避けたりとかそういうのはしない。   作:銀座

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26話 君が望む焼きイカ

やぁみんな、秋蘭相手に起きなかったことでみんなにそれから毎日搾り取られた性奴隷オーク系転生者の俺だよ!

 

 

 

 

「久しぶりなのだー!」

「やっとついたのー!」

 

 

あれから陳留をたった俺達は、一ヵ月をかけてようやく劉備さんと一刀君のいる村に再びやって来た。元々村にしては広い所だったが、今は其処彼処に人がいる。おそらく手紙にあった劉備さん達が集めた義勇軍だろう。沙和が久しぶりの徒歩の旅(曹操軍では武将は大体馬に乗る。)でめっちゃ疲れているが、理由はそれだけでもないので、グレープフルーツ味(陳留に何故か売ってた。理由は不明。)のスポーツドリンク風飲み物を渡して労ってやる。軍師組は体力が無いのに加えて、春先でまだ若干寒いので、普段は歩いている稟を含めて俺の背中の大寸胴鍋の中である。結構な広さがあるが、流石に4人ではやや狭い。途中で1人ずつ運動を兼ねて歩かせていたが、村に近くなったら面倒なので俺が全員運んで歩いた。

 

 

 

 

ちなみに、陳留を出る時は大変だった。仲良くなった兵達は、仕事があるので事前に挨拶をしてそれで済んだが、出発の日、早朝に発つから見送りは要らぬと言ったが、華琳を筆頭に夏侯姉妹や季衣ちゃん荀彧さんと勢揃いだった。

鈴々と流琉は季衣ちゃんとそれぞれニュアンスが違うものの、また会おうぜ!的なお別れをしていたものの、俺達、というか俺が大変だった。

荀彧さんが最後の最後で若干デレて、ま、また来なさいよ!と言ってくれて、ちょっと懐かない野良猫が初めて膝の上に乗った様な感動を覚えた俺は、思わずたくさんのべっこう飴をプレゼントした。するとそれを羨ましがる季衣ちゃん。当然季衣ちゃんにも大量にプレゼント。すると残りの3人もプレゼントを要求して来たが、べっこう飴を切らしてしまった。その上で飴などの菓子でない方が良いと言う華琳さん。後ろでえっ!みたいな顔してる春蘭は放置の方向みたいだ。

 

んな事言われてもそんな都合の良い物はあんまりない。仕方なく俺の毛(変身後の長い金髪。めっちゃ頑丈。)を編んで作ったミサンガ(基本切れないので、ミサンガとしては失格)をあげた。なかなか抜けないし切れないから御守り?としてみんなの分まで作ってたのだが、全員分揃えるまでみんなにもあげてない激レアアイテムである。多分闘魂か本気のどっちかプラス5くらいする。髪飾りと合わせればきっと挑戦者とか発動する。ただしスロットも無ければ防御力も高くないネタアイテムだ。

 

 

「・・・道玄?」

 

 

私の分も当然有りますよね?今の愛紗のはそういう意味だ。あんまり完全変身してない筈なのに、なんであれが俺の髪だって分かるんですかねぇ・・・。ああ目敏く星と雛里が愛紗を見て察しやがった。一気に全員からの催促になる。すまん、全員分ないから、出来たら渡すから勘弁。あっ!秋蘭テメェ!これ見よがしに愛紗達より先にってにやにやすんな!華琳、お前も愛を感じるわ、とかワザとだろ!?少しは春蘭みたいに、・・・いや春蘭、それチョーカーじゃないから足首か手首に巻きな?苦しいって当たり前だからね。何俺お前に首輪プレゼントする男だと思われてんの?嘘だろ?つーかなら付けんなよ・・・!

 

 

 

 

案の定、性急な製作を要求された。さらに今日の夜は覚悟して下さいね、と愛紗が腕にキツく絡みつく。反対側は珍しく凪だ。その後ろで出遅れた星が悔しそうにしてる。あ、鈴々と流琉が両肩にライドオンした。鈴々はともかく流琉は珍しい、あ、流琉分かった。分かったから無言で耳引っ張るのやめて。すぐ作ります。と言うか君にはそのリボンプレゼントしたやん。え、手作りは別物?ええー。

 

 

昨日は出来なかったので今日はこの分含めてしっかり追及します、と凪。君本当遠慮なくなったよね。それはいいけど夜は手加減・・,駄目かぁ。真桜、今からでもええでってコラ!脱がそうとするな!朱里、稟、賛同すんな出発出来なくなるだろ!

 

 

 

いつも通り過ぎる俺達。クスクス笑ってた華琳達がとうとう声を上げて笑った。ぬう。こやつめ。まぁ、可愛いから許したる。じゃあそろそろ行くわ。ほれ、ちびっ子共、最初は歩けよー。ん、なに秋蘭。耳を貸せ?なんぞ?

