ドラえもん のび太の新魔界大冒険~絆の戦士と7人の魔法つかい~ 作:憲彦
今日はちゃんと予告した通り、帰らずの原をやります。
前回の急なタイトル、及び内容変更はまことに申し訳ありませんでした。
それではみなさん、ゆっくりしていってね。
タケコプターを飛ばして数十分、のび太達御一行は「帰らずの原」と呼ばれる野原に来ていた。
美夜子
「ここが帰らずの原、悪魔でも滅多に立ち入らない危険な場所よ。」
悪魔でも滅多に立ち入らないと言う言葉に、全員険しい表情をする。
ドラえもん
「取り敢えず、こんなところで固まってても仕方ない。お昼ご飯にしよう!」
皆
「わーい!」
お昼ご飯と言う単語に、険しい表情をしていた皆が、一気に笑顔になり、ドラえもんの出したグルメテーブルかけの周りに集まった。
出来杉
「どうみても、のどかな野原だけど…………」
のび太
「どうして、危険なの?」
二人が疑問に思う通り、ただ見ただけでは休日にピクニックに来るような野原にしか見えない。
美夜子
「それが、入ったらどう言う訳か出られなくなるのよ。」
出られなくなる。それが帰らずの原の由来なのだろう。
ドラえもん
「美夜子さん。魔王の城はここからどの方向にあるの?」
食事が早めに終わったドラえもんが魔王の城の位置について聞いた。
美夜子
「ここから北北西に向かって直進しなければならないらしいわ。」
その言葉に、全員立ち上り、
ジャイアン
「腹も脹れたし……」
スネ夫
「そろそろ行こう!」
進もうとしたが、
のび太
「で?北北西はどっちだ?」
皆
「あら~……」
のび太の言葉で一気に力が抜けた。
ドラえもんがすかさず、ポケットから磁石を取りだし、
ドラえもん
「ここに磁石があります。……北北西はさしあたり、あの木を目指して飛べば良い。」
全員タケコプターを起動させ、ドラえもんの指さした木を目指して飛んでいった。
飛んでいる途中に
のび太
「何だあれ!?」
ドラえもん
「うわっ!?」
何かの動物らしきものが飛んでいるのび太達を追いかけていた。
美夜子
「あれは魔界のハイエナよ。見て……」
そう言うと美夜子は近くに転がってた白骨標本を指さし、
美夜子
「悪魔でも、あんな風になるのよ。」
と、説明した。
それからもしばらく飛んでいたが、
ドラえもん
「あれ?おかしいな。随分来た筈なのに、全然近づいてない。」
ドラえもんの言う通り、さっきからかなりの時間を飛んでいるが、一向に木には近付かない。むしろ、どんどん遠ざかっている気さえもする。
こんな状況に出来杉が
出来杉
「ねぇ、もしかして僕たち、幻の中に居る……何て事は無いよね…………」
出来杉の推測に皆は、
ジャイアン
「はははは、まさかそんな…………」
スネ夫
「そうだよ。そんなわけ無いでしょ…………」
と、一様否定はするものの、どこか不安そうだった。
のび太
「一旦降りよう…………」
皆
「…………」
のび太の言葉に、皆黙って従った。
のび太
「美夜子さん。幻を操るビースト何て、いないよね。」
居ないだろ。と聞くが、完全にフラグである。
美夜子は満月牧師がウルトラマンやビーストについてまとめた文章を読みながら、
美夜子
「ちょっと待ってね……。あ、居るみたい。」
美夜子の言葉に全員顔を青くして驚いていた。
ドラえもん
「それじゃあ、僕たちは幻の中をずっとさ迷ってただけじゃん!!」
のび太
「ドラえもん!何か幻から現実に帰る道具とか無いの!?」
のび太はドラえもんを頼りにするが、
ドラえもん
「幻の中に行く道具はあるけど、出る道具は持ってないよ…………」
全員諦めムードに入っていた時、出来杉が
出来杉
「幻の元を絶てば良いんじゃないの?ビーストなら、のび太くんので探せば良いし……。」
皆
「成る程……」
のび太
「それじゃあ早速…………」
のび太はエボルトラスターを使ってビーストを探そうとしていた。
すると、
のび太
「あそこだ!あの岩山の上だ!!」
エボルトラスターが反応した岩山の上を指して叫んだ。
ドラえもんがそこに空気砲を撃つと何かに当たり、その何かは姿を現した。
首が3つある犬だ。
スネ夫
「な、何だよあの怪獣!!」
美夜子
