天龍ちゃんと狩娘   作:二度三度

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Zのアマツマガツチが凄い体色になってますね、まるでグレた熱帯魚と外国産の蛾のハイブリッドみたい。(意味不明の例え)

前回天気が悪い責任を押し付けて、ついでと言わんばかりに散々狩ったせい?だとしたら悪いことをしたのぅ。




長門さんと下着泥棒1

 

 

 

 

 

やぁ良い子のみんな!私だ、世界のビッグ7である長門だ!

今日はダウンした天龍の代わりに私が主役を務めるぞ。私の活躍を楽しみにしておいてくれ!

 

何でも天龍はイチゴを見て倒れたそうだな。

イチゴを見ただけで倒れるとは、不思議なこともあるものだ。

私ならイチゴ100個食べてもまだまだ平気だぞ!

 

 

 

 

 

そうそう、イチゴといえば最近雷がよく穿いているお気に入りのパンツの柄もイチゴ柄なんだ。

えっ、いきなり何を言い出すのかだと?まぁまぁ、そんなこと言わずに聞くんだ。

 

それでな、雷がお風呂に入っている間にカゴに入っているイチゴパンツをこっそり拝借したことがあるんだが、これが色よし、形よし、手触りよし、何より匂いが最高だ!下着だというのに、これがちっとも臭くない。

じゃあどんな匂いなのかというと、なんとイチゴのような甘く優しい香りがするんだ。流石はイチゴ柄のパンツなだけはあるな。

雷は香水とかは使っていないハズなのに、こんな香りがするなんて実に不思議なものだ。

 

それに対して電の最近のお気に入りパンツは黒い紐のような、かなり大人っぽいヤツだ。

電の姉である暁は一人前のレディーを自称しているようだが、この下着を見るとどっちが姉だか分からんな。

匂いは芳しいフローラルだ。これまた大人っぽい香りで実に素晴らしい………………おっといかんいかん、鼻から駆逐艦への愛が溢れるところだった。

 

えっ、どうして違う鎮守府の暁のパンツの柄まで知ってるのかだって?

そりゃたまたま一緒に狩りに行った際に、剥ぎ取りに夢中になっている暁の後ろに回ってだな……。

すぐさま響にハンマーでカチ上げられたが、一瞬とはいえ目に焼き付けておいたのだ。

 

何、私のことを変態だと言うのか?

失敬な、ただ私は守るべき子供達の事をより詳しく知ろうと思っただけだ。他意は無い!

 

……そういえば今の時間帯はちょうど雷と電がお風呂に入る頃だな。

そうと決まれば、いざ出発!待ってろよ、私の桃源郷!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

狩娘は艦娘と違って入渠する必要は無い。

……とはいえ潮風や海水を浴びながら深海棲艦と戦う狩娘にとって、風呂は重要な施設だ。

温泉で有名なユクモ鎮守府にはそれはもう立派な露天風呂があるし、ここクロオビ鎮守府にだってスポーツクラブにあるような大きめの風呂がある。

入浴が嫌いな狩娘なんていないだろう。

ちなみにここの風呂は混浴だ、というかカリュード諸島における鎮守府の風呂全てが混浴になっているといった方が正しいか。

もっとも私達の提督は自分用に最高級ユクモヒノキ風呂を作り、そしてそこを使っているからここに訪れたことは全く無いがな。

 

 

 

 

 

さぁて脱衣所に着いたワケだが、まずは風呂場の様子を覗うか。

ちゃんと雷と電が入っているか、確認をしておかないとな。

風呂場の扉はアクリル型板が使われているので丸見えというワケではないが、ぼんやりと中が透けて見えるのだ。

それに防音でないから中の音も聞こえる、つまりシルエットと声で中に誰がいるかが分かるというワケだ。

 

 

 

『雷ちゃん、そこの石鹸取ってほしいのです。』

 

『これのこと?いいわよ、はい!』

 

 

 