 

 

彼女に耳を貸すには体を曲げねばならない。ググッと曲げて彼女の顔に自分の顔を寄せる。両手を俺の頭に添える秋蘭、耳元に口を寄せてきて、囁く。

 

 

「次は逃さないぞ?覚悟しておけ。」

 

 

言葉の意味を理解するより早く唇を奪われる。ああっ!と周りで悲鳴が上がるが、気にせずそのまま舌が侵入してくる。抵抗したいが、肩から背中に移動した2人がいる。余り激しくは動けない。ちょっと動きも緊張してる感じするし、仕方ないのでこっちから軽く答えてあげよう。フッフッフッ、秋蘭よ、お茶目のつもりかもしれんが毎晩のようにやられてる俺の技術が、女同士しか経験してないお主に負けると思うてか!!

 

 

「?!〜〜〜〜ツ!!」

 

たっぷり時間をかけて腰砕けになるまでやってやった。今の俺はビッチ先生に教わった渚くんくらいはテクがあるのさ!最初はしてやったりって顔してたみたいだが、今はちょっと涙目だ。ふ、勝った。あ、勝利の余韻に浸りたいので、愛紗さん、責めるのは後でお願いします。え、それよりも上書きが先?あ、ちょ、

 

結局愛紗の後全員としました。沙和、お前は並ばんでも・・・。流れに乗ってみた?ああそう・・。つーか秋蘭二度目ってお前。え、負けた気分?負けたやろしっかりと。あと華琳さん、貴女は混じらせないぞ。ズルい?後ろの2人を説得してからで頼む。全員すればとか言うな。さっき折角デレた荀彧さんがもうこちらを殺す目になっちゃっただろ。

 

 

 

そんな感じでグダグダな出発になった。出発して華琳さん達が見えなくなったら即刻制裁、否性裁が待っていた。いつかの真桜考案のアレをやらされた。周りに人が居なくて本当に良かった。

 

 

しかしそれからが大変だった。華琳さんが治める土地から離れるほど頭に黄色い布を巻いた連中が其処彼処にいて、テントを張る前に襲ってくればいいのだが、テントを張って、やり始めた頃に襲って来ると、どうしても中断する。俺が必ず察知するので、誰かの体を賊に見られる様な事は無かったが、さすがに毎度毎度邪魔されるとするどころではない。移動中に数人ずつ真桜考案のアレで処理はしてるが、どうしても処理できる人数に限りがあるし、移動優先の為、1人付き一回が限度である。普段最低五回はしてる女性陣に足りるはずもない。あまり関係ない沙和と鈴々さえ不満が溜まっているのだ、愛紗達の不満の溜まり方は尋常ではない。

 

 

原因たる賊をわざわざ探す事はしないが、出てきた瞬間口上さえ聞かずにこちらから襲い掛かる。地味に今まで完全にしない日が続いた事はあっても、一回だけ、という日が続いた事は無かった。どうも逆に不満が溜まってしまうみたいなので、移動中にするのは止めようかと提案してみたが、それはそれで嫌だそうだ。その辺りは彼女達次第なので、大人しく従う他ない。多分毎度襲い掛かってくる者達は黄巾ってだけで、そこまで関係はない筈だが、ウチの女性陣に今逆らうのは無理だ。賊の皆さんのご冥福を祈るしか無かった。

 

そんなフラストレーションの溜まる旅になってしまったので、劉備さんの村に近づくほど皆の移動速度が上がった。途中で何度も軍師組を俺が乗せたくらいだから、みんなの急ぎ具合を察してほしい。

 

 

そんな感じでようやく着いたのだが、肝心の劉備さん達に会う直前で問題が起きた。なんか2人の家(村で1番大きな屋敷。拠点代わり)に入ろうとしたら門番が居て、挨拶にと説明したがそんな話は聞いていないの一点張りで拒否される。ならばと名前を出して確認してくれと頼んでも拒否される。どうも女子供(超がつく綺麗どころ)をたくさん引き連れた蛮族たる俺が気にくわないらしい。何時もなら仕方ない、となる皆が、溜まった不満の所為で俺への侮辱を受け流せなくなっている。これはヤバい。

 

 

仕方ないので挨拶を後回しにして、先に前回借りた貸家を借りようと諦めて踵を返した時だった。

 

「羌毅さんっ!?」

 

ちょうど一刀君が外から帰ってきた。久しぶりと挨拶し、何故こんなところに、と聞かれたので、門番の彼等が入れてくれなかったと説明する。一瞬で青い顔になる門番達。一刀君も見た目で判断するなと怒っている。星が必要ですか、と龍牙を構えかけたので頭を叩いて辞めさせる。流石にやり過ぎだ。もう少しの辛抱なので、我慢しろと言い、渋々従う皆。ああ、これ後で宥めるの俺なんだよなぁ。

 

 

とりあえず彼等もやり過ぎだが、職務を全うしようと張り切り過ぎただけだと軽く取り成して、まず劉備さんに挨拶させてくれ、と頼む。一刀君が直接案内してくれるので着いていく。それにしても一刀君や、きちんと鍛えてたんだね。偉いぞ、見違える様じゃないか。

 

 

「やっぱり分かりますか!自分でも強くなったと思ってたんですよ!」

 

 

