ドラえもん のび太の新魔界大冒険~絆の戦士と7人の魔法つかい~ 作:憲彦
今回は初のバトルシーンになります。ですが、今までの話を読んで分かるように、私が書くとグダクダになるので、注意書を必ず読んでください。
それでは始まります。ゆっくりしていってね。
注意書
作者は下手なので、描写が分かりにくい、グダクダ、ネクサスぽくない、などのことが起こります。読む方は注意してください。
光に包まれたのび太が変身した姿。
銀色の巨人
彼の登場に、その場にいた誰もが強い衝撃を受けた。
巨人
「シュア!!」
かけ声と共に構えを取り、怪物と睨み合った。
その頃、巨人の中では、
のび太
「本当になれた…………あの人達の様に…………」
???
「ようやくか。待ちくたびれたぞ。俺の存在に気付くのにここまでかかるとはな…………」
のび太居ないはずの空間から、突然、声が聞こえてきた。
のび太
「誰?」
???
「その事は後で説明してやる。今は目の前の敵を倒せ!」
巨人
「フゥッ!!」
巨人は光のロープ、セービングビュートで触手に捕まっていた出来杉達を助け、地面に降ろした。
ジャイアン
「…………助かった?のか…………」
出来杉
「あの巨人は…………いったい…………」
美夜子
「分からないわ…………」
ドラえもん
「でも、敵じゃないよ。あれは、のび太くんだから。」
スネ夫
「でも、のび太のヤツいつからあんなのになれたんだ?」
ドラえもん
「分からない……それは後で聞けば良いよ。今できるのは、のび太くんが勝つのを信じるだけだ。」
恐らく、相手が自分達では勝てないことも、踏み込める領域でも無いことに気付いたのだろう。誰もが、見守ることしかできなかった。
怪物
「キャャャャャャャャャャ!!!」
叫び声をあげて巨人に触手で攻撃しようとするが、
巨人
「ファァ!!」
光の刃、パーティクルフェザーによって切り裂かれる。
巨人
「セャァ!!ハァッ!」
巨人は怪物に攻撃を与え、着実にダメージを負わせる。
怪物
「キャャャャ!!」
触手に手首を捕まれ、動きを封じられてしまったが、
巨人
「ハァァ!!ゼヤァ!!」
力任せに、怪物を振り回し、地面に叩き付けた。そして怪物は身動きがとれなくなった。
ドラえもん
「す、すごい…………」
今日だけで何度思ったことか。のび太の大きな成長にドラえもんは感嘆の声をあげた。
そうしているときに、巨人は抜刀するような構えから、十字に腕を組み、光線を放った。
巨人
「ハァァ……デェア!!」
怪物
「キャャャ…………」
光線を食らった怪物は、青い粒子状に分解され消えて行った。
巨人の技の一つ、クロスレイ・シュトロームである。
巨人は美夜子達の方を振り向いた
そして、拳を掲げ一気に降ろした。
ドラえもん達
「!!!!!!…………?」
誰もが目を覆い隠したが、潰したのは自分達じゃなくて、近くにいた、小さい怪物の残りだった。
巨人は腕を組むと光に包まれ、のび太の姿に戻った。
ドラえもん
「のび太くん!?」
のび太
「アッ!皆、大丈夫だった?」
ジャイアン
「バカ野郎!!驚かせんじゃねー!!」
地面にいた怪物を潰したやり方に、文句を言った
のび太
「ゴメンゴメン。あぁするしか方法がなくて」
出来杉
「それよりも、あの巨人の事、説明してくれないかな?」
のび太
「そうしたいけど…………さすがにここでは~……」
ごもっともだ。ついさっきまで、訳の分からない怪物と戦っていた場所だ。100%安全とは言えないだろ。
美夜子
「そうね……とにかくここを離れましょう!」
美夜子も賛成のようだ。
スネ夫
「ああっ!でも、僕のドイツ製が!?」
ジャイアン
「あっ!俺のも!!」
二人は自分の箒がバラバラになったことを思い出した。
美夜子
「いいわ。皆、私の絨毯に乗って!」
慌ててる二人を見て、美夜子は落ちてからそのままだった絨毯を呼ぶ。
その絨毯を皆、珍しそうに見ていた。
絨毯は高級品のため滅多に乗れることが無いからだろう。
そして、全員が絨毯に乗り込んだ。
美夜子
「それじゃ、行くわよ!!」
美夜子は絨毯を飛ばし、のび太達ははじめての体験を楽しんでいた。
森の中に建っている教会
そこに、絨毯に乗った美夜子達が来た。
教会の前に置いてあった石像が絨毯の存在に気付くと矢を引いて構えた。
美夜子
「待って!大丈夫よ。私のお客様なの!」
石像に注意すると、弓矢を降ろした。
スネ夫
「うわぁ、凄い警備」
スネ夫は、警備の厳重さに感心していた。
…………変なところに感心するんじゃないよ。
美夜子
「これは魔物に対する備えなの。」
ドラえもん
「魔物?」
聞き慣れない言葉に首をかしげる。
美夜子
「そう。最近、地震や異常気象が増えてるのは、魔界星が近付いてるから何だって。父が言っていたわ。」
のび太
「魔界星…………」
のび太が呟いた。
教会の扉が開き、美夜子を先頭にのび太達は教会に入っていった。
のび太
「うわっ!真っ暗だ!」
中の暗さに驚いた。
美夜子
「パパ!私よ!」
そう叫ぶと、扉が勝手に締まり、完全な暗闇になると、のび太達は悲鳴を上げた。
すると、奥にある魔方陣的な何かが光、部屋全体が明るくなった。
???
