避けたりとかそういうのはしない。   作:銀座

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2話 修行回をキンクリ。

やぁどうも、前回テンパったり絶望したりしたオークとか系転生者の俺だよ!

 

 

いきなりだがまず聞いてほしい。何か悲しくなるからしばらく俺が性欲モンスター系転生者なんて話はなかった。イイネ?

 

では、あれからちょっと落ち着いて来たので、簡単に何が起きたかを纏めていこうと思うよ。

 

 

実は最後にちょろっと書いたけど、なんか変身した後脳内に特典の使い方とかダウンロードされたのか、軽くなら自分の意思で変身できる様になった。もっとも、怒ると変身するのは止められないっぽい。山生活だと人間関係が存在しないので怒ることもあんまりない、そのため詳しい検証は難しいが。

 

 

 

基本的な機能は超パワーやスーパータフネス、回復能力などを含めたハイパーな感じの身体能力と言うか身体機能がメインで、後はラージャン得意の闘気硬化と雷が使えた。この雷がレベル1400のおかげか多少バグっていて、ラージャンは口から以外ほぼ雷を出さないはずなんだが、全身からジンオウガみたいに体からバチバチさせるくらいの発電は可能っぽい。

 

 

なので、これを使って火を起こせる様になったのが一番の収穫だと思う。まぁ火加減が難しくて米は結局炊けていないし、とった肉は腕というか指先だけ変身させて、変身した爪で解体をしているが、実践経験が無いので今でもたまに内臓傷つけたりと失敗も多いが、調味料のおかげで何とか食えている。

 

 

ちなみに、変身して一度生で獣肉を食べてみたけど、変身したから生で食べた方が美味しいとか、そういう事は無かった。味覚とかは人間と同じらしい。まぁ視力とか嗅覚とかは獣らしく強化されているので、さじ加減がよくわからないのだけれど。

 

 

とりあえず次生まれ変わったら特典はスキルのグルメとハンター生活をつけてもらう事にしよう。そうしみじみ思った。

 

 

手加減とかは微妙に覚えた。微妙にってのは、もともと強すぎるので、人間状態でも結構簡単に石とか砕いちゃう上に、変身すると熊とかでも普通に爪とか使わずに引きちぎれちゃうので、人間相手に力加減が出来ているかは分からない。山の中過ぎて人間居ないしね。居ても危な過ぎて試せないが。

 

 

そんな感じで手探りでサバイバルしながら、脳味噌ダウンロードされた特典の知識などを実践したりしつつ、体を動かしていたら、いつの間にか山での生活に慣れて来た。初日に作った池もいい感じに飲み水確保に使いやすいし、あまり離れていないところに自然に出来た洞窟もあり、そこで寝泊まりしている。ちなみに先住民の熊さん夫婦は美味しくいただきました。

 

最初は虫が多くて寝てる間に襲い掛かる獣とかもいて大変だったが、その辺の虫やヘビなどの毒とか効かないし、そもそも人間状態でも激昂ラージャン2体分くらいの身体能力があるらしく(ダウンロード知識参照)、普通の野生動物くらいなら俺の皮膚を牙も爪も針も通らない。

睡眠妨害に苛立って変身して暴れたら、その日から俺の住処の周辺には動物は近寄ってこなくなった。どうも変身した俺=人間状態俺っていうのを覚えられたらしい。体臭とか違うのだろうか?まぁ一緒ならその時点で近寄ってこないか。とりあえず狩りがやりにくくなった。

 

まぁ虫には苦労したけど、雷で火をつけられる様になってからは適当に生木をくべて煙で虫除けをしている。さらに時間が経つと、岩や木を紙切れみたいに切り裂く爪のおかげで、石製の鍋と木製の器とか箸とか作れる様になり、だいぶ過ごしやすくなった。

 

 

早くもこのまま一生を山の中で過ごしてもいい気分になって来たが、もうそろそろ人恋しい気もして、ちょっと悩んでいる。

つーか言葉は恋姫だから日本語で大丈夫だと思うが字が書けない。どうしたものか。

 

 

一応この場所はくっそ山奥だが、明るいうちに変身して全力ジャンプしたらエリア移動時のラージャンもビックリの高さまで飛び上がった。着地も無傷で、ハルクパワーだと思うがすご過ぎてよく分からん。ラージャンの足の細さが改善してるのは何かいい感じ。ともあれ、そんなスーパージャンプを何度か繰り返したら俺のいる山から2つくらい山を越えた先に川を発見、その下流に小さな村を見つけた。中国だと邑って言うんだったか?もう少ししたらボチボチ行ってみたい。

 

こ、コミュニケーションとれるかしら、と思わず女々しくなるけど、頑張らなくては。ラージャンでハルクなクリーチャーだからな。情けないのはダサくなるので気を付けよう。なりきりロールプレイという奴だ。

 

うん、そう思うとちょっと気合いが入る。実を言うといい加減うろ覚えの前世知識だよりの山の幸に飽きてきていて、ちゃんとした野菜が食べたいというのが人里に行きたい最大の理由だった。

 

本来山の幸は豊富で、うろ覚えの食べられる山菜とか気にしないでも、別にキノコとか毒も効かないので食べても良いのだが、と言うか食べたのだが、ぶっちゃけ毒キノコっぽい奴は味もそんなに美味しくないし、果物は時期外れなのか見かけない。肉も時期が悪いのか臭みが強い。四次元袋の中にある香辛料などで幾らかはマシだが、所詮素人のせいか正直美味いとまではいかず、極めてやろうかと思わないでもないが、そんなことするくらいなら街まで行って普通に育てられた肉買った方が早いと思う。

 

何よりここが恋姫ならば時代に見合わない料理とかもあるはずで、こんなところでサバイバルしているよりはご馳走にありつけるはずだ。

 

 

まぁ金は持ってないので、今のうちに熊やら猪やら鹿やらを買っておいて、肉や毛皮を四次元袋に放り込んでおかねば。それで人里で交換したり売ったりすれば幾らかは金になるだろう。

 

よし、そうと決まればもう少し獲物を狩り集めたら、人里に向かおう。それで出来れば野菜とかと交換し、近くの街への道とか聞こう。ぶっちゃけ恋姫世界には自分で選んできたわけではないので、能力的には俺tueeee!!やりたい放題できるだろうが、別にしたいわけでもない。つくづく特典を間違えた気もするが、先のことは一旦置いとこう。

 

よっしゃ、とりあえず今日はもう寝るか!待ってろ人里!

そう気合いを入れて寝ることにした。

 

 

続く?

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