今回は永遠亭の面々と邂逅します。
それではご覧ください!(迫真)
妹紅と走平は永遠亭の中に入る。走平はてゐの後ろの一瞬で回り込んだ時のことを考えていた。
あれは一体?今まで感じたことのない力が全身から湧き上がる感じ…
「どうかしたか?」「え、いやなんでもねぇ」「そうか?」「ああ平気さ」そういって辺りを見回す。
内部は板張りの廊下と障子、襖がまるで終わりなどないかのように続いていた。「なんだこりゃ。終わりが見えねェぞ」「それはここの永琳っていうやつの術でそうなっているんだ」「なんか、遂にここのやばさと対面した気がするよ」
走平はここで何かを感じていた。外の世界にいた時には感じたことのない物だった。
なんだ?このグイグイくるような感覚。気ってやつか?
「えーと、確か」と妹紅ははじから襖を数えていき、「よし、ここだ」そう言うと、襖を引く。そこには看護婦のような服を着た女性がいた。
走平は少し後ずさる。
こいつと対面した瞬間、感じていた気が一気に強く感じるようになった。あれはこいつが発してやがったのか。だがしかし、妹紅と仲が良さそうやし、安全…か?
その女性は看護婦のような格好をしていたが、特徴的な配色で左右半分半分が赤と青に分かれてた。
こいつが一番やべェかもしれねェ……
と走平は一人でドン引きする。なまじ外の世界の看護婦に形は似ていたのでショックはデカかった。
「よう」「こんにちわ。妹紅。遊びに来たのかしら?その人は?」その女性は走平を見て言う。「俺は川田 走平だ。先日幻想入りしたモンだよ。取り敢えずよろしくな」「幻想入りした方だったのですね。私は八意永琳。この永遠亭で医者をしている者です」永琳は落ち着いた感じで丁寧に話す。ある意味ではこいつが一番まともなんかなと考える走平。
「輝夜に会いに行きたいんだけど、今どこにいるんだ?」と妹紅は問う。「ここにいるわ」「わかった」そう言うと妹紅は襖を開けて廊下にでて、別の襖を開ける。「おーい輝夜いるかー?」「いるわよ」そこには少女がいた。腰まで伸ばした黒のストレート。服装は上がピンクで下は赤や白のスカートを重ねているといった感じである。
その色は和を感じさせるが形は洋のようだ。
走平は永琳の存在が大きすぎたので輝夜を見ても特に反応はなかった。
「何時ものように殺し合いでもしにきたのかしら?」そう言うと輝夜は妹紅に向かって光弾を一つ放つ。妹紅は何時ものように回避しようとしたが、
その必要はなかった。その光弾はいつの間にか妹紅の前に立っていた走平によって弾かれていたからである。妹紅に当たったのは、走平が移動した時に発生したのであろう強い
風圧だけだった。「妹紅平気か!?」「そ、走平?またいつの間に!?手、大丈夫か!?」「え?あ、ああ。なんかまた出来たわ。あと手なら平気だ。なんか知らねェんだけど、全然痛くねェ」妹紅は走平の手を確認する。「どこらへんで弾いたんだ?」「手の甲だよ」妹紅が確認するが手の甲には傷ひとつなかった。
妹紅は驚愕する。弾幕は人間程度に当たれば怪我させる程度の威力はある筈だ。なのにこれは………。
一方、走平は自分の動きにまた驚愕していた。ま、まただ!なんだこの力はッ!それにさっきの光弾。ここは一体!?
「……へぇ」と輝夜は面白そうに笑った。
続く