新米バス運転手と少女達のShining Road   作:ことね

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お待たせ致しました。

まずは遅くなった事に関するお詫びをさせて下さい。

えー・・・仕事が忙しかったり、外出が多かったりでなかなか構成作りが出来ず、本当にすいません。

それでは、第6話です。


帰国子女と休日の運転手さん

家に帰ると朝早くから体力を使う事をしてしまったせいか、シャワーを浴びるとソファーで眠りこけてしまっていた。

そして夕刻近い時間になるまで寝ていたことに気づかず、電話機の着信音が鳴り響いたことによって目を覚ます。

 

「誰だよ・・・せっかくのんびり寝ていたのにさぁ~・・・。」

 

着信音で眠りから叩き起こされた僕は、不満をぼやく。

だが・・・生憎にも家には誰もおらず、仕方なく寝起きの眠い目を擦って電話機へと向かう。

 

普段なら着信先の電話番号を画面で確認するのだが、寝起きであった為にそれさえもせずに受話器を取ってしまう。

 

「もしもし・・・島ですけども・・・。」

「Hi!その声はダイキね!」

 

電話越しに聞こえる高めの声と英語が入ったような言い回しに懐かしい感じを覚え、ふとその少女の名前が浮かんだ。

 

「もしかして・・・マリーかい?」

「Yes!もちろんよ~。久しぶりね、ダイキ!」

 

僕がマリーと呼んだ電話相手は僕の知り合いの中の一人。

そして今は内浦から海外へ留学している・・・その子の名は、小原鞠莉ちゃん

 

「いきなりどうしたのさ・・・マリーから電話なんて珍しいからビックリしちゃったよ。」

「ふふっ・・・実は今週から帰国しててね、それで少し話がしたいなぁ・・・って思ったのよ!」

 

 

「まあ・・・予定は空いてるから平気だよ。」

「そしたら、17時に淡島の船乗り場へ来てもらえるかしら?」

「17時!?もうそんな時間なの!!」

「ええ、そうだけど・・・ひょっとしてSleepしてたのかしら?」

 

マリーに言われた事に驚き、壁にある時計を見ると時間は16時30分を示している事に気づく。

 

「まあそんなところかな。とりあえず、今から支度するね!」

「OK!それじゃあ待ってるわね!Chao!!」

 

 

相変わらずの突然の約束の取り付ける辺り、変わってないなぁと思いながらも支度をする為に、部屋へと向かった。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

そして電話が来てから30分後、淡島の入口に着いたのだが・・・

 

「マリーいないじゃん・・・」

 

車もバイクもいないポツンとした定期船乗り場の駐車場を眺めながら、マリーの到着を待っていた。

すると、どこからともなくヘリコプターが飛んでる様な音が聞え・・・その音がどんどん大きくなっていく事に気づく。

 

空を見上げるとピンク色のヘリコプターが着陸体制に入っていた為、慌てて留まっていた場所から離れた。

ヘリコプターが接地をし、ドアが開く。中からは金髪の少女が降りてきた。

そして直ぐに、その金髪の少女は僕へと抱きついてきた。

 

「ダイキ~!!シャイニー☆」

 

抱きついてきたその子こそ、先ほど電話をくれた小原鞠莉ちゃんその人である。

 

「いきなり電話来たからさ。行ってみたら、いきなり抱きつかれるとは思わなかったよ!?」

「そうは言うけど海外ではこれくらい普通よ~。」

 

諸外国の当たり前が日本の当たり前なわけないでしょうに・・・と心の中で思ってるとマリーが僕から離れ、告げる。

 

「再会も済んだ事だし、出発しましょうかしらね。」

「へ??どこに????」

「ふふっ・・・行ってからのお楽しみよ♪さあ乗って乗って!」

 

マリーに背中を押されるがままにへりに乗り込む、シートベルトを締めるヘリが上昇を始めた。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

「これは・・・一体??」

「えっ、ディナーだけど?」

「それは見れば分かるけど・・・。」

 

数分間の空中浮遊を経験した後、何故かマリーのお付きにスーツを渡されて着替えをするように頼まれた。

そして、着替えてからとある一室へと通されたのが現状である。

 

「まあ・・・久々にダイキと会えたのだし、ゆっくり話したいと思ったのよ。」

「はぁ・・・とりあえず、家に飯いらないって連絡だけさせてくれないか?」

「Of courseよ♪」

 

家に承諾を貰い、久々に会ったマリーとディナーを楽しむ。

そしてマリーと他愛も無い話をする。

 

「そういえばダイキ、Bus Driverになったんですって??」

「まあね。一応ついこの前から一人で乗務するようになったんだけどね。」

「そうなのね~。それで、実は私も伝えたいことがあるの・・・。」

「ん?なんかあったの??」

 

「私、4月からこっちにまた戻ってくるから!」

「・・・えっ!?」

 

突如として言われてしまった一言に驚きながらもスープを口に入れ、飲む。

 

「しかしなんでまたこっちに戻ってくるのさ?」

「理由はまだSecretよ!まあ、今日はその事前準備も兼ねてるのよ♪」

「はぁ・・・これまたにぎやかになるねぇ・・・。」

 

 

突如として言われた帰国の話・・・驚きつつもまたあの頃みたいにみんなが笑顔になる。

そんなことを僕は思っていた。

でも、このマリーの帰国が、複雑に入り組んだ道をひとつに繋げる・・・。

そんなきっかけのひとつになるとはまた誰も知らなかった。

 

 




大変お待たせしました。
4月って色々あるから忙しくて大変ですね。
でも、そんなのは言い訳にはならないですね・・・すいません。

お気に入り登録してくださった、RODEOさん、千導霧弥さん(公開設定の方のみ)
ありがとうございます。

序章も後3話で終わりです!
なるべく早く書くように善処しますのでよろしくお願いいたします!
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