どうやら神様は俺の事が嫌いらしい   作:なし崩し

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遅れて申し訳ないです。
思っていたより時間が取れませんで(-_-;)

まぁ今は夏休みですし、今のうちにストック作っておこうかなと思ってます。



第二十九話

 

 

 

 

 

「ててててテメェ今なんつった!? なんつったよええ!?」

 

「ヒヒ! ふざけんなよ、ふざけんなよ!」

 

 俺は作戦の前段階が成功したことを確信した。

 思惑通り、奴らは自分たちの融合をやめて切れだした。

 それもそうだろう、二人の意識がかみ合ってこその『実現』であるのだから二人の意識を別のものにすり替えてやればいいのだから。

 そう、実は十日で一割と真っ黒な借用書の存在をあらわにすることで。

 

「言ったとおりだが? なに、トイチの意味が分からないの? 教えてあげるよ?」

 

「知ってるわ畜生め! 知ってるから驚いてんだろ!? え、マジ本気!?」

 

「本気も本気。俺も届いたときはビックリした……あれ、じゃあ仲間?」

 

「死ね、マジで死ね! 驚いてんのお前のせいだから! てめぇ人にされて嫌なことは他人にするなって教わんなかったの!?」

 

「教わったよ? やられたらやり返す――のは無理だから他の他人に八つ当たりするって、これまでの人生でしっかりと」

 

「ひひ、目がマジだ! コイツ頭いかれてるよ!」

 

 失礼な。

 今日はちょっと歯止めがきかなくて思考にストッパーが掛かりにくいだけだ。

 あれ、それってほぼ師匠化してないか?

 俺から遠慮と良心を取り除けば師匠だもの。

 

「――――ハハッ!」

 

「なに、なんかマジヤバイ。ど、どうするよジャスデロ」

 

「どど、どうって……ヒヒッ!」

 

「張り合ってんじゃねぇよ馬鹿! こうなりゃやっぱり力づくだ! 勝てばまとめて押し付けられんだからな!」

 

 おや気づいたか。 

 その通り、勝てばいいのだ勝てばな。

 しかしそう簡単に勝てると思わないでいただきたい。

 今の俺は自分の力を使えない分、自分じゃないものをフル活用するから遠慮とかないよ。

 え、いつもない?

 

「ちなみに言っておくと、他のもよく見ておかないと後悔することになるぞ?」

 

「まさか他にもトイチが!?」

 

「自分で確かめろ――よっと!」

 

 そして俺はスタートを切る。

 片手に持った無毀なる湖光(アロンダイト)を振りかぶり遠慮せず、躊躇うことなく斬撃をお見舞いする。

 しかし残念、今の俺の身体能力では軽々とかわされてしまう。

 

「ちょ、おま――いや、もう何時ものことだな。落ち着けオレ……!」

 

「慣れてきちゃったね、ひひ!」

 

 なんだかゲッソリとした表情をするジャスデビたち。

 顔色が悪いんだからさらに病弱というか病的に見える。

 まぁだからなんだという話であるが。

 次の瞬間にはコートから取り出した普通のハンドガンで狙い撃つ。

 何度も火薬の炸裂音がすると同時に彼らの慌てた心地よい声が聞こえてくる。

 はっはっは、師匠はいつもこんな気分なのか――!

 

「うおっかすった、かすった!」

 

「デロの華麗なる回避――あ、アンテナー!」

 

 チュンという音と共に赤い球体が空を舞う。

 それを涙目で追いかけるジャスデロ――狙い時だな。

 しかしなぜか俺の持つ銃の銃口は空を舞う赤い球体に向かっている。

 ……ふむ。

 

「そい」

 

 そして破裂音。

 飛び散るのは、赤い欠片。

 今回のは赤いのな。

 

「ヒー! デロの、デロのアンテナ四代目が――!」

 

「――はっは」

 

「クソ狸!? おま、クロスに乗っ取られてねぇよな!? 今一瞬赤毛に見えたぞ!?」

 

 ――落ち着け俺。

 いやいやなにしてんの俺!