嬉しそうに力瘤を作る一刀君。実際体は一回り大きくなっているし、両手はマメだらけで、手にした槍は新しくなっているので、前に渡した訓練用が使い潰されるくらい訓練に励んでいるのだろう。見事である。俺には絶対無理だ。

 

星や愛紗が面白そうにまた稽古をつけてやる、と言った。どれだけ強くなったか楽しみなのだろう。一刀君もよろしくお願いします!と元気に言った。流石原作主人公、爽やかである。

 

「それであの、羌毅さん、其方の方達は・・・?」

 

そういや自己紹介まだだったので、互いに自己紹介してもらう。一刀君はウチの新規女性陣の名前を聞くたび驚いていた。なお、その際に沙和に耳打ちしてみる。どうだ?意外と好み?そかそか。

 

あのルックスに厳しい沙和がオーケーするレベル。流石一刀君、イケメンである。とうとう三羽烏が別つ時かもと思うと何だか感慨深い。うむうむ、頑張れ一刀君!

 

俺の思惑を一切知らない一刀君は不思議そうな顔をしてたが、女性陣はちょっと微妙な顔をしていた。何だ?ん、なに星?そんなに上手くいけば良いが?う、うーん。原作主人公だしイケルイケル!

 

 

 

 

 

「皆さんお久しぶりです!お待ちしてました!」

 

 

・・・お、おう。久しぶり?劉備さん、ですよね?

 

 

 

当たり前じゃないですか、やだなぁもう。そんな感じにお淑やかに笑う劉備さん。・・・誰だこいつ。

 

思わず一刀君を見る。目だけで会話する。なんか変なもん食ったのかアレ?いやいや、気持ちはわかりますが。頑張ったんですよ桃香も。そうは言っても見た目と声以外別人だぞ。いや、アレで意外と桃香は桃香ですよ。

 

「もうっ!ご主人様も羌毅さんも失礼だよ!本人の前で!陰口なら聞こえない様にやってよ!」

 

 

あ、本当に劉備さんだ。つかあれ?声に出てたか。ついうっかり。

一刀君と2人でテヘッてやっちまったなーと笑いあう。劉備さんめんごめんご。それにしても上手い猫被りだったな!良いぞ良いぞ!てっきり、やっほーみんな!久しぶりー!って頭悪そうな感じに迎えられるのかと。

 

「き、羌毅さんが私をどういう風に見てたかよく分かります・・・。」

 

 

ご主人様ぁー、と一刀君に泣き付く劉備さん。良かった良かった。成長はしてるけど本質は変わってないね。ベルダンディーみたいな女神になったかと思ったけど、まだまだティアーユ先生になれそうとかその辺だわ。雰囲気だけだけど。

 

なんか呆気にとられてる新規組み。まぁ元々の劉備さん知らなきゃいきなりダメになったカリスマだからな。仕方ない仕方ない。とりあえず皆、もっかい自己紹介しよっか。

 

 

そして全員が終わったところで、一刀君に情報を集めているか聞いてみる。そかそか、商人から集めてるか。朱里、風、2人に手紙で黄巾の連中の動向は教えてたんだよな?うん、なら良し。じゃあ2人とも、俺たちが帰ってきた理由は分かるよな?

 

 

「大きな乱が近い・・・ですよね?」

「兵は集まってきてます。調練はまだまだ足りないですけど。」

 

よか。じゃあ明日から俺らも加わろうか。

 

まぁでもすまん、とりあえず明日からでいいか?前借りたとこ借りれたら借りたいんだが。何故って?劉備さん、よーくウチの女性陣見てみ。一刀君、君は分かるだろ?

 

「な、なるほど。理由は分かりませんが、何が起きてるかは分かりました・・・。」

 

「だ、大丈夫です!朱里ちゃんから手紙で先に家を抑える様頼まれてあったから、もう今からでも入れるよ!ハイこれ鍵!」

 

頑張って下さい、そう憐れみを込めた目で一刀君が俺を激励する。すまん、多分下手したら明日も無理かも。見られたら見たやつが危険だから、近寄らない様に厳命してくれ。

 

分かりました。こっちは気にしないで下さい!そういう劉備さんは、ちょっと苦笑い気味だが、女性陣に楽しんでねって手を振る。心を込めてお礼を返す皆。ハハッ、それ俺のこと考えてないやつ。

 

 

仕方ない、一刀君、マジ近付けないでね。ここに来るまで賊に散々やられてメッチャ気が立ってるから。下手したら兵がいなくなるよ。

 

「厳命します。絶対に近寄らせません!」

 

 

ありがとう。・・・無事また会えたら、酒でも飲もう。良い酒があるんだ。羌毅さん、と涙目の一刀君と別れを交わす。

 

「道玄、良いから早く行きますよ。」

「我が主人、これ以上は酷と言うものでしょう。」

「はわわ、早くいくでしゅ!」

 

ああ、待て心の準備がまだ、あ、あああー!

 

 

 

 

・・・この後滅茶苦茶ハッスルさせられた。

 

俺が解放されたのは5日後だった。

 

 

 

続く?

 

 

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