先日放送された某ドラマを見ていて無性にこの曲が聞きたくなりまして。
いっそ書きたくなりまして
そんな感じで書きました。
ああ、起こしてしまったかい?ごめんね。
明日は二人とも休みだろう?まだゆっくりしていよう。
何だって?他の女のことなんか考えていないよ。
いや
今日は話があるんだ。聞いてくれるかい?
僕についての少し、おかしな話さ。
僕だっていろんな人に会ったし、恋愛だってしてきた。
君だってそうだろう?僕の前に付き合って、体を重ねた人だっていただろう?
僕にもそういう人がいた。そしていつか振った振られたかした。
彼女は、けんか別れ、でいいのかな?
その人は結婚まで考えていて、いろいろ準備していたのさ。
ごめんね、君の前でする話じゃないのは分かってる。でも、聞いてくれないか?
ありがとう。
それで、その人と式の準備やらなにやら、何かと口論になることもあった。
それでもよかった。
二人ともお互いがお互いのためを思ってのことなんだからね。
ごめんね。
待ってね。
ああ、雨が降って来たか。
ああ、いいよ。僕が窓を閉めてくる。
君はそこにいて。そんな恰好じゃあ風邪ひくよ。
あの日もこんな雨の日だったんだ。
あの日もこうやって二人で一緒に夜を過ごせると思っていた。
どんなにひどい口喧嘩になっても、そして来たのに。
君は。
ううん。なんでもない。すぐに行くよ。
うう、寒かった。さぁ、早く僕を入れておくれ。
はぁ、暖かい。それで、どこまで話したんだっけ?
そう、あの人としょっちゅう喧嘩してたって話だね。
そうそう、それで、あの人と特にひどい喧嘩した日がこんな雨の日だったんだよ。
夕方から急に降り出してね。昼間の様子も今日そっくりの曇り空さ。
だから、それで少し思い出してたんだ。
君は僕のことをひどい男だって軽蔑するかい?
デート中に他の女のことを考えているような奴だって。
君が思ってるほど僕も紳士じゃなかったのさ。
その女と?いいや、それからは会ってないよ。
寛大な判決をありがとうございます。裁判長?
何?何が聞きたいの?
その女?さぁ、それからは全く聞かないな。
嘘?嘘なんてついていないよ。
明日?明日は二人とも休みだって。
ごめんね。そうだよね。
おかしいな。なんで僕はドアなんて見ていたんだろう?
忘れられない?いいや、そんなことはないよ。
だって、君と付き合って、こうして一緒に寝るのだって何回目だい?
それに、もう何年も前のことだ。僕も今よりずっと若くて、世の中のことなんて何も知らないころだ。
それを、どうして今更。
どうしたんだい?君からキスしてくるなんて。
嘘?僕は嘘なんて
そうだね。
夜は長い。
今夜はちゃんと話すよ。
そうだ、僕はあの人を忘れられない。
君にすごく失礼なことは分かっているけれど、あの人のことが今も頭から離れない。
それはきっと、これからもずっと変わらない。
変えられない。
僕はひどい男だ。君の前でこんな話をするなんて。
それでも、僕はこの事を君に言いたかったんだ。
君には、あの人を愛したのと同じ気持ちの君には。
どうしても。
聞いてほしかったんだ。
聞いてもらわなきゃ、って思ったんだ。
それが僕ができる精一杯の愛し方だから。
次に目が覚めた時、君は僕を置いていくんだろう?
僕はあの時に未だにとどまり続けている。
でも、それでもいいんだって思う自分もいるんだ。
そうすれば誰も悩む必要がなくなるだろう?
なのに
どうして
君はそんなに幸せそうに僕の隣でほほ笑んでいるんだい?
僕は今日、君とさよならするつもりだったのに。
君はどうしてこんなひどい男の隣で横になっているんだい?
どうして君の服はきれいに折りたたまれてそこの椅子の上に載っているんだい?
ベッドルームで待っているのは僕の方なのに。
どうして
君がそうやって僕を見つめるから。
何が正しいのかわからなくなる。
僕はどうしたらいい?
ただ、一つわかった居ることは僕は言わなきゃならない。
さよなら、と