その次からは主人公視点のみでストーリーにして行きたいと思います。
理解し得ぬ、理解し得ぬ。
何故だ!
何故!
何故、我はココにいる。
不快なり、不可解なり。
我等は既に敗れし者。
あの時、あの地で果てた者。
別れた四つの末端すら消滅した者。
ならば何故、何故に我は此処に居る?
いや、そもそも我は誰だ?
七十二の末端ではない。
統合されし我でもない。
記憶を消した主人でもない。
我は何者なるや。
分からぬ、分からぬ。
かつて感じていた、人類への疑問ではなく、内に向ける疑問に押しつぶされる。
何故何故何故何故!
我は誰だ?
我は何処から生まれた?
我は何をすればいい?
我は何処へ向かえばいい?
我は、我は、我は!
分からぬ、理解し得ぬ、届かぬ、然して諦めきれぬ。
ある筈だ!
我の意味が!
名すら無く、使命すら無く、目的すら無くとも。
ある筈なのだ!
一秒毎に崩壊を迫る電子の海に漂うだけの我にも、此処にいる意味が!
あぁ、『奴に』会いに行こう、会って聞こう、我は何なのかを、我は何をすべきなのかを、我は何を目指すべきかを。
人類最終のマスターに会わなくては、どんな手を使ってでも、我を知るために。
奴ならきっと知っている。
奴ならきっと答えをくれる。
奴ならきっと、きっと、きっと。
我の正体を知っている。
だから、行かねばならぬ。
遥か彼方に波打つ聖なる器の方へ。
奴ならきっとそこに居る。
あの器のある所に奴が現れぬ筈がない。
急げ、急げ、急げ急げ。
この身が電子の海へと溶けきる前に。
この思考が閉じるきるその前に。
会わなくては、会わなくては。
会って奴に聞かなくては。
奴に、奴に、奴なら、奴しか。
待っていろ、最終のマスター。
我は貴様に会いに行く。
それが第一の目的だ。
それが唯一の目標だ。
もはやそれしか求めない。
我を知りたい。
我が知りたい。
生まれた意味を。
生きる意味を。
貴様に会えば全て解るのだろう。
貴様に会えば全て終わるのだろう。
この時の流れと切り離された我が身の事も。
この七十二の端末と切り離された我が身の事も。
貴様は知っている。
知っていなければいけない。
我等と貴様はそういう関係で。
我とは貴様はそういう関係である筈だ。
だから、どうかだから。
そこに居ていくれ。すぐに行くから。
傍に居ていくれ。此処は凄く寒いから。
もうすぐ、もうすぐだ!
もうすぐで会える、奴に会える!
待っていてくれ、待っていてくれ、待っていてくれ。
人類最終のマスターよ!!
人類最高のマスターよ!!
人理保証機関カルデアのマスターよ!!
藤丸立夏!!!
我は貴様に会う!!!!
うーん。
このタコ型の謎の人物、いったい誰なんでしょうね不思議不思議(棒)
感想、ダメだしお待ちしております。