とある無力の幻想郷~紅魔館の佐天さん~   作:王・オブ・王

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 そして、翌日。

 私、佐天涙子は不良さながら、夜中に出歩くこととした。

 この無遅刻で無欠席の皆勤賞で、授業中は模範生とも言える私が……いや、裏道とおって絡まれたり都市伝説ハンターとして名を馳せておきながら何言ってんだって話なんですけどね、はい。

 まぁともかく、私がこうして夜中に外に出た理由は白井さんの杞憂である御坂さんの問題を解決するためだ。

 なにかを探しているのか、何かをしているのか、まぁどちらにしろ見ているだけで良いならそれでいいけれど、最悪は介入の事態も考えて、特性ジャケットの内ポケット以外にも、足につけたポーチなんかにもナイフを入れて、いつもより多めの装備をしていく。

 

 さて、問題としてはまず御坂さんを探すところからはじめなきゃいけないわけだけど……そこは私の情報網にさえ引っかかれば……。

 さっそく電話来たし。

 

「もしもし、浜面さんですか?」

『例のお前から探してくれって頼まれた超電磁砲(レールガン)だけどよ、なんかどっかの研究所に入っていったらしいぞ』

「研究所、ですか?」

 

 テレスティーナをふと思い出して、首を横に振る。

 あいつは捕まったし、それに関連していた施設はそれなりに調査されただろうし、ならなんで今更研究所なんかに用があるのか?

 それはたぶん、新しい事件があるんだろう。

 前も木山先生と御坂さんは研究所で遭遇したりもあったらしいし……。

 

『あぁ、とりあえずうちの奴が場所送ってくれたから今から送る』

「ありがとうございます。この借りはそのうち返しますんで」

『期待しないで待ってるよ、てかなんでお前みたいな中坊の頼みを……』

「いざとなったら助けますから!」

『ガキが良く言うぜ』

 

 笑って言う浜面さんの声に、笑って返すと電話を切る。

 数分もせずに私の携帯端末にメールが送られてきて、場所を確認すれば私の今いる場所からそれほど離れていない場所だった。

 走れば五分というところ……私は走ってその研究所へと向かう。

 

 

 

 研究所という時点で御坂さんの目標である何かが団体であることは間違いない。

 敵なのか、それとも別の何かなのか……そもそも御坂さんがどうして夜な夜なそこへ向かう必要があるのか、私は考えながらも人気がまったくない研究所の外堀を上って中に入る。

 これで御坂さんが入って来てなかったら無駄足だなと思いながら、まったく人がいないことを外から確認してから正規のルートで研究所へと入る。

 それにしても大きい研究所、中は冷たい鉄でできていて、そんな通路を通って私は大きく開けた場所へと出た。

 開けたといってもいろんな機材があるのだけれど、私はそれよりこの現状に口がふさがらなくなっている。

 

「な、なんじゃこりゃぁぁぁっ!?」

 

 中は火の手が上がっているところや、なにかが爆発した後なんて場所もある。

 間違いなくここで戦闘があったのは間違いないだろう。

 爆発の後やら周囲を見てわかることは敵は爆弾使いで、白い導火線を使っている。爆弾はそこらに落ちているボロボロの人形なんだとも思う。

 御坂さんがやられるなんてことはまずないと言っていいだろうけれど、とりあえず私は走って爆発の後を追う。

 

 間違いなくこの先に御坂さんはいるだろう。そして敵もいる。

 

 走っていると、崩れた階段が見えた。

 地面に刺さっている鉄骨を見てから、壁を蹴って鉄骨の先に立つ。そこから跳んで次に大きい鉄骨に飛び移るとその要領で階段の上へと登って次の階層へとたどり着く。

 

「なんだ、通路あったんじゃん」

 

 横の通路を見て小さな声でつぶやいた。

 私はゆっくりと大きな部屋の内部を除くと、そこには金髪の少女と御坂さんを視界に映す。

 

