ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~   作:風森斗真

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いつかはやろうと思っていましたので、第一弾を。
ぶっちゃけ、某日常漫画からネタをいただきましたが。
次回は……菖への質問コーナーとかにしようかな?
組み合わせ、どうしよう……。

2017/8/3 改題


とある昼休みの菖といつき

『お昼の放送の時間で~す!みなさん、こんにちは!本日は週末、特別放送です!!』

昼休み、明堂学園の放送委員がやけにテンションの高い声でお昼の放送を始めた。

その放送を教室で聞いていたゆりとももかは、お弁当を食べながら、そのテンションの高さに若干引いていた。

「やけにテンションが高いわね、今日は」

「何かいいことでもあったのかしら?」

ももかのその疑問の答えは、意外にもすぐに明らかになった。

『本日の特別放送はスペシャルゲストとして、この方々に来てもらいました!』

『こんにちは!中等部生徒会長の明堂院いつきです!』

『……強制連行(ドナドナ)された高等部の春川菖です……』

『春川さん、テンション低っ?!』

『俺がこういう場に出るのが嫌いってことを知ってて言ってるだろ……』

放送委員の反応に、菖は苛立ちながらそう返してきた。

基本的には人の頼みを断らない菖だが、こういう場に出たことはない。

本人曰く、あまりこういうものには出たくないのだそうだ。

『ま、まぁまぁ……無理なお願いを聞いてくださって、ありがとうございます!』

『お願いされた覚えがない』

『というわけで、今日はこちらのお二人をお招きしての特別放送です!』

『……無視して進められた……』

『あ、あははは……』

菖の文句をスルーして無理やり話を進めている放送委員に、菖は文句をもらす気力もなくなってしまったようだ。

そばにいるいつきは、その様子に苦笑を浮かべていた。

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(以降、スキット風でお送りします)

愛音『というわけで、週末特別放送!司会進行は私、自称「放送委員一のMC」前川愛音でお送りいたします!改めまして、春川さんと明堂院さん、本日はご協力お願いいたします!』

菖『……どうぞよろしく』

いつき『よろしくお願いします』

愛音『早速ですが、こちらのコーナーに行きましょう!『ぶっちゃけ!お助け相談コーナー』!!』

いつき『えぇっと、放送委員に寄せられた手紙の中から委員の人がランダムに選択したものを読み上げてそれにお応えするコーナー、でしたっけ?』

愛音『おぉ!さすが、生徒会長!よくご存知で!!その通りです!このコーナーは、私たち、放送委員が独断と偏見で選んだ相談お手紙を発表して、相談にお答えしていくコーナーです!』

菖『いや、お答えって、結局、迷宮入りさせることもあるだろ?』

愛音『はい!ぶっちゃけ、解決もやぶさかではありませんが』

菖、いつき『『いや、解決しようよ/しましょうよ、そこは!!』』

愛音『お二人からナイスな突っ込みが来たところで、さっそく一枚目!』

いつき『ま、また無視された……』

菖『いつき、これはもうあれだ。慣れるしかない』

いつき『……はい』

愛音『ペンネーム、ツンツンニャンコさんから!『ずっと片想いしていた彼に、思いきって告白しようと思っています!どうしたらいいか、教えてください』とのことですが……』

菖『……告白かぁ……』

いつき『告白……』

愛音『……リア充、爆発しやがれ』

菖『おい?!』Σ(@_@;

愛音『まぁ、それは冗談として』

いつき『……冗談に聞こえなかったですよ……』(^_^;

愛音『お二人だったらどうしますか?』

菖『う~ん……いきなりそんなこと聞かれてもなぁ』

いつき『ぼ、僕も経験がないので、ちょっと……』

愛音『ふむふむ……って、春川さんは結構な人におモテになっていると伺ってますが、ないんですか?』

菖『……なにそれ、初耳』(・_・;

愛音『おや?結構、有名ですよ?噂では、高等部きっての才女、月影ゆりさんにも懸想されているとかいないとか』

菖『噂だろ?』

愛音『そうですかぁ』

~~~~~

ももか「……ゆり、どうなの?」

女子1「つ、月影さん、それほんと??!!」

女子2「真相のほどは?!」

ゆり「さぁ、どうかしらね?」

女子3「あ~ん!いけず~~~~っ!!」(>_<

男子全員(……おのれ、春川……だが納得できてしまう!!)

