ルイズが魔術王を呼ぶ、ただそれだけのお話

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最初に言っておきます。
続きません。
というのも自分がゼロ魔の原作をアニメ(一期のみ)しか見たことないので終わらせられる自信がないからです。

誰か代わりに書いて欲しい


『ゼロ』から始まる神話の物語

ここはハルケギニアという異世界。トリステイン王国、トリステイン魔法学院。

 

――ドオォォォォォン!!!

 

澄みきった青空、どこまでも広がる美しい野原。遠くに見える城のような建造物と相まって、いっそ幻想的とさえ言える草原に、響く爆発音

 

「はぁっ…はぁっ…!」

 

爆煙が舞う中、ピンクブロンドの美しい髪を持つ少女がいた。彼女は、ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。この国、トリステインにおいて知らぬ者はいないほどの名門、ラ・ヴァリエール家の娘の一人だ。彼女が試みているのは、サモン・サーヴァントと呼ばれる召喚魔法だ。この世界ハルケギニアには魔法がある。そして魔法を扱う者たちはメイジと呼ばれている。

メイジたちは同時に貴族でもあり、生まれながらにして権力と絶大な力の両方が約束されている。しかし、生まれてすぐ魔法が使えるわけではない。然るべき教えを受けて初めて一人前のメイジ、ひいては貴族と認められるのだ。そしてその魔法を学ぶ場が、トリステイン魔法学院。ここで様々なメイジたちが、魔法と貴族とはなんたるかについて学ぶのだ

 

そして、ここトリステイン学院で今行われているのはサモン・サーヴァント、使い魔召喚の儀式と言われるものだ。

ここでメイジたちは、生涯を共にするパートナーを呼び出すのだ。本来であればすぐに呼び出せる簡単な儀式なのだが...

 

(なんで!?どうして上手くいかないのよ!?)

 

ルイズは未だに使い魔を呼び出せないでいた。このサモン・サーバントというのはメイジであれば誰でも出来る非常に簡単なものでなのだが

 

「ミス・ヴァリエール…もうこれ以上は…」

 

頭が大分寂しくなっている引率教師がルイズを止めようとする

 

「ミスタ・コルベール!あと一回…あと一回だけチャンスを下さい!!」

 

ルイズはこのサモン・サーバントを何度も失敗していた。しかし、ルイズの瞳に諦めは無かった

 

「.......分かりました。もう一度だけ、機会を与えます」

 

「ッ!...ありがとうございます!」

 

コルベールは許可した

既に両手では数えきれないほどの失敗を重ねたルイズに最後のチャンスを与えたのだ。彼女のもつ可能性を信じて

 

(これで成功させる…絶対に…!!)

 

なぜ、彼女がここまで儀式に執念を燃やしているのか。それは

 

「もうやめとけよ!『ゼロ』のルイズ!どうせまた失敗するのがオチだぞ?」

「諦めろよ!『ゼロ』のルイズ!」

 

周りの生徒たちによる侮蔑と嘲笑。これは別に今始まったことではない。彼女、ルイズが魔法を使えたことはないのだ。何度やっても爆発を引き起こし、そして付いたアダ名が魔法の使えない『ゼロ』のルイズ。今まで散々言われてきた、彼女の蔑称

 

ー彼らを見返したい

 

そして

 

(私は...私は『ゼロ』なんかじゃない!)

 

その時、ルイズの頭に痛みがはしる

 

(〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜ッ!!!!)

 

その痛みは声に表せないほどの痛み。だが、彼女は耐えるすると、彼女の頭にはある詠唱が頭の中に入っていき、ルイズは無意識のうちにその詠唱を始めた

 

 

 

 

素に銀と鉄。 礎に石と契約の大公

 

 

 

降り立つ風には壁を。 四方の門は閉じ、王冠より出で、王国に至る三叉路は循環せよ

 

 

 

閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)閉じよ(みたせ)

 

 

繰り返すつどに五度。ただ、満たされる刻を破却する

 

 

告げる

 

 

 

汝の身は我が下に、我が命運は汝の剣に

 

 

 

神祖の寄るべに従い、この意、この理に従うならば応えよ

 

 

 

誓いを此処に

 

 

 

我は常世総ての善と成る者

 

 

 

我は常世総ての悪を敷く者

 

 

 

汝三大の言霊を纏う七天

 

 

 

異界より来たれ、天秤の守り手よ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、これまでにない程の大爆発がおこった

 

 

 

その場にいる全員が身を屈める程の強烈な爆風。その場にいた者達はみんな屈みこむなか、ルイズはガクリと膝から崩れ落ち、高々と上がる爆煙を眺めていた。その時

 

「痛ッ!」

 

彼女の手の甲にまるで焼きごてを押されたかのような痛みがはしり、見てみると自分の手の甲にルーンのようなものが刻まれていた

そして、爆煙の中に、うっすらと何かが見えた

 

コルベールだけではない、他の生徒達もその存在に気がつき始めた。もちろんルイズ本人もだ。やがて爆煙が晴れ、爆煙の中にいた者の姿がはっきり見えるようになった

 

「……ひ、人?」

 

クラスの誰かがそうつぶやく。そう、召喚されたのは人だ。だが、ただの人ではない。

 

豪華絢爛な服を着込み、指には十個の指輪をはめた、白髪で褐色肌の男がそこにいた

 

 

 

 

 

 

 

 

〜〜〜〜〜

 

 

 

なんでボクはここに居るんだ?ボクは確かにあの時自分自身の手によってその生涯を終えたはずなのに

 

「いや」

 

なんでここに居るのか、その理由は分かっている

 

「君がボクを呼んだんだね」

「え、あ、あなた、だれよ」

「あぁ、自己紹介がまだだったね」

 

「サーヴァント、キャスター。ソロモン。君に呼ばれて参上した。問おう、君が、ボクのマスターかい?」

 

そう言ってソロモンは手を差し出す。ルイズはその手を少しの間見つめると

 

「ルイズ・フランソワーズ・ル・ブラン・ド・ラ・ヴァリエール。そう、私があなたのマスターよ」

 

ルイズはその手をしっかりとにぎりしめた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これはかつて『ゼロ』と呼ばれた少女と異世界で魔術王と呼ばれた男の、二人による『ゼロ』から始まる新たな神話の物語だ

 

 

 

 

 

 

 

 




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