羽川さんは猫になる

比喩表現では無く、外面的に内面的に彼女は猫になる、その身の重さにたいきれなくなって、羽川翼という名の少女の外面はそれこそ猫が舐める前のようにひび割れそして・・・瓦解するのだろうか

別段、私は羽川さんとお兄ちゃんが付き合うのはまぁ・・良いかなとは思っているがお兄ちゃん然り、羽川さん然り彼らは明らかに異常だ

己の身を無視し、困ってる人がいればそれが怪異であれ人であれ助ける一種の献身でもあるような行動をとるお兄ちゃん

己を押し殺し、完璧で覆われていたが故に、瓦解したそれを自身で理解してしまった故に和製ジャンヌ・ダルク・・つまり献身の聖女とまで言われるまでの行動を起こしていた羽川さん

2人は違うようで明らかに似ている、1つの尻尾が2つに分かれているかのように彼らは異常だ

私はそれが心配でならない、私も何処か異常である事を自覚してあるが、あの2人は一線を越している

仮にこの2人が付き合い、寄り添っていけば・・これは私の一方的な考えであるが恐らくほんの僅かの時間だけになると思う、お兄ちゃんはひたぎさんの様な道標となる人がいて初めて人間になると私は思っている

 

だから私は否定する、お兄ちゃんが抱いた好意を性欲と勘違いさせる

友人が抱いた初恋を・・私の手で

 

さて!それじゃあお兄ちゃんのベットの下にあったアレな本のヒロインの起こし方で起こしてあげますか!いや〜私たら本当に献身的だよね!

 

 

「ほら、起きなさい暦・・起きないと・・その頬に口付けするわよ?」

 

「それとも・・ここであの後の続きでも・・する?」

 

えーと確か・・この後に口を耳に近づいて・・

 

「ねぇ・・暦?」

 

 

「うわぁ!ってなんだEカップのお姉さんじゃなくて推定Bの妹じゃねぇかって、なぜ僕の禁書の内容を知っている!」

 

「いや、普通にベットにあったしそれよりもお兄ちゃん?Bとはいかな事かな?かな?」

 

「事実だろ、で何しに来たんだ月火」

 

「嫌?別に火憐ちゃんと私が頑張って起こしたのにまた寝始めた不届きなお兄ちゃんを二度手間だけど、本当に苦渋の選択だったけど起こしにきたんだよ」

 

「それはどうも、ってあれ火憐は?」

 

「はい?」

 

「嫌だから、あの僕より身長が高いデーハーのジャージ女は何処だって聞いてんの」

 

「火憐ちゃんはジョギング、ゴールデンウィークの始まりだとか何とかいって走っていったよ、どうやら火憐ちゃんってばゴールデンウィークと五輪をごっちゃにしてるみたいでさ」

 

「一文字しかあってないものをまぁ間違えられるよ、あいつこそ真の馬鹿だと思うよあの妹は」

「それに関しては否定できないね」

 

「というか話は変わるんだが」

 

「急だね、罰として次のお兄ちゃんの話がつまらないものだったらそのハベルをヤンデレか禁書か悩んでいた時に持ってきたバールで・・・こう!」

 

「怖ぇよ!僕とお前の話にはそんな命の危機があんのかよ!」

 

「まぁまぁ、冗談は置いておいて何?」

 

「割と冗談に聞こえなかったんだが・・まぁ良い、月火お前ってさ恋愛相談ってやってるんだよな?」

 

「うん、正確には『月火の部屋』なんだけどもね、現在52組のリア充を生成する事に成功してるよ」

 

「多方面から怒られそうな名前だな!後リア充言うな!そして多いな!あぁ!突っ込みどころが多すぎる!」

 

「それで、お兄ちゃんはこのリア充生成少女こと月火ちゃんにどんな相談をするのかな?」

 

「あ〜まぁ実際には恋の話・・っていうか恋の様な何かの話なんだが」

 

「・・ふーん?へぇー?お兄ちゃんが?あの、「友達は作らない人間強度が下がるから」とか中2の私のびっくりな発言をしたお兄ちゃんが・・?」

 

「うるさいな・・それでだ僕のが気になっている女子を仮にHさんとしよう」

 

「ふんふん、それで」

 

「そのHさんの胸部を見てるとだな?」

 

「ふんふん・・・え?」

 

「なんかこう、胸が締め付けられるっていうか・・苦しいっていうか?」

 

「・・・」

 

「なぁ月火、これって恋なのかな?」

 

「違う、違うよお兄ちゃんそれは恋じゃないよ!絶対的に私の胸を掛けても良いぐらいに違うよ!」

 

「じゃなんだっていうんだよ」

 

「性欲」

 

「性欲」

 

「うん、お兄ちゃんの気持ちは正直その子の胸を揉みしだきたいっていう欲望の表れでしかないよ」

 

「そうか・・・」

 

なんか・・・色々と考えてた私が馬鹿の様だ・・なんだこの変態お兄ちゃん・・って!どさくさに紛れて私の胸を揉むとするな!全くもうだよ!全く!

 




「火憐だぜ!」
「月火だよ!」
「「2人合わせてファイヤーシスターズ!」」
「いやー皆こんなに遅れてしまって申し訳ないんだぜ!」
「それもこれも全部作者のせいだからね、本当に屑だね」
「全くだぜ!」
「全くだよ!」
「さて、話は変わるけども・・最近日が落ちるのも随分早くなったじゃん?」
「そうだね」
「つまりそれは・・」
「それは?」
「冬になれば人類の体感速度も上がるって事にならないかな!」
「残念ながらそれは個人差があるからなんとも言えないけど、無いと思うよ」
「そっかー!それは残念だぜ!」

「「次回!つばさファミリーその2!」」

「これからも遅れるかもだけど宜しくな!」
「これからも月火ちゃんの応援宜しく!」


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