それが問題だ。
やぁみんな、なんだか最近ふとした拍子に自分の顔を見るとメッチャ驚いちゃうオーク系転生者の俺だよ!
はい、あれから3週間くらい経ちましたよ。
時間が飛んだ?そんなこともキングクリムゾン!!
まぁそんな訳で再び旅を再開中です。細かいことは省きますが、張飛ちんは結局付いてきました。まぁ、ここまで来たら置いてくとかそういった選択肢は無いですしね。なんか村長さんに最後想いを込めた感じのお願い致します・・・!ってやられたけど、残念!それは劉備さんに言ってください。なのでちゃんと途中までは任せとけ的な事を返しました。
張飛ちん、真名を鈴々といい、地味に俺たちと交換しています。あの後俺と一緒に村人達それぞれに謝りに行きました。どうも一部の村人達は、鈴々もよく覚えていない鈴々の家族と、その家族が居なくなって鈴々が1人で生活をしてきたことを知っているのか、険しい顔で怒り、厳しい言葉を投げかけ、時にはゴツンと拳骨を落とす人達も居ましたが、最後は皆さん許してくれて、必ず最後に同じようにごめんと謝りました。
どうにも鈴々を1人で生活させた事を悔やんでいる模様。まぁ鈴々自身は学が無いだけで素直で利発、元気一杯のスーパー可愛いちびっ子です。賊行為をさせないような躾を出来なかった事は、彼らにしても反省しているのでしょう。
まぁ、あくまでそれは一部の人の話で、中には鈴々に被害を受けてないのに文句を言う奴とかもいた。鈴々はとにかく片っ端から謝りに言ったからな。あまりに酷いのはちょっと俺が鈴々に見えない位置からガチ威圧をかけておき、見えないようなところから石などを投げてきた奴は全く同じ場所に倍の速度で弾き返しておいた。
最後はまぁみんななんとなく許してくれた気がするよ、うん。俺を鬼を見るような目で見てくる奴とか何故かいたけど、俺はどっちかと言うとオークなのできっと勘違いしたんだと思う。そういや、俺って未だに怒ると勝手に変身しちゃうんだよね。まぁ別に今言った事に他意はないよ。単に確認しただけさ。
最終的にスーパー素直良い子な鈴々は、みんなに迷惑掛けた事を反省し、あの村が自分の様な奴に迷惑掛けられない様に、この世から悪人を無くすのだー!って言ってた。なにこの子急にビッグな事言いだした可愛い。
まずはその為に俺たちについて行って修行したいそうで、正直俺ら修行の旅はしてないけど、まぁ趙雲や関羽さんは鈴々の才能が素晴らし過ぎて気に入ってしまい乗り気だったので、2人に稽古つけて貰えば良いだろと、みんなあっさりOKした。
俺?俺はもちろん反対だ。こんな素直可愛い幼女を一刀君の愛人なんてやはり反対だ。こうなったら俺が父親代わりになって一刀君には清い付き合いを徹底させねば。あと10年待たなければ世界が相手になっても全力で潰しに掛かる所存だ。なおこれは純粋に幼女を犯罪から守る為に決意しただけであって、決して鈴々がおとーさんと呼んでくれたからではない。自分の娘扱い並みに鈴々を可愛がってるからとか、そういうことは全くない。無いったらない。
ちなみに鈴々の家族的な親友であるイノシシくんは、あの辺一体の山の主らしく、あそこに残った。鈴々が涙のお別れをしていたが、鈴々が帰るまで代わりにあの村を守ってくれるらしい。出来るイノシシだと思っていたが、コレはもはや出来過ぎなので、出木杉くんの名をプレゼントした。・・・メスだったらしく、全力の突撃をくらった。
なお、鈴々が俺をおとーさんと呼んで、俺が鈴々を娘の様に可愛いがりだしてから、幼女軍師2人から抗議があったが、腹黒幼女は娘じゃないと言ったところ、とてもじゃないが口で言えない無言の抗議をされた為に、2人の要求を飲んで、晴れて俺には義理の娘が3人できた。よく考えたら1人は劉備さんの義妹(予定)で、残り2人は普通に家族と実家があるので、ものっそい訴えられそうな気もしてきた。
まぁそんな感じなので、幼女ども風呂は自分らだけで入れ。あん?父親が娘と入るのは普通?いやお前ら前は血が繋がってないから手を出しても良いとか捕まりそうなこと言ってきただろ!・・・まさか!あれも罠、だと?
汚い!汚いさすが孔明汚い!孔明の罠さすがだけど、どっち選んでも結果同じとか本当に汚い!・・・結局、一度に入るのは幼女1人ずつで手を打ちました。ま、まぁ仲間しか見てないから(震え声)なお順番はジャンケンで決めている模様。しれっと風が混じってるのは流石としか言い様がないよね!
