ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
つわけで、妖精劇団第二幕。
このお話、教育者からするとそこそこシリアスですよねぇ……主に子供たちとの関わり方とか。
いや、千差万別、十人十色。みんな違ってみんないいと思うんで、個人的にはのりこ先生の接し方は大賛成なんですがね。
何が言いたいかって?厳しくするだけが先生の仕事じゃないってこと。
まぁ、それはともかくとして、本編どうぞ。
劇が終了し、つぼみたちは子供たちと一緒にお昼ごはんを食べることになった。
だが、この時間でもノリコはゆっくりできることはなく、こぼしてしまった牛乳をふいたり、スプーンを落としてしまったことを子どもが伝えてきたりと対応に追われていた。
その様子を見ていたつぼみは思わず。
「先生はお昼ごはんもゆっくり食べられないくらい、大変なんですね……」
と、心配そうに問いかけてしまった。
だが、ノリコはその問いかけに微笑みながら、いつものことよ、と返した。
「わたしはいつも子供たちに振り回されちゃって……本当は、あの子たちみたいにしっかりしないといけないのに……」
そう言いながら、ノリコの視線はゆりと菖が座っているテーブルの方へむいていた。
あの子たち、というのが菖とゆりを指していることにつぼみが気づくと、突然、ヒロ君がみかんを両手に持ってやってきた。
「みかん怪人だぁっ!!」
「こらっ、ヒロ君!!」
「あっははは~っ!み~かん、みかん~!!」
「僕もやる~っ!」
ヒロ君に便乗して、男の子が一人、同じようにみかんを持ち、目のようにしてはしゃぎ始めた。
のりこは二人がはしゃぎまわるのを止めようとして、ふと、ゆりのほうへ視線が向いた。
ゆりはただ、視線をこどもたちの方へ向けたまま、何も行動しなかった。
いや、ゆりは動く必要がなかったから動いていないだけだった。
「……おいこら、餓鬼ども……」
「……へっ?」
「……あぁ……」
「……やっちゃったっしゅ……」
「……はぁ……」
「「……え?」」
「遊ぶならまずは食べてからにしろ!それと遊ぶなら外で遊べ!!周りの子にぶつかって泣かせたらどうするんだっ?!」
動いたのは、穏やかさとお人よしが同居して服を着て歩いている、ともっぱらの評判である菖だった。
だが、今の彼の形相は、その評判とはまったく異なり、まさに「鬼」と呼ぶに相当するものだった。
それもそのはず。菖は両親と祖父の仁頼、三人に育てられてきた。
とりわけ、仁頼には幼い頃から行儀作法、特にテーブルマナーを厳しくしつけられてきたため、しかられてきた菖本人もテーブルマナーにはうるさくなってしまったのだ。
菖の形相に、ふざけていた二人の男の子は徐々に涙目になっていき、ついには恐怖のあまり泣きだし。
「「のりこせんせ~っ!!」」
泣きながらのりこの方へと駆け寄っていった。
その様子を見た菖は、まるで何事もなかったかのように席につき、食器の片づけを始めた。
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それから少しして、園児たちはお昼寝の時間となり、つぼみたちは園児たちと一緒に教室で昼寝をしていた。
菖もまた、四人と一緒に教室に残っていたのだが、眠ることなく、静かに眠っている園児たちを見守っていた。
いや、眠ることなく、というよりも、眠ることができなかった、というのが正確だろうか。なにせ、菖はつぼみとゆりに左右を挟まれ、つぼみは菖の膝に、ゆりは菖の肩に頭を乗せて眠っていたのだ。
身じろぎしてどちらかを起こしてしまうような無体なまねはしたくないが、美少女二人に寄り添われて気恥ずかしいやらなにやらで、逃げ出したい板挟みの状態になってしまっていた。