「結局、追いつめてたと思ってた方が追いつめられてたってよくあるわけ、足元見てみなさいよ」

 

 金髪の少女がそう言うのを聞いて、私は御坂さんの足元を見る。

 そこには先ほどの導火線らしきものが張り巡らされていて、私の予想通りそれは導火線と見て間違いないのだろうけれど、ただ周囲に爆弾が無いのが気になった。

 御坂さんの真上の柱が導火線を使って切られるのを見て、そういう使い方もあるのかと楽観的に見るも、一秒もすればその楽観的な考えと黙ってみていようという考えが遮られる。

 

「ッ!」

 

 柱の中から出てきた大量の爆弾らしき人形。

 私はそこから跳び出して足に付けたポーチからナイフを取り出して投擲する。私が投擲したナイフは真っ直ぐ人形を串刺しにして、少女の方へと落ちる。

 突然の攻撃に驚愕した表情で私の方を見る金髪の少女と御坂さん。

 

「なっ、なんでこんなとこに!?」

「心配してきてみればなんですか、これっ!」

 

 私は御坂さんの隣に立って金髪の少女の方を見ながら、足のポーチからナイフを取り出す。

 だけれど投擲した本数のせいでもう両手に挟んだ六本がポーチの中の最後、結局追加武装も意味をなさなかったわけだけれど、一体どんな能力を持った相手なんだろう?

 場合によっては、私の生死が関わってくる。

 

「二人とか聞いてないってわけよ! 終わったぁ、もう終わったぁぁぁぁっ!」

 

「へ?」

 

 突然大声を上げて頭を抱え、うずくまる金髪の少女。

 あっけない幕切れだなぁなんて思いながらも私が武装を解除しようとしたその時―――。

 

「……なーんつって!」

 

 少女が手元に何らかのツールを持って振るう。

 そのツールが白い導火線に触れた瞬間、火花を散らして導火線は床を焼き切り私たちの方へと奔る。

 私がとりこぼした人形は、ない!

 けれど私が動揺している隙に蹴られた人形がこちらへと転がって来ていた。

 

「話し合いなんて考えちゃダメね、やっぱ」

 

 ひどく冷たい御坂さんの声が聞こえてきた途端、私たちのいる地面が持ち上がる。

 十中八九御坂さんの力だろうけれど、周囲が金属という状況が御坂さんにとっていかに有利かわかるってわけですよ。

 ともかく、出てきちゃったからには私はどうするかと考えるわけで。

 

「ていうかなんでこんなとこにいんのよ!」

「それはこっちのセリフですよ、みんなに散々心配かけて―――ってそれは良いですけど、ともかく御坂さんはどういうつもりで研究所に入ってきたり?」

「……それは、言えない」

 

 御坂さんが少しうつむいてそう言う。

 深く聞こうにも、あまりこうして話している暇も無いだろう。

 そして、御坂さんが私たちに対してひどいことをするなんて想像もできないし、あの正義感が強い御坂さんが間違ったことをするとも思えなかった。

 だから今回は、事情は聞かないでおこう。

 

 あの日、御坂さんは『みんなのことが見えている』と言った。

 確かにそれを意識して見えているにも関わらず私たちに協力の要請もできずに私たちに頼ることもできなかったということだ。

 つまり、これは私たちじゃとてもじゃないけど対処できないと思った。

 

 なら今は何も聞かないでおく……もちろん後で色々聞くけど、今は聞かない。

 

「それに、敵もいるしなぁ……こうなったら付き合わせてくださいよ!」

「もぉ! 行くわよ!」

「了解!」

 

 ちゃっかり、御坂さんとこうして組んで戦うのは初めてじゃないかなーと思う。

 幻想猛獣との戦いじゃまるで役に立たなかったし作戦らしい作戦も立てられなかった。

 テレスティーナの時は私と御坂さんが順番で戦ったような感じだし、やっぱこうしていると御坂さんに頼られるぐらいにはなったのかなって、ちょっとは嬉しくなる。

 ともかく、私は御坂さんと走って持ち上げた床を足場に跳ぶ。御坂さんより素早く、私は少女の前に着地した。

 

