姫騎士と傭兵   作:姉川春翠

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 城を見上げ、ヒスイ達は言葉を失った。

 世界に名を跨ぐ七人の傭兵の内の一人“迅雷”の異名を持つ少女、エクレール=シトリン。その少女が見るにも耐えない瀕死の状態で、城の上に立つ人物に頭を鷲掴みにされていたからだ。

 だがヒスイは、その人物がどういう存在か知っていた。

 良くは覚えていない。だがこの感じに彼は覚えはあった。目の前にいるフードを被った男(・)が、過去に自分の大切な何かを奪ったのだと。

 だから叫んだ。衝動的に声を張り上げた。

 

「また……てめぇか。てめぇはまた、俺の周りのやつを――ッ!!」

 

 喉が張り裂けそうなほど叫び、ヒスイは大地を踏み男に飛び掛かろうとした。

 だが、睡眠薬の効果がまだ完全に消えきっていないからか、それとも何か別の理由のためか、思うように体を動かすことが出来なかった。

 その代わりに動いたのは、

 

「お姉ちゃんを、放せ!」

 

 マリネだった。

 彼女は怒りに任せ、水奏術を使った。

 本来水がない場所で、彼女がどこの水を使ったのかそれは、地面の下にある水脈だった。

 巻き上がった水の柱はマリネを上に乗せ、その勢いを利用し男の下に飛んだ。が、

 

「えっ?」

 

 フードの男は嘲笑うかのように影から薄らと笑みを浮かべ、エクレールの頭を掴んだまま振りかぶった。

 このとき、怒りが思考を支配していたマリネは、目の前の人物が何をするかわからなかった。

 だが、暫くして――

 

「まさか!?」

 

 気がついた。だが遅かった。彼女が気がついた時、フードを被った男は、エクレールを投げていた(・・・・・)。

 まるで剛速球のような勢いで投げられたエクレールはマリネに直撃し、

 

「きゃあっ!?」

 

 受け止めることが出来なかった体を吹き飛ばす。

 

「ぐっ……かはっ……!」

 

 そのまま、二人は勢いよく城壁に直撃した。

 挟まれ、背中を思い切りぶつけたマリネは吐血し、気を失った。

 

「マリネ!エクレール!」

 

 ヒスイとマリアは二人に駆け寄り、体を抱き起こす。

 マリネの方は呼吸が少々困難になっているが、幸い命には別状ないだろう。

 だが問題はエクレールだった。

 

「エクレール!おい、しっかりしろ!」

 

 呼び掛けても返事がない。虚ろとした瞳には光が宿っておらず、かろうじて息があるがこのままでは死ぬのは確実だ。

 その光景を、男は笑みを浮かべ立ち去ろうとする。だが、ふと背後を向けた瞬間殺気を感じた。しかも、息を呑んでしまうほどの。

 男は顔だけを振り向かせ、殺気の方向を見た。そこには、

 

「姫……様?」

 

 遠く離れているヒスイやマリアですら感じることの出来るほどの気を放つ、リナの姿だった。

 男は暫しそれを見つめ、顔を元の位置に戻すと、闇となって消えた。

 

「おい、エクレール!」

 

 叫び声。それを聞き、リナはハッとした。

 そう、彼女は無意識だった。無意識で彼女は、誰もが息を呑むほどの殺気を放っていたのだ。

 しかし構わずリナはすぐさま、エクレールの下に駆け寄った。

 

「ヒスイ、退いて下さい!」

 

 ヒスイを押し退け、リナは服の長い袖を引き契り、隠していた左腕を出した。

 月明かりが彼女の左腕を照らし出す。するとそこには――

 

「なっ……!?」

 

 痛々しいまでに腕全体に刻まれた、まるで何かの回路を描いたような刻印だった。

 マリアはその痛々しさに思わず口に手を当てる。

 知らなかった。ほとんど一緒にいた彼女ですら、左腕の刻印のことを。

 リナは周りの反応を構わず、左手をエクレールに翳す。すると――

 

「これ……は……」

 

 彼女の体を、優しい光が包み込んだ。

 光は見る見るの内にエクレールの体の傷を癒していく。外見の傷ではなく、とても治療出来そうにない破損した臓器も。

 

「これは、魔術?」

 

 だが、魔術でもこれほどのことが出来るはずもなかった。これまでに見たことのない反応に、ヒスイは目を見開く。

 考えられる物は一つだった。

 

「まさかこれ、錬金術か?」

 

 ヒスイの問いに、リナは頭を横に振った。

 

「これは、魔術と錬金術を合わせた、大昔の術式です」

 

 光が収まると、エクレールの体は完全に治癒していた。

 

「この世界にまだない言葉で言うなら、魔法とでも言いましょうか」

 

