ハートキャッチプリキュア!~もう一人の戦士"大樹の騎士"~ 作:風森斗真
斗真「いや、まぁ、うん……ごめんなさい」
ゆり「ほかに思い浮かばなかったのね」
斗真「……おっしゃる通りで……」
さっさと出したかったから、というのもありますが、これ以上浮かんでこなかったというのもあって、なぁんか微妙な終わり方になってしまいました
ご容赦ください(いや、まじで
とある日の休日。
さくらと小狼は希望ヶ花のバス停に来ていた。
当然と言えば当然なのだが、二人とも制服姿ではなく、私服姿だったところから察するに、どうやら休日デートのようだ。
そんな二人の様子を、見えないところから見守っている影が四つ。
「……なぁ、やっぱやめといたほうがいいんじゃないか?あとで小狼、怒るぞ?ぜったい……」
「とか言いながら、お前ら二人もちゃっかり覗いてんじゃねぇか」
「……なんで、わたしもここにいるのかしら?」
「いやいや、そういいながら、ゆりも興味あるんでしょ?」
それは、さくらと小狼にとって、一番の親友たちである仲間たちのうち二人であった。
どこから聞きつけたのか、さくらと小狼がデートをするらしいという情報をつかみ、覗き見、もとい、見守ることにしたようだ。
もっとも、菖とゆりはあまり乗り気ではなく、むしろ、明とももかの熱意と押しの強さに引っ張られて、強制参加しているようだったが。
「お?そんなことより、移動するみたいだぞ」
明の指摘通り、さくらと小狼はバスに乗りこみ始めていた。
車に乗られては追いつけない、と判断した
なお、バスに乗り込んだあと、小狼とさくらは互いの顔を見ながら楽しそうに会話していたため、親友四人が同じバスに乗ったことなど、まったく知らなかった。
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小狼たちがバスを降りたのはこのあたりでも有名なテーマパークの停留所だった。
どうやら、さくらの父親がチケットを二人分もらい、さくらに渡したらしい。
そんな会話が聞えてくると。
「へぇ?さすが、藤隆教授だな」
「せんせー、お前、さくらの父親、知ってるのか?」
「せんせー言うな」
「たしか、さくらのお父さんって大学の教授だったかしら?」
「そうよ。たしか、考古学……あ……」
「そういうこと」
ゆりの言うとおり、さくらの父親である藤隆は考古学の教授を勤めている。物腰が柔らかいだけでなく、授業もわかりやすく、ゼミ生に的確なアドバイスをしてくれるため、人気が高いのだが、まさか菖ともつながりがあったとは。
菖の考古学に関する横のつながりの広さに驚いていると。
「おっと、いかん。見失うところだった!」
「いけない、いけない!」
明とももかの二人が
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それからしばらくの間、菖たちは小狼とさくらの追跡を続けていた。
ジェットコースターやメリーゴーランド、コーヒーカップなどの定番を回ったり、ワゴン販売に目を向けたり、移動中に着ぐるみと写真を撮ったり。
明らかにデートであることを見せつけられていたゆりと菖は、気恥ずかしさもそうなのだが、なにより、隣にいる人と一緒に気兼ねなく回りたい、という欲求が芽生えてきていた。
そのせいもあってか、まともに互いの顔を見ることができない様子だった。
なお、その様子を見ていた明とももかがニヤニヤ顔をしていたことは言うまでもない。
そうこうしているうちに、一行はお化け屋敷の行列に並んでいた。
「あぁ……木之本、これ大丈夫なのかなぁ……」
「さぁ、どうかしら?」
菖の問いかけに、ゆりも不安そうな顔で首を傾げた。
実のところ、さくらはお化けや幽霊といったホラー系にまったく耐性がない。
最近はそういった話題を聞いて泣きそうになるということはなくなったのだが、それでも怖いものは怖い。
はたして、どんな反応をするのやら。
それを考えると、Sっ気の強い明は。
「……中の様子が見れないのが残念だ」
と実に残念そうにしていた。
そのセリフを聞いていた菖とゆりは、同時にため息をついたことは言うまでもない。
なお、この後、ももかのうっかりにより、小狼とさくらに尾行がばれ、主に小狼からお説教を受けたそうな。
あとがき代わりの後日談(スキット風)
~お化け屋敷の中で~
ももか「ところで、さくら?」
さくら「ん?なに、ももかちゃん??」
ももか「お化け屋敷で、何かあったんじゃないの?」
さくら「……な、なにかって??……」(-▽-;
ももか「小狼くんに抱き着いちゃったり、抱き着いちゃったり」
さくら「ほ……ほぉえぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇっ???!!」Σ(///□///
ももか「ほれほれ~言っちゃいな~?言っちゃいな~?」(-▽-
さくら「は、はうぅぅぅぅぅぅぅぅぅ……」
ゆり「ももか、それくらいにしてあげなさい?」
ももか「え~……」
ゆり「……ぶつわよ?」
ももか「はい、やめます!」
ゆり「よろしい」
さくら「あ、ありがとう。ゆりちゃん」
ゆり「まぁ、あとでひまわりも混ざって報告会してもらうけど」
さくら「ほえぇぇぇぇぇぇぇっ??!!」
ゆり「うふふ♪冗談よ」