ビンゴ!この声は雷と電のものだ。

扉越しに見えるシルエットも二人分、他の狩娘が入っている様子は無い。

 

ここの鎮守府の風呂場には、何故か個人用ロッカーやアイテムボックスが無い。

だから荷物や脱いだ服、そして着替えは全部カゴに入れるようになっている。

不用心な様にも思えるが、気心の知れた仲間同士だし、メンバーもそう多くないのでな。

それでは脱衣カゴの方を拝見させてもらうとしよう。

 

 

 

脱衣カゴの中で綺麗に畳まれた制服一式、それらの一番上にそれは置かれていた。

 

 

 

…………おおっ!?これは正に先程熱く語ったイチゴパンツに黒の紐パン!!

なんという僥倖!!一度にこの二着を目にすることが出来るとは……。

じゅるり……いや食べるのはダメだ。もし食べてしまったらこの後雷と電がノーパンで過ごすことになる。

それはそれで素晴らしい光景だろう、しかし私はパンツを無くして悲しみに暮れる子供たちの姿は見たくない。

それに私がここで下着を物色しているというのは誰にも知られてはいない、私だけの秘密だ。

だから今までパンツを盗んだり汚したことは一度も無い。

匂いや手触りに温もりを楽しんだ後、元通りに直して一切痕跡は残さないのが私のポリシー。

お陰で今まで一度もバレた事はないんだ。

 

 

 

 

 

さぁてパンツを愛でるのもこのくらいにして、偶然タイミングが合った風を装って混浴としゃれこむとしよう。

ここ、カリュード諸島ではユアミという服に着替えて入浴するのが常識だ。

湯船の中にはタオルを入れないのがマナーだとはよく言うが、ユアミは湯船の中でも着っぱなしだ。

このユアミがあるからこそカリュード諸島の風呂は混浴になっているのだ。

しかし私はこのユアミがあるせいで未だに駆逐艦娘と裸の付き合いをしたことがない。

くぅ、ユアミさえ無ければ雷と電の生まれたままの姿を拝むことが出来るというのに……。

ついでに言うとユアミに着替えるのも一瞬で済む。

防具を変更するのと同じだ。だから着替え中に突入してもやはり裸は見られない。

パッと着替えられるのは確かに便利だが、便利過ぎると人は堕落する。

みんなも世の中はもう少し不便であるべきだとは思わないか?

 

 

 

 

 

私が着替えようと自分用のカゴを用意していると、再び二人の声が聞こえてきた。

今度は何を喋っているのかな?

 

 

 

『……あっ、もうっ!ジョニーったら、あんまり変なところを触らないでほしいのです。』

 

『オォー。』

 

 

 

………えっ?

 

 

 

『はぁーい、スミスおいでー!洗ってあげるわよー!』

 

『キィー。』

 

 

 

………………なぁんだとぉおおおぉぉぉ!!!???

 

 

 

ななな、何であのタコとイカが雷と電と一緒にお風呂に入っているんだぁ!?

私ですらあの娘達と一緒に入浴出来るようになるまで、半年以上も掛かったというのに!?

 

雷はともかく電は非常に警戒心が強くてだな、私があの二人と一緒に風呂に入ろうとすると電に風呂桶をぶつけられて追い返される日々が続いていたんだ。

毎日追い掛け回しては真摯にお願いし続けて、最終的に土下座までしてようやく一緒に入れるようになったんだ。

 

あの時、土下座する私に対して電が放った『流石に根負けしたのです。雷ちゃんに免じて一緒に入るのは認めてやるのです。だけどお触りは厳禁なのです。入浴中の電達に指一本でも触れたら許さないのです。』というセリフと、蔑むような眼差しは未だに覚えている。

 

だというのにあのタコとイカはお触りOKで、更に洗ってもらってさえいるだとぉ!?

可愛らしい小動物だと油断させておいて、その本性は淫獣だったか!?えぇい、許せん!!

そもそもタコやイカといった生き物は生まれつき何本もの触手を持っているだろう?