 魔法。それは遙か昔に消え去った、魔術そして錬金術、あらゆる全ての術を越えると言われている物だ。

 しかし何故彼女がそんなものを?そうヒスイが脳裏で考えた時だった。

 

「傷を治しましたが、それ以前に血を流しすぎています。誰かこの中に、彼女と血液型が同じ人はいますか?」

 

 リナの質問に、手を挙げたのは――

 

「私、私がお姉ちゃんと一緒だよ」

 

 傷つき、先ほどまで気を失っていたマリネだった。

 そうですか。と言うと、リナはマリネに注射器の針を刺した。

 

「ひ、姫様なにを!?」

「血を少々採取するだけです」

 

 今までにない冷徹な目。その目に、マリアは思わず押し黙った。

 

「しかし、注射器一本では血が足りません」

「じ、じゃあ私からもっと取って――」

「ここは、補うしかありませんね」

 

 マリネの言葉を無視し、リナは倒れている一匹の魔物に近づく。

 そして、ふと地面に錬金術の使用の際に必要な“陣”を描き、そこに左手を置く。

 すると光を放ち、そこから一つの鉄の容器が現れた。

 

「読み通り、地面には砂鉄が含まれていましたね」

 

 これまでの手際。そして全てを見通しているかのような冷徹さ。

 言葉が悪いが、しかしこれ以外に表現しようがない。まるで、機械のようだった。

 

「過去に魔物血のサンプルを採取し、観察した際、組織や成分構造など、人間とほとんど同じ物でした。そして私の推測が間違っていなければ――」

 

 呟くとリナは、魔物の腕をそこらに転がっていた剣で剥ぎ、魔物の血を鉄の容器に溜める。

  そして先ほど採取したマリネの血も、鉄の容器に入れた。

 

「あの、姫様。なにを」

 

 見ていられず、マリアは問いかけた。

 

「魔術はそこに存在しない物を、存在している物として生み出す力。ですがそれでは術者の個体さによって形が異なり、また生み出したいと思っている物を万能には生み出せません」

 

 地面に先ほどとは違う“陣”を描きながら、リナは述べる。

 

「対し錬金術は、そこに存在している物から、そこに存在していない物を生み出す物。しかし、それにも欠点がある」

 

 それは――

 

「等価値の物を生み出す故、完全な物を生み出すことを出来ない」

 

 彼女が言っていることを、マリアは理解出来なかった。

 しかし、これだけはわかる。

 世界の学者がどうしても発見することが出来なかった、魔術と錬金術の相違点を、目の前の少女が見つけだしたのだと。

 

「ならばお互いがそれを補い合えば、完全に最も近い形で生み出すことが出来る」

 

 呟き、描いた“陣”の中心に今度は“ルーン”を刻む。

 その後、魔物と人間の血が入り交じった容器をそこに置き、手を翳した。

 電気が迸り、光を放つ。そして収まり出来たのは――

 

「こ、これは……!?」

 

 紛れもない、人の血であった。

 

「ふぅ……後はこの血をパックに入れ、輸血するだけです。と、引っかける棒がありませんね」

 

 そう言うと再び“陣”を描き、剣からただの鉄の棒を作り上げる。

 ヒスイとマリア、そして体を起こしていたマリネは呆然としていた。

 一体なにをしたのか、三人には全く見当もつかなかったのだ。

 

「お前……天才か?」

「いえいえ、私は天才なんかじゃありませんよ」

 

 気がつくとリナは、冷徹な表情から普段のにこやかな表情に戻っていた。

 

「さて、この棒を地面に刺し、血の入った輸血パックをぶら下げて――」

 

 深く感心して、ヒスイがリナのことを見ていた時だった。

 

「この針を腕に刺し、うっ……ゴフッ……!」

 

 突然、彼女の口から血が飛び散った。

 

「リナ!?」

「姫様!?」

「だ、大丈夫です」

 

 言うが、当然大丈夫ではなかった。

 

(――あ……れ……?)

 

 リナの全く体は言うことを聞かず、その場で倒れ伏し――気を失った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 ヒスイとマリア、そしてマリネの三人は森の中を歩き、城へと向かっていた。

 ヒスイはリナを、マリアはエクレールを負ぶっている。

 リナが突然倒れた時、驚いた三人だったが不思議と冷静だった。

 彼女が用意した血をエクレールに輸血し、彼らはパックの中が空になるまで待つことが出来たのだ。

 何故彼らが冷静でいられたのか、考えれば簡単のことだ。魔術と錬金術、この二つをリナは使役したのだから。それも一度ならず連続で。

 魔術と錬金術の同時使役しようと試みた者は他にもいた。だが決まってその者は死んだ。

 それぞれの相違点を理解出来ていなかったからだ。だがリナは、彼女は完全に理解し、その勝手も理解していた。

 ただ体がその使役についていく事が出来なかった、それだけのことだ。

 普通ならば取り乱すだろう。取り乱し、冷静な判断をすることが出来ないはずだ。

 だが彼らは知っていた。冷静さを欠いた事による末路を。

 だからこそ彼らは冷静でいることが出来たのだ。取り乱しそうな心を抑え、そして信じていた。この少女が死ぬはずはないと。

 

