憐憫の獣、再び   作:逆真
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なんかややこしいことをして申し訳ないんですが、拙作における世界線『E』とは、ハイスクールD×Dの作中で語られている世界『E×E(エヴィー・エトゥルデ)』のことであって、エクストラやエクステラじゃないんですよ。あれらはざっくり『F』の扱いなので。


裏切り者

 私――塔城小猫は悶々とした気分で二学期を迎えました。

 原因は黒歌姉様だ。仙術をコントロールできず、力に飲まれ暴走して主人の悪魔を殺し、SS級はぐれ悪魔となった黒歌姉様。姉様のせいで、私は辛い思いをしました。

 姉様と同じように暴走する前に、殺した方がいい。そんな風に言われ続けて、ずっと怖かった。サーゼクス様が庇ってくれず、部長が私を眷属にしてくれなかったらどうなっていたか……。

 だから姉様には会いたくなんてなかった。パーティーの会場で姉様の使い魔らしき黒猫を追いかけてしまったのは自分でも失敗だと思っています。

 だけど、あの時の姉様は様子がおかしかったように思います。力に飲まれているのだからおかしくない方がおかしいのかもしれませんが……。何というか、私を本気で心配してくれていた。記憶の中の姉様なら心配事があっても軽い調子で誤魔化そうとするはずなのに、そんな余裕もないくらいに焦っていた。

 姉様はどこにいるのだろう。姉様は何を考えているのだろう。姉様のあの時の言葉は、一体どういう意味があるのだろう。姉様はソロモンの復活を知っていたのだろうか。だとすると納得がいくけど、あの時、姉様は魔神柱や獅子王のことは口にしても、魔術王の名前は口にしなかった。魔神柱や獅子王はソロモンの仲間なのに、それらを個別に脅威とするには考えにくいけど……。結局、私はもう一度姉様に会うしかなさそうだ。

 そんな風に日々を過ごしていると、日本で開催される多神話会談が間近に迫ってきた。会談と言っても、ほとんどキングゥの正体が公開されるだけなんでしょう。

 京都の妖怪勢力の下に突如として出現した謎の存在キングゥ。その強さ故に、彼は京都に手厚く迎え入れられた。微妙にシンパシーを感じるのは身勝手でしょうか。直接会ったことはありませんが、アザゼル先生曰く彼は静かに過ごしたいらしい。なのに、世界は放っておいてくれない。……それほどまでに強いんでしょうか。アザゼル先生は二度キングゥに出会っているけど、一度目と二度目では彼のことを語る態度が違った。堕天使の総督が恐れるほどのゴーレム(?)がどこから現れたのか。ソロモンの復活が絡んだことで、世界中が注目している。

 ソロモンはサーゼクス様とアザゼル先生が倒したけど……魔神柱や獅子王は健在だ。魔神柱の正体はソロモンが絡んでいると見て間違いないけど、獅子王は不明だ。イッセー先輩の神器からドライグの魂を抜き取った存在。京都でサーゼクス様たちが対峙したらしいけど、なんとドライグと融合していたかもしれないという話だった。

 獅子王の話を聞いたとき、イッセー先輩はあまり驚きませんでした。予期していたのでしょうか。

 ある日の放課後、私たちオカルト研究部ことグレモリー眷属は部室に集まっていました。やや遅れて入室したイッセー先輩が席につくと、部長が口を開きます。

「皆、もうすぐ世界神話会談よ。私たちもその会談の警護につくことになったわ。キングゥが魔神柱の正体を明かす以上、奴らはそれを阻止するために必ず会談を襲撃するでしょうね。でも、そんなことは許されない」

 魔神柱と獅子王への警戒から、おそらくは各勢力から最高峰の戦力が警護することになる世界神話会談。特に、聖書の勢力は力を入れている。

「お兄様やアザゼルは会談に出席するけど、お兄様の眷属が警護につくことになったわ。大物は彼らに任せるしかないけど、私たちは私たちに倒せる敵を倒しましょう。……本当はお兄様だって総司の仇を討ちたいはずなのに」