「呑気に話なんかしてるから、私に準備させちゃうのよね!」

 

 少女がスカートを叩くと、中から手榴弾のようなものが落ちる。

 

「ッ!」

 

 私は右手のナイフ三本を投擲してその手榴弾に当てて自分から遠ざけた―――けど、次瞬間、輝きと共に激しい音がして私と御坂さんの視覚と聴覚を一時的に奪う。

 

 ―――スタン・グレネード!?

 

 けれど、それは判断ミス。私にしろ御坂さんにしろこれに対する対抗策は持っている。

 まともな手榴弾だったら私を負傷させられただろうけれど……。

 私は眼帯を外してポケットに入れると、健在なその紅い目で少女を視界にとらえる。

 

「ッ!?」

 

 少女が手投げミサイルで私たちを狙ったのはわかったけれど、真っ直ぐじゃなくて囲むように向かってくるミサイルなら私は少女に向かって真っ直ぐ走ることで回避できた。

 背後で爆発が起きてバランスを崩しそうになるけれどそれを加速に使って走る。

 なにかを言っているけれど、どうせ『見殺し!?』とかだろう。

 私はこれでも御坂さんの戦いを間近で見てきたし、それなりに御坂さんの力を知っているつもりだ。

 

 ジャケットからサバイバルナイフを右手に取ると少女に向かってそれを振るう。

 

「わわっ!?」

 

 横に避けた少女が私からさらに距離を取る。

 

「でも、あのエレクトロマスターは倒したし結局ギャラは私のものってわけ……よ?」

 

 私の隣に、御坂さんが降り立つ。

 

「エレクトロマスターについてよく勉強してるみたいだけど、私ぐらいになると電磁波で空間把握ができるのよ」

 

 やっぱすっげー。

 なんて思いながら、私は御坂さんへの憧れは無いことはないけれどもここまでになりたいとも思ってないなと頷く。

 これほどの力、突然手に入れたら私はそれを正しく使いこなせる自信がない。

 だから、最近はレベル5という人間がどれだけすごいか良くわかる。

 

「おっと、下手に動かない方が良いわよ。もうそろそろ目も見えてきたし、まぁなんにせよこの距離なら電撃の方が早い」

 

 御坂さんの言うとおり、私の右目も光を取り戻してきたというか平常になってきた。

 私もしっかりと見えるようになると、少女が振り返って涙目で私たちを見る。

 

「今更泣き落としをしようったってそうはいかな―――」

「ミジィ……」

 

 ―――へ?

 

 私と御坂さんが間抜けな声を出して固まる。

 突然何語わからない言葉を話出す少女を前に私と御坂さんは固まってしまい、私は言語ったって英語の日常会話がなんとか話せるぐらいなので御坂さんに助けを求める視線を送ってみたけど御坂さんも少女の言葉はわかっていないようで混乱していた。

 

 ―――あれ、でもさっき日本語で……?

 

「んな言語、ねぇっつーの!」

 

 突如、少女が投げたなんらかのビン。

 御坂さんがそれを迎撃するように雷を放つと、ビンが大きな爆発を起こして中の白いなにかがあふれ出す。

 ビンの破片がこちらに飛んでくることは無かったけれどなかなかに爆発は大きい

 

「なにこれ、白い粉、煙、スモーク?」

 

 周囲に白い煙が広がり、そこらじゅうから白い煙が部屋へと入ってくる。

 なんらかの細工がしてあるのだろうと思いながら周囲を見るけれどそれらしい様子もなく、少女は私たちから少し遠ざかってパイプにつながれたバルブを操作していた。

 

「学園都市特性の気体爆薬、イグニス……吸っても害は無いけれどさっきのビンであの威力、いわばこの部屋は、巨大な爆弾ってわけよ」

 