 三人は歩いた。夜であるにも関わらず。

 だが冷静に考えれば、これは正しい判断だった。

 彼らがいた城は人間の城ではなく、魔物の城だ。そこら中にいる魔物が、一点に集中しているはずもない。

 もしかすれば、人間のように、城とは別に村のような集落もああるかもしれない。そう考えれば、あの場に長時間止まっているのは危険だった。

 

「マリネ本当に大丈夫か?血、吐いてたが」

 

 これで何度目かわからないが、ヒスイは問いかけた。

 それは、少なからずとも軽傷ではなかろうマリネのことを考えてのことである。

 

「大丈夫だってば。心配症だなぁ?ヒスイくんは。何?私に興味があるわけ?」

「心配に決まってんだろ」

「っ……ゴメン」

 

 悪ふざけが過ぎたと、マリネは思った。

 心配しているに決まっている。でなければ、そもそも彼が城を一人で飛び出すようなことしなかったのだから。

 考え、マリネは少し申し訳ない気持ちで一杯になった。

 自分が冷静に動いていれば、怪我をすることがなかったのだから、と。

 

「マリネ……」

「ん?なに?」

「お前が元気じゃねぇと調子狂う。だから元気出せ」

 

 ヒスイなりの慰めの言葉に、隣でエクレールを負ぶって歩いていたマリアは思わず吹き出す。

 

「なんだよ?」

 

 ヒスイは不機嫌そうに問いかけた。

 

「だ、だってそんなヒスイ見たことなかったつい」

 

 笑いを堪えながら、マリアは答えた。

 

「そうかいそうかい。似合わなくて悪かったな」

 

 言って、ヒスイは思い出した。そして、

 

「マリア……」

「何かしら?」

「さっきは悪かったな。フローライトの城を出てくる際のこと」

 

 ヒスイの謝罪を聞き、マリアは思わず頬を赤くした。何故なら、これまでに彼から謝罪を受けたのは、片手で数えられるくらいしかなかったのだから。

 

「別に、気にしてないわよ。あんたが私たちのことを考えてくれていたのはわかってるし」

「……違う」

「えっ?」

 

 ヒスイの言葉に、思わずマリアは疑問を漏らした。

 

「俺はあの時、自分のことしか考えてなかった。俺が感じたあいつの気配。それに対し俺は怒りを抑えきれず、冷静さを失い、結果エクレールやマリネを傷つけた」

 

 マリアは黙った。目の前の青年になんと声を掛ければよいか、わからなかったから。

 だが頭を横に振ると、マリアはヒスイの先を走り立ち止まった。

 

「確かにエクレールは死にそうな目に遭ったかもしれない。マリネだって怪我をしたかもしれない。姫様も倒れたかもじれない。でもね、それはあんただけのせいじゃないわ。何も出来なかった私にも責任がある」

 

 背を向け、マリアは告げる。

 

「だから、なんでも一人で背負おうとしないでよ。あんたは、一人じゃないんだからさ」

「……何、生意気なこと言ってんだよバカメイド」

 

 言われ、思わずマリアは振り向いた。文句を言ってやろうと。

 だがそれは遮られた。

 

「ありがとな」

 

 木々の間から入り込んできた月明かりがヒスイを照らした時、ほんの一瞬。本当に一瞬だけ、ヒスイが女性に見えたからだ。

 それはマリネも同じだった。

 

「どうした?そんなまじまじと見て」

「っ……な、なんでもないわよ!」

 

 すぐさま顔を逸らした。言えるはずもないだろう、一瞬女に見えたなど。

 と、その時だった。

 

「ん、んっ……」

 

 ヒスイの背中で眠っていたリナがゆっくりと目を覚ました。

 

「ん?起こしちまったか?」

「ヒスイ?あれ?私」

「お前、急に血吐いてぶっ倒れたんだよ。体なんともないか?」

 

 寝ぼけた頭で辺りを見回すリナ。そして、ヒスイの背中を見て次第に意識を覚醒させた。

 

「な、なななななっ!?」

「あ、おい!?」

 

 驚き、暴れたリナは、思わず手を離したヒスイのせいで地面に尻をぶつけた。

 

「ひうっ!?」

 

 などと可愛らしい悲鳴を上げてヒスイの背中から落ちたリナは、ぶつけた所を擦り涙目になる。

 

「い、痛ぁーい!」

「わ、悪い。大丈夫か?」

「何さらしてくれてんのよこのバカ!大丈夫ですか!?姫様!」

 