 悪魔はサーゼクス様の『騎士』沖田総司さんを、堕天使は最高幹部であるバラキエルとサハリエルを失った。どちらもソロモンの仕業だ。私情もあるだろうが、客観的に見ても戦力の大きな喪失だ。教会も春から断続的に起きている襲撃のせいでエクソシストの戦力が減少している。

 神の死の開示により、聖書の勢力の立場は危うい。出し惜しみをするよりも、ここでソロモンの残党を根絶やしにしたいのだろう。戦力を示して他勢力に圧力をかける狙いもあるようだけど。

 魔王眷属の方々や堕天使の幹部だけではなく、セラフォルー・レヴィアタン様も警護の側につくかもしれないという話を生徒会のシトリー眷属から聞きました。魔王様が出てくださるなら安心です。『皇帝』ディハウザー・ベリアルも出るという噂も聞くけど……。天界サイドからは熾天使や最強のエクソシストと名高いデュリオ・ジェズアルドも出陣するらしい。

 ここまで大それた面子だと、私たちなんて悪目立ちしてしまう。若手では天才だとしても、部長はまだ未熟な悪魔だ。今回の戦いで活躍できるのは、禁手に至った裕斗先輩と神滅具持ちのイッセー先輩くらいだろう。……私も強くならないといけないのに。あの力を、猫又の力を使わないといけないのに。

「それから、これは極秘なんだけど……ソロモンの指輪についてよ」

 ソロモンの指輪。それは聖書にとって聖櫃や聖槍に匹敵するほどの聖遺物。イスラエルの最盛期を築いた男が、神から授かった最高の叡智。

「私もお兄様からの又聞きになっちゃうんだけど、天界曰く、保管されていた指輪は十個すべてが偽物だったらしいの」
「ゆ、指輪がすべて偽物だったんですか?」
「ええ」

 大仰に頷く部長だけど、それはとんでもない話だった。

 ソロモンの指輪ほどの秘宝が行方不明。歴史的価値もあるが、それ以上に。伝説ではあれは叡智の結晶、悪魔を支配できる至宝と言われているが、実際はそれどころじゃない。まさに、世界を塗り替えられる力を持つ常識外の兵器。これまでその力を使われなかったのは、使えるのがソロモンだけだったからだ。

 ソロモンにしか使えなかったが、テロリストの手にあるからあれだけの騒動になった。そして、九個もどこにあるのか不明となれば世界は恐慌に包まれてしまう。

「でも、ソロモンの残党が持っている可能性は低いわ。もしも持っているならばすぐに復活宣言と宣戦布告をするはずよ。それがないということは彼らの手に指輪はない。少なくとも、使える状態ではない。もっと言えば、世界のどこかに隠されたままの可能性が高いんじゃないかって」
「部長。ソロモンが大人しくしているという場合もあるのでは?」
「お兄様やアザゼルもそれは考えたみたいだけど……やっぱりソロモンの過激さから考えてその可能性は低いのよ。復活と同時に、旧魔王派を壊滅させるような男よ。一度殺された復讐として、アザゼルやお兄様のところに来るのが自然。どの道、会談の妨害に奴らが現れた時に明らかになるわ。頼りにしているわよ、皆」

 姉様も来るのでしょうか。もしもそうなら――

「さあ、私の可愛い下僕たち。ソロモンの残党を消し飛ばしてあげましょう!」






「まったく、リアスにも困ったものだ」

 リアス・グレモリーの婚約者、ライザー・フェニックスはフェニックス家の屋敷の中を歩きながら、本当に困ったようにそう零した。

「自分から世界神話会談の警護に名乗り出たらしい。本当ならこんな戦争一歩手前の事件に一介の成熟していない悪魔の意見など通らないが……サーゼクス様が無理を通したらしい。何が起こるか分からないというのに。婚約者としては冷や汗ものだな。俺には命令も許可も出ないんだから」