「ようこそみなさん!!」
響き渡る声、のび太達は声の主を探して辺りを見回す。
???
「魔物に会って、その程度の怪我で済むとは、君たちは運が良い。」
そう言った後、教会のあちこちに飾られている絵の一つから、初老の男性が出てきた。
男性
「傷の手当てをしてあげよう。奥の部屋へどうぞ。」
そう言いながら、男性はのび太達の元にやってくる。
静香
「ああ、あなたは!」
スネ夫
「満月牧師!」
満月牧師
「いかにも。私は満月だ。」
ジャイアン
「うおっ!スゲェ!本物だ!」
満月牧師は髭をいじりながら、自己紹介をした。
ジャイアンはそれを聞き興奮しているようだ。
のび太
「ねぇ、満月牧師って誰?」
そんな中、
満月牧師をよく知らないのび太は、隣にいる出来杉にこっそり尋ねた。ドラえもんも聞き耳を立てている。
出来杉
「知らないの?有名な魔法学の研究者だよ。時々テレビに出てるじゃないか。」
のび太
「へっ?あ、そうかそうか、思い出した思い出した!」
ドラえもん
「んもー、忘れんぼうだなぁ、のび太くんは~、あははは~」
ドラえもんとのび太は誤魔化すように笑った。
スネ夫
「満月牧師、魔物って言ってましたけど、あの黒い流れ星も魔界星って言うのと関係があるんですか?」
スネ夫が満月牧師に尋ねると、満月牧師は溜め息を着きながら背を向け、
満月牧師
「いま、恐ろしいことが、この地球に起ころうとしている…………。」
思い詰めた表情でそう言った。
日が傾いてきた頃、教会のある一室で、ジャイアンとスネ夫はソファーで美夜子に傷の手当てをしてもらい、残りの四人はテーブルで飲んでいた。
※お酒ではありません。お茶です。
満月牧師
「君達は、悪魔の存在を信じているかね?」
外を見ながら、のび太達に問いた。
出来杉
「昔は居たけど、人間の進化に圧されて絶滅したと聞いたことがあります…………。」
出来杉が答えると、手当てが終わったスネ夫もテーブルについた。
満月牧師
「ん…………、そう言われている…………。だが、私は古い文書を解読し、恐ろしい事実を知ったのだ。」
ゆっくりと語り出す。
それは、この世界の人類は、悪魔から魔法を授かり、今の魔法文明を築き上げて来たらしい。
そして、悪魔は地球上の生物ではなく、魔界星と言われる別の星から来たと言うこと。
余りにも衝撃的だ。
のび太
「じゃ、じゃあ、悪魔は宇宙人なんですか!?」
のび太が尋ねると、振り替えって
満月牧師
「驚くのも無理はない、だが、魔界星は歴史上、何度も地球に接近しているのだ。」
恐竜の絶滅やノアの大洪水等が、魔界星が地球に接近したことだと説明した。
満月牧師
「そして今、その魔界星が再び地球に接近しつつある。」
深刻そうに告げ、のび太達は唖然となる。
満月牧師
「だが、私が必死に警告しても、誰も魔界星や悪魔の存在を信じようとはせん………………。しかし、これは事実なのだ。」
一旦切り、再び窓の外を見る。
満月牧師
「魔界星が…………世界の終わりが目に見えるところまで来てからでは、もう手遅れなのだ…………!!」
その言葉に、のび太達は怯えの表情を見せる。
その時
美夜子
「でも……、ママは信じてくれたわ…………。」
その呟きに、全員の視線が集まる。
満月牧師
「美夜子…………。ママのことは、もう…………」
満月牧師はそう言ってうつむいた。
美夜子
「でも……、ママは……!!」
満月牧師
「たとえ、誰かを救うためでも!悪魔の力を借りるなど、許される事ではない!!」
反論しようとする美夜子だったが、満月牧師の剣幕に反論することは出来なかった。
その拍子に、魔力が漏れたのだろう。スネ夫の近くに置いてあったマグカップが一つ割れ、のび太達が驚きの声をあげる。
満月牧師