 やばい、マジでやばい。

 抑えがきかないとかそういうレベルではなく!

 

「……やっべ」

 

「マジで焦ってる!? クソ狸がマジで焦ってる!? クロスに一体何されたんだよ!?」

 

「や、別に何かされたわけじゃ……まぁ、うん」 

 

 ここでふと、銀色のゴーレムがいないことに気づく。

 まぁいない方が正直助かるので別にいいのだが師匠のところにでも向かったのだろうか。

 そんなことを思いながら俺は時計を取り出し時間を見る。

 時間稼ぎにしては、丁度いい。

 これなら直ぐに本段階に入れそうだ。

 故にここからは、何でもありの闘争となる。

 

「シッ!」

 

 俺は足元を剣で崩し、その欠片を蹴り上げ二人を狙う。

 おまけとばかりにふつうの銃を連射し距離を取る。

 

「ぶっね! おいジャスデロ、コイツ本気だ! いいなやるぞ!」

 

「ヒヒ、銃がないけどね! ヒヒ!」

 

 そう言いながらも二人は手で銃の形を作り出し、その力を開放する。

 

「「青ボム!」」  

 

 放たれた弾丸は防御できない。

 例え防いだとしても凍結してしまうのだから選択肢は回避一択だ。

 しかしただでは避けない。

 その後の回避ルートを確保するためにあえて攻撃を混ぜ返す。

 使うのはあるもの――瓦礫か。

 いくつか蹴り上げ盾にすると同時に砂埃を巻き上げる。

 

「ち、隠れやがったか! ジャスデロ、緑いくぞ!」

 

「了解!」

 

 緑、その内容を俺は知っている。

 スライムのような軟体で相手を包み動きを封じるとともに窒息させることができる技だ。

 喰らえば一人の俺は脱出方法がなく危険だが、ネタを知っていればどうとでもできる。

 壁際により、適当な本棚を蹴飛ばし本を落とす。

 その中から数冊を選び前方へ放り投げ飛んでくる緑ボムにぶつける。

 するとそこにスライムのようなものが広がり本を包み込んだ。

 ああいった直線かつ当たった瞬間発動するものは別の何かに当てて早めに発動させてしまえばいい。

 

「クソ、防ぎやがった! テメェなんで……!」

 

「ノアの中に裏切り者がいるんだよ。ソイツが教えてくれた――ティキとかな!」

 

「なんだと!? あのホームレス野郎がッ!」

 

「嘘だけど――!」

 

「お前マジで楽に死ねると思うなよクソがぁぁぁぁぁ!」

 

 ブチンと嫌な音がする。

 見ればデビットが殺気の籠った目で俺を見てる。

 恐らく、もう一度融合するつもりだ。

 ああまで激情に飲まれていると、別の何かに意識を誘導するのは難しい。

 ――しかし、計画通り。

 これより本段階に入る――!

 

「やるぞ――ジャスデロ」

 

「ヒヒ、ヒヒヒヒヒ!」

 

 そして再びあの唄が聞こえてくる。

 しかしその唄に紛れてドアが吹き飛ぶ音がした。

 見ればそこには無傷とは言い難いがしっかりと立っている神田がいた。

 その音にすら気づかぬほど集中している二人。

 既に周りには異様な空間が展開されており手出しはできない。

 ――だが手出しできないのは向こうだって同じなのだ。

 

「――神田!」

 

「うるせぇ!」

 

 一度目を合わせると俺の意図を理解してくれたのか一目散に()の扉に向かって走り出す。

 それを横目に見つつ俺もまた出せる走力を振り絞って駆け抜ける――! 