 たった一つのことで大騒ぎになる二人、いや三人。それを珍しくマリネは呆れた眼差しで見ていた。

 

「うぅ……お尻が痛いです」

「す、すまん」

 

 気まずいのだろう。ヒスイは顔を逸らしてそう言った。

 

「というか、何で私を背負ってたんですか!?」

 

 顔を真っ赤にして叫ぶリナ。どうやら彼女は、自分が倒れたことを覚えていないらしい。

 事情を説明すると、リナは申し訳なさそうに正座をしていた。

 

(――ひ、姫様可愛い……)

 

 それを見てそんな事を考えているマリアを傍目に、リナはヒスイに謝罪を言った。

 

「すいませんでした。そうとも知らずに」

「別に構わねぇよ。悪いのは俺だからな」

 

 それを聞き、ムッとしたようにリナは詰め寄った。

 

「それ。それですよヒスイ」

「は?何が?」

「あなたは何で何もかも自分のせいにするのですか?」

 

 見るとマリアも頻りに頷いている。

 

「俺が手を離さなければ、お前落ちなかったろ?」

「でもそれは私が取り乱し暴れてしまったからです」

 

 腕を組み、リナは述べる。

 

「あなたは何でも背負おうとし過ぎです。どうせ今回の一件も全部自分のせいだと言うつもりなのでしょう?」

 

 それは先ほどマリアが指摘したことと同じ事だった。

 

「今から何でも一人で背負い込もうとするのは禁止です」

「いや、なんでお前に命令されなきゃ」

「あなたは私直属の護衛兵士でしょう?」

 

 言われ、ヒスイは思い出した。そう言えばそんなこと言われたっけか、と。

 

「だがなぁ?」

「だがもへったくれもありません!」

「はい、すいません」

 

 普段の彼らしからぬ光景だった。それは一年に一回、いや十年に一回見られるか、もしかするともう一生見られないかもしれない違和感の固まりのような光景。

 

「それで、私が言ったことに関しては?」

「以後気をつける」

「素直でよろしい。大体あなた、なんで面倒くさがりのくせに、面倒ごとを背負い込もうとするんですか?意味がわかりません」

 

 さながら夫の不手際を怒る妻と、妻の言葉に押し負けている夫のような光景に、マリアとマリネの二人はくすくすと笑っていた。

 

「うっ……!」

 

 だがふと、容態の良くない少女がいることを思い出す。

 

「……姫様」

「何ですか?今あなたと話してる場合じゃ」

 

 無言でエクレールを指さしたのを見て、リナは黙った。治療したとは言え、彼女を早くベッドの上に寝かせてやりたいのだ。

 一度息を吐き、ヒスイの方に向き直った時だった。

 

「あ、あれ?」

「おっと、大丈夫か?」

 

 突然リナの体から力が抜けた。

 倒れそうになった体は、ヒスイの体によって支えられる。

 

(――あ、あれ?この状況どっかで……)

 

 リナは同時に、デジャブという感覚を覚えた。どこかで似たような状況があったと。

 頬を赤く染め、リナはヒスイの顔を見上げた。

 今回もやはり、ヒスイは呆れたような表情をしている。

 

「全く、無理して動くからだ」

 

 ため息を吐き、ヒスイはリナに背中を向けた。

 

「ほら、早く乗れ」

 

 以前と同じようにリナは最初拒んでいた。しかし今回ばかりは全く歩けそうにもなかったのため、ヒスイの背中に乗り掴まった。

 

「さて、行くか。このままじゃ夜が明けちまう」

「別に明けても良くない?」

「うるせぇ。気分の問題だ」

 

 そんな声を聞きながら、リナはうとうととしていた。

 

(――やっぱり、温かい……)

 

 だがリナは、やはりどこかでこの温もりを感じているような気がした。自分が小さい頃に。

 そして無意識に、呟いた。

 

「……ちゃん……」

 

 呟き、リナはゆっくりと目を閉じ眠った。

 

 

◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇

 

 

 半壊した魔物の城の玉座の間に、フードを被った男がいた。

 エクレールを殺し掛けたあの男だ。

 

「リナ=フローライト……」

 

 リナの名前を呟き、男はニヤリと笑みを浮かべる。

 

「魔術と錬金術の同時使役……そして左腕の魔法の刻印。使える、あのお方復活のために」

 

 くくく、と不適に笑う男。次第にその体を黒い何かがが包み、声色は笑い声が大きくなる内に変わっていく。

 そして言った。

 

「アノ小娘……ワレ復活ノ礎トナルヤモシレン……」

 

 不気味な声を発し、男はそこから闇となって姿を消す。

 男の高らかで不気味な笑い声が、明けようという夜空に響き渡っていた。

 

 

 





どうでしたか?
今回はこの作品に関する設定が色々と出てきました。

次回はエクレールがメインの話です。過去話ではありませんよ?

では、次回でまた。
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