 爆薬がそこらじゅうにある状態、つまり少しの火花や火種が命取りになる。

 

「もし電気なんて出したらどうなるか、じゃあゆっくりやらせてもらおうかな!」

 

 少女が突如飛び出して私の隣の御坂さんを蹴り飛ばす。

 手元のナイフを振るおうと思ったが、私の思考で状況を考えて止まる。

 

「ナイフが壁やあたしのアクセサリにぶつかったりしたら、結局みんなおしまいってわけよ!」

 

 私は少女の攻撃をなんとか避けながらナイフをジャケットにしまう。

 見やすい攻撃だけれど摩擦を出さないように気を付けて回避していると、どうにも動きがにぶる。

 踏込での摩擦なんかをまったく恐れていない動き。

 

「自殺志願者を見るような目ね、こっちは暗部で仕事してんの、死ぬのが怖くてやってられるかってのよ!」

 

 蹴りが入って吹き飛ぶ私はすぐに受け身を取って体勢を整える。

 そんな私へと駆け寄る御坂さん。

 

「たぶん、ここは私じゃどうしようもない……」

 

 珍しく気弱な御坂さんに、私は疑問を覚えた。

 

「信じてるわよ」

 

 不敵に笑う御坂さんに、私は苦笑で返す以外に選択肢が思い浮かばなかった。

 しょうがないよね、信じられちゃったら、任されちゃったら、本気でやらないと失礼ってもんだよ。

 だから私は、ゆっくりと拳を構えた。

 

「信じられましたよ」

「ナイフも使えないでどうすんの、結局あたしの一人勝ちってわけよね!」

「どうでしょうか?」

 

 私は放たれる蹴りを受け流して拳を振るう。

 腹部に当たる寸前で少女は地面を蹴って無理な体勢で後ろに下がる。

 下がると同時に体勢を崩したところを、私は距離をつめて蹴りを打つ。両手で防ぐ少女だけれど、私の蹴りの方が威力は高く背後に下がることになった。

 今度は少女の方が、私を自殺志願者を見るような目で見てくる。

 

「今の動きは貴女がやった動きと変わらない……だから、これじゃ爆発はしない」

「な、あたしの動きを全部見切って、コピーして攻撃って人間業!?」

「まぁ、師匠が優秀だったもんで」

 

 私は不敵に笑って今度はこちらが攻勢とばかりに連続攻撃をしかけた。

 けれどさすがに直撃するわけでもなく攻撃は防御されてばかり……でも、避けられているわけじゃないってわけだ!

 連続攻撃をガードしていく少女、まぁ私より年上な感じするけどね。

 

「シュッ!」

「うわわっ!」

 

 私の蹴りを避ける少女、一瞬できた隙を見て私は跳んでから少女の背後に回り込んでナイフを取り出してから少女の首元に背後から突き付ける。

 これで、決まったも当然だね。

 御坂さんに笑いかけると、御坂さんも笑って私たちに近づいてくる。

 すると、少女が笑った。

 

「ハハッ、こうしてると感慨深いものが無い?」

「ん、どういうことです?」

 

 私の質問に、少女が顔を私の方に少し向けて笑う。

 

「あたしは結局、あんたたちに“殺される”ために生まれてきたわけよね」

「ッ!」

 

 私と御坂さんが、隠すこともできず動揺を見せてしまう。

 それをしっかりとわかってか、少女は私の腕を掴んでから私を投げ飛ばす。

 その気になれば手元のナイフで彼女を“殺す”ことも可能だったけれど、私はそれができなかった。

 こんなことなら魔法コーティング済みのナイフを、持って来れば良かったなぁと思う。

 

 私が背負い投げされて、そのまま正面の御坂さんにぶつかって二人で倒れると、少女のスカートから勢いのまま飛び出る先ほどの火をつけるツール。

 それが地面にぶつかる瞬間、私は『死ぬのかなぁ』なんて達観して思ってしまった。

 走馬灯は見えないで、そのままツールは地面にぶつかって導火線に火をつける。

 

