天龍ちゃんと狩娘   作:二度三度

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天龍とかいうオンボロ軽巡の時代は終わったずい!
今日からは最殊勲艦である瑞鶴というカッコいい空母が主役ずい!
それでは始まるずい~っ!




瑞鶴ちゃんと選ばれし民1

 

 

 

 

 

太平洋に浮かぶカリュード諸島。発見されて数年も経っておらず、未だに謎の多い海域である。

そのような謎を調査するためカリュード諸島にはクロオビ鎮守府を始めとして、ユクモ鎮守府やメゼポルタ鎮守府など数多くの鎮守府が造られた。

そしてその鎮守府の1つであるココット鎮守府、今回の物語はここから始まる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やっと、やっと完成したわ!この出来立てホヤホヤの新兵器で加賀さんをギャフンと言わせてあげるんだから!」

 

私は瑞鶴、ココット鎮守府に所属している狩娘よ。

ココット鎮守府はカリュード諸島の中で1番最初に作られた鎮守府として有名なの。

そしてこの鎮守府が作られた土地は、最初に艦娘と竜人妖精さんが出会った記念すべき場所でもあるんだって。だからここを始まりの地と呼ぶこともあるそうよ。

最も狩娘っていう存在自体が確立されたのがごく最近だから、そんなに深い歴史があるってワケでもないんだけどね。

 

そしてそれと同時に、ここはガンナーを志す狩娘にとっても特別な鎮守府なの。

何故ならここには伝説のガンナーと呼ばれているあの人がいるからよ。

 

 

 

 

 

「提督、お茶が入りましたよ。少しお休みになられてはいかがですか?」

 

「あーすまん、もうちょっとで終わるからそこに置いといてくれるか?」

 

「私達のために働いて下さっているのは分かりますが、無茶してはダメですよ。」

 

 

 

 

 

提督の秘書艦である鳳翔さん。

この鎮守府に所属している狩娘の中でも最古参の狩娘で、まだ他に鎮守府もなく狩娘の人数が少なかった頃から提督と二人三脚で戦い抜いてきた歴戦の勇士にして数少ないG級の狩娘。

普段の穏やかな様子とは裏腹に、必殺の射撃で立ちはだかる深海棲艦を次々と撃ち抜いていったんだって。

私は鳳翔さんが戦っているところなんて見たことないんだけど本当かな~?

 

 

 

 

 

ちょっと前にどうして今は戦っていないのか、それとなく聞いてみたことがあるんだけど……。

 

『昔は貴方のような狩娘だったんですけど、膝に港湾水鬼の角を受けてしまったんですよ。』

 

……だってさ。

 

 

 

 

 

鳳翔さんには悪いけど、これって絶対に嘘だ。そのくらいの攻撃なら傷にもならないもん。

狩娘の人数が充実してきたからそろそろ休みが欲しいってのはまぁ分かるけど、それ以上に提督さんの傍にいたいっていうのが丸分かりよ。決して口には出さないけどね。

 

それにしても鳳翔さんったら提督さんのどこがいいんだろ?

確かに提督さんは優しくてカッコよくて背も高いし頼りになるし一緒にいるとドキドキして幸せな気分になるけどそれだけでしょ。鳳翔さんならもっといい人見つけられるわよ?

私だって秘書艦になって提督さんと一緒に仕事を出来たら最高だなぁ~って思うけど、秘書艦がやってみたいだけで他意はないもの!別に提督さんのことが好きとかそんなんじゃないわ!

それにあの人もう30歳でしょ?30歳ってもうおじさんじゃん。

試しにおじさんって呼んだら『まだオレはおじさんじゃないぞ!』って言ってたけど30歳だよ、30歳。

ど……どどど、どうしてもって言うんなら私がケッコンしてあげてもいいんだけどね!?いい年して独身の提督だなんて惨めだし!

 

えっ、お前実年齢70歳超えてるだろって?うっさい!狩娘の年齢は肉体年齢なんだから!

 

 

 

 

 

ちょっと話が脱線しちゃったけど、ココット鎮守府はカリュード諸島で最初に作られた鎮守府ってこと以外に特徴が無くて、建物も古くて狭いし特筆すべき施設もない田舎鎮守府。

一番最初ってことで試験的に作られた鎮守府だから本当に何にも無いし、使える設備も古臭いわ。

他の鎮守府に無いものといえば、せいぜい裏庭に刺さっている誰にも抜くことが出来ない不思議な剣くらいね。何でも鎮守府が造られる前からあったらしいわ。

でもポッケ鎮守府にある洞窟の中にもずっと昔から黒い巨大な剣が刺さってて、そっちの剣はなんと生きているみたいに傷が直るのよ。そんな不思議な剣と比べるとただ抜けないだけの剣じゃどうしようもないわね。

 

 

 

 

 

そんな何もない辺鄙な鎮守府だけど、わざわざ鳳翔さんの話を聞くためだけに色々な鎮守府からガンナー志望の狩娘が研修に来るのよ。

当然ここに所属している狩娘もみんな鳳翔さんを尊敬していて、全員が伝説のガンナーである鳳翔さんを目指しているの。

もちろん私もそんな狩娘の1人。いずれは伝説のガンナーを超えた、『伝説の超ガンナー』になってみせる!

