魔法少女リリカルなのは~ブレイジング・ルミナス~   作:火神はやて

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前回より長い感覚があいてしまい申し訳ないです。
タイトルの通り……ではありますが、甘い感じになるかは定かではありません。
ではでは、ほんの少しでも楽しんで頂けたなら嬉しいです。



第14話 決着と告白とファーストキス(前編)

 黄昏に沈む広大な空間がある。

 そこは喧騒の無い閑散とした廃墟であり、柔らかい茜色が煌々と射していた。

 雑然と立ち並ぶ高層ビルだった物の隙間を、一陣の風が割れたガラスから抜けては何処かへ溶けていく。

 ここは、アースラの訓練室だ。 

 

 そして訓練室に立つ人影は三つ。

 一つは、六枚からなる漆黒の羽を携える少女。 

 

「ーーッハ、なんだその目は気に食わん。貴様ら、よもや我に勝てるつもりではあるまいな?」

「そりゃあ、当然負ける気は無いよ。そうじゃなかったら、僕らはここにいないさ」

「ええ。現状、三戦三敗ですが……今日は勝たせて頂きます」

 相対するは、金の手枷に繋がれた青年と少女。

 それぞれが、ディアーチェ、ルイス、そしてシュテルだ。 

 三人ともにその瞳は自信で満ち、「勝利のイメージしかない」のだと、雄弁に語っていた。

 

「威勢だけは相変わらずだが……まさか、手も足も出ずに負け続けている現実を忘れたわけではあるまいて」

「アハハ、ディアーチェは本当に容赦がなかったよね。でも大丈夫、今日は()()があるからね」

「……ほぉ。面白い、ならばその愚策ごと完膚なきまでに叩き潰してやろうではないか」

 

 睨み合う三人を見るは、観戦室に詰めかけたアースラスタッフの面々だ。

 観戦室は満員御礼、許す限りの人で埋め尽くされている。

 海鳴市の警邏任務は当然継続されている為、観戦券を得るためにシフトの押し付け合いや舌戦が泥沼化し、最終的にクロノの一喝で抽選制となった。

 この場にいないスタッフは血涙を流し、ゾンビの様に町を徘徊している事であろう。

 

 また、VIP観戦室にはなのはやフェイト、はやてに守護騎士の面々といった主戦力は全員が揃っていた。

 当然、レヴィとユーリの姿もそこにある。

 レヴィが「ねぇオリジナル! 僕はどっちを応援したらいいんだ?!」と叫んでは頭を撫でられていた。

 どことなく和やかな雰囲気もあるが、その反面、守護騎士たちの表情は硬い。

 今回の模擬戦の意味する所をよく理解しているからか、特にヴィータとシグナムの視線は鋭いものがあった。

 また、観戦室の幾人かも、同じく「謎の青年」を見定めに来ている。

 今後、自分達の背中を預けるに足るのか。そして何より、実力以前にその本質を知るという目的が大きいだろう。

 

 単純な息抜きとして来る者。

 懐疑的な視線を冷ややかに向ける者。

 己が研鑽の為に全ての挙動を逃さまいとする者。 

 

 それぞれの思惑はどうあれ、眼下の二人には熱い視線が集中する。

 

「ルイス、そろそろアレを」

「あぁ、そうだね」

 シュテルに腕を引かれたルイスは跪く。

 座高が低くなったルイスのその背に、シュテルはヒラリと跳び乗った。

 俗に言う、おんぶの格好だ。

 

「……ほぉ、考えたな。馬の骨を文字通り馬として扱うか、洒落は効いているな」

 

 いよいよ火蓋が切って落とされるというこの場面で、何とも緊張感の無い行い。

 だが、ディアーチェは得心がいったのか、どこか嬉しそうに呻いた。

 観客席の大多数はこのやり取りの意味が分からず、首を捻る者が多くいる。

 