 

「先に行くぞ!」

 

「出たらすぐに扉を!」

 

「分かってる! 少し黙ってろタヌキ野郎!」

 

 この勝負、俺の勝ちだ。

 ああ彼らは本当にやりやすい。

 ああやって挑発すれば当初の目的を忘れてくれるのだから。

 勝負の勝敗はどちらかが倒れる、死ぬで決まるのではない。

 先に出ることができたか出来なかったが決め手となるのだ。

 

「置いとくから、頑張れよ!」

 

『さぁ終わりの時間だッ! これが僕たち『ジャスデビ』の真の姿だ――ぁ?』

 

 え、と目と口を開いてポカンとしている『絆』の力により具現化された最強の自分である二人の融合体『ジャスデビ』

 その力は承知の上だし前にも言ったとおり戦うつもりなんてない。

 元より俺の勝利条件は、神田と分かれる直前(・・)にハンドサインで時間を指定しその時まで時間を稼ぐ。そして時間を稼いだら神田から到着の合図を待ち『前の扉』の後ろで待機していた神田にゴーサインを出し二人が動けない内に『次の扉』をくぐること。

 これにより俺は借金の押し付けに成功し、かつ突破後に扉を壊すことによって奴らを封じ込めることができる。

 これこそ、勝ちである。

 ではさらばだ明智君!

 そうして俺は次の扉を潜り抜けた。

 

 

 

 

『――――――えっ』

 

 

 

 

 

 

 

 上手く行った――はずだった。

 しかし神様は優しくないらしい。

 一瞬の浮遊感と同時に視界が後ろに流れていく。

 

「おい!?」

 

 神田も気づいたらしいが、ドンドンと遠ざかっていく。

 つまりこれは俺を狙ったものか。

 ならばと俺は神田に、

 

「先行って扉ぶっ壊せ――!」

 

 後先も考えずそう言った。

 でないと二人が追いかけてくるだろう。

 神田は舌打ちをした後、意外とアッサリと先に進んだ。

 ……意外とじゃなかった、予想通りにだ……ちくせう。

 

 

 そして俺の視界は暗転する。

 その最後の瞬間俺が目にしたのは、やたらいい笑顔をしたロードとぽっちゃりだった。

 

「「いらっしゃ~い?」」

 

「ま、まじかー……」

 

 

 

 

 

 

 

 ラスロがそんなことになっているとは知らないアレンたちは既にティキたちとの戦闘を始めていた。

 当然ながら対戦カードはティキとアレン、ロードとクロウリー&ラビである。

 既にリナリーは原作通りにロードの結界に囚われており身動きは取れない。

 しかし不自然なことに、戦いと呼べる争いは一組のみだった。

 つまりロードとそれに対するクロウリーたちは睨みあったままで矛先を交えてはいない。

 

「もうちょっと待ってねぇ♪ あ、勝手に動くとリナリー刺しちゃうから動いちゃだめだよぉ?」

 

 それは全て敵であるロードに原因があった。

 どういうわけかロードは交戦の意思を見せず、リナリーを人質にとってアレンたちの戦いを楽しそうに見ているのだ。

 そして時々体を揺らしてクスクス笑い、目の端に涙を浮かべる。

 まるで自分たちには見えていない何かを見ているようだ。

 そんな光景が不気味でもあり、笑っているその姿が年相応の少女の姿に見えてクロウリーたちもまた戦意が萎えつつあった。

 

「リナリー、大丈夫さ?」

 

「うん、平気。ロウソクで囲まれてるけど、攻撃の意思は無いみたい。それよりもアレン君が心配……」

 

 それも当然のことだろう。

 一度負けた上にイノセンスを破壊された最悪の敵だ。

 おまけに今はイノセンスが塞いでくれているとはいえ心臓に穴が開くという重症を負っている体なのだ。

 いつ倒れてもおかしくないし、イノセンス破壊の力を使われれば確実に大きな負荷がかかるだろう。

 そう思いつつ、リナリーは何もできないことの歯がゆさに拳を握りしめる。

 