 

そして伝説の超ガンナーを目指している私の先輩にして、史上最大のライバルでもある一航戦の加賀さん。

鳳翔さんと同じで提督さんのことが好きなのか、虎視眈々と秘書艦の座を狙っている狩娘よ。

提督さんの次期秘書艦なら私で間に合ってるのに。

そして加賀さんはことあるごとに私に小言や嫌味を言ってくるんだから嫌になっちゃうわ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『覚醒も発動させずにパチンコを装備してくるだなんて……。おもちゃで遊びたいのなら帰ってからにしてくれる?』

 

 

 

『4連発の速射は反動が大きくて隙が増えるから考えなしに使うなとあれほど言ったじゃない。まったく、これだから五航戦は……。』

 

 

 

『ああっ赤城さん!?シエロツールで直接ワ級食べようとするのやめて下さいっ!研修生の葛城さんが見てるんですよ!?先週に異国には虫を煮込んで食する文化があるとか言って食堂で異臭騒ぎを起こして鳳翔さんに叱られたばかりじゃないですかぁ!とばっちりで私まで怒られたんですよ、もしもこれが鳳翔さんの耳に入ったら……あわわわ。』……ってこれ言ったの翔鶴姉ぇだった。

 

 

 

『ストライカースタイルだとしゃがめなくなるわ。狩技を使うのはいいけど、その装填数の少ないボウガンでどう戦うつもりかしら?』

 

 

 

『ただでさえ扱いの難しい曲射を連発するなんてどういうつもり?貴方の迂闊な行動のお陰で翔鶴さんが動けなくなって、そのままレンタクで運ばれていったわよ。』

 

 

 

『炭鉱夫って意外と面白いですね。クーラードリンクも癖になる味ですし、この燃石炭も美味しいんですよ。あらっ?納品しようと思った燃石炭が全然足りませんね、どうしましょう?』……ってこれは赤城さんが言ったんだった。結局赤城さんはお守りを1つも持って帰ってこなかったけど、一体何をしに行ったんだろう?

 

 

 

『左右にブレる弾道では当たるものも当たりません。暴れ撃ちスキルはもっと考えて発動させなさい。』

 

 

 

『幸運スキルが発動している装備は周りからいい目で見られないわ。身内同士での狩りだから許してあげるけど、他所の鎮守府の娘と一緒に狩りに行くときは気を付けなさい。幸運の女神だか何だか知らないけど、貴方1人の恥が鎮守府全体の恥となるのよ。提督の名に泥を塗るような真似は絶対に許さないから。』

 

 

 

『だからヘヴィじゃなくてヘビィだつってんだろ!!ヘビーでもヘベェでもねぇ!!』

 

 

 

『ヤバイ。老海棲砲。まじでヤバイよ、マジヤバイ。老海棲砲ヤバイ。まず使用可能弾が少ない。もう少ないなんてもんじゃない。超少ない。少ないとかっても「回復弾とか補助系使えないくらい?」とか、もう、そういうレベルじゃない。何しろ通常弾以外LV3弾のみ。スゲェ!なんかLV1通常弾とか使えないの。ボウガンの常識とかを超越してる。だってLV3弾ってのは、調合しなきゃならないらしい。ヤバイよ、調合だよ。だって普通は大剣とか研ぐだけじゃん。だって一振りするたびに電気袋消費とか困るじゃん。「5回斬ったらチ級に会いに来てね」とか言われても困るっしょ。片手剣振る回数と、虫アミ振る回数一緒とか泣くっしょ。だから剣は研ぐだけでいい。話の分かるヤツだ。けど老海棲砲はヤバイ。そんなの気にしない。サポ弾も毒LV2のみ。ヤバすぎ。深海棲艦戦の準備に5時間!スゲェ!ボウガンっていったけど、もしかしたら大砲なのかもしんない。でもボウガンじゃないって事にすると「ヘビィボウガンの最終形って説明はナニよ?」って事になるし、それは誰もわからない。ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。あと超強い。攻撃力300。ヤバイ。強化して360。イ級一撃で殺せない。最強のボウガンなのに……。怖い。それに見た目ヘ級砲。超ヘ級砲。ちょっと白い。それに超のんびり。深海棲艦がケツ向けてるときにリロードしたら90度旋回2回してズサー食らうくらい。深海棲艦見つけて、ペイント弾撃とうと構えたら、もう戦いは終わってるくらい。ガコッ、ガッチャンッ、ガコッて。霰ちゃんでも言わねぇよ、んちゃは言うけど。なんつっても老海棲砲は浪費が凄い。店売り弾なんてほとんど使えないし。うちらなんて「ヘタクソと組んだから高級弾使わないでおこう」とか、「採集するのメンドクサイから店売り弾でいいや」とか、「金がないから散弾はLV1でいいか」とか思ったりするのに、老海棲砲は全然平気。むしろ高級弾しか使えない。凄い。ヤバイ。とにかく貴様ら、老海棲砲のヤバさをもっと知るべきだと思います。そんなヤバイ老海棲砲をこよなく愛するガンナーとか超偉い。もっとがんばれ。超がんばれ。』