「おいおい、ありゃどういう事だ? 娘の運動会で似たようなのを見た事あるが……」

「いや、あれはあれで理にかなっているんじゃないか」

「む。どういうこった」

「攻撃と移動の役割を完全に別けるなら、あれが一番合理的だ。おまけに合法的にシュテルさんと密着も出来る、そこが重要だ」

「ははぁ、合点。それはガッデムあの小僧許すまじ」 

 観戦席からはざわつきながらも、状況分析の声があちこちから漏れる。

 基本的にアースラスタッフは変態は多いが優秀なのである。

 

「……成程」

 クロノも、観客席からの分析と同じ考えを持っていた。

 

 今までは、基本的にルイスとシュテルが並走する形を戦闘スタイルとしていた。

 ルイスが空戦を一切行えない事を鑑みてもそれは当然であり、如何に陸戦で対抗するかが鍵であったのだ。

 だが、シュテルは生粋の空戦魔導師であり、地に足の着いた戦闘の経験は浅い。

 それ故、どうしても二人の連携に乱れが生じ、未熟な魔導師程度の実力しか発揮出来ないでいた。

 

 そして当然、ディアーチェとしても陸戦は避け、上空から一方的に射撃する戦術を取るは必然だ。

 その為、構図としては遠距離から砲撃魔法と広域魔法がぶつかるものとなった。

 確かに、ルイス達が望んでいた状況に他ならないが、結果は火を見るよりも明らかだ。 

 常にイニシアチブを握られ続ける状況ではまともな砲撃魔法を形成する暇はなく、かといってディアーチェの堅牢な防御力の前に生半可な魔法は通用しない。

 結果として、模擬戦の全てにルイス達が成す術なく敗北を喫するは至極当然の流れであった。

 

 その為に編み出されたのが、今回より起用された騎馬戦スタイルという訳だ。

 ルイスは何より移動に集中し、自ら攻撃するという選択肢を極限まで捨て去った。

 代わりに、シュテルが砲撃に専念出来るよう移動する、補助の役割を得たのだ。

 そしてそれは間違いなく機動力を飛躍的に向上させるだろう。

 これにより、シュテルはより一層攻守の要として集中する事が出来る。

 ルイスの脚力や能力を鑑みてもより三次元的に戦う事が出来る為、手数が相対的に増えるのも大きい。

 まさにそれぞれの長所と短所を上手く補い合った、理想の形なのであった。

 

 更に。

「ーールベライト」 

 シュテルの言葉通り、緋色の拘束魔法が発現する。

 バインド魔法で縛り付けられるはルイスとシュテル。

 さながらベビースリングの様に固定するのは、ルイスの高速移動の際に振り落とされない工夫だ。 

 

「ーー……」

 準備を終えたルイスは立ち上がり、ふっと自分達の後ろを見た。

 ルイス達は丁度、訓練室の真ん中に位置している。

 すなわち、後方を見たルイスの視界にあるのは、立ち並ぶビル群に土煙舞う剥き出しの大地だけだ。

 

「どうした、後ろが気になるか?」

 ルイスの不自然な行動を見逃さず、ディアーチェは鋭く眼光を飛ばす。

「いいや、別に」

 慌てた様子も無く、ルイスはディアーチェへと向き直る。

 だが、僅かに見せた焦りの色を見逃さず、ディアーチェは内心ほくそ笑んだ。

 

「ーー二組とも時間だ、準備はいいか?」

 

 そのタイミングで、マイクを介してクロノの音声が流れる。

 訓練室にいる三人に、一層の緊張感が生まれた。

 

「ーーああ」

「ーーうむ」

 

 視線を外さず、互いの一挙手一投足を見極めながら。

 

「ーーでは」

 

 クロノは声を固くする。

 この一戦はただの模擬戦ではない。  

 今後の任務に大きく影響する、重要な戦いだ。

 いつしか観客席も静まり返り、固唾を飲んで見守っている。

 

「ーー……はじめ!」

 

 一拍の間を置き、開戦の狼煙を上げた。

 

「ーー!!」

 

 開始の合図と共に、それは起きた。

 

「ーー禊魔法、祓!!」

 