「ガルベロス!!?」
のび太
「皆、下がってて!フンッ!」
エボルトラスターを引き抜いてウルトラマンになると、相手を押さえ付けようと飛び付くが、
ウルトラマン
「グワァ!!」
逆に、あまりの強さに、爪で吹っ飛ばされてしまった。
ガルベロス
「ガァ!ガァ!」
ガルベロスは吹っ飛ばしたウルトラマンに、両肩の首から光弾を放ち追い討ちをかけた。
ウルトラマン
「グワァァ!!アァ……」
避ける事が出来ずに攻撃を受けてしまった。
だが、すぐに立ち上り、ジュネッスに姿を変えた。
ウルトラマン
「セヤァ!!」
パーティクルフェザーを放ち、少しダメージを与えると、再び掴みかかった。
すると、ガルベロスの右肩の頭がウルトラマンの左腕に噛み付き、牙を食い込ませた。
ウルトラマン
「グワァァ!!」
ドラえもん
「ドカン!ドカン!」
空気砲を二発撃つが、効果は全く無かった。
スネ夫
「ジャイアン!!出来杉!!これ使って!!」
スネ夫はそう叫ぶと、ドラえもんがら借りた簡易四次元ポケットから、巨大な銃をジャイアンと出来杉に投げ渡した。
スネ夫
「あの頭を狙って!!」
スネ夫も銃を構えると、二人に撃つ場所を伝えた。
三人同時に腕に噛み付いてる頭を撃つと、かなりのダメージだったのか、悲鳴を出しながら、腕を放した。
その隙に、体を蹴って距離をとり
ウルトラマン
「ハァァ…………デヤァ!!」
腕をL字に組み、オーバーレイ・シュトロームを放った。
ガルベロスは避けきれずに直撃はし、青い粒子となって消えていった。
その時、
???
「ほぅ、ガルベロスを倒したか。流石だな。」
突然背後から声が聞こえて振り向いたら、
???
「フンッ!」
ウルトラマン
「グワァ!」
突然殴り飛ばされた。
ウルトラマン
「フッ!……」
すぐさま、自分を殴り飛ばした存在を確認すると、そこにはファウストとは違う黒い巨人がたっていた。
ウルトラマン(のび太)
「誰だ!!」
???
「ダークメフィスト。……次はオレと遊ぼうぜ、ウルトラマン。」
挑発するような言い方から構えをとる。ウルトラマンも構えをとり、両者睨み合った。
ウルトラマン
「デヤャ!」
メフィスト
「ハァ!」
同時に動き、攻撃を入れた。
ファウスト同様、此方も物理的な攻撃力は差ほど変わらないが、
メフィスト
「フン!!ハァ!」
ウルトラマン
「グワァ!」
動きが全く違った。
ウルトラマンの攻撃を的確に受け止め、そこにカウンターを決める。明らかに経験が違いすぎた。
メフィスト
「ファウストを退ける程の実力はあるようだが、その程度か。もっと本気を出せ!」
ウルトラマン
「ウワァァ…………」
メフィストはウルトラマンを押さえ付け、右腕のメフィストクローで切り裂こうとするが、
ジャイアン
「のび太を放せ!!」
ジャイアン達にディバイトランチャーで撃たれ、少し怯んだ。
メフィスト
「なかなか面白い武器を持っているな。だがこれはどうする。」
スネ夫達に三日月型の光線、ダークレイフェザーを撃った。
すると、ドラえもんがひらりマントを構えて、
ドラえもん
「弾き返すに決まってるだろ!!!」
ダークレイフェザーをひらりマントで弾き返し、メフィストに当てた。
メフィスト
「グワァ!」
メフィストはウルトラマンを離してしまった。
その事が癪に障ったのか、今度は弾けない様な攻撃を地上に撃とうとするが、
ウルトラマン
「セヤァ!」
今度は、ウルトラマンのパーティクルフェザーによって、止められてしまった。
パーティクルの当たった右腕を押さえながら、
メフィスト
「なかなかやるな。面白い!!ハァ!!」
ウルトラマン
「グワァァ!!」
今度はウルトラマンにメフィストクローから黄緑色の光弾、メフィストショットを放ち、吹っ飛ばした。
すぐに立ち上がるが、メフィストに蹴られ、また地面に伏せられた。
メフィストはウルトラマンの首を掴んで無理やり立たせると、
メフィスト
「どうした?お前の本気はそんなもんか?もっと俺を楽しませろ!!」
エナジーコアが鳴り、危険な状態になっているが、ウルトラマンはメフィストの腕を掴み
ウルトラマン(のび太)
「僕たちは、こんなところで負けるわけには行かないんだ!!!」