 ついた火は少女の方へと走ったが少女は飛び跳ねると転がって頭を壁にぶつけた。

 

「痛~! あやうく自分の下半身吹き飛ばすとこだったわけよ!」

 

 その言葉を聞いて、私と御坂さんは笑いながら立ち上がる。

 

「あぁ~結局、なんだかくだらないハッタリに引っかかってたみたいよ私たち?」

「ですねー、結局ですか?」

「あはは、伝染っちゃったのかしら?」

 

 笑う私と御坂さんに合わせて、少女も笑う。

 そこで少しだけ間が空いて、御坂さんが電撃を少女に食らわせた。

 そしてしびれている少女に手を向けて、御坂さんは冷たい表情と冷たい目で少女のことを見下ろす。

 

「で、計画について知っている情報、洗いざらいはきなさい?」

「計画?」

「佐天さんは知らなくていいことだから」

 

 ―――なっ!?

 

「またですか御坂さん!」

「今回はそういうことじゃないの! ともかく、今回は……」

 

 苦々しい表情をする御坂さんに、私はどんな言葉をかけて良いのかもわからないでいた。

 

「計画を主導している面子は? あんたを雇ったのは?」

 

 顔を逸らす少女に、御坂さんは手を伸ばして白井さんにやるのとは程が違うほどの電撃を放つ。

 その電撃が少女の目の前の地面を焦がすがそれにしても、レベル5とはここまですさまじいのかと感動すら覚える。

 

 ―――正直、レベル5を相手にするとか絶対にごめんだね!

 

「黒焦げになりたくなかったら、3秒以内に答えなさい……3」

 

 少女が涙目で何かを訴えようとしているに気づいてそれに疑問を覚えた。

 言おうとしている様子なのになんで言えないんだろうかと、その手の魔術にでもかかっているのかと……だけどたぶん違う。

 

「2……」

 

 この子がこうなっている理由はほかのあるはずだ。いま現在離せない理由、すなわち口が動かない?

 いや、口は動いているから舌……電撃?

 

「1」

「ちょ、ストップです御坂さん!」

 

 私がストップをかけるとため息をつく。

 

「仲間は売れないってわけね、まぁそういうの嫌いじゃないけ―――」

 

 なんか勘違いをしている私より電撃について詳しいはずのエレクトロマスターさんが何かを話そうとした瞬間、なんらかの気配がして私は御坂さんと共にその場から飛び退く。

 私たちと、少女を別れさせる緑色の(ビーム)

 着地した私たちはビームの着弾点から起こる爆発に少し驚きながらも飛んできた方向を見る。

 

「あんま静かだから、てっきりやられちゃったと思ったけど?」

 

 そこには、20代ぐらいのお姉さんが立っていた。

 ゆるふわカールのおしゃれな女の人は、今さっき極太ビームを放った本人のようには思えないけど、それはともかくとして今のが能力だったらかなり洒落にならない。

 嬉しそうにしている少女を見れば、その女の人が少女の仲間であることは間違いなく、女の人の背後にいる黒髪ショートでジャージを着ている女の人も仲間だろう。

 ビームを撃ったであろう女性が好戦的な笑みを浮かべる。

 

「危機一髪だったみたいねぇ―――フレンダ?」

 

 

 

 




あとがき↓  ※あまり物語の余韻を壊したくない方などは見ない方が良いです。















みなさんお待ちかね(?)むぎのんの出番でござる!
やったねむぎのん、出番が増えるよ!
とりあえず今回はフレンダとの戦闘を、こうしてガッツリ学園都市の裏に足を突っ込みかける佐天さん、これからさらに波乱の日常間違いなしで、新たな出会いだらけですな
次回はモア、最愛ちゃんを除いたアイテムとの戦闘にて、二人がどう立ち回るのか!

お楽しみいただければまさに僥倖!

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