そうやって旅をしているわけだが、最初の一週間で鈴々が脱臼を完治させたのは驚きました。関羽さんをも超える回復力は流石で、最近野営した次の日の朝は、ご飯の前に稽古が普通になってきた。
俺?俺は参加してない。朝ごはんの準備があるし、あの3人の中に混じっても、ちょっと早過ぎて棒立ちしか出来ないし。まぁ全員からタコ殴りされても無傷なんですけど。とりあえず関羽さんと趙雲さんは反則や!チーターや!みたいなこと言ってたけど、鈴々がおとーさん凄いのだー!って目をキラキラさせて褒めてくれたので、もうなんか凄い満足。もうなにも怖くない。
そんなこんなで今日まで旅をしてきたわけだが、最近ちょっと悩み事がある。
それは賊の方々である。
なんかどうも俺以外女子供しかいないので、凄い魅力的に見えるらしい。3日に一回くらいの割合で遭遇する。本当に賊が多過ぎて、獲物とかそんなにいるのか地味に疑問だ。それとも旅人そんなに行き交うくらい盛りだくさんなのか。いや、俺らがあまり見ないし、むしろそんなに裕福だったら国への不満が溜まるはずもないか。よくわからんな。
まぁ、襲われてもたいていは10人とか20人とかである。戦闘メンバーのうち、誰か1人いれば余裕で殲滅できる規模なので問題はあまりないのだが、ウチの軍師組がトイレの為に茂みに隠れた時を狙った変態集団がでた時は俺がブチ切れて、アジトごと殲滅した。雛里なんか真っ最中に後ろから抱きつかれたらしく、マジ泣きしていた。まぁその時の悲鳴で気付く事が出来たので、ある意味結果オーライではあるのだが。
・・・ちなみに、悲鳴がないと気付かないくらい離れていたのは、だいたい俺のせいである。結構離れても匂いを探知できちゃう俺の鼻は、もちろんそういった匂いもキャッチする。彼女達も乙女なので、仕方ないと分かりつつもあまり嗅がれたくないと、危険を冒して深い茂みに行くのである。これはあの残念処痴女趙雲でさえそうなので、今回の様なことが起きると非常に申し訳なくなる。最近では俺を除く戦闘メンバーが必ず付き添ってくれるか、水辺なら匂いを探知しにくいと言ったところ、川があればその辺りの陰でするようになった。かなり安全になったので良かったと思う。
ちなみに、トイレの瞬間を狙った変態達は、アジトごと俺に潰された連中以外は、趙雲と関羽さんが、念入りに股間を攻撃してから始末されました。その際のお二人の顔は非常に怖かったです。
それにしても、遭遇率の上がってきた賊の皆さんだが、どうにも人数が多い場合、黄色い布を頭に巻いた奴らが増えてきた。これはやはりあれだろうか。それしかないよなぁ。
黄色い布を巻いたやつらはそこまで何度も遭遇しているわけではないが、そもそも賊が格好を統一すること自体が稀だ。軍師組も真面目な顔で情報収集と分析を続けている。まぁ流石にこの時代初のアイドルのおっかけ、なんて概念に辿り着いてはいないみたいだが。
なんてことを考えつつも、日々旅は進み、だんだんと目的地に近付いてきていた。途中で村に寄ったり山を越えたり川を越えたり時には平野を歩いたり、賊にあったり熊にあったり虎にあったり窮奇にあったりワニにあったり巨大ナマズにあったり渾沌にあったり、色々あったりしたけどだいたい同じ内容なので割愛する。なお、賊以外の生き物は一部を除いてだいたい食べました。意外と大味かと思ったら美味かったです。特にナマズを蒲焼きのタレ(俺お手製)で食べた時は大好評で、みんな何時もよりご飯を食べてくれたので嬉しいです。
なお、最近では俺の料理スキルの他に、木材加工などの日曜大工スキルも著しい成長をしてきていて、ノリで朧げな記憶を頼りに、原作で風の頭に乗ってた奴を再現してみた。。勿論だいぶ違いがある上に、塗料が無いので木の色そのままで不恰好極まりなかったのだが、それでも風は大喜びで宝譿まーくつーと名付け、かの有名な腹話術もやってくれた。中々にキャラがファンキーな感じで、俺もお気に入りだったのだが、製作三日目には寝ぼけた星が踏み壊し、ならばと再び同じようなものを作ったが、再度酔っ払った星が粉砕した。