さてどうしたもんかな、と思いながら、菖は目を伏せ、心を落ち着かせるために瞑想を始めた。
一方、のりこはつぼみたちが使っていた恐竜のパペットを手に、校舎裏で座りこんでいた。
脳裏に浮かんでいるのは、子供たちに流されることなく、きっちり言うことを聞かせることができるゆりと、子供たちに優しく接することも厳しくしかることもできる菖の二人の顔だった。
――わたしより、あの子たちのほうがよっぽどしっかりしてる……
わたしなんて、先生にむいていないんじゃないか。
二人の姿を思い浮かべると、そのことを嫌でも思い知らされてしまい、余計に落ちこんでしまった。
当然、のりこの心の花は枯れ始めてしまっていた。
そんな時だった。
「ちょうどいいところにいたぜよ」
突然、
当然、のりこは立ち上がり誰なのか問いかけたが、クモジャキーは気にする様子もなく、自分が何者なのか名乗り、プリキュアどもをおびき寄せてもらおうか、と言い、両手を合わせた。
「心の花よ!出てくるぜよ!!」
その瞬間、のりこは赤い光に包まれ、水晶に閉じ込められてしまった。
クモジャキーは近くにあった恐竜パペットとのりこの心の花が閉じ込めた水晶を合成し、恐竜デザトリアンを生みだした。
恐竜デザトリアンは雄叫びを上げると、園庭をのそのそと歩き始めた。
その音に気づいたつぼみたちは閉めていたカーテンを少しだけ開けて、外がどうなっているのか確認した。
「デザトリアンっ?!」
「心の花を奪われたのはのりこ先生ですっ!」
いつの間に回収してきたのか、妖精たちはのりこが閉じ込められた水晶を持ってやってきていた。
それを見たえりかは、すぐに変身しないと、と提案してきた。
だが、気がかりなのは今も気持ち良さそうに眠っている園児たちだった。
「子供たちは俺とゆりに任せて」
「あなたたちは行きなさい」
「……お願いします!」
菖とゆりがここを引き受けてくれることに安堵したつぼみは二人にこの場を頼むことにして、えりかといつきと一緒に、ココロパフュームを取り出した。
「「「プリキュアの種!いくですぅ/ですっ/でしゅっ!!」」」
「「「プリキュア!オープンマイハート!!」」」
妖精たちから飛びだしてきたプリキュアの種をパフュームにセットして、つぼみたちはパフュームの香水を吹きかけていき、変身した。
「大地に咲く、一輪の花!キュアブロッサム!!」
「海風に揺れる、一輪の花!キュアマリン!!」
「陽の光浴びる、一輪の花!キュアサンシャイン!!」
「「「ハートキャッチ!プリキュア!!」」」
三人は変身を終えると外に出て、恐竜デザトリアンの前に立った。
三人の姿を見たクモジャキーは、お決まりのセリフを口にして。
「俺はサソリーナとは違う!今日こそお前たちをひねりつぶしてくれる!!」
と勝利宣言して攻撃をしかけてきた。
ブロッサムたちが応戦すると、戦いの衝撃が校舎を襲った。
ゆり心の種の欠片を取り出し、自身の心の花の光を種から放ち、衝撃をやわらげようとした。
同時に、菖は右手をかざし、心の花の力を闘気とともに放った。
菖とゆり、二人の心の花の力で校舎への被害はまったくなかったが、完全に衝撃を殺しきれたわけではなかった。
殺しきれなかった衝撃が、ゆりと菖の背後を抜け、子供たちが眠っている教室のカーテンをあおった。
同時に、目を覚まし始めていた子供たちがカーテンをあおる風に気づき、目を開けた。
その瞬間、
それを見た瞬間、子供たちは誰からとなく不安そうな声を上げた。
「せんせー……」
「せんせー、助けて……」
「のりこせんせー……」
それに気づいたゆりと菖の視線は、教室の方へと向いた。
だが、肝心の
《子供タチガ可愛イ……デモ、チャント言ウコトヲ聞カセナクチャ……今ノママジャダメ……》