そして触手と女体といえば導き出される答えは一つ!!

あいつらをペットとして受け入れた、あの時の呑気な私をぶん殴りたい!

もはや酌量の余地無しだ!!

 

 

 

 

 

ドガシャーン!!

 

「うおおおぉぉぉ、二人の貞操はこの長門が守護るっ!!」

 

風呂場の扉に体当たりをして破壊し、そのままの勢いで中に突入する。

私の突然の出現に驚いたのか驚愕の表情を浮かべた雷と、風呂桶を片手に持って臨戦態勢に入った電が見える。

ターゲットたる軟体動物は電の足元だ!

 

「きゃあっーーー!?な、長門さんっ!?物凄い表情をした長門さんが着替えないまま、扉を壊しながらお風呂に乗り込んできたわ!!きっと獰猛化だわ!扉ブレイク!獰猛と化した長門さんだわ!!」

 

「解説乙なのです。やれやれ、とうとう我慢が出来なくなったのですか?やっぱり優しくするべきではなかったのです。取り敢えずこれでも喰らうのですっ!!」

 

私の顔面目掛けて勢いよく飛んでくる風呂桶、しかしいつまでもそんなものに当たる私ではない!

立ち止まることなく首だけを動かして華麗に避ける。

しかし避けられたというのに電は余裕の表情を崩さない。

 

「避けられましたか、だけどそうやって避けるのは読んでいたのです。戦いとは常に二手三手先を読んで行うものなのですよ。」

 

ツルンッ!!

 

「なっ、これは石鹸!?」

 

足元に落ちていた石鹸を踏んづけてしまい、思いっきり滑る。

そうかっ、今の風呂桶の投擲は石鹸から私の注意を逸らすためのオトリだったのか!?

ええい、まだだ!まだ終わらんよ!

まだ私は滑っているだけで転んでない、何とか体勢を立て直せば!?

 

「掛かったのです、それでは二投目なのです。えいっ!」

 

スコーンッ!!

 

「ぐへぇ!?」

 

体勢を崩したままでの二投目は避けられず、風呂桶はオデコに直撃。

そのまま後ろに転倒し、更に床で後頭部も強打する。

ま、前も後ろも痛ぁい……。

 

「……こ、攻撃しないでくれ。これは君達のためを思って……やっているんだ……ぞ。」

 

「それが辞世の句なのですか?とにかくこれで詰みなのです。トドメはジョニーとスミスにお願いするのです。お前達、や~っておしまいっ……なのです。」

 

「オオオォォォ。」

 

「キイイィィィ。」

 

頭を押さえて風呂場の床で転がる私ににじり寄ってくるタコとイカ。

クッ、私の貞操もここまでか。その触手でアハーン♡やウフーン♡なことをするつもりだろう!?

しかし私とて誇り高き戦艦娘!!対魔艦なんて不名誉なあだ名、ここで返上してみせる!

 

 

 

 

 

触手なんかに、絶対負けたりするものかッ!!

 

 

 

 

 

痛い痛い痛い!!頭に噛み付かないでくれっ!そこはさっき転んだせいでタンコブになってるんだ!!えっ?何だ、その赤黒いオーラは?やめろっ、その見るからにヤバそうなイカ墨を私に吐き掛けるんじゃない!

 

 

 

ギャァァァァァァァッ!!

 

 

 






電「長門さん、似たようなネタは天龍さんが2話前に既にやっているのです。くっ殺とか言ってる暇があるのなら、その時間を使って走馬灯でも見ていた方がよっぽど有意義なのですよ?」

雷「お風呂場でふざけるのは危ないから、良い子のみんなは真似しちゃダメよ!雷との約束なんだからねっ!」





参考までにモンスターの技の威力

グラビモスの熱線:威力100

テオ・テスカトルのスーパーノヴァ:威力150

アカムトルムのソニックブラスト:威力180

ヤマツカミの吸い込み:威力200

オストガロアの瘴龍ブレス:威力250



長門はミンチより酷いことになってそう。


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