カイトからハンターという職業と父親の存在を教えられたゴン。
彼はこのままではダメだと悟り、己を鍛え上げた。
そして、くじら島を出発する頃には筋肉ムキムキの「ゴンさん」になっていた。

 

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ゴンさん、ハンター試験を受ける

 

 

くじら島と呼ばれる大自然に覆われた島。

その奥地にある池にて釣りをする人影がありけり…

 

人を寄せ付けない島の自然に抗う為だろう。

()の人物の肉体は全身 ムッキムキ だった。

 

 

──果たしてここまで鍛える必要があるのか…? 

 

 

そう疑問視ざるを得ないぐらいに全身 ムッキムキ だった。

身長は2mを優に超え、体重も筋肉のせいでおおよそ100kgはあるのではなかろうか…?

だがその体躯すらも霞んで見えてしまう特徴が彼にはあった。

 

 

髪の毛である。

 

 

彼は天を衝く逆立った髪型をしていた。その長さはゴンさんの背丈を超えている。

異常を通り越して異様……否、それを言葉にする術が、表現方法が、残念ながら私には無い。

 

彼の名はゴン。ハンターを志にする少年であり…

この容姿にして 齢11才 なのである。

しかし彼に対して呼び捨ては恐れ多く、以降は彼のことを「ゴンさん」と呼称することを了承して頂きたい。

 

そして彼はハンター試験を受けるため、彼の保護者から許可を得る為に池のヌシを釣りに来たのである。

周囲に積もる枯れ葉が長時間ここで獲物を待ち続けていたことが解る。

 

しかし幾ら待てどもヌシがかかる気配はない。

それどころか池の底にて嵐が通り過ぎるのを待っている節を感じ取れる。

その嵐が何なのか言うまでもない…

 

やがてゴンさんは釣竿を脇に置いて立ち上がると、両足から池に飛び込んだ。

どうやら釣り上げるのを諦めて素潜りで捕まえてくるようだ。

その証拠にものの数分でゴンさんはヌシの頭を鷲掴みにして戻ってきた。

 

 

 

 

「──必ず帰ってくるのよ?」

 

 

去り際に保護者である女性──ミトと抱擁を交わしたゴンさん。

遠ざかっていくゴンさんの背を見てミトは小さく呟く…

 

 

──ゴンをこのまま野に放ってよかったのか……と、

 

 

彼女はゴンさんが()()なった元凶──カイトを思い出し、その人物を恨んだ。

ある日フラりとくじら島にやって来たカイト。

彼はハンターであり、ジンの手掛かりを求めてゴンさんと出会い、良くも悪くもゴンさんに影響を与えた。

カイトと出会った後、ゴンさんはハンターになるために己を鍛え始め……結果、屈強な肉体を手に入れ、ついでに「念」を独学で修得したのである。

 

 

くじら島を通る船の船長。

赤鼻が特徴の彼はハンター志望者をふるいにかける役目を持っている。

ゴンさんを一目見て彼は戦慄した。

 

 

何だ!? あれは!? …と。

 

 

奇しくも船にいるハンター志望者は同じことを思った。

 

鍛え上げられた肉体─────これは分かる。

肉体に反して童顔──────これも別段珍しいことではない。

天を衝く逆立った髪型────ダメだ。理解できない。

 

圧倒的な存在感を発するその人物に船内にいる人間は極力関わらないよう心掛けた。

だが世の中にはどうにもならないことがある。

そう例えばクラピカ、レオリオのようにある程度の実力があり、どうしてもハンター試験を受ける理由がある者達はゴンさんと関わってしまう。

 

 

「俺、ゴン!」

 

 

「「 あ、はい… 」」

 

 

会場に到着するまで彼らはゴンさんと同行することになった。

 

 

「This way...」

 

 

 

 

【案内人であるキリコ一家】

 

家を飛び出す前にゴンさんに死なない程度に叩き伏される。

 

 

 

 

【新人潰しのトンパ】

 

下剤入りのジュースを渡して飲ませようとするが、ゴンさんが口に少し含んだ直後に下からアゴを殴られて上に打ち上げられ──首から上が天井に突き刺さる。(のちに試験官が回収)

 

 

 

 

【第一次試験「ヌメーレ湿原。別名、詐欺師の(ねぐら)」】

 

強者であるゴンさんの気配を察した動物が彼を避けるようにして逃げる。

 

 

 

 

【ヒソカの試験官ごっこ】

 

ゴンさんは強いということが分かるので手を出さない。

 

 

 

 

【第二次試験】

 

ゴンさんに怖じ気付いたメンチが試験を「スシ」から「ゆで卵」に変更する。

 

 

 

 

【飛行船内】

 

試験委員会会長のネテロがハンター志望者相手に暇潰しを思案するも…

 

「あいつ、わしより強くね?」

 

強大なオーラを持つゴンさんを見て考えを改める。

 

 

 

 

【トリックタワー「多数決の道」】

 

トンパがいないので四名で進むことに、道中の扉はゴンさんが念の込もった拳で粉砕する。

途中の試験官戦。トンパの代わりに出場、試験官を一撃で叩きのめす。

続く二戦目、三戦目。ゴンさんの鋭いプレッシャーにより対戦相手が萎縮、そのお陰でクラピカ、レオリオの両名は勝利し、無事に通過する。

最後の壁もゴンさんの「First comes Rock...」により粉々に砕ける。

 

 

 

 

【ぜビル島】

 

ヒソカからナンバープレートを貰う。

流石の彼でも筋肉ムキムキに狙われるのはイヤなようだ。

気配を殺して気を窺っていたゲレタだが、吹き矢が筋肉の壁に阻まれて刺さらない。

気付かれたゴンさんに殴られる。

プレートを手に入れた後、クラピカ、レオリオと行動をともにする。

 

「Follow me...」

 

 

 

 

【最終試験】

 

開始直後にハンゾーが降伏。

ゴンさん、念願のハンターライセンスを取得する。

しかし、試験の最中のイザコザでキルアが失格。一人実家のあるククールマウテンへ行く。

 

「This way,Follow me...」

 

無論、そんな結果に偉大なゴンさんが納得するわけがなく……クラピカ、レオリオを引き連れてゾルディック家の元へ向かう。

 

 

 

 

HUNTER×HUNTER

ハンター試験編 -終-

 

 




(´・ω・)にゃもし。

そういや、ゴンが主人公の二次創作がねぇなー、と思ったので書いてみたよ。
他にもオリ主ウボォーギン、東方の輝夜を主人公にした作品も思い浮かんだけど。

 

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