 クロノの発声と同時、ルイスは「祓」により得た速さを持ってディアーチェに突進する。

 空を翔ぶ事が出来ないというハンデは変わらずあり、ともすれば、ディアーチェが制空権を手にする前に決着に持ち込みたい。

 短期決戦を試みるのは、確かに選択肢として零ではなかった。

 

「なにぃ……?!」

 だが、ディアーチェはルイス達の行動にワンテンポ遅れての反応となった。

 明らかに困惑の色がその顔にはある。

 

(……上手い)

 

 クロノには、ディアーチェが不覚を取った理由が理解出来ていた。

 この試合だけを観ていたならば、ディアーチェが単純に選択肢を間違えただけにしか見えない。

 だが実際は、ルイス達の明確な策略に嵌った結果であった。

 

 先述の通り、シュテルとルイスの模擬戦全てはまず、ディアーチェと大きく距離を置く所からスタートしていた。

 すなわち、ロングレンジの戦闘距離だ。

 ロングレンジ下では射撃魔法が弾道視認出来ず、威力減衰により決定力を失う位置となる。

 その為、ロングレンジにおける有効魔法は、「高速かつ大威力の砲撃」や「遠隔発生魔法」、そして「広域魔法」といった基本的に大出力の物に限定される。

 ルイス達がロングレンジでの戦闘に固執していたのは、ディアーチェを同じ土俵に引きずり込む事に他ならなかったからだ。 

 射撃戦であればまだ勝ち目は薄くではあるが存在し、そもそもディアーチェの分厚過ぎる装甲を抜く術は、シュテルの砲撃以外になかったからである。

 空の奇襲が通じない以上、どうしても正面突破をせざるを得なく、そうなると必然、遠距離戦へと移行する。

 それはごく自然の流れであり、ディアーチェも違和感なくこの試合運びを受け入れていた。

 

 だがこの一戦においては真逆。

 初手から詰め寄った、短期決戦の構えだ。

 構図は完全にミドルレンジ。

 俗に言う「高速射撃戦距離」である。

 射撃の有効射程内であると同時に、弾道視認は困難という、戦術的にも非常に技量が試される難しい距離だ。

 つまり、射撃の技術が物を言い、同時に術者の高速機動が何よりも求められるのだ。 

 

 騎馬スタイルを取る事で、実質攻撃手段はシュテルに限定される。

 勿論、クロスレンジまで近づきルイスがナイフを振るう事も出来るが、近距離ではシュテルの強みが全く活かせない。

 シュテルは近接専用の魔法、ヴォルカニックブローも扱えるが、体勢的にルイスを巻き込む都合もあり、それも使用出来ないだろう。

 さらには、ルイスの攻撃力ではディアーチェを打倒する事など到底出来ないのは、両者が知る所である。

 となれば、どれほど近付いたとしてもミドルレンジまでだと推測が出来た。

 だが、やはり砲撃主体の魔導師が自ら距離を詰める事は基本的になく、奇策の一種とも言える。

 それ故、開始と同時にシュテルが最も有利な距離に移動するものだと思い込むのは、仕方がない事であった。

 

 そして何よりも、過去の敗戦その全てがこの一戦の為の布石であったのだ。

 開始と同時に距離を開ける、という刷り込み。

 くどい程に遠距離に固執していた今までの戦術。

 接近戦を捨てたと思わせる新しい戦闘スタイル。

 おまけに、試合前に後方へとさり気なく視線を向ける事で、過去三回に及ぶ誘導は確実な勝機となる。

 

 つまりは、今までの模擬戦は『衆人環視の状況で勝つ』為の下準備だったのだ。

 

(おのれ、謀りおったなぁ……?!)