それは、普段から思っていることなのだろう。そして、デザトリアンになってしまったきっかけとなったのは、自分よりもよほど先生らしく、毅然とした態度で子供たちと接することができる、
《……ドウスレバ、アノ子タチミタイニナレルノ……?ドウヤッタラ先生ラシクナレルノ??!!》
あの子たちみたい、つまり、菖やゆりのように、ということなのだろう。
それに気づいた菖とゆりは、額に青筋が浮かびそうになるのをこらえながら、デザトリアンに声をかけ、カーテンを開けた。
その先には、のりこがいなくなってしまったことで不安が爆発し、泣き出した子供たちの姿だった。
「うあぁぁぁぁぁぁぁぁんっ!!」
「のりこせんせー、どこーっ?!」
「こわいよーーっ!!のりこせんせー!!」
泣きながらも、子供たちはのりこの姿を求め、叫んでいた。
その姿を見て、デザトリアンの動きは止まった。
まだギリギリ、のりことしての意識が保たれているようだ。
ゆりはその理性に呼びかけ続けた。
「聞こえるでしょ?目が覚めて子供たちが真っ先に呼ぶのは、大好きなあなたなのよ?!あなたの代わりはどこにもいない、なのに、あなたが自分を見失ってどうするの?!」
「……ちっ!やれ、デザトリ……」
「やかましい……お前は俺が相手してやらぁっ!!」
苦しみ始めたデザトリアンに舌打ちしたクモジャキーは、攻撃を命令したが、その途中で屋上に上ってきた菖がクモジャキーに殴りかかった。
クモジャキーはいきなりの攻撃で命令を中断したが、デザトリアンは苦し紛れにゆりを攻撃しようとした。
ゆりが攻撃に備え、身構えた瞬間、背後からヒロ君が涙目になりながらデザトリアンにむかって突進していった。
「怪物めっ!のりこせんせーをどこに隠したんだよっ!!」
ヒロ君の行動を皮切りに、教室から子供たちが泣きながら飛びだしてきて、デザトリアンに取りついた。
「せんせーを返して!!」
「のりこせんせー、どこーっ?!」
「怪物め、あっち行けっ!!」
子供たちは恐怖を感じながらも、大好きなのりこ先生は怪物から取り戻したい一心で、立ち向かっていった。
その様子に、デザトリアンは動揺し、動きを止めた。
ゆりはそれをチャンスと見て、のりこにもう一度、呼びかけた。
「子供たちの声を信じて!みんな、のりこ先生が大好きなのよ!!」
ゆりのその言葉に、デザトリアンは自分の足元に視線を向けた。
そこには、先ほどからまったく手を緩めず、自分に立ち向かってくる子供たちの姿があった。
「のりこせんせーっ!!」
「のりこせんせーっ!!」
「のりこせんせーを、返せーーーーーっ!!」
子供たちの、のりこを呼ぶ声に、デザトリアンはついに動きを止めた。
その様子を見たクモジャキーは、なんと軟弱なデザトリアンだ、と文句を言い、ダークブレスレットを使おうとしたが。
「させるかよっ!」
「くっ!!ユグドセイバー……邪魔するでないぜよっ!!」
「やかましい!!人の弱みに付け込むしか能のない軟弱もんは……」
セイバーは拳に闘気と心の花の力を集めながら、鬼の形相をクモジャキーに向け、吼えた。
「星の果てまで、吹っ飛んでけーーーーーーーーーっ!!」
セイバーの咆哮と重なるように、獅子の咆哮が響き、クモジャキーを吹き飛ばした。
だが、吹き飛ばされながらも、クモジャキーはダークブレスレットの力を発動させ、デザトリアンと合体してのけた。
「くそっ!!あんな離れ業までもってやがったか!」
まさかの想定外の事態に、セイバーは悪態つきながら屋上から飛びだし、危険を察知したのか、ゆりの近くに集まっていた子供たちとデザトリアンの間に割って入ってきた。
「ここじゃ危険です!人気のない場所へ行きましょう!!」
ブロッサムがマリンとサンシャインにそう提案すると、二人はうなずいて返した。問題は、子供たちなのだが、とブロッサムはゆりとセイバーの方へ視線を向けた。
ゆりとセイバーはブロッサムの意図に気づき、うなずいて返した。