「ああ……、すまん。つい……」
美夜子
「大丈夫?ごめんね。」
スネ夫
「ああ……、は、はい。」
満月牧師は念力で割れたカップの破片を集め、美夜子はスネ夫の無事を確めると、割れたカップを念力で持ち上げる。
満月牧師
「ああ、いや、わしが…………」
満月牧師は自分で運ぼうとするが、
美夜子
「いいの…………、淹れなおしてくるわ…………。」
美夜子は割れたカップを持って、部屋を出ていこうとする。
満月牧師
「美夜子…………、すまん。」
美夜子
「ごめんなさい…………。」
満月牧師の謝罪に美夜子は謝り返すと、部屋から出ていった。
のび太
「あの…………、美夜子さんのママって…………。」
戸惑いながら尋ねると、満月牧師は部屋に飾ってある、美夜子と美夜子の母親と思われる人が写った写真を見ながら、話した。
幼かった美夜子は、現代の魔法では直せない程の、重い病気にかかっていた。
病気を治すために、美夜子の母親はあるものにてを出した。
悪魔との取引だ。
それなら、美夜子の病気も治ると思ったのだろう。
当然、満月牧師はそれを止めた。生け贄が必要だったからだ。いや、それだけではない。その取引が何を引き起こすのか全く予想できなかったからだ。
しかし、彼女は、娘のために取引をした。自らを生け贄として。
話を聞き終わったのび太達は、全員黙りこんでしまった。
満月牧師
「恐らく、あの事が魔界星を呼び寄せる引き金となってしまったのだろう……。」
スネ夫
「本当に、悪魔が地球に?」
ドラえもん
「悪魔を追い払う方法はないんですか。」
不安そうに尋ねると
満月牧師
「無いことも無いんだが…………。」
そう言うと、満月牧師は部屋に飾ってある絵から、一つの巻物を取り出す。
満月牧師
「今から5000年もの昔、ナルニアデスと言う男が悪魔族の力を、封印したという言い伝えがある。その方法をつづった魔界歴程が、この地球上の何処かに隠されていると、この古文書には書いてある。」
満月牧師がそこまで説明すると、お茶を淹れなおしてきた美夜子が部屋に戻ってきた。
スネ夫
「じゃあ、その魔界歴程さえあれば、悪魔を恐れることは無いんですね。」
スネ夫は期待を込めていうが、満月牧師の表情は暗い。
満月牧師
「ただ……、これは、余りにも古い文書で、その隠し場所を解読できないでいる。」
苦い表情をしていると、ジャイアンもテーブルについた。
ドラえもん
「解読…………?」
ドラえもん/のび太
「あー!!」
ドラえもん
「それだ!!」
ドラえもんはポケットにてを入れ
ドラえもん
「翻訳こんにゃく~!!」
言葉を翻訳するためのこんにゃくを持って満月牧師のところに行く。
ドラえもん
「満月牧師、ちょっとこれを食べてみてください。」
満月牧師
「こ、こんにゃく?」
かなり驚いている。
ドラえもん
「いいからいいから!はい、あーん。」
一口サイズにちぎったこんにゃくを満月牧師に差し出す。
取り敢えずそれを食べた満月牧師はドライバーの指差す古文書に視線を移してみた。
満月牧師
「ん!?こ、これは!?」
すると、
満月牧師
「す、すごい!!読めてきたぞ。」
美夜子
「え!?」
その言葉に、美夜子は驚く。
満月牧師
「そうか、成る程…………!」
何かブツブツ良いながら、古文書を熱心に読み出した。
美夜子
「あなた達、凄い魔法を使うのね。」
ドラえもん
「へっ?」
間抜けな声を漏らすドラえもん。
美夜子
「こんな不思議な魔法、初めて見たは。」
ジャイアン/スネ夫
「うん。」
ジャイアン達も頷く。
ドラえもん
「いやぁ、アハハハハ!」
照れたように笑ったその時、
のび太
「満月牧師!」
突然、のび太が満月牧師に声をかけた。
その表情はかなり真剣だった。