 

 理解した時には、その距離はあまりにも縮まっていた。 

 すでに通常のプロセスでは回避不可能な位置だ。

 ディアーチェはそれを知ってか、強引にデバイスを下方へと振り、エルシニアダガーを地面へ向けて射出した。

 

「ーーッハ! 甘いぞ馬の骨ぇ!!」

 

 その反動を利用し、通常より数段早く空へと駆け登っていく。

 以前、ルイス達が見せた砲撃を利用しての加速の応用だ。

 彼らが虚を突き短期決戦に臨んだという事は、逆を言えばここさえいなし切れば手数が無くなるのだ。

 だからこそ、ディアーチェは反撃ではなく回避を最優先する。

 

 だが。

 

(ーーな、に?)

 

 ディアーチェはソレを見た。

 高速で動くルイスの背に乗るシュテルが、砲塔をこちらに向けているのを。

 

(いや待て落ち着け。この状態で砲撃魔法なぞ使えるはずが無い。あるとすればパイロシューターかヒートバレットか。だがそれでは我の装甲は貫けぬ)

 

 ディアーチェの思考はごく自然なものである。

 『砲撃魔法は移動しながら撃つ事は出来ない』という、揺るぎようのない事実があったからだ。

 何故ならば、砲撃の様な高出力の魔法を使用する際には、必ずインパクトの瞬間に固着する必要がある。

 それはひとえに、威力が高すぎる為、大きな反動が生じてしまう事が要因だ。

 仮に自走しながら砲撃を撃ったならば、術者は踏ん張りが効かず確実に吹き飛ばされ、果ては暴発の危険すら伴うだろう。

 それこそ、魔力を溜める最中から一定の拘束は必要であり、照射のタイミングで稼働する事は絶対的に不可能だ。

 

 となれば、せっかく虚を突き接近に成功した所で、むざむざ足を止める砲撃魔法を選択する意味は薄い。愚の骨頂だ。 

 だからこそディアーチェは、当然の結論として砲撃魔法は行われないと判断した。

 せいぜいが目くらましの小規模魔法だろう、と推測する。

 

 それが魔法戦の常識であり、覆る事のない絶対的な法則なのだ。

 

(だというのに、何だこの悪寒はーー)

 

 ディアーチェの背を僅かな違和感が這いずる中、それは来た。

 

「ーーブラスト」 

 

 ルシフェルオンから、火の粉が巻き上がる。

 それはさながら燃え滾る炉の様な。

 シュテルを中心に形成される巨大な魔法陣も、朱色の輝きを強くする。

 そして口にするのは、単一音声で起動する術式コマンド。

 膨れ上がる魔力量は紛う事なきソレでありーー

 

「……ーーファイヤー!!」

 

 果たして、言葉と共に炎が逆巻いた。

 圧倒的な火力と大出力の砲撃。

 呑み込む者を燃やし散らす、劫火の炎が一直線に射出されたのだ。

  

「ーーバカ、なァ?!」

 

 シュテルに反動が発生した素振りは一切ない。

 物理的法則として存在しなければならないはずの挙動が、無い。

 言うなれば、拳銃を撃つ気軽さでミサイルを放つようなものだ。

 現代魔法のプロセスを完全に無視した『移動しながら大出力の砲撃』という、理外の行為が実現したのだ。

 

「ぐ、ぐぐ、ぅぅうう!!」

 予想すらしていなかった砲撃は当然直撃し、ディアーチェは炎の渦に全身を包まれた。

 辛うじて張った防壁も紙の如く溶かされ、熱波の侵略は止まらない。

 近付くだけで溶ける高温の中心に、ディアーチェは晒され続ける。

 

「ーーっく」

 

 だが、溜めの時間も半端であった事もあってか、致命傷と成り得る前に爆炎の照射は終わりを告げた。

 そこには、白い煙を体全体から立ち昇らせるディアーチェの姿がある。

 けれどデバイスを握る手には力が籠められ、意識も辛うじて残っている事が伺えた。

 最も、それでも十分過ぎるダメージがあったのは確かだ。事実、ディアーチェは片足を折り、膝を地に着けている。

 並みの魔導師であれば十二分に撃墜するだけの威力はある砲撃だ。如何なディアーチェと言えど、一瞬意識が飛ぶだけの負傷を負っていた。

  