 ライザーは成人しており、すでに何度もレーティングゲームを経験している。現時点では勝ち星が多く、負けた戦いは家同士の関係を考慮した八百長試合だ。もっとも、それだけだ。ゲームのプロというだけで、絶対的な力などライザーにも眷属にもない。所詮、若造である彼は才児止まりだ。

「革命軍の英雄であられるサーゼクス様の妹ですもの。血気盛んなのは血筋ではありませんか?」

 その隣を歩くのは、ライザーの妹であり『僧侶』のレイヴェル・フェニックスだ。

「そうそう、レイヴェル。おまえに縁談の話が来ているらしいぞ。近々顔合わせらしいから心の準備だけはしておけ」
「……それ、初耳ですわ」
「だろうな。父上も俺を通さず、直接おまえに告げてくれればいいものを。俺も詳しい話は聞いていないが、相手は悪魔以外の勢力らしい。神の死が開示されたような時代だ。フェニックス家としても、コネを広げたいんだろうな」
「少しだけ、リアス様の気持ちがわかりましたわ」

 苦笑するライザーと不機嫌そうに眉をしかめるレイヴェル。

「まあ、相手が少しでも魅力的な殿方であることを祈りますわ。でも、ソロモンに関する騒動が一刻も早く終わらないと話は進みませんわね」
「それは、どうかな」
「何かおっしゃいました?」
「何も。じゃあ俺はチェスの上手い領民を待たせているんでね」
「お兄様も暇人ですわね。魔王様が忙しい時に無駄に時間があるなんて、大層な身分ですこと」

 呆れた雰囲気を隠しもせず、レイヴェルは兄とは分かれる。その背中を見つめながら、誰にも聞こえないように呟く。

「……いや、俺には、俺たちには時間なんてないんだよ、レイヴェル。おまえにだけは用意できたから、俺や兄貴たちの分まで生きてくれ」

 ライザーは自らの部屋に戻り、ドアノブに手をかけようとしたところで停止する。中の魔力に気付いたのだ。だが、侵入者に心当たりがあるライザーは重い溜め息を吐き出してから、扉を開ける。

 部屋の中央にはチェス盤が展開された机があり、そこに座っていたのは怪人だった。白を基調とした、物々しい姿の怪人。怪人はライザーの姿が部屋の主であるライザーが入ったとしても、ライザーの方を見ない。その顔はチェス盤に固定されたままだ。

「フェニックス。古の聖書に記された悪魔、七十二柱の一柱。不死身の肉体、治癒の涙、灼熱の炎。他の悪魔とは明確に一線を画す特異能力を持つが、真の特殊性は『フェニックス』の由来にある」

 雑音のような歪な声で、その怪人は語る。

「汝らの起源は、聖獣のフェニックスと同一のもの。そうでなければ、朱雀、火の鳥、鳳凰とは呼ばれない。如何に起源が同じであっても、聖獣であるフェニックスと汝ら悪魔であるフェネクスが同一視されることなど有り得ない。生来の悪魔ではないにも関わらず、汝らは『純血悪魔』だ。何故ならば、これもまた『真理』によって改竄された真実。汝らの初代は『真理』を利用し、悪魔に転じた。何故、弱点が増えるにも関わらず悪魔になったのか。答えは、命を絶やさぬためだ」

 ライザーは無言で怪人の前に座る。盤面は初期の状態から動いていない。

「聖獣としてのフェニックスだけでは、駄目だった。弱点が増えたとしても、種としての幅が必要だった。名を変え、種と交わり、『フェニックス』は広域に広がった。汝らの一族は自らの血を絶やさぬことに心血を注いでいる。不死身の身体など、その絶滅への対抗手段の一つに過ぎない。汝らの生き汚さは、人間さえも凌駕する」

