幻想韋駄天録   作:ロシロシ

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対決!韋駄天対不死鳥

「「行くぞッ!」」

 

神と蓬莱人は地を蹴る。「喰らえッ!」妹紅が弾幕を発射する。「オオラァ!」走平はそれを走りながら回転してよける。そのまま弾幕を撃ち返す。妹紅も負けじと弾幕をぶつける。二人の放った弾幕はお互いを打ち消し合う。そのときに発生した強風

が辺りを吹きつける。

「初めてにしてはなかなかやるじゃない」「そうかい?」「本気で行ってもいい?」「ご自由にィ」「じゃお言葉に甘えて!」妹紅の背中に炎が憑依する。「オイオイ…」その炎は首のない不死鳥の形をしていた。

なんつー不気味な姿だよ…

しかも妹紅の奴飛んでねェか?妹紅の体は中に浮遊していた。「お前空飛べんのかよ!」「これぐらい簡単だよ。後であんたにも教えてやるよ。行くぞ!< 不死 火の鳥 -鳳翼天翔>!」

妹紅がスペルを発動させる。今までとは比べ物にならない量の光弾がばら撒かれ、火の鳥をもした形の大きい光弾が突っ込んでくる。

「うおお!」身体をひねって避けるが腕に少し弾幕が掠る。「あ、掠るのはノーカウントよ」と輝夜が追加説明をする。スペルってのはこんなにもすげェのか!これは避け着れるか?

しかし走平の目にはどんなに速い弾幕もスローに見えていた。そしてその目に体の動きも追いついていた。

走平は弾幕飛び交う戦場を駆け抜ける。そして一瞬のうちに妹紅の後ろを取り高さを

合わせるためにジャンプする。3mぐらい妹紅は飛んでいたが余裕を持って到達する。うわっ…俺ここまで飛べるようになってんのか…

「オラァ!」走平の放った弾幕は妹紅にヒットする。「うわっ!」いきなり後ろを取られた妹紅は驚き声を上げる。

それとともに妹紅のスペルも途絶えた。だが怯むことなく次のスペルを発動する。

「滅罪「正直者の死」」!ライン上に並んだ米のような弾幕がが揺れ、その上にウイルスのような形をした弾幕が走平を挟むように突っ込む。「ゲ!」

そこにレーザー型の弾幕が現れる。あれはすり抜けられなさそうだ。

普通に避けよう。そう思っていた走平だったが、米粒弾幕とウイルス型弾幕によって行くてを阻まれレーザーに焼かれる。「うおおッ!糞ッ!こんなんどうやってよければいいんだよッ!」

「引っかかったね!レーザーの形をした弾幕は実はすぐには当たり判定はないんだ!正直者の死ってこと!」「成る程な。見事に引っかかったってわけか」そうこうしている間にもレーザーが迫ってくる。「二回目の被弾は確定的ね!」

「オイオイ…そりゃあちっと早計すぎじゃあねェか?」俺のスピードを持ってしてもこれはキツイ。だがあるだろう?

この状況を打破する方法がよォ!そう…スペルだ。今はそれしかねェ!イメージするんだこの状況を打破するスペルを……思いついたぜ!

「うおおああ!走符「韋駄天走り」!」走平を中心として、三日月のような形をした弾幕を辺り一面に爆発したかのように撒き散らす。

そして走平の身体の周りを弾幕が包み込む。妹紅のレーザーが当たるが跳ね返される。「何!?」走平は妹紅を

中心として、その周りの空中を超高速で走りぬける。辺りを途轍もない強風が吹き付ける。「な、なんだこれは!?」円形に走る走平からおびただしい数の速い弾幕が妹紅を襲い、妹紅は避けきれず被弾し、地に落ちる。「ぐっ!

蓬莱「凱風快晴 フジヤマヴォルケイノ」!」(此処はこれで弾幕を相殺して耐え抜かないと!)妹紅の爆発する弾幕が走平の弾幕を打ち消していく。それから時間を開けずに走平のスペルが終了する。

走平はその勢いのまま妹紅に突っ込んでいく。走平は妹紅の弾幕をかわしながら弾幕を放つ。妹紅も応戦し、

両者の通常弾がぶつかり合う。両者一歩も引かない。いや寧ろお互いに向かっていく。「うおおあ!!」「オオラァ!!」二人のすれ違い様に勝負はついた。周りの弾幕が一瞬にして消える。

 

「はい、3対2で走平の勝ち!」




スペルカード解説
走符「韋駄天走り」
十秒間だけ身体能力を格段に上げ、弾幕を纏ってほぼ無敵化し、自分を中心として弾幕を撒き散らすスペル。
とても強力だが使用可能時間の短さがネック。
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