すると、ウルトラマンの体が輝きだた。その光でメフィストを引き離した。
光が止むと、ウルトラマンの体が変化していた。
赤い姿から青い姿に変わっていた。
ウルトラマン
「シュワァ!!」
メフィスト
「そうだ……それで良い!!ハァ!」
メフィストは攻撃を入れるが、今度は逆にメフィストの攻撃が受け止められ、カウンターを入れられた。
ウルトラマン
「セヤァ!ハァ!」
ドラえもん
「は、速い……」
スネ夫
「何だ、あのスピード…………」
ウルトラマンの攻撃速度が格段に上がっていた。
ウルトラマン
「シュワ!!」
ウルトラマンがメフィストを蹴飛ばすと、
ドラえもん
「今だ!虚仮威し手投げ弾!!」
ジャイアン
「ついでにこれも食らえ!!」
ドラえもんと静香、美夜子が虚仮威し手投げ弾で怯ませ、さらにそこに、ジャイアン達がディバイトランチャーで攻撃を入れた。
メフィスト
「グゥ!……ハッ!どこに行った!?」
ウルトラマン
「ハァァ…………シュワ!」
ウルトラマンは右腕のアローアームドネクサスにエナジーコアを投影させた光の弓を引き、メフィストに放った。
ジュネッスブルーの必殺技、アローレイ・シュトロームだ。
メフィスト
「グワァ!!」
ドラえもん達
「やったー!!!」
皆喜んでいたが、爆煙が晴れると、
ウルトラマン
「フッ!……」
メフィストが膝を着いた状態で、その場に居た。
メフィスト
「成る程……ダメージを受けた体でここまでやるとはな……面白い奴等だ……」
そう言うと、メフィストはその場から消えた。
ウルトラマン
「ハァァ…………グワァ」
ウルトラマンはそのまま倒れ、のび太の姿に戻った。
医療の知識がない人でも分かるぐらいに危険な状態だった。意識も無いようだ。
ドラえもん
「のび太くん!!しっかりしろ!!」
ジャイアン/スネ夫
「のび太!!」
静香/美夜子
「のび太さん!!」
瀕死ののび太を見て全員が心配していた。その時、出来杉が
出来杉
「ドラえもん、ちょっと良いかな?」
のび太の横に座ると、出来杉はのび太に手をかざし、魔法をかけた。
出来杉
「効果はあるか分かんないけど、やらないよりはマシだ!」
すると、のび太の傷は塞がって行き、顔色もじょしょに戻ってきた。
出来杉
「これで目を覚ますまで待とう。」
出来杉の言葉に全員安堵の表情を浮かべた。
それでは、後書コーナーです。
作者
「後書コーナー!!」
のび太/ドラえもん/出来杉
「イエーーーイ!!」
作者
「今日紹介するヒミツ道具は!!」
ドラえもん
「虚仮威し手投げ弾~!!」
作者
「のび太!説明よろしく!!」
のび太
「はい!虚仮威し手投げ弾は音と光で相手を驚かせる、文字どおり虚仮威しに使う爆弾です。」
出来杉
「旧ドラの方では結構活躍してたけど、新ドラに入ってからはあまり見なくなったね。」
作者
「そして技は!!」
のび太
「アローレイ・シュトローム!!」
作者
「ジュネッスブルーになったネクサスが右腕のアローアームドネクサスにエナジーコアを投影した弓を引き絞り放つ、ジュネッスブルーの必殺技だ!!」
ドラえもん
「にしても、漸くジュネッスブルーの登場だね。」
作者
「物語もそろそろ折り返し出しね。」
のび太
「でも、このままの更新速度で行ったら……」
出来杉
「すぐ終わるんじゃない?週1更新にした方が……」
作者
「そうしたいけど、内容薄っぺらいのに、1週間待ったところで内容が濃くなる訳じゃないし、そもそも週1にしたら、忘れそう。」
出来杉
「難儀なもんだね~。何話位までのつもりなの?」
作者
「そうだな~。最近のウルトラマンと同じ様に、30話位まで行けば良いかな?取り敢えずそこら辺を目指すよ。」
のび太
「結構早いね……」
作者
「変に伸びてグダグダ行くよりは良いじゃん。それじゃあ次回予告よろしく!!」
美夜子
「ここが魔獣の森。魔界の魔物がウヨウヨ居るみたい。でもここを抜ければ魔王の城は目の前よ!」
のび太
「アイツ魔獣を食べてるのか!?」
出来杉
「何て言う皮膚の硬さだ!!」
作者
「次回 魔獣の森で」
作者/のび太/出来杉/ドラえもん
「次回もよろしくね!!!」