「……そういえば、神田は? ラスロはどうなったの?」

 

「まだ、来てないさ。でもユウがいるだし大丈夫さ。ラスロも行方不明になれこそ生命力は半端じゃないし」

 

「そうであるな。まだ短期間の付き合いであるが、しぶとさはピカイチに見えるである」

 

 そういう二人だが上手に笑えない。

 目の前で戦っているノアの力を見て、そのノアと戦っているであろうラスロたちが無事であると断言できなくなってしまった。

 それ程までに強いのだ。

 現にラビたちが惨敗したレベル3を簡単にあしらったアレンですら苦戦している。

 これでは不安が拭えるわけがない。

 そんな時である。

 

「――あは、アハハハハハ! アハハハハハハハ!」

 

 ロードが唐突に笑い出した。

 それも先ほどの比ではなく、笑みの奥に狂気を宿したような歪んだ笑みだ。

 その嗤い声にはあのティキですら動きを止めた。

 

「……? ロード?」

 

 やがて勢いを失っていくものの、その笑みは深くなる一方だ。

 その笑みに何か背筋が寒くなるものを感じたリナリーは結界を叩きながらロードに問う。

 

「何が、そんなにおかしいの……!?」

 

「アハハハハ! おかしい? ちょぉっと違うなぁー。ボクはね、嬉しいんだぁ?」

 

 そういうと何かを愛おしげに抱きしめる振りをする。

 瞬間、リナリーの脳裏にラスロの姿が浮き上がった。

 根拠もなくただの勘でしかなかったが、ロードが喜ぶことと言えばそれくらいしか思い浮かばないのも事実だ。

 リナリーは真剣にロードを睨む。

 その時バン、と扉の開く音がして神田が姿を現す。

 しかしその表情はどこかはれず、まだ一人この場にいないというのに六幻でその扉を――破壊した。

 これでこの部屋にたどり着けなかった者は空間と共に消滅するしかなくなる。

 

「ユウ!? まだラスロが――!」

 

「アイツは来ない。間抜けなことに捕まりやがった……!」

 

 そして確信に至る。

 ロードが喜ぶ理由、そしてラスロがこの場に居ない訳――!

 

「ロード!? ラスロに何をしたの!?」

 

「べっつにぃ? ただちょっと夢を見せてあげた(・・・・・・)だけだよ? ラスロにとって最も大切で、ボクですら誘導するのが限界で覗けなかった彼にとって大事な夢さ! あぁ、でも覗けないからちょっとイタズラしちゃった♪」

 

 イタズラ、その言葉をそのまま受け止めることができない。

 ロードの無邪気さ、そしてその残忍さを知っているリナリーにしてみればイタズラですむ問題じゃない。

 そのイタズラの内容によっては拷問より酷いものとなるだろう。

 

「あー知りたそうな顔してるねぇ? いいよ、教えてあげても! ボクはね、覗けなかったからその代わりにラスロの夢にボクの夢を差し込んだんだぁ! すでにボクの制御を離れちゃったから、どうなるかは――お楽しみ。ラスロが呑み込まれなければラスロの勝ちだし、負けちゃえば――ね?」

 

「――――――――!」

 

 ティキを含めたロード以外の全員が背筋に冷たいものを感じた。

 ロードが一瞬だけ浮かべた表情は、付き合いのソコソコ長いティキですら見たことがなく、どことなく千年伯爵の面影を見た。

 夢に負ける、それもロードが差し込んだ夢に負けるということは、心が死ぬか服従するかのどちらかを意味する。

 空っぽにされ人形にされるか、意識を捉えられ人形と化すか。

 結局はロードの意のままとなる。

 

「で、でも、ラスロがその程度の悪夢に……!」

 

「そぉだね。毎回ラスロには悪夢を見せてきたけど、効かなかったんだぁ。だからね、今回は千年公にも手伝ってもらったんだぁ」

 