満月牧師
「な、なんだね?」
古文書に夢中だったので少し驚いた。
のび太
「あの、今まで調べたものの中で、悪魔以外の怪物や銀色の巨人が出てくる物はありませんでしたか?」
魔法や歴史に詳しい彼なら知ってると思い聞いたようだ。
満月牧師
「銀色の巨人、悪魔以外の怪物……、確かそれと似たような事が書かれた物があったような気がするが、どうしたのかね?」
のび太
「実は…………」
のび太達は、先程森であったことを満月牧師に話した。
満月牧師
「成る程……そう言うことか…………。少し待ってなさい。」
そう言って別の部屋へと何かを取りに行った。
そして、その間に、ドラえもん達からの質問に答えた。
ドラえもん
「のび太くん、その力何処で手に入れたの?」
のび太
「僕にも分からないんだ。あの怪物達の事やそれと戦う人達を夢で見たから、あの時は巨人になって戦ったんだ。それ以外の事は、何も分からないよ。」
のび太が答え終ったとき、ちょうど満月牧師が何かを持って部屋に戻ってきた。
満月牧師
「あったぞ!巨人について書かれている物を。」
さっきのとは別の、巨人について書かれている古文書のようだ。
出来杉
「その古文書は解読が終わっているんですか?」
満月牧師
「いや、これも文字が古くて巨人と言うところ以外、全く解読が出来なかったんだ。だが、今なら解読できる!」
のび太
「それには何が書かれてんるですか!?」
満月牧師
「えーっと…………、世界が大いなる闇に包まれしとき、光の巨人と7人の勇者現れ、闇の中の闇を打ち消し、世界に光を灯す。…………何かの予言か?」
のび太
「怪物については書かれていないんですか?」
満月牧師
「まだ全て解読したわけではないので分からないが、恐らく書いていると思われる。……しかし、これが予言だとするなら、世界の終わりが、間近に迫っていると言うことになる…………」
場の空気が一気に重くなった。
出来杉
「でもこれだけ、情報があれば、きっと対策出来ますよ。」
出来杉の言葉に
満月牧師
「そうだな…………、別室で解読を進めてくるよ。」
それから暫くして、ドラえもん達は、それぞれの家に帰宅した。
今日はここまで。それでは後書コーナーです。
作者
「イヤー、バトル入れてみたけど、予想以上にグダグダになるわ、何か訳のわかんない方向に話は進んじゃうわ、色々と散々だったな。」
出来杉
「ま~、初めてだから仕方ないよ。それよりも今日紹介するのは何?」
作者
「そうだね。今日紹介するのはヒミツ道具は!!」
ドラえもん
「翻訳こんにゃく~!!」
のび太
「食べればどんな言葉や文字でも解読できる、便利な道具だね。」
作者
「そして、今日紹介する技は!」
のび太
「パーティクルフェザーとクロスレイ・シュトローム!!」
作者
「パーティクルフェザーは光粒子で出来た刃、主に敵を牽制するときに使う。クロスレイ・シュトロームはネクサスの必殺技の一つ。光線技の中では威力が低めだけど、弱い敵なら一気に粉砕可能な技だね。」
出来杉
「攻撃を受けた敵は、分子レベルまで分解されて消えるよ。」
作者
「それじゃあ、次回予告よろしく!!」
ドラえもん
「もしもボックスが無いともとの世界に帰れない!!」
のび太
「この世界でやることがあるんだ!!それを分かっていながら帰ることなんて出来ないだろ!!」
ドラえもん
「違う!この世界にとっても僕たちは異物なんだ!!魔法の世界の出来事に、科学の世界の僕たちが干渉するなんて間違ってる!!!」
出来杉
「次回、別れても離れない、二人の絆。別の道を行っても、また一つに交わる。」
作者/のび太/ドラえもん/出来杉
「次回もよろしくね!!!」
作者
「何だ?この訳のわからん次回予告(笑)」