~~~~~

愛音『まぁ、脱線はここまでにして、どうですか?お二人とも』

菖『う~ん、そうだなぁ……たとえば、オーソドックスに、夕焼けの屋上で二人きりのとき、とか?』

いつき『たしかに、オーソドックスですね』

菖『……夕焼けの屋上、呼びだした彼と二人きり。高鳴る胸の鼓動を抑えて、彼』

愛音『……の背中を押す?』

いつき『危ないじゃないですか!!』

菖『当然、彼は落ちるな』

愛音『そこにさらにインパクトある一言を』

菖『……「わたし、本気よ?」とか』

いつき『ちょ?!怖いですよ、二人とも!!』

菖『よい子も悪い子もやっちゃだめだぞ~』

~~~~~

えりか「……なんか、菖さんがこんな冗談をいうのって」

つぼみ「すごく、新鮮です……」

~~~~~

愛音『ま、まぁ、シチュエーションはこれくらいでいいとして、何かアドバイスはあったり……』

菖『……当たって砕けろ?』

愛音『砕けちゃダメじゃないですか!!』Σ(^ω^;

いつき『ははははは……あ、けど、恥ずかしくてもストレートに言った方が、気持ちは伝わるんじゃないかなと思います』

愛音『なるほど、なるほど……まぁ、ツンツンニャンコさんには頑張ってもらうとして、次のお手紙に』

菖『まとめるつもりが皆無だな』

愛音『えぇっと、次のお手紙は……小悪魔フェアリーさんから。これは中等部の人ですかね?『鈍感な先輩に友達が恋しています。どうしたら、先輩をあの子に振り向かせることができるか、教えてほしいっしゅ!』とのことですが……"しゅ"?』

菖『……あいつだな』(-_-;

いつき『あぁ……あはははは……』(^_^;;

愛音『おや?お二人がご存知の方で??』

菖、いつき『『本人のプライベートもあるから、ノーコメントで』』

愛音『ですよね~』

~~~~~

ゆり「……もしかしなくても、えりかね」

ももか「えりかの手紙ね……何考えてるのかしら、あの子」

ゆり「あの子の考えてることは、時々、予想の斜め上をいくから、厄介なのよね」(--;

ももか「……わが妹ながら、申し訳ない」(^_^;

~~~~~

愛音『それにしても、鈍感さんですかぁ』

菖『鈍感、ねぇ……』

いつき『鈍感さんかぁ……』

愛音、いつき『『……(ジーッ)』』(・_・

菖『うん?』

愛音、いつき『『難題ですね、これは』』

菖『いや、何で俺の方を見て言うの?』(^_^;

~~~~~

ゆり「自分の胸に聞いてほしいわね」(-_-

ももか「って、フォローになってなくない?」(^ω^;

~~~~~

えりか「こればっかりは自分の胸に聞いてほしいっしゅ」

つぼみ「あ、あはははは……」

~~~~~

愛音『これはもう、全力でアタックしまくるしかないです!』

菖『……そして最後は夕焼けの屋上で……』

いつき『いつまで引きずるんですか?!』

愛音『ま、まぁ、こればかりはそれしか言えないです……そういえば、お二人は告白したりされたりという経験はございますか?』

菖『俺より、いつきの方が多いんじゃないかな?されたほうの経験』

いつき『あ、あはははは……』(^ω^;

愛音『ほぉほぉ!!』

菖『といっても、男子からじゃなくて、女子から』

愛音『あぁ……明堂院さん、かっこいいですもんねぇ』

いつき『ど、どうも……』

菖『で、そういう前川さんは?』

愛音『あるわけないだろ、こんちきしょーっ!!』(TωT#

菖『……お、おぅ……』(・ω・;

~~~~~

ゆり「……菖、そういうのは聞かないのがマナーよ……」(-_-;

ももか「菖くんも大概、予想の斜め上をいく対応するわよねぇ……」(・_・;

ゆり「幼馴染ながら、情けないわ」

~~~~~

愛音『では、そろそろお時間が近づいてきたようですので、今日はこれにて!お二人とも、今日はありがとうございました!!』

菖『どういたしまして。つか、事前に連絡してくれよ』

いつき『はい!こちらこそ、ありがとうございました!!』

愛音『それでは、最後の〆に、春川さん!お昼のお弁当に心を奪われて無防備な女子のみなさんに、ときめきを与える一言を!』

菖『……いや、なんで俺?』

愛音『いいからいいから!』

いつき『僕も聞いてみたいです!』

菖『……はぁ……』

~~~~~

ゆり、ももか、つぼみ、えりか『……(ドキドキ)』

~~~~~

愛音『それでは、春川さん!3、2、1……キュー!!』

菖『……明日の君の笑顔は、今日よりもっと素敵だね』

~~~~~

全校女子『ズキューーーーーーンっ??!!』

~~~~~

愛音『……くっ……ふ、不覚にもわたしにまで飛び火が……』(///_///

いつき『わかってて構えてても、やっぱり無理ですね……』(///_///

愛音『そ、それでは本日はこれにて!午後の授業は、先生方による催眠呪文にお気をつけください』




あとがき代わりの後日談(スキット風)

~数日後~
愛音「春川さ~ん!先日はありがとうございました!!」
菖「うん、お疲れさん」
愛音「というわけで、次回もぜひお願いします!!」
菖「事前に日付は連絡してくれよ?」
愛音「わかってますって!……それはそれとして、聞きましたか?」
菖「なにを?」
愛音「この間の放送で流した相談の答え、さっそく実行した人がいたそうで」
菖「へぇ……」
愛音「相手は『命ばかりは!』って、おびえていたそうですが、無事に結ばれたそうです」
菖「いや、危ないからやめろって言ったはずなだけどな……」
愛音「恋する乙女は止められないんですねぇ……ふふふ♪」
菖「……まじですかぁ……」
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