 だからこそ、この怪人は――否、魔神は冥界焼却後の保険の一つとして、フェニックス家に交渉を持ち掛けた。自らと同じ名を冠しながら、対極の性質を持つこの者たちに。

「未だに魔王に我のことを話さぬということは、我との契約に応じるということで良いのだな? その意味を理解した上で」
「理解しているとも、フェニクス。俺は……我が家は冥界を差し出す。その代わりに、レイヴェルだけは見逃してくれる。そういう契約だろう?」
「そうだ。躊躇う意味も罪悪感を覚える必要もない。汝らの選択は正しい。汝の尊敬するレーティングゲームプレイヤー、『皇帝』も我らの共犯者なのだから」







「グシオンより疑問。この世界の人間に価値はあるのか。我らの行動は正しいのか」
「クロケルより回答。価値があるかどうかなど関係ない。正義や悪など興味はない。すべては我らの御名を取り戻すために。我らの理想を証明するために」
「フラウロスより紹介。アーシア・アルジェントが例題となる。価値がないのならば、これから得れば良いだけの話だ」
「ベリアルより提起。日本神話が主体となって開催される多神話会談の日程が決定された。そこでキングゥが情報を公表する予定だ。我々の世界のことも、この世界に露呈するだろう。阻止すべきか?」
「ボティスより推測。キングゥは我々のことを開示しないだろうが、異世界のことを知れば如何なる愚者でも我々の正体を察する。神々の受け取り方次第では、人理焼却に気づく者もいるだろう」
「アスモダイより主張。最早我らの存在を隠す必要もない。世界は此方のソロモンの復活で騒然としている。むしろ我々の正体が知られることで此方のソロモンとは無関係であることを神話勢力に関知させた方が都合が良い」
「オリアスより警戒。我々の人理焼却を知った場合、聖書以外の神話勢も我々を敵視するのではないか?」
「マルコシアスより反論。我々の行動による被害を受けているのは聖書の勢力のみ。各神話勢力が我々を危険視したとしても、聖書の勢力が滅ぶ過程を様子見する姿勢を取る可能性が高い」
「サブナックより転換。では、ヴァーリ・ルシファーはどうするか。あれが我々の計画の邪魔になる前に処分するべきではないか?」
「アスタロスより回顧。確か、オーフィスの『蛇』に飲まれたのだったか」
「アルビオンには我の特別な『蛇』を与えた。そのせいで、今の我は二天龍と同じくらい弱い」
「それ、本当は途方もなく強いはずなんだけどネ。まあ、『治療』で使い潰した分もあるし、そのくらいが妥当か」
「マレファレより推測。単純計算で、あの龍の力は統括局の領域に近づいている。現時点で処分しようとしても、此方が損害を受けるだけだ」
「オセより提案。あの珍生物の興味は『赤い龍』だ。白龍皇の本能が解放され、赤龍帝を倒すためだけに行動する。獅子王を打倒すれば此方の手間も省ける。無理に探索するよりも放置しよう」
「ゼパルより抗議。それでは――」
「黙れゼパル!」
「おまえに発言権はないと何度言ったら理解できる!」
「私のおかげで聖書の神の目論見が崩れたのだから、もう少し私の待遇を改善してくれても良いのではないか!?」
「ああ、そうだったな」
「実に不愉快だが、おまえの功績だ」
「心底認めたくないが、おまえがいなければ私たちは今も神に利用されていただろうな」
「感謝を述べさせてくれ。ありがとうございました、このゼパル!」
「おいどういう感情と意味を込めて私の名前を呼んだ!」
「最も人に近づきつつある魔神よ。覚えておくといい。発言には適切な時機というものがある。これを間違えば大きな損失となり未来で後悔するだろう」
「――そんなことより、以前お話した調査隊の手配はいつになったら終わるのですか? 新薬の開発は現場以外では最優先事項のはず。まして死の特効薬が作れるのです。一刻の猶予もないと何度言えばご理解いただけるのですか?」
「レラジェより解説。フローレンス・ナイチンゲールからの要請は、『悪魔の駒』の原材料である希少金属の発掘を目的とした調査隊の派遣である。目的地は、冥界の浮遊都市アグレアス」
「バルバトスより事例を総括。『悪魔の駒』を摘出した場合、その転生悪魔は元の種族に戻る。摘出後は駒の恩恵を失うため肉体が急激に疲労するが数日の安静にすれば回復する。死亡して転生した場合であっても、駒の摘出による死は確認されていない。ただし、摘出は何度もできるわけではない。一つの肉体に対して一度のみだ。二度目の摘出は魂が崩壊する。対して、二度目の悪魔転生は可能となる」
「シトリーより補足。『悪魔の駒』の特性は『あらゆる種族を悪魔に転生させる』、『各駒の特性を得る』の他に、『死者を復活させる』ことが挙げられる。つまり、悪魔の転生と駒の特性を無効化すれば実質的に死者蘇生のアイテムとなる。なお、魂の強度にもよるが、一つの肉体に使用できるのは一度だけだ」
「ハーゲンティより断定。この鉱物の複製は不可能だ。人間の世界にも流通している金属ならば我々の力でいくらでも錬成できる。特殊な魔術式が付与されているならば模倣できる。動植物ならば繁殖の手筈を整えよう。だが、これほど特殊な鉱物となると話は別だ。我々の世界にはなかった希少金属であるため、錬成も不可能である」
「ブエルより結論。現時点でアグレアスにどの程度目的の希少金属が埋蔵されているかは不明だが、『悪魔の駒』は悪魔の人口減少問題の解決の本命だ。埋蔵量は膨大と仮定される。都市内に侵入して発掘するよりも、島ごと強奪した方が効率的だ」
「アロケルより検討。転生悪魔の問題もある。冥界焼却前にアグレアスを強奪すべきか。我々と邪龍の一部の力ならば可能だが」
「件のキングゥが出るという多神話会談、利用させてもらおう」