どうやらこの世界の星は宝譿を破壊する宿命を持っているらしく、三度宝譿の死に様?をみてしまった風は、珍しく哀しみを隠さず涙をこぼし(稟や星も初めて見たらしい)、俺にもう作らなくて良いと言ってきた。余りに悲壮なその姿に何も言えず、ただ抱き締めて、風が落ち着くまで頭を撫でていた。趙雲は毎日尻叩き100回の刑にした。容赦なく直に叩いた。四日目で新しい扉を開いたらしく、急に喘ぎ始めてぬるぬるし始めたので、二週間ほどメンマと酒を禁止にした。灰になってた。
稟のやつは例の変態どもの事件の際、色々あってうっかり俺に色々見せてしまったのだが(決して俺が見たわけではない事をここに明言しておく)、どうも色々吹っ切れてしまったのか、逆に引いてた一線を取り払った感じになった。とは言え、元々天邪鬼な性格らしく、遠慮はしないがよくわからん拒否はするようになった。ちょっとツンデレ地味ているが、後で自分の発言を後悔している姿が可愛い。
1番面白かったのは、少し前にした約束で、旅の途中に川の付近で大寸胴鍋で風呂に入る度に、何度か順番で女性陣の背中を俺が流していたのだが、稟だけは拒否したので、よく考えればそれも当然かとあっさりオーケーしたところ、その後1人で哀愁漂わせて落ち込みまくりだった。仕方なく俺がもう一回やっぱり背中を流すか聞くと、めっちゃ素直じゃない感じに了承し、しかしいざとなったら妄想が止まらなくなったのか、また見事な勢いで鼻血を噴き出し、うっかりお湯を血塗れにしてしまった。
そのせいで風呂に入れなくなった後の人達に説教され、稟だけは背中流しを禁止にされてしまった時は、まるで娘にお父さんの後のお風呂入りたくないと言われた父親みたいな背中だったので、とても面白かった。個人的には年頃の乙女はそう素肌を晒すべきではないと思うので、別に良いのではないかと思うのだが(稟は関羽さん並みに理性が危ないのもある)、女性社会は複雑だなと思った。なお星は新しい扉を開いてからぐいぐいくる上、叩いても喜びに換算されてしまうので、最近はチャーシュー煮込むみたいに縄で縛って入れている。それさえもはぁはぁ言い始めたので、処女を拗らせると厄介になるなぁと学んだ。早く一刀君に渡してあげないと。
関羽さんはなんかもう凄い感じだ。何というか常にくっついてくる。夜寝る時も、いつの間にか潜り込んでくるのではなく、当然の様にくっついて寝る準備をする様になった。何か着々と距離を詰めてくる姿にラージャンの性がハンターを幻視して、普通に怖い。
そんな関羽さんに感化されて、ちびっ子達、特に鈴々が一緒に寝る時は、率先して母親感を出してくる。いやお前姉役だろ!と突っ込みを入れたいが、いつの間にか鈴々・俺・愛紗と、星・俺・朱里雛里、風・俺・稟はそれぞれ家族の設定ができていた。
俺1人だけ使い回し感が尋常ではない。実際にいたらどれだけクソ野郎なのだろうか。というかそれぞれに家族設定があるという話なのに、どんな時も俺の隣で寝る関羽さんは一体何役設定なのか。非常に気になるが、それは同時にどれだけ俺がクソ野郎設定なのか知ることに繋がるので、諦めて事件は迷宮入りにした。
最近では俺たちの移動形態はとてもおかしなことになっていて、背中の大寸胴鍋に朱里、雛里、風の3人。肩車で鈴々、お姫様抱っこで稟(
常時貧血)、その腕をそれぞれ愛紗と星が固める。正直に言って非常に歩きにくく、側から見たら滑稽を通り越して怪しい集団である。実際にこの姿で賊と賊に追われる人に遭遇したが、まさかのどっちも逃げた。ぶっちゃけ死ぬほど恥ずかしいので、全力で頼み込んで人里近くでは勘弁してもらった。
そうこうしてるうちに劉備さんのいる村についてしまった。なんでも途中聞いた噂では天の御使いとかいう怪しい存在がいて、何か1人の少女が宗教的な感じのことをしているらしい。と言うか今早速右の頬を叩かれた左の頬を差し出せば万事解決!とか言ってるおっぱいプルンプルンのももいろヘアーのねぇちゃんがいる。よくわからんけど明らかに変な格好の青年が、凄いわかりやすく棒読みでなるほど!とかやるしかない!みたいな明らかなサクラをしている。
どうしよう、探し人見つかったけど全力でお近付きになりたくない・・・。
長い旅路を終えて辿り着いたそこは明らかな魔境だった。帰ってもよろしいだろうか。こんなんが国のトップとシンボル的に重鎮になるのか。・・・滅んだ方がいい気がしてきた!
続く。
劉備さんは教祖だったんだよ!
ナ、ナンダッテー!?