新米バス運転手と少女達のShining Road 作:ことね
序章、第4話です。
ダイヤちゃんを降ろしてからひとつ先、千歌ちゃんの家の傍にあるバス停に近づくとそこには朝も乗ってきた女の子達がバスを待っているのが目に入った。
バスの扉を開け、女の子達へと声をかける。
「今朝ぶりだね、それと千歌ちゃんは曜ちゃんのお見送りかい?」
「それもあるけど、もしかしたら大くんに会えるかなーって思ってさ~。」
「千歌ちゃん、あの話を大樹くんに話すんだって言ってはりきっちゃってさ・・・あはは」
やはりバスを待っていたのは曜ちゃんと千歌ちゃんであった。
僕としては会えるとは思っていなかったので、びっくり半面・嬉しさ反面・・・という感じはるが。
「でも、運転手が僕じゃなかったらどうするつもりだったのさ?」
「ふっふっふっ・・・千歌は朝のあの時間のバスの運転手とこの時間のバスの運転手さんは同じ人だという情報を曜ちゃんから仕入れているのです!」
と、自慢げに言う千歌ちゃん。
「確かに曜ちゃんなら分かりそうだけど・・・。それで、話ってなんなの?東京の方へ遊びに行くって話かい??」
「ええっ!?どうして分かったの~!!」
どうやら、なんとなく言ったことが当たってしまったようであった。
「なんとなくだよー。でも千歌ちゃんならきっとそういう事ではしゃぎそうだな~って思ったからさ。」
「むー・・・なんか子供扱いされた気がする。」
顔を少し膨らませながら、そんなことを言う千歌ちゃんを見ていると微笑ましくなってしまう。
「ふふっ、そっかー・・・東京ねぇ。」
数年前・・・ふと東京へ行ったときのことを思い出す。
あの時はスクールアイドル「μ's」の東京地域決勝を見に行ったんだっけなぁ。
千歌ちゃんや曜ちゃんもスクールアイドルに出会うのかな・・・。
そんなことを考えていたら曜ちゃんはもうバスに乗っており、発車を待つだけであった。
「おっと・・・それじゃあバス出すね。」
「千歌ちゃん、またね!!」
「うん、二人ともまたね!」
バス停を離れ、沼津駅方面へと向かう。
珍しく、市街地へ入っても乗降するお客様は少なく、
幸か不幸かバスには曜ちゃん以外の乗客は誰一人居なかった。
そして、曜ちゃんが降りるバス停が近づいた。
バスをバス停に停め、運賃箱へと向かってくる曜ちゃんが降り際にこう言った。
「大樹くん、やっぱり分かってたんだね。」
「まあ、千歌ちゃんの言いそうな事はわかるんだ。幼馴染やってるからね。」
曜ちゃんも千歌ちゃんの幼馴染である為か、彼女の言いたいことは大方分かっていたみたいであった。
「あはは・・・そっかぁ。」
「それでだ。もちろん、曜ちゃんも一緒に行くんだよね?」
「うん!千歌ちゃんのことはこの渡辺曜にお任せくださいでありますっ!」
「ホントかなぁ?!曜ちゃんも一緒になってはしゃぎそうな感じがするんだけど・・・」
「そ・・・そんなことないよ!!///」
昔から変わらないやり取りをし、曜ちゃんはバスから降りた。
「まあ・・・楽しんでおいでよ、今度話を聞かせてね。」
「ヨーソロー!!ありがとうなのでありますっ!」
ドアを閉め、敬礼をする曜ちゃんを横目に最後の一仕事を終えにバスを発車させた。
そして、沼津駅へと着いたバスを車庫に回送させ、今日の仕事を終えたのであった。
だが、僕はまだ知らなかったのである。
彼女らが東京で見てきた物は、普通の日々を変えるきっかけになるということを。
数日間仕事の都合で空いてしまい、お待たせいたしました。
本当は金曜に更新を出来たのですが・・・。
スクフェスでハロウィン千歌ちゃんSSRと新規追加の動物編千歌ちゃんSRが出てしまい
加えて補助チケとかいろいろ引いてたら新規URの善子ちゃんが二枚出たり、ハロウィン編の善子ちゃんURとかが出てしまい・・・一年の運を使い果たしてしまったような出来事があり、更新が遅れてしまいました。(ハロウィン編千歌ちゃんと動物編千歌ちゃんが可愛すぎるのがいけないんだ・・・。特に動物編千歌ちゃん、あれは可愛すぎてやばい。)
それから、感想もお待ちしております。(まだ4話だけですが)
それではまた次回もよろしくお願い致します。
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