久々の魔神柱会議(意訳)

グシオン「まさか曹操がアーチャーになる世界線があるなんて……。私たちのやっていることって正しいのかな」
クロケル「はあ? 価値とか意味とか関係ねえだろ」
フラウロス「アーシアみたいな例もあるから」
べリアス「キングゥに余計なこと言われる前に会談妨害しとく?」
ボティス「契約があるけど、異世界のことを知ればいくら馬鹿でも分かるだろうし」
アスモダイ「いや、どっちかと言えばこっちのソロモンと私たちが関係ないって知ってもらった方がいい」
オリアス「でも人理焼却を知られたらさすがに……」
マルコシアス「嫌われ者が痛い目を見ている間は他人事でしょ」
サブナック「ところで、ヴァーリどうすんの?」
アスタロト「『蛇』で強くなったんだっけ?」
オーフィス「ごめんなさい。私が弱くなるくらい強くした」
マレファレ「ぶっちゃけ処分するのもめんどい」
オセ「獅子王倒してくれたら御の字だし放置で」
ゼパル「でもそれだと――」
魔神柱一同「誰が喋っていいつった、この〇〇(ものすごい悪口)!」
ゼパル「(´・ω・`)」
???「最も人に近づきつつある魔神よ。覚えておくといい。発言には適切な時機というものがある。これを間違えば大きな損失となり未来で後悔するだろう。(多少空気を無視してでも、いまの主張は最後まで述べるべきだ)」
婦長「そんなことより人材と予算早く」
レラジェ「実は『悪魔の駒』を利用しようって話があるのよ」
バルバトス「これまでの『悪魔の駒』の事例をまとめるとかくかくしかじか」
シトリー「つまり、元の種族のまま一回だけ生き返る薬ができるんだよ!」
ハーゲンティ「ちなみに原材料の希少金属は現地調達しかない」
ブエル「アグレアスごと奪った方が早いんだけどなー」
アロケル「今後のことを考えると冥界焼却する前に欲しい」
ゲーティア「よし、例の会談を利用するぞ」