 

 

 

 

 

あぁもう、思い出しただけでムカつく!

確かに言ってることは正しいし、私に非があるのも認めるけど、もうちょっと言い方ってもんがあるでしょーが!!

 

 

 

 

 

「何をしているの五航戦、早く出発の準備をしなさい。私は先に出口で待っているわよ。」

 

「分かってるわよ!」

 

今日は加賀さんと2人で出撃か、また文句を言うつもりね?

でも今回は取って置きの新兵器があるのよ、これの性能を見れば流石の加賀さんにだって嫌味なんて言わせないわ!

 

秘密兵器に布を被せて持っていく。なんたって秘密兵器だもの、ギリギリまで正体は秘密よ。

それにしても何でG級一歩手前の上位狩娘である加賀さんが、下位狩娘である私の狩りを手伝ってくれるんだろ?

意外と世話焼きなのかな?いやいや絶対そんなワケないわ。きっと私の失態を見て、それをいびるために着いて来てるに違いないんだから!あの暇人がぁ~~~!!

 

「見てなさいっ!いずれ加賀さんや鳳翔さんも超えたココット鎮守府最強の伝説の超ガンナーの座に就くのはこの私、瑞鶴よっ!ハンターランクも1番高くなって見返してやるんだから!あーっはっはっはっはっはっ!はーっはっはっはっはっはっ!」

 

「………………。」

 

「はっはっは……ははは……は……。」

 

「どうしたの?遠慮しないで続けたらどうかしら?私に構わず笑いなさい。」

 

「い、一体いつからそこに……?」

 

「『見てなさいっ!』からです。私どころか鳳翔さんより強くなるつもり?未熟者のあなたが?まぁそれなりに期待はしておいてあげるわ。」

 

全部聞かれてた!?先に行ってるって言ったじゃない、何で戻って来てるのよぉ~~~!?

加賀さんの前で下剋上宣言しちゃうとか気まずいにも程があるわ。もうっ!このまま恥をかいただけで終わってたまるか~~~っ!!

 

 

 

 

 

絶対一航戦なんかに負けたりしないんだからッ!!

 

 

 

 

 







瑞鶴「一航戦には勝てなかったずい……。」



老海棲砲って何度もタイプしているうちに海老棲砲に見えてきた。
エビィーガンのヘビィボウガン版っぽい。

なんでチ級から電気袋が剥ぎ取れるのかだって?そりゃ雷巡だもの。(激寒)





MH2の教官チンクル説

1.35歳
 .チンクルも35歳

2.独身
 .チンクルも独身

3.お金にがめつい
 .チンクルもルピーにがめつい

4.親にさっさと実家のアイテム屋を継げと言われている
 .チンクルも親に苦々しく思われている

5.どう考えても売れる要素が無いのにダレン・モーランの素材で水着を作ったり達人ビールを5000zで売れば儲かると思っている
 .チンクルも自分のことを妖精だと思い込んでいる

6.教官としての腕前は確かで商業も失敗するまではちゃんと儲かっていた
 .チンクルも地図作りの才能は確かでルピー集めの才能もある

7.プレイヤーを見下しており貧乏人やマヌケなどの発言を繰り返してこちらをイライラさせる
 .チンクルも嫌われており海外では『死ねチンクル!死ね死ねキャンペーン』が開催された

8.でも何だかんだで人気者
 .チンクルも人気者であり青沼氏の反対も押し切りゼルダ無双に登場した

よって教官はチンクルであるQ.E.D.証明完了


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