「千年伯爵!?」

 

「うわぁ、そこまで執着してたのか千年公……」

 

 人類最大の敵、その名が出てきてしまった。

 今回のラスロ捕獲には千年伯爵が関与しているのは確実である。

 状況は、思っていた以上に最悪だったらしい。 

 

「――ラビ、クロウリー!!」

 

 アレンは叫びながらティキへと斬りかかる。

 その瞬間クロウリーとラビはリナリーの周りに漂っていたロウソクをすべて叩き落とし、それを一瞥した神田がロードへと斬りかかった。

 この場にいるエクソシストの中で最速を誇る神田の一撃はロードに吸い込まれるように叩き込まれた。

 しかし、

 

「無駄だよ! 知らないなら教えてあげるけど、ボクに攻撃は効かないよぉ~?」

 

 その一撃は空ぶった。

 巻き戻しの街を呼ばれたミランダのイノセンスが発見されたあの場所でも、ロードへの攻撃は通じなかった。

 情報としては知っていたものの、スキン・ボリックを倒してきた神田にはにわかに信じがたい話だったのだが、実感して理解した。

 コイツは斬れない、と。

 

「ははっ♪ ようやくだね、ラスロ。ボクの――騎士」

 

 騎士、という聞きなれない単語にリナリーは戸惑いを覚える。

 

「騎……士?」

 

「そうだよぉ♪ 殆どの人が知らないだけ。ねぇリナリー、ラスロの本名(・・・・・・)って知ってる?」

 

「――――――本、名?」

 

「やっぱり知らないんだぁ。あはっ!」

 

「ど、どういうこと? ラスロの、本当の名前……?」

 

 リナリーは体から力が抜けていくのを感じた。

 それ程までに衝撃的な事実だったからだ。

 今まで呼んでいた大切な仲間の名前が――偽物だった?

 

 同じように「49番目」の偽名を使っているラビですらその事実に言葉を失う。

 今では『ラビ』という名が本当の自分のように思え、ブックマンのいう観測者としての在り方に苦しさを覚えるラビだからこそ驚愕は大きい。

 

「うぜぇんだよ、取りあえず黙らせるには斬ればいいな?」

 

 そう言いながら呆然としている二人を置いて神田が走る。

 それに続くように我を取り戻したクロウリーも後に続く。

 ラビもまた逡巡したが一度頭を空にしイノセンスを構える。

 三人とも、攻撃は通じないと知っていながら。

 

「あはは! 効かないって言ってるのに。でもボクだって怖いんだよぉ? 剣が、牙が、炎が迫ってくるのはさぁ! だから、」

 

 三人は気づいた。

 ロードの背後に例のハート型の扉が現れたのを。

 そしてその中から溢れだす異常な密度の殺気の塊に。

 

「だから――守ってぇ? 王様であるボクをさ!」

 

 ガシャリという音がした。

 まるで鉄の塊がぶつかったような奇妙な音だ。

 そしてそれはロードの背後、開いた(・・・)扉の中から聞こえる。

 

 ――先ず見えたのは赤い眼光だった。

 

 黒いヘルムの隙間から覗く赤い光。

 体に纏う漆黒の鎧を殺気と黒い霧が包んでいる。

 そして、

 

「あの剣……ラスロ、の?」

 

 片手に持つのは、漆黒の剣。

 完全に魔剣へと落ちた元聖剣は、かつてラスロが使用してたものとは比べ物にならないほどに『負』に満ち溢れていた。

 

「■■■■■■■■■■■ーーー!」

 

 その咆哮に、理性はない。

 荒れ狂う赤い眼光と共に抱く印象は誰しも同じだ。

 理性なく本能のままに戦う者。

 

 

 ――狂戦士。

 

 

 それは間違いなく、ラスロの変わり果てた姿だった。

 

 

 

 

 

 


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