そこは、木組みの家と石畳の街。
平和なはずのその街で、最近奇妙な噂が広まっていた。

「灰色の怪物?」
「夜になるといつも街の外れで暴れ回ったりしてるんだって」

そんなある日、1人の少女が覚醒した。
この街に暗躍する悪い怪物の力を封印する、魔法少女として。

しかし、彼女は知らなかった。
その灰色の怪物の正体は普通の人間であることを。

その中には、彼女達のよく知る、1人の少女の姿もあった。



…一方この街に、1人の青年がやってきた。
「変身!」
そしてその青年はガラケー片手にそう叫ぶと…メカニックな戦士に変身した。

魔法少女と機械戦士が出会ったとき、灰色に染まった美しく、時に残酷な物語が始まった!



※この作品は仮面ライダー555の要素を多分にリスペクトしていますが555自体とは一切の関係がありません。出来るだけ明るさを保ちたいですが、どうなるかはまだ分からないかな。
  Prologue~ある青年のある日の目覚め~()
第1話
  小さな街の、話をしよう Part1/42018年09月30日(日) 23:46()
  小さな街の、話をしよう Part2/4
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