同時に、セイバーは飛翔状態へと姿を変えて、ブロッサムたちとともに保育園から少し離れた山の中へと移動した。
当然、四人を追ってデザトリアンも山の中へやってきた。
山の中でも、四人はデザトリアンと激しい攻防を繰り広げた。
だが、パワーアップしたデザトリアンの力は、やはり伊達ではなく、ブロッサムたちは少しばかり苦戦を強いられた。
デザトリアンの攻撃で吹き飛ばされたブロッサムとマリンが着地すると、サンシャインとセイバーはデザトリアンとの距離を取り、二人のすぐ近くにきた。
その瞬間。
「これでも、くらうぜよっ!!」
デザトリアンは大きく息を吸いこみ、咆哮とともにその息を吐き出した。
息は突風となり、ブロッサムたちに襲いかかろうとしていた。
だが。
「ユグドフォルテウェーブっ!!」
セイバーが突風に向かってフォルテウェーブを叩きつけて相殺したため、大した被害はでなかった。
だが、いつまでもこの攻防を続けるわけにはいかないし、これではじり貧であることは、セイバーも理解していた。
そうこうしているうちに、恐竜デザトリアンが第二波を放とうと身構えたが、次の瞬間、セイバーたちの背後から銀色の光が恐竜デザトリアンに向かって飛んできた。その光を避けることができず、恐竜デザトリアンはガードして受け止めていた。
「……遅くなったかしら?」
「いや、ナイスタイミングだ」
ムーンライトも笑みを返したが、その顔はすぐに引き締まり、目の前の恐竜デザトリアンに意識を向けた。
「さっきの攻撃、風を貯め込む間は防御が薄くなるようね」
「なら、その隙が狙い目ですね!!」
「えぇ……わたしとセイバーが先行するわ!三人はその隙を狙いなさい!!」
先ほどの一瞬の攻防で、相手の技の特性に気づいたムーンライトは策を練り、ブロッサムたちに伝えた。
ブロッサムたちはムーンライトの立てた作戦にうなずいて返すと、セイバーはエターニアハートを握りなおし、身構えた。
「いくわよっ!!」
「応っ!!」
ムーンライトの合図と同時に、セイバーは地面を蹴り、ムーンライトと一緒に恐竜デザトリアンに接敵した。
そこから、ムーンライトと同時に連続攻撃を繰りだすと、恐竜デザトリアンは風を貯め込み、発射した。
その瞬間を狙っていたかのように、ムーンライトとセイバーは同時にフォルテウェーブを恐竜デザトリアンに叩きつけ、体勢を崩させた。
その隙を見逃さず、ブロッサムはハートキャッチミラージュを取りだした。
「「「「鏡よ、鏡!プリキュアに力を!!」」」」
「鏡よ!大樹の騎士に力を!!」
五人が同時にハートキャッチミラージュに祈りを込めた瞬間、ハートキャッチミラージュから光があふれ、五人を包みこんだ。
その光の中で、ブロッサムたちはウェディングドレスのような衣装に、セイバーはタキシードのような衣装へとコスチュームチェンジした。
「「「「世界に輝く、一面の花!ハートキャッチプリキュア!!スーパーシルエット!!」」」」
「世界を救いへ導く光!ユグドセイバー!!レイディアントシルエット!!」
コスチュームチェンジした五人が一斉に並ぶと、セイバーは本来の姿に戻ったエターニアハートを構え、心の花の力をその刃に込めた。
エターニアハートの刃が心の花の力を受けて、薄紫の光を放った瞬間、セイバーはデザトリアンに斬りかかった。
「俺の全てで、悪しきを断つ!ハートライト・レイクエム!!」
セイバーがデザトリアンに急接近し、エターニアハートを振りかざした瞬間、ブロッサムたちもそれぞれの武器を手に、心の花の力を一つに重ねた。
その瞬間、彼女たちの背後に淡い桃色の長い髪を持つ女神が姿を現した。
「「「「花よ、咲き誇れ!!プリキュア!ハートキャッチ・オーケストラ!!」」」」
四人の心の花の力を受け取った女神は、その拳を握りしめた。