「畳みかけるよ!!」

「はい!!」

 

 確かなダメージを負ったディアーチェへと、騎馬は尚も突進していく。

 今の一撃でディアーチェが倒れない事は織り込み済みだったのか、一縷の迷いも無く追撃を行う。

 ルイスの手にはデバイスが握りこまれ、このままディアーチェに突き立てんと迫る。

 砲撃魔法を溜め、射出するよりルイスが駆けた方が圧倒的に到達時間は速い。

 また、本来の力を発揮出来そうもない今のディアーチェには、ルイスの超近接攻撃であっても有効になり得るだろう。

 もうあと一息の跳躍で届く位置に、尚もディアーチェはフラついて留まっている。

 

「ーールイス、受け取って下さい」

 

 そして、シュテルの手がルイスに添えられた。

 ルイスの絶望的に少ない魔力量をカバーする為、シュテルもナイフ形デバイスに魔力を注ぐ。

 朱と銀の魔力光が、簡素なデバイスを覆い尽くし、そして。

 

「ーーーーッ!!」

  

 ディアーチェへと、激突した。

 ーー否。

 

「あまり、我を……舐めるなァ……!!」

 寸前で意識を覚醒させたディアーチェに、受け止められていた。

 ぶつかるデバイスと防壁が、赫々と魔力光を散らし、地上間際に花火を作る。

 

「ーークッソ、流石ディアーチェ!」

 

 華やかな命の削り合いから先に身を引いたのは、ルイス達だ。

 このままぶつかり合えば、間違いなく総合的な魔力量が決定打となる。

 当然、ルイスとディアーチェの魔力量など比べるまでもなく、少しでも消耗を避ける為の行動を強いられた形だ。

 小さく苦渋を言葉にし、けれど流麗な動きで斜め右へと跳躍し、空中でそのまま半旋回する。

 真正面の防壁をすり抜ける様に、死角となる後方へと踊り出たのだ。

 それは、こうなる事を初めから予想していたかのようで、迷いも恐れもない、美しいとまで思わせる華麗なステップだった。

 ディアーチェもそれに呼応し、グルリと向き直り応戦しようとするーーが。

 

「っぐ、この!?」

 

 ルイスは跳躍と同時に地面を意図して削り、靴の上に僅かな土埃を乗せていた。そしてそれを躊躇なく蹴り上げ、ディアーチェへとぶちかましたのだ。古来より使い古された、古典的な目潰した。

 だが、今この時においてはそれも効果的に作用する。

 ディアーチェは咄嗟に右目だけを閉じ、片方の眼球を保護した。

 両目を瞑れば一瞬だが視界が完全にゼロとなる。

 ミドルレンジに追い込まれた状況でそれだけは避けねばならない行為であり、ディアーチェは片目だけを護る選択を取ったのだ。

 だがそれでもほんの一瞬の怯みは避けられず、僅かに体が硬直する。

 

 そして、隻眼のディアーチェが次に見たのは、朱色の魔力光。

 ルイスが半旋回するタイミングと同時、シュテルは「ブラストファイヤー」を発動させるに足る魔力を密かに溜めていた。

 本来であれば立ち止まらねば出来ぬその挙動を、何故か可能としーー

 

「ブラストォ……ファイヤアァアアアア!!」

 

 流れる様な横っ飛びの最中、再びの劫火が炸裂する。

 近距離で炸裂した高密度の魔力柱が、轟音と爆炎を伴いディアーチェを吹き飛ばした。

 

「「「お、ぉぉおおおおおおお?!」」」

 

 息も詰まる攻防に、観客席から遅れて歓声と拍手がこだました。

 




台風の影響でPCが消し飛び、書いていたデータが消滅しました。
おまけに不備でデータ消えたのが2回。

あーーーーって叫びながらふて寝していたら、もう10月でした。いや、マジで遅くなってすいません。思い出しながら書いているので、きっと次はスムーズに投稿できるはずです。多分。頑張ります!!
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