同時に、セイバーは振りかざしたエターニアハートでデザトリアンを切り伏せ、デザトリアンの背後へと抜けた。
そこから間髪入れず、女神の構えた拳が振り下ろされ、心の花の光で包みこんでいった。
浄化の光がデザトリアンを包み込むと、クモジャキーは自分にも浄化の光が襲い掛かってきたことを知り、デザトリアンとの合体を解除して、その場から逃げ去った。
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デザトリアンを浄化し、心の花を元に戻してからしばらくして。
のりこが目を開けると、そこは幼稚園の教室だった。
視界には、子供たちが心配そうな顔でこちらを見ている姿が広がっていた。
「せんせー?」
「のりこせんせー、もっとお昼寝、する?」
「せんせー、どこか体、悪いの?」
子供たちが口々にそんなことを聞いてきていた。
のりこは子供たちの優しさに笑みを浮かべて、大丈夫、と答えた。
ふと、のりこはヒロ君が教室の隅っこの方でうつむいていることに気づいた。
「……ヒロ君もこっちにおいで?」
のりこの呼びかけに答えて、ヒロ君はうつむいたまま、のりこの方へと近づいていった。
その手は、まるで何かを隠しているかのように、後ろで組まれていた。
「……せんせー、これ、あげる」
そういって、ヒロ君は一つの箱をのりこに差し出した。
すると、突然、ふたが開き、ばね仕掛けの人形がのりこの顔めがけて飛んできた。
あまりに突然のことに、びっくりして悲鳴を上げるのりこだったが、いたずらが成功したのに、ヒロ君の顔は浮かないものだった。
そんな様子のヒロ君を、のりこはそっと抱き寄せた。
「もぅ!びっくりした!!」
「……せんせー、ごめんなさい……」
いたずらしたことに対してなのか、ヒロ君はうつむきながらのりこに謝った。
のりこはそんなヒロ君の頭を優しくなでながら、ヒロ君を許した。
その時のヒロ君の表情は、少しばかりくすぐったそうで、すごく嬉しそうだった。
その光景を、うずうずとした様子で、他の子供たちが見ていると、のりこは両手を広げた。
「みんなも、おいで?」
子供たちはその一言に目を輝かせ、我さきにとのりこの方へと駆け寄っていった。
子供たちに囲まれ、笑顔になっているのりこの様子を園庭からつぼみたちが見守っていた。
「紅花の花言葉は包容力。まさに、のりこ先生にぴったりの花だね」
「子供たちを包み込む優しさを思い出して、自信を取り戻したみたいですね!」
コロンの一言に、つぼみは微笑みながらそう返した。
それだけじゃないかもね、といつきがさらに付け加えた。
「たぶん、あの子たちはもっともっと、のりこ先生のことが好きになるんじゃないかな?」
「そうね……少なくとも、怒ると怖い菖よりは好きになるんじゃないかしら?」
「おいおい、それを言うなよ……」
くすくすとほほ笑みながら、ゆりがそう口にすると、菖は苦笑を浮かべながらそう返すのだった。
あとがき代わりの後日談(スキット風)
~数日後、植物園にて~
るみ「~~♪~~~♪」
つぼみ「るみちゃん、ご機嫌ですね」
ななみ「うん。この間の人形劇の日から、ずっとこんな感じなのよ」
えりか「へ~?そうなんだ?」
ななみ「うん……あ、でも菖さんに少しおびえることがあったような?」
いつき「……あ、あぁ……」(^w^;;
ゆり「……まぁ、下手をしたらトラウマになるわね、あれは……」(--;
ななみ「……え?な、なにがあったんですかいったい……」
つぼみ「あ、あはははは……まぁ、あったといえばあったような……」
ななみ「……えっと、菖さん?」
菖「……」(遠い目
ななみ「……もしかしなくても、聞かないほうがよかったりします?」
菖「……そうしてくれると助かる」
ななみ「なら、聞かないでおきます」(^ω^;